今日は朝から激しい降雨だった。少し小雨になるとの期待も違わず、かなりの雨だった。六本木麻布台ヒルズの慶應病院予防医療センターへ余裕を持って出かけた。かねてより80歳以上の人は極力付き添い人と一緒に来るようにとの病院側の要請もあり、数年前から妻ともども出かけている。ところが、私が朝早く出かける必要があり、妻は11時をメドに病院へ来ることにした。9時から人間ドックのひとつ、MRI検査をスタートに順次予定通りのスケジュールで診察を受けていた。私が胃カメラの内視鏡検査を受けた際、うっかり朝血圧降下剤を服用したために、検査後1時間何も食べられず、2時過ぎに提供された増川弁当を食している場へ顔を見せた。
検査結果は妻とともに説明を受けたが、多少数値が悪くなった点と良くなった箇所もあり、概ね大きな問題はないとホッとする説明だった。帰路は地下鉄日比谷線神谷町駅までビルの中の高級で洒落たショップ街を歩いたが、外国人の多いのには驚かされた。六本木周辺は、新しい街づくりで都内でもどこかあか抜けたところがあるが、外国人も単なる観光客ではなく、ビジネスマンが主に歩いている。どんどん変わっていくのが、首都東京である。
ついては、世界経済フォーラム(WEF)が、25日に2026年版「旅行・観光開発指数」を公表した。この種の統計は初めて見たが、通常よく見る人気観光地ランクとか、観光収入ベスト10、世界遺産ランクなどとは異なり、一風変わっている。国や都市の単なる数字を比較したものではない。日本は旅行で必ず利用する交通機関の利便性や、観光需要の持続可能性などが評価されたようである。「観光開発」という目には見えないその国、都市の日ごろの観光発展のための努力を数値的に出して比較したもののようである。
調査対象に挙がった国や地域は、110カ国であるが、そのランキング1位に挙がったのが、何と我が日本である。2年前の公表では、日本は3位だったそうだから、この2年間で日本は、更に世界有数の観光立国としての地位をさらに強固なものにしていると評価された。
意外だと思ったのは、2位にアメリカが入ったことと、観光地としてアルプスを抱えて多くの観光客が憧れるスイスが9位に沈んでいることである。それぞれその理由を知りたいと思うが、どこもそれについては現状では発表されていないので、憶測するより仕方がない。
それにしても日本の観光業が世界的に評価されたのは、かつてまだ報われなかった旅行会社で営業、企画両面で長らく汗を流し、曲がりなりにも努力して幾ばくかの貢献をし、体験したことがそのように評価されたことは大変うれしいことである。
日本の観光業を発展させていくために、やるべきことはまだたくさんある。観光業界人ばかりでなく、この世界的評価は、日本人全体に与えられた名誉だと思う。可能なら国民がもっと観光業発展のためにやるべきであると思う。