7110.2026年10月31日(土) ハローウィンの想い出

 今日10月31日は、ハローウィンである。近年子どもたちに人気が出ている一種のお祭りのようなものだが、ただ騒ぐだけのフェスティバルなどとは異なる。歴史のあるもので、2千年以上も昔にアイルランドに住んでいた古代ケルト人の夏の終わりと秋の収穫を祝い、1年の終わりとする宗教的な儀式が、そもそもの起源と言われている。

 日本では、1970年代に雑貨店の販促に採り入れ、90年代以降に東京ディズニーランドのテーマパークに使われたことから広く普及するようになったとされている。わが家の近所にも玄関の前にたくさんのお面や骸骨を並べている家があるほど一般的となった。実は私がまだ日本でこのハロウィンを知らない今から半世紀前の1976年、文部省教員海外視察団にお供して欧米を訪れ、アメリカ東海岸のニュー・ベッドフォードの教育施設を見学することになった。小学校を訪れた時、校内のあちこちにハローウィンの飾りが置いてあり、それまで見たこともないカボチャを使った異様なお面などに度肝を抜かれた。同行の先生方も皆これは何だと興味を抱き学校側へ尋ねて、初めてハロウィンというお祭りを知るようになった。その時、子どもたちと一緒に家庭を訪問して子どもが口々に、‘Trick or Treat!’と口走ると訪れた家庭から、子どもたちにお菓子をあげていたのをよく記憶している。幼い子どもをダシにした微笑ましい習慣だと思う。

 近年日本では、渋谷駅前のスクランブル交差点を中心に、大勢の若者たちが集まり、毎年のように騒ぎを繰り返している。この数年「ハチ公像」の周囲を板塀で囲んで見えないようにしてハチ公像が汚されたり、壊されるのを防止している。板塀には‘GOODBYE BAD  HALLOWEEN’などと渋谷区役所が表示していた。夕方から大勢の人々が寄ってくるだろうが、ゴミの処理などで地元に迷惑をかけないようにして欲しい。

 さて、高市政権が発足してから1年余が経過したが、当初「働いて働いて働いて~働いて参ります」と断言していた高市首相の言葉には、偽りがないのだろうか。このほどG7首脳会談に欠席したり、政権内の重要閣僚と会談することも少なく、一方的にSNSの発信で語りたいことを発信している状態である。茂木外相にしても、昨日G20外相会合の際訪れたアメリカのアトランタでロシアのラブロフ外相と会談した。実に2022年のロシアのウクライナ侵略以降初めてである。タフ・ニゴシエーターの異名を取る茂木外相にして、たった30分の短時間会談だった。先日ロシアに身柄拘束された日本人記者の解放を求めたようだが、その確約は得られなかった。その後外相はアメリカのルビオ国務長官とも会談した。トランプ政権が国際刑事裁判所(ICC)を制裁対象にしたことに抗議し、発言を取り消すよう求める筈であったが、それには一切触れず、「意思疎通を継続していく」ことで意見の一致をみたというお粗末な談話だった。結局タフ・ニゴシエーターである外相にして、アメリカや、ロシアのような大国にはこの程度の対応しかできないことを情けないと思い、現政府では今後アメリカの言うままに話をまとめられてしまうとの危機感を抱いた次第である。

 3日後の11月3日は、私の誕生日に当たり、88歳米寿になる。今日息子たち家族が米寿祝の食事会を横浜プリンスホテルで開いてくれた。9人が揃ったが、皆明るく元気で嬉しい限りである。

2026年10月31日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com