7106.2026年10月27日(火) トランプ支持派の旗色が悪い。

 意外な選挙結果が出た。昨日ブラジル大統領選で左派現職のルラ大統領が、前大統領の子息ボルソナロ氏を破り4度目の大統領に選ばれたのである。戦前の予想では、再選は危ないとの声が強かった。実際のところ、去る4日に行われた第1回の投票では、ルラ大統領はボルソナロ氏に敗れている。だが、決戦投票の得票率ではルラ氏が巻き返し51.79%を獲得し、ボルソナロ氏の48.21%を上回った。

 ルラ大統領が勝利を収めたことが、意外感を持たれているのは、今では南米の国々、特にアルゼンチン、チリ、コロンビアではトランプ大統領の圧力と支援により、ほとんどトランプ氏に支持された右派政権が実権を握っている。アメリカの裏庭と称されている由縁である。だが、威勢の良かったトランプ大統領もこのところアメリカ国内の中間選挙予想ではやや劣勢を伝えられている。残る唯一の南米左派政権が引き続き政権を維持できるか、鼎の軽重を問われていたが、結果的に引き続き左派政権が、国をリードしていくことになった。

 ついては、戦時下にあるイスラエルでも、今日政権並びに首相を決める選挙が実施される。今世界中から非難されているイスラエルの独善的な行為が、果たしてこのまま続けられるのか注目されているが、クネセトと呼ばれる国会の定数議席は120で、比例制である。5つのメディアが最近行った世論調査によると僅差ではあるが、すべてネタニヤフ派が負けるというものである。

 ネタニヤフ首相としては、これからも続ける戦争に相当の資金と戦力を注ぎ込む必要性から、どうしてもアメリカの支援が必要である。トランプ大統領もネタニヤフ首相への支持を表明している。野党には、アラブ系の政党もあり、複雑な選挙となりそうだ。アラブ周辺国、特にイランなども選挙結果を注目している。結果は、明日の正午ごろ(日本時間)に判明するようだ。

 その他に世界中の注目を浴びているアメリカ中間選挙が、1週間後に行われる。最近の動きでは、トランプ大統領の共和党のやや劣勢が伝えられている。下院では、民主党が過半数を取り戻すのではないかとの憶測もある。これもどうなることやら。

 さて、最近不正アクセスなどによる情報漏洩が相次いでいる問題で、政府も遂に腰を上げサイバーセキュリティーに関する関係閣僚会議を開くまでになった。どうしてこのような事態が世界的にも起きるのか、詳しいことは分からないが、企業や情報管理会社などから極秘情報が漏洩しているというから穏やかではない。特に、このほど外国為替証拠金取引関連のサービスを提供しているGMOインターネットが不正アクセスを受け、攻撃側から金銭を要求されるような脅迫まで公表されるようになり、GMOとしても1企業として対応しきれず、政府に支援を仰いだ。同時に、GMOは顧客から損害賠償の訴訟を起こされている。一般人の情報を企業秘密に取り込んでいる「タイムズカー」から約146万件の画像が流出したり、家電量販「ジョーシン」からも約600万件も個人情報が漏洩したという。

 大事にならない内に何とかこの厄介な問題を解決して欲しいものである。

2026年10月27日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com