簗和生・農水大臣の言動が、この数日メディアの大きな話題となっているが、あまりにも栃木県民や国民を愚ろうするが如き言動には、これが政治家の知的レベルだと改めて知らされ情けなく思っている。国会でも野党から辞任を求められているが、高市首相は言葉遣いに気を付けるよう注意を促したと語ったが、大臣を更迭する気はまったくないようだ。
同じように大国アメリカやロシアなどは、自国にとって不都合とみるや、国際法を無視するような言動を堂々と行う。
トランプ大統領は昨日中間選挙まではイランを攻撃することはないなどと、他国を襲撃するのは自国の選挙の都合次第のようなことを語っている。自国と同盟国イスラエルのためだけを考え、イランを急襲しイランを戦禍に巻き込んだ。トランプ攻撃によりイラン国民の7千人以上が亡くなっている。結果的に世界中で石油の輸送にも支障が生じて石油の国際価格が高騰し、それは他の物価にも影響を与えた。世界中を引っ掻きまわして迷惑をかけている。それが大国と自称するアメリカの大統領の我が儘で身勝手な行動である。
一方プーチン大統領は、旧自国領だったウクライナの領土を取り戻すために、一方的にウクライナを襲撃し、早や4年半以上が経過した。その行為に対して国際刑事裁判所(ICC)が、国際法に違反しているとプーチン大統領に逮捕状を発令した。これに対して、ロシアは昨年12月ロシアの最高検がプーチン大統領への逮捕状は不当だとして、その報復として赤根ICC所長をはじめ8人の主任検察官の身柄引き渡しをオランダ政府などに要請した。
トランプ大統領もICC、及び赤根所長に逮捕状を発しているように、プーチン大統領もトランプ大統領も一度権力を手に入れるや、世論はもちろん、国際法であろうと歯牙にもかけず、同じようにやりたい放題である。民主政治が多くの人々に定着するまで苦難の歴史を積み重ねてきたが、今やアメリカ式民主主義は、力の政治と権力の乱用の制度となってしまった。これもアメリカ国民に民主主義精神が失われたからであろう。
さて、今日は久しぶりの気晴らしに、知人から案内状をもらって、彼が出展した写真展へ足を運んでみた。昨日から1週間新宿で開催されている。知人は新聞社のカメラマンだったので、いわゆるプロである。「写真の早慶戦」と称して、早慶両校のカメラ部OB・OG並びに学生が、「令和の都市空間」とのテーマで出展した。両校ともそれぞれ60作品を展示していた。知人も流石にプロの名に恥じない魅力的な作品で、馬に乗った女性が海の中にいるという構図で、アジアを思わせる作品である。全体のその2/3は自由作品部門として海外で撮影した写真もあり、彼から紹介された早大OBのプロ写真家が、南太平洋のバヌアツ共和国で複雑なヘアスタイルの現地人を被写体にしていたのが、印象的だった。