7062.2026年9月13日(日) 沖縄県知事選、保守派の古謝氏初当選

 今日沖縄県では知事選が投開票される。沖縄の特殊性のために、全国的に大きな関心を集めている。過去2回の知事選では、現職の玉城デニー知事が圧勝と言ってもいい勝ち方だったが、今回は微妙な情勢になっているようだ。玉城知事は、翁長知事の死去により衆議院議員を辞めて2018年の知事選に立候補し当選して、4年後再選された。当初は玉城知事有利と見られていたが、知事選の際公約に掲げた政策、特に米軍基地問題で普天間基地の返還、辺野古基地を作らせない、日米地位協定の抜本改定がすべて願い通り実行出来ず、公約が実施されたようには思えない。加えて政府から嫌がらせのように沖縄振興予算が減らされ続け、2021年度予算までは、年3千億円を上回っていたが、21年度からは3千億円を下回り、子育て支援こそある程度の実績を上げたが、玉城県政に対する評価が下がっていることである。更に玉城知事はこれまで軽率な失言が多く、その都度評価を落としていた。

 やや玉城人気・支持が沈みつつあるこの機会に、自民党は5党とともに那覇市副市長で42歳の若い古謝玄太候補を推薦し、公明党県本部の推薦も得て投票日が近づくにつれ現職知事を圧倒する勢いである。沖縄入りした自民党関係者は、「玉城知事が就任してから何もしてこなかったが、それが沖縄県民に少しずつバレてきた。最近の発信も陰謀論と相手の悪口ばかりだ」と言い、「沖縄の雰囲気は非常に良い。古謝氏が優勢で、圧勝する空気になりつつある」と自信たっぷりである。 

 結果は即日開票でもあり、今夜には判明するが、安全保障政策など国政にも影響を与え、これからの沖縄の生き方を決める選挙であり、メディアをはじめ、全国的にも広く注目されている。

 2022年に行われた沖縄県内7市長選をすべて、自民、公明が推した候補が制した。24年の県議選では、自民党公認の20人が全員当選し、玉城知事を支える与党は過半数を失った。そして、今年2月の衆議院総選挙でも自民党は県内4小選挙区すべてで勝利した。今や沖縄県内は、自民党ら保守派が勢いを取り戻しつつある。さて、結果はどうなるだろうか。

 ところが、いまテレビ朝日「有働Times」を観ていて自民党が推す新人の古謝氏が当選したとテロップで表示された。玉城知事の2期8年の実績は、新人のアピールに及ばなかった。遠くにいると現地の様子は分からない。メディアが今回は過去の選挙とは異なり、玉木知事は危ないと伝えていたが、現実は予想通りとなった。古謝氏はまだ若く那覇市副市長を務めていたが、これから政府並びにアメリカを相手に沖縄の要望をどれほど伝えて、実現出来るのか中々難しいと思う。駐日米軍は、自分らの要望は押し通すが、日本側の要望にはあまり聞く耳を持たないし、むしろ約束をすら守ろうとしない。そんな駐日米軍とアメリカ政府を相手にどれほど沖縄県民の希望を実現することが出来るだろうか。経験不足がやや気になる。ともかくこれから4年間は、若い知事に県政を託することになった。県民の期待に応えて頑張ってもらいたい。

2026年9月13日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com