37.2007年6月20日(水) 年金疑惑隠蔽の上塗り

  呆れてものが言えない。後から後から年金問題の疑惑が噴出してくる。年金台帳を破棄してしまったので、突合せが出来ないと散々言っておきながら、何と破棄したのは一般国民の台帳だけで、自分たち公務員の台帳は完璧に保管していたのだという。それも隠していた。この悪質な役人根性は、この際徹底的に仕置きを加えないと直るまい。国民に年金を払わせていながら、役人は自分たちだけのための年金だと思っているのではないか。しかも、世間を騒がせた箱物投資、グリーンピアなどの福祉施設は、国家公務員共済年金からはびた一文出資していなかったことも分った。過去の無駄使いは、自分たちの原資からは支出していなかったのだ。役人のバカどもは何を考えているのか。頭の良い?役人というのは、こういう姑息で、私利私欲にしか頭の良さを使わないのである。こうなったら、一旦すべての役人を解雇して、悪事を働いた役人には退職金も支払わない。真面目な人、誠実な人、公僕としての志を持った人だけを再雇用することにして、出直したらどうだろうか。

 あ~腹が立つ。

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36.2007年6月19日(火) 硫黄島の呼び方と温泉爆発

 ここへきて硫黄島の読み方を従来使われていた「いおうじま」から、昔の呼び名「いおうとう」に変えることになった。「変える」というより「戻す」ことになった。硫黄島はクリント・イーストウッド監督の映画で脚光を浴びたが、映画でも‘Iwojima’と呼ばれ、戦前の呼称「いおうとう」とは呼ばれなかった。私も戦後どういうわけか、ずっと「いおうとう」と言い続けていたが、いつの頃からか「いおうじま」と呼ぶようになってしまった。国土地理院の地図に「いおうじま」と表記され、マス・メディアも「いおうじま」と呼称するようになり、いつのまにかそれが当たり前となり定着してしまったのだ。そもそもアメリカが‘Iwojima’と呼ぶようになった経緯は、日本海軍の地図にそのように記載されていたからだと聞いて、不思議な気がしてならなかった。元来硫黄島は東京都小笠原村に所属していて、昔から小笠原島民は「いおうとう」と呼んでいたのにいつの間にか、帝国海軍によって呼称が変えられ寂しく感じていたそうだ。この度島民の希望が通り、正式に「いおうとう」に戻るそうでメデタシメデタシだ。       

 旧島民にしてみれば、やっと自分たちの故郷が自分たちの手に戻ったとの思いが強いようだ。占領軍により地名変更させられたのではなく、その点では幸いだったが、やはりその土地にふさわしい呼び名というのが一番すっきりするような気がする。

 夕方のニュースで渋谷のスパ温泉で爆発があり、3名の従業員が亡くなった。地下15,000mまで掘削して温泉を汲み上げていたので、漏れた天然ガスに引火して爆発したのだろうとの推測であるが、危ない危ない。最近では、地下100m掘るごとに水温が2~3℃上昇して1,500mも掘れば温泉基準の25℃に達するので、あちらこちらで掘削作業が見られるようになったそうだ。つい天然ガスが噴出することもあるようで、温泉、温泉と騒ぎ立てるのもいいが、そこらじゅう穴だらけにした挙句、爆発というのでは住民もかなわない。

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35.2007年6月18日(月) 朝鮮総連ビル売却の行く末は?

 ここ数日怪しげな取引が話題になり、注目されている。朝鮮総連ビルが今日の裁判を前にアングラ取引で売買登記されていた。買主が何と元公安調査庁長官だというので、蜂の巣を突いたような大騒ぎになっている。結局整理回収機構から起こされた裁判は、機構側の言い分通り、朝鮮総連が債務の内600億円以上の返済をすることになった。売買も不成立となり、二人の大物が絡んだ取引も謎を抱えたままである。公安調査庁と言えば、かつては左翼を取り締まる大元と見られていたが、その元ボスが総連とつるんでいたとは、狐につままれたようだ。

 そう言えば、60年安保の頃は、公安に目をつけられないようわれわれも気をつけていたものだが、時の変化というのは、正義とか真実なんか以上に、欲得が絡んで立場を変えさせてしまうものなのだろうか。

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34.2007年6月17日(日) 散歩と健康管理

 あまり家の中に引き篭もっていると健康上よろしくないので、外出する予定のない日は努めて散歩するよう心がけている。幸い近所に散歩に適した「駒沢オリンピック公園」がある。公園まで徒歩で15分近くかかる。駒沢公園内を駒沢大学傍まで大きく一回りすると約20分かかる。これだと合計50分かかる。いま膝を痛めて通院中の医師からあまり無理しないで散歩するよう言われているし、50分コースだと多少疲れるので公園まで往復、そして半周して10分で丁度良いと思い、今日から40分コースを実行することにした。偶に孫を連れて出かけるが、今日は日曜日ということもあり、若いカップルが子ども連れで遊びにやってきたり、老人夫婦や外国人家族がゆっくり散歩を楽しんだり、中にはジョギングコースとサイクリングコースもあって、それぞれかなりの人が健康管理を心がけながら楽しんでいるようだ。ここのウォーキングは無理なく出来て、気分的にもリフレッシュできるので、これからも健康のためにも続けてみようと考えている。

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33.2007年6月16日(土) サッカーとサルヴァドールの街角

 今夕NHK「探検ロマン世界遺産」を見ていて、ブラジルの地方都市・サルヴァドールを懐かしく思った。バイア州の州都でブラジル第3の大都市ではあるが、決して豊かな街ではない。砂糖産業の労働者としてアンゴラから大勢の黒人が連れて来られ、それが今日のブラジル人のルーツにもなっている。

 22年前にステンレス・ミッションのお供で同地を訪れた時の印象は強烈だった。崖の上の世界遺産地区とその下の下町がエレベーターで結ばれているのも珍しかったが、何せ古い町でコロニアル風の建物群が残っている一方で、海岸線には白い砂浜が延々40kmも延びているのが地元の自慢だ。

 番組は2月のカーニヴァルを主に取り上げていたので、私の印象とは少々異なるが、私にはそこで見た子どもたちのサッカーのイメージがいまも頭に残っている。街中の狭い路地、しかも傾斜した坂道で子どもたちがサッカーに遊び戯れていたのが強く印象に残っている。蹴ったボールが思うように真っ直ぐころがらない。傾斜を考えながらボールを蹴らないといけない。つまり状況に応じて考えながら蹴るのだ。小さい時から決して恵まれない環境でボールに触っていれば、状況に応じたボール捌きとか、身のこなし方が身についてくるものだ。ブラジル人サッカー選手の間に天才肌の選手が多い所以がこの辺りにあると見た。幼少時から恵まれた環境下で、サッカーを始める日本の子どもたちとは、技術や感性とか、ひらめきに生まれながら差が生じるのもやむを得まい。

 そういえば、かつて付き合っていた旧日本サッカーリーグ・日産チームのマリーニョ選手が、日本では子どもも大人も同じサイズのグランドで試合をするが、身体の発育に合せて小さい子は小さなスペースで戦った方が学ぶことが多いし、将来的にもプラスだと言っていたのも何となく理解できる。

 こうしてみると、日本がスポーツ面で中々世界に伍していけないのは、小さい時からの過保護と万事画一性、それに体育の指導のあり方にあるのではないかということに思い到った。

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32.2007年6月15日(金) 年金問題にかかる経費は誰が負担するのか?

 いまニュースのほとんどが、年金問題と一昨日から表沙汰になった「NOVA」英会話教室の法令違反問題だ。「NOVA」も酷いが、その悪質さと影響度合いでは、国が国民を騙した年金問題がダントツだ。後から後から処理する以上に新たな疑惑や問題点が浮上して、とても処理が追いつかない。しかも直ぐには出来もしない難問を期限付きで解決しようと粋がるものだから、時間的な点もさることながら、投入する資金やマンパワーがどれだけかかるのか、見当もつかない。

 当然自ら腐った種を蒔き、畑を荒らしてしまったのだから、われわれとしては当然残業手当なしで働いているものと考えている。民間企業なら当たり前の話である。よもや税金というのではあるまい。そう考えるといま懸命に事後処理に取り組んでいる係員が少々気の毒に思えてくる。そこで、これでは現実にオーバーワーク気味の係員に対して応分の手当てを支給するのも止む無しとする。その基金の出所は、当然社保庁職員の一般手当てを一部割戻しさせ、またすでに辞めた上から下までの全職員から罪の大きさに比例して返納してもらうのである。それら戻し金をファンドとして、いま懸命に年金問題処理のために働いている職員の残業手当と、ソフト導入や通信費、その他にかかる費用に充てることにしてはどうか。そうでなければ、ただ働きをしてもらうより仕方があるまい。

 大体これだけ騒がれ、杜撰な取扱で世間に散々迷惑をかけ、過去にも箱物投資等で散財させた責任がある。にも関わらず責任をとろうという声が大勢の現役職員・OB職員の中から上がってこないこと自体、責任感の欠如を表している。現職職員の残業の心配まで国民が頭を痛めることになる。所詮役人なんて責任感とか義務感、公僕としての志なんてなく、決められた時間内だけ事務所に座っているだけではないのか。

 マス・メディアももっと役人の仕事ぶりの検証とか、かかる余分な経費の原資等について、取り上げて欲しいものだ。

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31.2007年6月14日(木) 信長と荒木村重の謀反

  毎朝、毎夕購読新聞の小説を愛読しているが、日経夕刊の連載「地の日天の海」が佳境に入って興味津々である。内田康夫の歴史小説を読むのは初めてだが、間口はそれほど広くない割に、奥行きが深く話の先行きに期待を抱かせる内容である。それに、仏僧が時の為政者に関わる視点が面白い。出だしは、随風という坊主の修行から始まったが、いまや天下を争う戦国大名の城取り物語となって、いやがうえにも興味が増してきた。登場人物も信長、秀吉、光秀、家康、信玄、謙信ら多士済々である。信長の冷酷な戦いぶりと、部下の規律、敵敗残将兵への接し方、等が鋭い筆致で描かれているが、今更ながら信長の血も涙もない、冷血な性格には言葉もない。ここ数日間に亘る西国毛利藩討伐の途上で、謀反を起こした荒木村重が篭った摂津・有岡城の1件では、裏切った末逃げた村重に対する仕置きとして、降伏した城内の家来を含む、足軽、女どもに到るまで全員皆殺しにした残虐ぶりには、秀吉も恐れをなしたとされる。そのせいか元々人殺しを好まなかった秀吉は、播磨・三木城の兵糧攻めでは降伏した城主・別所長治を切腹させはしたが、ほかには誰一人として処刑せず、それが秀吉の株を大いに上げたと言われる。       

 それにしても比叡山仏僧、一向一揆衆、有岡城家来ら、これほどの残忍な虐殺を行った信長が、京都の公卿にはまったく手を下さなかったのは、公卿は常に為政者にべったりで、出世のために利用価値があり天下人になるには好都合であると考えていたからであると理解している。現代でもどこの組織にもありそうな話である。かつて私自身もそんな空気を、あるところで身近に実感として受け止めたことがある。それにしても信長は鋭く、怖い男だ。時折信長は反面教師だと感じることがあるが、この歴史小説はそんなことも思い起こさせてくれた。

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30.2007年6月13日(水) ドイツ・レストラン「カイテル」

 JAPAN NOW観光情報協会の6月「観光立国セミナー」は、いつもの会場から離れ、新宿のドイツ・レストラン「カイテル」で行った。軽いドイツ・ランチにワインをいただいた後で、オーナー・シェフ、ハルトムート・カイテルさんの流暢な日本語による、自己紹介と来日以来のシェフ体験を伺った。在日42年になる68歳のカイテルさんは、東京ヒルトン、京王プラザでシェフを務めた後、いまから22年前現在の地に「カイテル」をオープンした。日独異文化比較、日独ホテル勤務体系の違い、能力主義、上司との丁々発止のやり取り、等についてユーモアを交え、大変参考になる話を聞かせていただいた。これだけ広範に日独の違いを理解しているドイツ人も少ないと思うほど、日本人の性格をよく理解している。1時間近くに亘って、淀みなく話し続けるネタの蓄積は、並みの凡人ではない。両親が教育者というのも頷ける。料理でいくつもの勲章をいただいた腕前はもちろん一級品であるが、人を逸らさない話術も、また魅力的である。また、店内のインテリアもご自分でデザインされたとか、ぜひ一度は出かけて美味しいドイツ料理を召し上がってみては、いかがであろうか。年中無休というのも嬉しい。

  場所は靖国通り沿いの日神ビルとハナビシの路地を入って数軒先右側、

   ☆新宿区新宿5-6-4、☎3354-5057、ホームページ http://www.keitel.jp/

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29.2007年6月12日(火) カナダのアメリカ対応策

 月刊「選択」6月号に伊藤光彦・和光大学教授の卓見が載っている。安倍内閣の対米お追従外交を皮肉った視点は、中々説得力がある。アメリカとカナダは、その国境線の安定ぶりで国際社会の模範とも言われているが、カナダとしては過去において強いアメリカに飲み込まれないよう、したたかな外交手段を講じてきた。アメリカとは違う国家としてのナショナル・アイデンティティを守り抜くため、死に物狂いの外交努力を注ぐというものだ。「アメリカとの関係を悪化させないため必死の外交努力をする。しかし、独自の路線は守る。それがカナダの生き方なのだ」ともいう。翻って日本の外交はどうだろうか。真のパートナーシップを構築するために、命がけの外交努力、外交交渉をやっているだろうか。

 最近在京の外国メディアの間に、近年の日本外交は危ない橋を渡っているとの風評があるらしい。火種は安倍政権のNATOとの協力関係強化の取り組み方にある。このような大問題が日本では、国民の間で議論が澎湃として湧き上がらないことと、アメリカの意に易々と迎合し始めたことが、そもそも風評の出所らしい。それにしても、わが国の外交は本当の意味で外交と言えるのだろうか。

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28.2007年6月11日(月) 桑田投手、メジャーリーグへ

 元プロ野球巨人軍の桑田真澄投手が挫折に耐え、今日から大リーガーに昇格し、早速ヤンキース戦で登板した。夕刊、テレビでも大きく報道され、39歳にして大リークへ挑戦した彼の努力と心意気を絶賛している内容だった。結果は2インニング投げてAロッドに2点本塁打を打たれ、失点2という成績だった。これが、良かったのか悪かったのかは何とも言えないが、桑田投手は「感謝、感謝、ただ野球の神様に感謝」と言って素直に喜びを表していた。問題は今後の投球だろう。スピードが140kmやっとでは、いかに投球術に長けていても生き抜いていくことは厳しい。もうひとつ気になったのは、彼の顔の表情である。あまり気迫とか闘争心が表に出ていないような印象を受けた。柔和な顔でニコニコして、そこには挑戦的で意思の強い感情が見えず、あまりにも愛想の良い表情は、この先レベルの高いメジャーリーガーとしてうまくやって行けるのかどうか、不安感が先に立つ。

 しかし、ひたむきさとその努力には、つい応援したくなる。

 それにしても同期生清原和博選手は、去年に続きまだ怪我のリハビリに努めているのだろうか。清原!しっかりしろと言ってやりたい。

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