615.2009年1月18日(日) イスラエル一時停戦、そして再戦

 昨日イスラエルが一方的停戦を発表すると噂が流れたが、事実イスラエルはメリットを計算したうえで一方的停戦宣言をした。しかし、案の定と言うべきか、数時間で停戦宣言をしたイスラエルが空爆を再開した。停戦時間内にガザ地区から、イスラム原理主義組織ハマスがイスラエル南部へロケット砲弾を撃ち込んだことをその理由としている。

 これでまた元の木阿弥となってしまった。今日までにすでに1,200名を超える生命が失われた。今朝の朝日新聞を見るとほぼ2面に亘ってイスラエルとガザの戦火に関する記事が掲載されている。その中で、駐日イスラエル大使の発言は、一方的にハマスを非難して、非は相手にありの一点張りである。その上パレスチナ国家が出来てイスラエルと共存していくためには、ハマスではなくハマスに対抗するファタハがガザ地区の支配権を取り戻すことを望むと堂々述べている。これは外交官として他国の内政に介入する発言で治外法権的な発想であり、パレスチナにとっては大きなお世話であり、許しがたい発言だろう。こういう外交官の本音が束になったのが、イスラエルという国家の体質であり、外交政策であると思う。今度の衝突がこの先一時的に回避されるような結果になっても、今後激しい戦争にはならないという保証はあり得ないように思う。このような対立を知りながら、まったく手を差し伸べようとしない日本を始めとする大国の無慈悲さにはがっかりする。

 一方、今夜放映されたNHK番組「ETV特集・ミャンマーに医療のかけ橋を」を観て感動した。ビルマ(ミャンマー)における地域医療で日本人医療チーム(ジャパン・ハート)の活躍ぶりが、ビルマのサガインで展開される。医療施設も不十分で、待遇も悪く、休みもほとんどない。言葉も通じない。完全なボランティアである。この中で日本人医師と看護師が献身的に、ビルマの人たちのために働いている。指導者の博愛的な信念にも感動した。なんでもやればよいというものでもない。現地で働くチームが疲弊したのでは元も子もない。期間が過ぎたら日本に帰り、日本のどこかで一定期間医療活動に当たり、その後またその気になったら海外で活躍してもらうというローテーションを考えている。患者と正面から向き合い、不可能なことはダメとはっきり宣告する。患者との会話を大切にして何とか意思を伝えようとする。若い医師は何でもありの現場治療から少しずつ医師として成長していく。ビルマ人の患者、家族と医療チームのコミュニケーションが素晴らしい。

2009年1月18日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

614.2009年1月17日(土) 阪神・淡路大震災、満14年目を迎える。

 阪神・淡路大震災から今日で満14年になる。その当時は地震であんなにびっくりしたことはなかったと思った。朝起きてテレビ画面で神戸の街の至るところから黒煙が上がり、アナウンサーが絶叫口調で被害の甚大さを訴えていた。6,434人もの尊い生命が犠牲になった。今でもあの時の興奮が甦ってくることがある。

 しかし、その4年後である。実害はなかったとは申せ、自分自身も大地震に巻き込まれる当事者になってしまった。トルコのチャナッカレで20世紀最後とも言われた大地震に遭遇してしまったのだ。まさか外国の地で自分自身があのような大災害に巻き込まれるとは思ってもいなかった。ホテルの7階に宿泊していた明け方に、突然大揺れに揺れた地震は、多くの建物を倒壊させ、1万7千人もの被害者を出す大参事となった。その件については、近著「停年オヤジの海外武者修行」に1項目分まとめて書いた。今となっては懐かしい気がしないこともない。結果としてこのトルコ大地震は、私が書物を書くに当って題材の一部を提供してくれることになった。地震を通してトルコの文化の一端を知ることも出来たし、中世オスマン・トルコ文明の骨太さも学ぶことができた。幸い本書は、増刷されることになり、重版が昨日手元に届いた。初版の出来上がりから出版社に修正をお願いした、帯表紙のコーティングと本文中の写真の陰影箇所が、希望通り良く出来ていて満足のいくものである。これも何とか在庫ゼロにして、第3刷にまで持って行きたい。

 さて、最近の内外ニュースのうちで最も脚光を浴びているのは、外国ではイスラエルによるパレスチナ・ガザ自治区への攻撃であり、国内では不況に伴う企業の人員解雇である。

 イスラエルはリブニ外相をワシントンへ派遣してライス米国務長官と緊急会談させて、停戦へ向けた下打ち合わせをやっているようだ。しかし、イスラエルの行動には、国際批判の厳しい目を反らせ、早目に有利な条件を勝ち取りたいとの思惑がミエミエである。その思わせぶりなパフォーマンスは、ハマスの意向に一切耳を傾けることなく停戦を一方的に宣言する戦術に出ると噂されている。なんとまあ手の込んだ身勝手なことを考えるものか。そのイスラエルの考える姑息な手段にアメリカも手を貸そうというのだから、民主主義のご本尊を自称するアメリカも始末に終えない。やはりアメリカはイスラエルとは手を切れないのだ。死者はすでに1,100人を超えた。

 国内問題では企業の非正規社員解雇問題で、新たに三菱自動車が1,600人を解雇するという。トヨタ自動車では、国内生産を半減するというから、いずれ社員解雇につながるだろう。一向に曙光が見えてこない。

 残念ながら新年早々あまりめでたい話はない。

2009年1月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

613.2009年1月16日(金) 危機一髪! 旅客機が不時着水

 ニューヨークで今日奇跡が起きた。ニューヨークのラ・ガーディア空港を離陸したUSエアウェイズの旅客機が、ニュージャージーとマンハッタンの境界を流れるハドソン川へ不時着水したが、幸いにして乗員・乗客合わせて155人の命に別状がなかった。不時着水だから滑走路上の胴体着陸に比べてややショックは小さく、火災発生の危険はない。だが、今まで何度かこのハドソン川をフェリーで往復して感じたのは、大小取り混ぜて1日中往来する船舶が多い船の過密地帯であり、航空機と船舶の衝突の危険性が極めて高いことである。例え航空機は着水の準備ができたにしても、航行する船が上空から飛び込んでくる航空機を避けることはほぼ不可能に近い。そんな絶体絶命の窮地をパイロットは見事に切り抜けた。アメリカでも機長の機転と操縦技術に絶賛の声が上がっている。実際飛行機が墜ちて乗客が全員救助されたという話はこれまで聞いたことがない。

 原因は「バードストライク」と云われる鳥の吸い込みだそうだ。群れとなって飛んでいる水鳥が両翼に付いているエンジンに吸い込まれた結果である。2つのエンジンが機能しなくなり、急速に機体は急降下した。下手をすれば、地上の物体を巻き込んだ大事故につながる可能性があった。このピンチを冷静な操縦判断で救った元米空軍戦闘機のパイロットだった機長をヒーローだと言っている乗客もいた。大事故につながらなくて本当に良かったと思う。日本国内でも大事故にはつながらなかったが、過去に事故一歩手前というバードストライクはしばしば起こっているそうである。

 今日の「JAPAN NOW観光情報協会」の定例観光セミナーは、講師が協会理事であり、高崎経済大学教授を務めている寺前秀一氏である。事前にタイトルが「1930年代の観光」と聞いていたので、どんな内容になるのか興味を持っていた。あの戦争前の暗い時代に観光がインバウンドを中心に結構流行っていたことを強調されていた。興味深かったのは、「観光」という字句は必ずしも易経による「国の光を照らす」ということではないということを寺前講師が主張され、明確ではないにしろ、疑問や異論もあって中々面白い意見交換の場となった。

2009年1月16日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

612.2009年1月15日(木) イスラエル、ますますエスカレートへ

 今日は父の命日である。亡くなって7年になる。わがままで頑固な父だったが、割合我々息子たちの言い分を聞いてくれた。今生きていればちょうど百歳になる。時折父の元部下だった方からいろいろ思い出話を伺うが、父が生きていればきっと私の著述について喜び、理解してくれたでしょうと言ってくれた。父も明治乳業の役員をしながら、ペンクラブやエッセイストクラブの会員として、話し方の教室を始めたり、タウン誌に寄稿したり、かなり地域でも自由に活動していた。普段はあまり思い出すこともないが、やはり命日になるとふっと思い出す。おねだりをしたことはあまりないが、いざという時には相談に乗ってくれた。私には頼りになる父親だった。

 今日もガザ地区に対するイスラエルの攻撃は容赦ない。死者はすでに1,030名を超えた。空爆のほかに、イスラエルは市街戦も視野に入れているという。この期に及んでなお攻撃の手を緩めようとしないのは、徹底的に掃討しようと企んでいるからに違いない。ハマス側の攻撃に対抗するためであるというイスラエルの自衛的な言い訳は、ここまで攻撃的になると最早通用しないのではないか。小中陽太郎さんもメールで書いていたが、「ガザはいたいけな子どもたちの血で染まりました。かつてアウシュビッツほかで民族クレンジングの悲劇を体験した民族が、今度は同じ無法行為を行うとは歴史の教訓を履き違えています」。

 イスラエルの悪質さは、停戦交渉のためイスラエルを訪れていた潘基文・国連事務総長が外相と話し合いを行っている効果的な時期を狙って攻撃したことである。流石のパン総長もイスラエル側に怒りを伝えた。アウシュビッツに関してイスラエルは世界の同情を買い、イスラエルも悲劇を強く訴えてこのような残虐な行為を絶対防止しなければならないと被害者として説得力ある行動を行っていたが、このイスラエルも一皮剥けば凶暴な殺人鬼になることを世界中に曝け出した。イスラエルの正義はもう通用しない。

 今日ついに南米のボリビアがイスラエルと外交関係を断絶すると発表した。それにしても従来の外交姿勢から当然断交を主張し、他国にも働きかけると見られたロシアと中国が、一向に明確な態度を打ち出さないのはまったく不可解である。

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611.2009 年1月14日(水) 東大紛争からまもなく40年

 昨日ジャーナリスト北岡和義氏から雑誌「現代への理論」新春号への寄稿文をメール送信してもらった。「オバマ圧勝、究極の民主主義、その光と陰」と題して15頁に亘る力作である。やはりアメリカに27年も在住して取材現場に関わっていたジャーナリストの見る目は、的確に本質を見抜いている。外面は黒いが中は白く、ナスビと言われるオバマの白人的な考え、さりとて完全な黒人でもないエリートが選挙期間中に自分の人種的な気持ちを外へ出さないようセーブして行動していたとは、並の人物ではない。

 北岡氏も忙しそうで、元日からアメリカへ行っていたという。日大国際関係学部の非常勤講師を務めていたが、昨年特任教授になったと知らせてくれた。先日のヨタロウ会では、むしろ私の活動に刺激を受けたと言っていたが、どうしてどうして、北岡氏は専門的な分野で派手に活動している。

 昨年暮れ以来「知的生産の技術研究会」で「知の現場」を出版するため東洋経済新報社へ企画書を提出する準備を進めて、その作業のまとめ役を秋田事務局長にやってもらっている。出版社との窓口は久恒理事長とは旧知の編集部長だそうである。今日秋田さんが作成した企画書前文を下敷きに自分なりにたたき台としてまとめてみた。それをプロジェクトの仲間へ送ったところである。今年はこの知研の出版が大きな仕事になりそうだ。

 夜は2時間ものテレビ番組「東大落城」を感慨深く観た。東大紛争からもう40年も経った。懐かしいフィルムもふんだんに使われ、学生のヘルメットに書かれた「全共闘」「中核」「反帝学評」を見て郷愁を感じたくらいである。あれは1969年1月18日寒い中で放水車によって水を被った学生が震えていたのが印象的だった。60年安保闘争からすでに9年が経過していた。翌年が70年安保闘争だったが、確かあまり盛り上がらず外野席にいた自分としては、少々がっかりしたのを憶えている。それに比べれば、この東大紛争は、医学部改革を主に、全学的にベトナム反戦を訴えていた。その流れもあって当時この東大紛争には強い関心を持っていた。いろいろ批判はあったが、あの紛争をリードした学生たちの元気さは、今の学生には露ほども感じられない。個を抑えて大きな目標のために活動した、われわれよりも10年遅れの若者たちの勇気と元気を誉めてやりたい。

 久しぶりに学生運動に心を奪われた。

 パレスチナの戦火はまだ当分続きそうである。

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610.2009年1月13日(火) ガザでは戦火、日本ではノー天気の政治

 昨日パレスチナ・ガザ地区支援問題に関して、小中陽太郎氏へ宛て私見をメールした。我々の声がマス・メディアを通じて政治へ届くと信じようというのが小中氏からいただいた返信である。それにしても今日の国会は第2次補正予算案の是非について建設的な議論が交わされたとはとても思えない。与野党の足の引っ張り合いの挙句、自民党代議士が無断でビデオを撮っているのがばれてカメラを取り上げられるお粗末な一幕もあった。まさに内憂である。渡辺喜美・元行政改革大臣が自民党を離党する会見を行った。パレスチナ問題なんかまるで頭の中にはないようだ。目先のこと、しかも本質論から外れた議論ばかりで、多くの尊い生命が砲火の中で無残にも失われつつあることなんかまるで眼中にないようだ。

 夕方のNHK「クローズアップ現代」では、今回のイスラエルの強行作戦について、パレスチナ自治暫定政府の内紛につけこんだイスラエルの本気の戦争だと断定していた。パレスチナ側の内輪もめが巧みに利用されている。パレスチナ自治区がヨルダン川西岸とガザ地区に分断されていることも問題を複雑化している。しかも、暫定自治政府を代表しヨルダン川西岸に本拠を置いているのが穏健派のファタハであり、一方住民から信頼され06年の選挙で勝ちガザ地区において主導権を握ったのがイスラム原理主義組織・ハマスである。イスラエルの狙いは、敵対する過激派ハマスを徹底的に叩いて掃討した後に、条件付で穏健派ファタハと協定を結びたいと考えていると見られている。

 死者はすでに900人を超えた。エジプトの調停案はまだ提示されていない。イスラエルとハマスは国連決議を受け入れる気は毛頭ないという。戦禍は雪だるま式に増えるばかりである。

 今日麻布十番で芳野満彦さんにお会いした。来月10日の出版記念会にご出席の確認をして、山の絵を2点購入した。絵画は出版記念会で出席者に抽選でお贈りしたいと考えている。芳野さんにも喜んでいただいた。

2009年1月13日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

609.2009年1月12日(月) イスラエルは殺人鬼となるか。

 何年か前に「成人の日」が1月15日から第2月曜日に替わった。今日がその第2月曜日で、各地ではそれなりにさまざまな催しがあった。7年前の「成人の日」(1月15日)には父が亡くなった。自分が迎えた「成人の日」当時は、目前の大学入試をどうやってパスするかということ以外何も考えられなかったし、何も覚えていない。暗い憂鬱な毎日だった。2年間も浪人していて、父からこれ以上浪人すると同年齢の仲間からどんどん遅れて、将来絶対損するからどこの大学でもいいから、今年は決めろと言われた。毎日が追い詰められた暗い日々で、成人式のような晴れがましいことなんか考えたこともなかった。あれからちょうど半世紀、50年になる。

 ある意味では、折角の「成人の日」を周囲からも、自分自身でも祝うことがなかったのは、ほんのひと時ではあったが、不幸と言えば不幸であったかも知れない。

 さて、パレスチナ・ガザ自治区におけるイスラエルの残虐ぶりが少しずつ明らかになってきた。AFPによれば、死者は885人、加えて「白リン弾」を使用していることが分った。この「白リン弾」は敵の目をそらすために煙幕を張ったり、塹壕に隠れている敵を焙りだすために使用されるが、化学兵器とは看做されていないために国際条約上禁止兵器とは考えられていない。しかし、人体への影響が残るため非人道兵器と指摘され、人権団体からの批判も多い。ガザ地区のような狭く、住民が密集する場所でこういう兵器を使うこと自体どんなに甚大な人的被害をもたらすかは、火を見るより明らかである。それを承知のうえで、蛮行を重ねているイスラエルは確信犯である。

 折も折小中陽太郎氏からメールをいただいた。パレスチナの現状を伝えるとともに、日本政府がイスラエルの残虐行為に対して抗議をしないアメリカ寄りの姿勢、アウシュビッツの悲劇を味わったにも拘わらず同じような行為を行うイスラエルへの義憤を思い、どうしてこの残虐行為を止めさせるべきか、効果的なアイディアや意見を募ってこられた。私も考えているが、在日イスラエル大使館へデモをかけるとか、ガザ地区支援のための義捐金を集めることぐらいしか咄嗟には頭に浮かばない。

 これから考えて提言はしたいと思っているが、行動まで出来るかちょっと自信がない。しかし、現時点で日本政府はもちろん、日本の政治家が誰ひとりとしてイスラエルの攻撃を止めさせるための具体的な提言とか、行動を起こそうとしていない。この1点だけを見ても、日本の政治が内向き志向だということが分る。しかもみんなアメリカに気兼ねしている。その一方で、当然パレスチナに同情的と見られる共産党や社民党がまったくイスラエル非難の声を上げないのはなぜか。どうも腑に落ちない。それにしてもイスラエルのやり方は酷い。恨みを後世に残し、将来のイスラエルにとって決してプラスにはならないと思うのだが・・・・・。

2009年1月12日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

608.2009年1月11日(日) 高校ラグビー新人戦は3回戦どまり

 神奈川県高校ラグビー新人戦3回戦が法政二高グランドで行われた。母校湘南高の対戦相手は県立横浜修悠館高であるが、失礼ながらこれまで校名を聞いたことのない学校でシードされるような戦績を残しているわけではない。正月に顧問の芹沢先生に尋ねたところ、制度の改正により旧湘南高通信制が、新たに校名を変更したこの学校に組み込まれたらしく、それなら元々わが母校と兄弟校だったということになる。自衛隊少年工科学校生徒の多い旧湘南高通信制なら結構実績を残しているし、一度戦ったこともある。かなり手強そうだということは分っていた。母校の1~2回戦の戦いぶりから推して、些か心配してはいたが、FWの弱点は正月にOBが練習台となって鍛えてくれていたので、少しは骨のある試合をやってくれるのではないかとの期待感もある。

 試合は立ち上がり続けてトライを2本とられて、完全に相手のペースにはまってしまった。しかし、徐々にペースを取り戻し、前半終了寸前にセット・スクラムからウィングが右タッチライン沿いに走り抜け、右中間にトライ、ゴールも決まって10-7で前半を終えた。後半は一進一退の攻防の後、湘南はバックスが左中間にトライして、14-10と逆転。稚拙なプレイもあったが、相手にもミスが重なりほぼ互角のまま推移した。ノーサイド5分前にキャッチング・ミスから左隅に攻め込まれ、執拗なモール、ラックの攻めにディフェンスが堪えきれずゴールを割られてしまった。これで再逆転、14-17とされ、更にPKを決められ万事休す。よく戦ったが、全般的には押されていた。スコアは14-20、トライ数も2-3本で負けていた。反省点はいくつもあるが、前2試合の戦いぶりから察すれば、今日の試合は充分力がついていたと受け取れる。今年もベスト8進出を逃してしまったが、次の目標である春の大会に期するとしよう。

 夕べ近所の和田正温先輩の奥さんから電話をいただき、和田さんが心不全で東京医療センターへ緊急入院したと伺った。今日帰ってから奥さんへ和田さんが気にしている試合結果をお知らせした。容態は安定して今日個室へ移ったそうでほっとしている。

 パレスチナ・ガザ地区では今日もイスラエル軍の容赦のない攻撃が続けられている。死者は850人を超えたそうである。世界各地で、特にイスラム社会ではイスラエルとアメリカに対する非難と抗議が高まって、デモが大型化しつつある。いつまで続くぬかるみぞ。

2009年1月11日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

607.2009年1月10日(土) パレスチナ危機はどうなるのか。

 イスラエルがパレスチナ・ガザ地区を攻撃してから2週間になる。前日国連安保理事会で即時停戦が可決されたにも関わらず、イスラエル軍とイスラム過激派・ハマスの交戦は止まない。死者はついに8百人を超えた。エジプトが仲介交渉しているようだが、その内容がはっきり分らない。この対決に対して戦力の弱いハマス側、というよりパレスチナに世界の同情の声が寄せられている。しかし、イスラエルを背後で支えるアメリカは、イスラエルがハマスの攻撃に対して反撃する立場を理解するような下院決議を行った。イスラム諸国の神経を逆撫でするような行動である。当然というべきだろうか、イスラム諸国を中心に反イスラエル・反米のデモが世界各地で起こりつつある。

 しかし、当然ではあるが、イスラエル国内における世論は圧倒的に自己弁護が強く、世論調査では9割以上がイスラエルの空爆は正当化されると回答している。国連決議を無視され、メンツをつぶされた潘基文事務総長はすこぶる機嫌が悪い。イスラエルのオルメルト暫定首相に電話で失望の意を伝えた。このままでは、いつ解決するのかまったく見当がつかない。どこかで落としどころを見出さないと取り返しのつかないことになり、アメリカは世界中の鼻つまみものになる。年明け早々まったく困ったものである。

 数日前イギリスの高級陶磁器ウェッジウッドが倒産してファンから惜しまれていたが、救いの神が現れた。アメリカの投資ファンドが買収することになった。

 7年前にスコットランド湖水地方のウィンダミアから200km近い道のりをバスで本社工場のあるストーク・オン・トレントを訪れた時、牧場のような緑いっぱいの環境に目を奪われた。工場とか工房の印象はなかった。こういう自然環境の中で芸術品が製作されているのだということを感慨深く受け止めた。あの名品工場が、まさか破産するとは思いも寄らなかった。しかし、どんな形であれ、伝統工芸品が残され、後世に伝えられていくのは伝統文化継承という意味でも大いに価値のあることである。

 今日大学ラグビー選手権決勝戦が早稲田大と帝京大の間で行われ、早稲田が対抗戦で敗れた借りを返し、2連覇を達成した。やはり早稲田は試合運びが巧く洗練されている。帝京大監督をして伝統の力と言わしめた。試合とは直接関係ないが、それにしても早稲田は全国から高校ラグビーの超一流選手をスカウトして入部させている。今日の選抜メンバー15選手のうち、11人が高校日本代表選手だった。先週の準決勝では15人中14人が日本代表選手だった。選手を種子を蒔いて地道に育成するのではなく、よそに咲いた花を刈り取るのだ。しかも、入学試験という厳しい試練を乗り越えても優秀な選手を集めてくる。過去45回の大学選手権で1/3に当る15回の最多優勝回数を誇るのは、こんなところにも原因がある。これはアマチュアスポーツ、なかんづく学生スポーツにしては少し行き過ぎではないだろうかというのが、失礼ながら率直な感想である。

2009年1月10日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

606.2009年1月9日(金) なりふり構わぬアメリカも末期症状か。

 漸くパレスチナ情勢に対する危機意識が国連安全保障理事会において具体的な結論を導き出した。ガザ地区の即時停戦を求める決議案を賛成多数で採決したのである。

 しかし、14ヶ国が出席した安保理事会でも、全会一致とはいかなかった。停戦案には反対する国こそ出なかったが、主旨に賛同できないアメリカが採決では棄権を選択した。言い分がふるっている。ライス国務長官は仲介に当っているエジプトの仲介協議の結果を見極めてから決めたいと言っている。いつもは先頭になって独断的に決め、他国にも押しつけがましい行動をとるアメリカが何をこの期に及んでと言ってやりたい。結局アメリカ国内のユダヤ人と彼らの母国・イスラエルにだけ気を遣っているのである。当事者のイスラエルとイスラム過激派ハマスが果たしてすんなり受け入れるかどうかも不透明である。

 朝日朝刊によれば、オバマ次期政権としては「日本が自信を持ち、米国が思いつかないような構想を打ち出し、米国が出来ない役割を果たして欲しいと考えている。単なる『劣位の同盟国』から、補完的、有機的な関係を築ける対等なパートナーになることを期待している」と相変わらず自己本位なことを言っている。つまりこれがアメリカの本音であり、対日スタンスである。

 経済においても従来のアメリカ的な考えや手法ではセイフテイネットが充分でないとの考え方が浮上してきた。強欲主義でよいのかとの反省である。槍玉に挙げられたひとつの例は、アメリカ政財界のリーダーを育成してきた「資本主義の士官学校」ハーバード・ビジネススクール(HBS)である。HBSの卒業生の1/4が危機の震源地となった金融界で働いている。金さえあれば何でも出来て、大手を振って歩ける。例えば、破産したリーマン・ブラザースのCEOリチャード・ファルド氏は2000年以降330億円の高額報酬を得ていた。そしてリスキーな投資のうえ会社を倒産させた。汗水たらして働くことよりも、労働の手を抜いても金融工学によって最終的に手元資金を残すことが世の勝利者である。これがHBSの指南書である。

 アメリカはすべての面で自己過信している。もうそろそろ目覚めないと他の国々が迷惑するばかりである。そのアメリカのお先棒を担いでいるのが、自己判断できない日本の政治家どもである。

 夜のNHKニュースのインタビューでノーベル賞作家・大江健三郎氏が「今年の正月の新聞ほど暗いニュースが盛られていたことはかつてなかった。・・・・・ものを書くということは想像力が必要である。今の日本には想像力がなくなっているが、それを社会が咎めない」と言っていたのが印象的だった。

 話は違うが、イギリスのインディペンデンス紙によれば、近年の発明品の中で最も重要、且つ下らないものは、カラオケだそうである。次いで、24時間スポーツ・チャンネル、ゲーム機、携帯電話らしい。

2009年1月9日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com