625.2009年1月28日(水) 税務申告について相談する。

 日経夕刊のコラム「あすへの話題」に経済学者佐和隆光・元京都大学教授が、「私の書斎」と題して新幹線の東京・京都間の車中の使い方として、PCの効果的な利用による書斎というユニークな工夫を述べている。片道2時間20分程度の乗車時間なので、確かに時間的には有効な使い方だろう。佐和教授のように毎月5回も往復し、多忙で原稿を書く時間が中々見つけられない人だとどうしてもムダのない時間の過ごし方を考えるのだろう。実際に車内で原稿も大分書くらしい。佐和教授のような高名な学者にして、1ヶ月に4百字詰め原稿用紙に換算して、50枚の原稿を書くとのことだが、字数だけから言えばそんなに多いとは思わない。私だって文章の質とか水準を問わなければ、その程度、否それ以上は書いている。むしろ一瞬だが日頃から忙しい著名学者でもこの程度の分量なのかなとやや意外な感じがしたくらいである。

 今日は青色申告書の記入方につき、玉川青色申告会の相談会に出向いて約1時間指導してもらった。中々分りにくかった点についてもある程度理解することが出来た。しかし、まだまだ分らないことが多い。相談員と話してみると勘定科目の内いくつかが自分で考えていたものとは違っていたり、想像出来なかったような勘定科目が出てきて、やはり特殊で専門的な仕事だと痛感する。習うより馴れろということかも知れないが、観念的に憶えても実務を念頭に記入してみないと中々分りにくいものだ。判断基準が分かれる事柄は自分なりの根拠を税務署に説得出来るかどうかということも大切だと思った。だが、経験を積み馴れてくれば段々分るような気もする。2月16日の申告日までに、実際に書類に記入して作り上げてみて改めて相談に伺おうと思っている。

 それにしても初体験というのは、何かと戸惑い気を遣うものだ。

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624.2009年1月27日(火) アメリカ経済も行き詰まった。

 実体経済に表れた金融危機は、アメリカ主要企業を直撃している。すでに自動車産業のビッグ3が従業員削減を実施したが、驚いたのはアメリカ企業が今日1日だけで何と7万5千人もの首を切ったことである。建機業のキャタピラー社が2万人を解雇したのを筆頭に、製薬会社ファイザー社も1万9千人を解雇した。ヨーロッパでもフィリップス社が6千人を削減、オランダの金融機関INGも7千人の削減を表明した。

 日本でも同じように差し迫った状況で主要企業が軒並み雇用削減を打ち出し、すでにトヨタを始めとして自動車メーカーがその実施に入った。ソニーは正社員を含む8千人を解雇するとしていたが、追加措置として2009年度末までに1万6千人以上の人減らしを行うと発表した。安定していた大手企業でどこもかしこもこれだけ雇用の道を封じられてしまうと、社会全体に沈滞ムードが流れることはもちろん、人々の気持が下向きになり、思い切ったことができなくなってしまう。チャレンジ・スピリットが萎えることを懸念している。

 流石と思えるのは、オバマ大統領がまず打ち出した地球環境対策である。二酸化炭素削減についてブッシュ政権の後ろ向きの姿勢から一転して、京都議定書以上の実現へ踏み出すことを明言した。ブッシュ大統領は過去にアメリカが世界最大の二酸化炭素排出国であるにも関わらず、排出ガス削減はアメリカ経済の発展を阻害するという身勝手な理由で京都議定書を批准せず、世界中の顰蹙と軽蔑を買っていた。それを新大統領はひょいと飛び越えて、その一環として大量の排気ガスを排出する効率の悪い車を排除しようとするもので、具体的にガソリン1ℓで15km以上を走行出来る車を生産させるというものだ。こういう果敢な政策は、根強い反対もあるだろうに実行しなければだめだと判断したら、一気呵成に実行に移そうとする行動力には感心する。これだけの実行力は、日本の政治家にはまず無理だろう。

 今日は医者めぐりで、時間を費やしてしまった。歯科、整形外科、内科と順番に3軒の医院を回った。中でも最近高くなっていた血圧がまた高くなって、2週間前から服用している「ブロプレス4」錠を、1錠から1.5錠へ増量した。にも関わらず上が160前後を彷徨って期待したほど下がってはいない。ところが内科医に測ってもらったら上が130と127へ急降下したので、先生には「大分増量した降圧剤の効果が少し出てきましたねぇ」とか、「自宅で測った時は医院で測った時より低いのが普通です。このまま行きましょう」と不本意なことを言われてしまった。実は、効果があまり上がらないので、「ブロプレス4」を2錠服用にしてもらおうかと考えていたところである。しかし、こればかりは、お医者さんの処方に従って言うことを聞くだけである。

2009年1月27日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

623.2009年1月26日(月) 自民党はいよいよ末期症状か。

 ここ数日来昨年分の税務申告の取扱いで頭を捻っている。個人事業主として青色申告を行うのは今年が初めてなので、心構えは出来ていたが、やはり難しいとか何とかよりも、実際取り扱ってみると知らないこと、分らないことの多さに些か閉口である。勘定科目の決定も迷うところだし、これまでの素人会計では複式簿記というのがどうも分りにくい。しかし、極めて小規模の個人事業主なので、それほど沢山の勘定科目のお世話になるわけでもない。何とか青色申告会の人たちにも教えを請いながら申告書を書きたいと思っている。

 日経紙によると麻生内閣の政党支持率の世論調査では、ついに20%を割って19%となった。麻生首相は昨日珍しく国技館土俵上で、優勝した朝青龍に総理大臣杯を渡してスピーチまでやって、えらくご機嫌だった。これも貴乃花が優勝決定戦で曙を破って優勝した横綱貴乃花へ杯を手渡し、歴史に残る名スピーチをやった小泉元首相にあやかって、ご自分も朝青龍のように乾坤一擲の優勝を勝ち取りたいのだろうか。

 政党支持率にいたっては、自民党の支持率は29%まで下がって12月に比べて6%も下がり、民主党に追い越されてしまった。因みに民主党の支持率は37%で、こちらは4%上昇している。民主党の方がやはりいいというわけではないが、自民党の地盤沈下はどうしようもない。これでは今年中に予定される衆議院総選挙の結果が心配であろう。

 折も折昨日行われた山形県知事選で、2期目当選を狙う、ばりばりの自民党系現職候補・齋藤弘知事を新人の女性候補・吉村美栄子氏が、野党の支援を得て僅差で破り知事の座を射止めた。これには永田町の自民党本部も流石にショックを隠せないようだ。麻生首相が引っ張る自民党も、退潮傾向に一向に歯止めをかけられないでいる。自民党が当面している難問は、自ら蒔いた定額給付金と消費税増税である。これがデッドロックに乗り上げている。しかし、現状では政治にまったく展望が開けない。アメリカは新大統領の下で、金融危機やイラク、アフガニスタン戦争を何とか凌ごうとしている。その姿勢には力づけられる。こういうエネルギーが日本の政治家たちには感じられない。

 もう総選挙で国民の審判を仰ぐより、他に手はなさそうだ。

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622.2009年1月25日(日) 窮地の横綱朝青龍、5場所ぶりの優勝

 昨日ブログに書き込んだオバマ大統領の親イスラエル発言について、今日もニュースとしては大々的に扱うことはなく、ニュース討論番組の中でこの発言からすればブッシュと同じ政策であり、ことパレスチナ問題に関してはオバマ政権の先行きが心配であるという程度のコメントでしかなかった。話題としてはほんの少し俎上に上がることは上がった。

 しかし、マス・メディア全体でオバマ大統領のコメントを批判する、アラブ寄りの論調や発言はほとんどなかった。われわれはこのまま黙っているより仕方がないのだろうか。イスラエル寄りということは、いずれあの国連施設を含めてガザ地区を空路からも、陸路からも砲撃を加えるということにつながる。こうなるとオバマ政権が落ち着いたらイスラエルがアメリカを後ろ盾に、パレスチナを攻撃することになるのだろう。

 さて、人気沸騰の大相撲1月場所も今日が千秋楽である。優勝争いが興味を呼んで、当日の自由券を求めて徹夜組も出たそうだから、悪役朝青龍さまさまではないか。結びの一番で3場所連続休場で、引退を賭けて強行出場した横綱朝青龍が、4場所連続優勝を狙っていた横綱白鵬を、優勝決定戦で圧倒して14勝1敗で優勝を飾った。場所前にはまったく考えられもしなかった。

 実力は伴っているが精神面で問題があり、相撲界の看板力士としてわがままのし放題で、とかく問題発言を繰り返して顰蹙を買っていた朝青龍が、心機一転して並み居る強豪を倒して優勝したのだから、その精神力と実力には言うべき言葉がない。

 考えてみるとこれだけ四面楚歌の中にあって、苦境を突破した精神力は並大抵のものではない。今こういう「なにくそ」精神を持って困難に立ち向かう若者が少なくなったと思う。朝青龍は約束したわけではないにしても、優勝を期待されていることは自覚しており、その横綱が引退の瀬戸際にまで追い詰められていた心の内は察するに余りある。自業自得の面もあるが、黙って非難に耐えながらその期待に応えるのは、相当な覚悟が求められる。普段からもう少し行儀よくしたらどうだと思っていた朝青龍だが、今日のところは「お見事!」「あっぱれ!」と言ってやりたい。

 久しぶりに大相撲の醍醐味を堪能した。

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621.2009年1月24日(土) マス・メディアに隠蔽工作はないか?

 夕べ遅く小学校のクラス会から帰宅して風呂に入り自室に入る直前に、オバマ米大統領がイスラエルについて好意的なコメントを発表したとのテレビニュースをちらっと見た。就任直後で世界が注目するこの大事な時に、あまり刺激的な発言はしないだろうと思っていたので、一瞬オバマ新大統領もブッシュ前大統領同様にアメリカ国内に根強い親イスラエルの世論に引きずられて、イスラエル殺人鬼派かと実はがっかりした。どんな意図でイスラエル寄りの発言をしたのか今朝の新聞を楽しみにしていたところ、朝日にも日経にもオバマ関連記事は、大統領就任演説全文と妊娠中絶容認ほかのチョボチョボ程度である。親イスラエルの発言は新聞でも、テレビでもまったく扱われていない。あれだけ話題のパレスチナ問題について新大統領がどんな所信を示すのか興味を惹かれる場面であるにも拘わらず、発言したことに対して一切コメントが報道されていないのは納得がいかない。

 しばらくして1年前の韓国の火災を思い起こし、またか!という思いがこみ上げてきた。多分この時期にアメリカ新大統領の親イスラエル発言が、アメリカ政府が望まない形で流布され広がることが好ましくないのだろう。発言が野火の如くあっという間に世界を席捲してしまうだろう。今アメリカと敵対関係にあるシリア、イランがオバマ大統領へ祝福を送り、アプローチしようと考えている。こういう動きに水を差すようであってはならない。それがいかなるものか、どうも勘ぐるところ報道管制的な何らかの手が伸びてきたと考えざるを得ない。夕べのニュース報道について特別な筋からの「サジェスチョン」とか、報道したくない理由が日本のマス・メディアにあるのではないか。或いは私の予測は的外れであるかも知れない。私の思い過ごしでなければいい。アメリカ国内ではどうだろうか。

 とにかく昨年一月に起きた韓国・利川の冷凍倉庫爆発による40名即死事件を日本のマス・メディアがすべて隠蔽して外部への報道を止めたのは、マス・メディアとしての責任と義務を放擲した自滅作用とも呼ぶべきものである。この利川事件の真相は、1年を経過して未だに闇の中にある。日本のジャーナリストは誰も真実を突き止めようとしない。昨年12月の岩波市民セミナーの際にも質問したが、講師をはじめとして出席のジャーナリストから明確な答えはなかった。否この事件を知らなかったようだった。やはり、今の日本のジャーナリズムは腐りかけている。願わくば、オバマ発言が報道されなくなったのは、意図的な目的からではないということであって欲しい。

 どうもすっきりしない。しかし、直感ではあるが、日本のジャーナリズムは徐々に崩壊へ向かっているような気がしてならない。

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620.2009年1月23日(金) 世界的経済不況と小学校クラス会

 今朝の新聞を読むと不景気な記事満載に少々うんざりする。曰く「日銀、2年連続マイナス成長」「トヨタ、海外で正社員削減」「ソニー営業赤字2,600億円」「米マイクロソフト、初の大型リストラ・社員5%5千人削減」「米住宅着工件数、最低に」「6大銀、最終利益8割減」等々、国内外の有力企業が軒並み直近の金融危機の影響をまともに受けているのが分る。

 そんな中で「オバマ外交、早くも本格化」「アメリカ再生への道・新エネ産業創出へ結束」とオバマ大統領は中々勇ましい。実行力に大きな期待を寄せられ、一歩踏み出した。翻ってわが日本の政治はどうか。消費税を上げる論議が、自民党財務金融部会と政調審議会の間で「消費税を含む税制抜本改革を行うため、2011年度までに必要な法制上の措置を講ずる」とする付則を盛り込んだ税制改正関連法案として妥協の末に了承された。今の若者風に言えば、「何だよ、これって?」ということになる。麻生首相は就任当初定額給付金と引き換えに、2011年までに消費税を上げるとはっきり明言していた。「ぶれる」首相は、近づく総選挙を前に消費税値上げに批判的な党内事情を配慮してトーンダウンして、玉虫色の決着にした。「決定は必ずしも決定でない」おもわせぶりの文言だけが法案に付されている。日本のリーダーである麻生首相は、こういうその場しのぎの身の処し方で切り抜けることにしたのである。オバマ氏と比べて何と迫力のない、みみっちいことをやっているのか。

 日本の政治が機能していない一方で、他の分野で眉唾ものであるが面白い統計もある。日本経済研究センターが昨年の世界50カ国・地域の潜在競争力ランキングを発表した。少々分りにくいが、長期的、持続的な成長力について企業、教育、インフラなど8項目の主要な指標を分析して偏差値を算出し、今後10年間に一人当たりGDPをどれだけ増やせるかを示しているそうだ。部門別に面白いのは、06年に財政赤字が縮小したことで「政府」の順位が上がったことだそうである。この時期は小泉首相だったので、安倍、福田、麻生の実績によるものではない。

 しかし、よく考えてみると日本経済研究センターがまとめた、この予測統計はあまり意味があるとも思えない。香港が1位、シンガポールが2位を占め、産業生産力のある国や資源国が上位にランクアップされていない。経済力の実態を正確に映し出しているようには見えない。日本が12位へ上がったと喜んでいるようだが、ロシアが30位、中国が34位というのも潜在競争力という観点から少々疑問である。

 日本政府同様に官直営の作業や研究機関には、少々的外れでムダなものも多いのではないかと気になる。多額の経費を注ぎ込む以上、一般国民が納得し、役立つ情報収集と分析を行って欲しいと思うのは至極当然と思うのだが・・・・。

 58年前に卒業した千葉市立幕張小学校(旧幕張町立幕張小学校)のクラス会「和会」は、毎年恒例の新年会を錦糸町の寿司屋で行っているが、今年は私の出版記念会を兼ねて開いてくれた。生憎体調を崩した友もいて、例年は10名くらい集まるが、今日は6名きりだった。いつも肩の凝らない昔話に終始する。今日成績が良くマドンナ的存在だった小林禮子さんが担任だった湯浅和先生に書いていただいた言葉を和紙にコピーして配ってくれた。それぞれの生徒に卒業前に書いてくれたらしいが、誰一人として覚えていない。素晴らしい達筆で次のように書いてある。

 「美しい気持でね

  でも

  美しい気持ってむずかしいよ

  一生かかってやるんだよ

  美しい気持でいられたら

  きっと幸福だよ

  元気で」

 この後に湯浅和先生の住所と署名がされている。先生がこどもたちのことを真剣に考えてくれたことがよく分る。

 とにかく素晴らしい先生だった。みんな慕っていた。体当たりで何でも教えてくれた。小林さんが「12歳の時に、一生かかってやることを教えて頂いた私達は、幸せな生徒だったと思います」と補足して書いてくれている。

 私も学生のころに父の仕事の関係で歌舞伎座の入場券を度々手にして、3~4回は先生と歌舞伎を観劇したことがある。22年前母が急逝した1ヶ月後に先生も亡くなられた。千葉市内の自宅で行われた通夜と葬儀に参列して無性に寂しい気持に襲われたことを思い出す。我々同級生もみんな古希を迎えた。いつまでこのクラス会が続くか分らないが、悪戯盛りだったこどもがもういいじいさんとばあさんになった。級長だった高橋繁くんがマメにお世話役を引き受けてくれるので、何とか続いている。せっかくの衆生の縁である。出来るだけ縁を大切にして出席するようにしたいと思っている。

2009年1月23日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

619.2009年1月22日(木) ホワイトハウスというところ

 「NATIONAL GEORAPGHIC」今月号に「知られざる米大統領の日常」という特集記事が掲載されている。公的な仕事場と私的な家庭をひとつにした個人商店のような、通常ホワイトハウスの窺い知れない一面と、年に5~6回予定される大統領の外国訪問の際の対応について興味津々のホワイトハウス情報をリポートしている。

 この特集の中で意外だったことが3つばかりある。ひとつは、普段大統領が移動に使用している専用リムジーンは、特別仕様でテロリストからの毒ガス攻撃にも耐えられるようになって、車内は外部の音を遮断する完全な密室構造になっている。重さも4.5トンもあるという。大統領が外国訪問する時にも、いつも思い通りに使用できるように航空貨物機でスペアの専用車とともに海外へ運び、訪問先でも国内と同じように利用するというから恐れ入る。

 2つ目は、外国を訪問する時、しかも大規模に移動する時は、総勢800人もの人が動き、専用機「エアフォースワン」には、大統領夫妻とスタッフ30人、シークレットサービス100人以上、そして14人のプレスが乗り、他のプレスはチャーターされた別の航空機で追随する。しかも、支払うべきその航空運賃はファーストクラス並みだそうである。

 3番目に驚くのは、ホワイトハウス内で開かれる晩餐会、外交団を招いたレセプションに掛かる費用は税金で賄われるが、日常的な家族の食費はすべて大統領の負担だそうである。第1級のシェフを多数雇い入れ、高価な仕入れのために、初めて請求書を見たファーストレディはそのあまりに高い食費にびっくりされるということである。

 まあこういう環境の中で多くのスタッフの協力を得ながら世界の政治のリーダーが活動しているのだと思うと、納得することが出来る反面些かの戸惑いを感じざるを得ない。

 そのオバマ政権はすでに実質的なスタートを切った。最初の日本流に言う閣議で、閣僚に国のため、国民のために奉仕して、自分自身のために奉仕することは控えて欲しいと言い渡したということであるが、当たり前のことで、こんなことを言わなければならないこと自体、勘ぐれば過去においてこういう反倫理的なことが行われていたということを匂わせる。しかし、日本では大臣だって私利私欲に走るケースが多く、透明性という点に関してはアメリカ政府の方がまだしも上だと思う。

 それにしてもオバマ大統領の演説、行動力、雰囲気、若さ、異質な経歴、どれをとってもカリスマ性とか、期待度がこのままだと益々広がっていくような気がする。リーダーシップに非凡なものがある。他方、自らは動けない、動こうともしない日本の政治家の動きを見ているとまったく情けなくなる。率直に言ってアメリカ国民を羨ましく思う。

2009年1月22日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

618.2009年1月21日(水) オバマ政権人気先行でなければ良いが・・・。

 派手な演出の中でアメリカ合衆国大統領へ就任したバラク・オバマ氏は、早速衆人環視の中で大統領就任演説を行った。キーワードは、「新たな責任の時代」である。ブッシュ政権で深刻になったアメリカの分裂を修復し、結束を促すため、自らが先頭に立つだけでなく、ひとりひとりのアメリカ国民にも危機突破への自覚と協力を求めたのである。このスピーチがどのようにアメリカ国民に訴求力を持って捉えられたか、果たして名演説だったかは後世の人たちが評価すべきであろう。全米中からお祝いの式典会場に押しかけた国民の数は、実に200万人を超えたという。

 これまでオバマ氏ほどその就任を待たれた大統領は古今東西を通じていない。アメリカのメディア世論調査でオバマ氏の支持率は80%を超え、就任前の大統領として史上最高を記録したと伝えている。それほど新大統領政権は、アメリカのみならず世界中の期待と注目の中で発足した。異常なくらいの盛り上がりである。今アメリカ経済と外交はどん詰まりである。アメリカから広がった金融危機は世界を席捲し、世界中を経済不況の渦の中に引きずり込んだ。対外的な戦略もアメリカの一極集中主義が破綻して、現在ではアメリカ不振と反米感情がイスラム社会を中心に拡散している。

 同時に、オバマ政権は経済に精通した陣容を揃えた。マス・メディアは就任後100日が試金石と予測している。カーター政権のスタグフレーションの再来だけは御免蒙りたい。

 対外的な手腕を問われるのはイラク戦争とアフガニスタン戦争、そして急展開を見せてきたパレスチナ問題であろう。すでにイラクからの米軍の撤収を公約の柱に掲げてきた。今後はアフガニスタン戦線の強化へスイッチする。しかし、国防総省が検討している最大で3万人の増派は、下手をすると情勢を悪化させるとの懸念もある。そこへ、オバマ政権発足祝いに停戦作戦を取ったイスラエルの姿勢にどう向かうのか。全イスラム諸国を敵に回してこれまで通りイスラエルの肩を持つのか、イスラエル寄りのクリントン国務長官が就任しただけに、その対応次第では国際社会から異論も噴出しかねない。

 ところで経済活動の指標とも言うべきニューヨーク株式市場のダウ平均が、オバマ政権船出のご祝儀相場が出ると思っていたら、現実は厳しい。2ヶ月ぶりに8,000ドルを割り込んだ。新大統領就任に沸いても市場は一層の景気後退を織り込んでいる。

 当分の間オバマ新政権の行方を監視する必要がありそうだ。

 今日は小田急経理部時代にお世話になった岡村透さんご夫妻に1年ぶりにお会いして、豪華なご馳走に与った。経理部主計課長と平社員という上下関係だったが、温かい気持ちで指導してもらい、あまり好きになれない経理業務で気が滅入った中で随分気を遣っていただいた。今日はご夫妻と楽しいひとときを過ごすことが出来た。岡村さんは今も日本公認会計士協会・東京会常任幹事として活動しておられる。積もる話もあり、自由闊達に話すことが出来た。岡村さんには来月開催の出版記念会にご夫妻お揃いでご出席いただき、乾杯のご挨拶をお願いしている。一時健康を害されたのではないかと心配したこともあったが、お元気そうだったので安心した。

2009年1月21日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

617.2009年1月20日(火) 第44代米大統領にバラク・オバマ氏就任

 まもなくバラク・オバマ氏がアメリカ大統領に就任する。もう何日も前から就任式のリハーサルが繰り返され、当日の式典に参加する聴衆は過去最大とも噂されている。国内外が多事多難の中で、政治的に世界の最高位と見られている職責を全うするには相当の能力を発揮し、課せられた重い責任を果たさなければならない。時差の関係で日本にニュースが伝えられるのは明日になるが、今後オバマ氏の実行力がどのように発揮されるのか見守り続ける必要がある。個人的にはかなり期待が持てるような気がする。

 コロンビア大学のカーティス教授によれば、オバマ氏は①感情的にならない、②ナショナリズムを煽らない、③理念、政策がぶれない、④難しい問題を分りやすく説明する、と評価している。確かにオバマ氏は、終始冷静で賢明な対応をとる。これが国民の安心感を呼ぶのだろう。翻ってわが麻生首相はどうか。オバマ氏とはすべての面で対極にあるのではないか。

 オバマ新大統領がどんな就任演説を行うのか、この点でも世界が注目している。引き合いに出されるのは、リンカーン大統領であり、ケネディ大統領である。それぞれに簡潔にして、説得力のある格調高い名スピーチで、とりわけ若者の共感を呼んだ。オバマ氏もきっと世界中の人々を唸らせ、後世に残るスピーチをやってくれるものと期待している。

 今年初めての「酒のペンクラブ」例会が六本木の「All of me club」で開催された。このクラブはJAZZクラブで毎晩ライブを行っている場所なので、いつもとは少々勝手が違う。クラリネット、ギターとベースのトリオが生演奏をやってくれた。しかし、何であれ生とか、本物というのはやはり良いものである。

 昨日「知的生産の技術研究会」秋田事務局長から、「知の現場」出版計画について、交渉した東洋経済新報社から、好感触を得たとメールで連絡があった。知研としては久しぶりの書籍出版事業計画であり、企画書自体は時宜を得た内容だと思うので、うまくいくといい。私も編集スタッフの1人として、これから多くの著名人をインタビューしていく立場上、アイディアをどんどん出していきたいと考えている。

 元朝日の加納隆氏さんから拙著を新聞の「書評」に取り上げてもらうひとつの方法として、直接新聞社学芸部「書評」係宛へ送付するのもひとつの方法であるとアドバイスをいただいたので、今日全国の新聞社の中から37社へ拙著を郵送した。取り上げていただければ有難いし、この先も第3刷への道が開けてくるかも知れない。多少の期待をしながら待ちたいと思う。

2009年1月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

616.2009年1月19日(月) ようやくパレスチナも休戦か。

 漸くイスラム原理主義組織ハマスも条件付きで停戦を受け入れることになった。ごちゃごちゃあったが、これで一応戦火が収まることを期待したい。イスラエル同様に、窮地に追い詰められたハマスも一方的な停戦宣言である。条件としてイスラエル軍の1週間以内のガザ地区からの撤退を求めている。これはイスラエルも同意した。最初の戦火が交わされてから3週間以上が経過している。すでに1,300人を超える犠牲者を生んだ。停戦と言っても、いつまた戦闘が再開されるか分らない。相変わらず爆弾を抱えていることには変わりない。両者の間にはそれくらいお互いの憎しみ合い、神経をとがらせる要因がある。

 イスラエルとしては、ハマスを制圧すればしたで、別の心配もある。ガザが権力の真空地帯になり、この機に乗じて国際テロ組織アルカィーダが潜入してくることを恐れている。イスラエルにとってはこの地域でアルカィーダが勢力を広げることは、貧しいパレスチナ自治政府が穏健に統治することに比べれば、懸念材料としては遥かに大きい。

 とりあえず停戦ということになったが、これから先パレスチナの将来はどうなるのか。イスラエルはこのまま大人しくしているのか。長期的にも短期的にも心配の種は尽きない。

 しかし、今回の騒動で国連の力の弱さとその力が失われつつあること、アメリカが自国のエゴのために主導的な役割を果たすこと、つまり仲介の労をとることに尻込みしたこと、大国の力が通用しなくなったこと、イスラエルとアラブの対立が一層険悪になったこと、等々が明らかになり、今後に複雑な課題を残した。

 日本では、現在雇用が大きな社会問題となっているが、そのほかに今日の国会では相変わらず消費税アップ問題で非建設的な論議ばかり行われていた。消費税を上げざるを得ないことは、認めたくないが税収不足面から現状では止むを得ないのではないかと思われる。民主党が主張する行政の無駄を省くという説には、行政当局がすんなり受け入れようとしないので無理だと思う。一般会計予算が新年度88兆円と大幅な増加傾向に対して、昨今の経済状態から推して税収不足は明らかで、これを解決する名案は中々浮かんでこない。とても国の税収不足を補いきれない。結局消費税に頼らざるを得ないのではないか。ただ、消費税をどのように使うのかという肝心な点に論議はなく、あまりにも無為無策で知恵がない。アイディアも提案されていない。単に、いつから上げるか。上げ幅をどうするかということにしか知恵が回らない。これだから、小泉純一郎元首相が、先日突然マイクの前で、衆参両議院を統一して議員数も500人程度に減らした方がよいと提言して一部で喝采を浴びていたが、暴論ながらも一理ある。

 無駄遣いばかりで、無責任な国会議員ゴッコはもう止めてもらいたい。

2009年1月19日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com