2846.2015年2月27日(金) ブラジル人アミーゴの消息

 昨日目黒区内に住む高校時代の友人からメールをもらった。ブラジルから帰国した、その直後にわざわざあるプライベートな報告をしてくれたのである。

 実は先日の本ブログにこの2年間ほどブラジル人友人のアーリンド・フルタードさんからXマスカードやバースデイ祝いの手紙が来なくなったので、心配していると書き込んだ。アミーゴはラテン系らしからぬ筆まめで、世界のどこへ旅行しても度々楽しい手紙を送ってくれた。特に20年前の阪神・淡路大震災発生当日に私と家族の身を心配して地球の裏側からすぐ安否を確かめる電話をくれたほどである。独身で今や80歳を超える高齢から推して健康を害したとか、或いは最悪の事態を予感し心配していることを書き込んだのである。それを見た友人が気に留めてくれ、近日リオに友人(私も知っている高校の友人)と出かけるので、時間が取れればアミーゴの様子を見てきてあげると温かい申し出があったのである。そこで一度訪ねたことのあるコパカバーナのアパートの住所と名前を友人に話して、時間的な余裕があれば訪ねてみてもらえれば有り難いと伝えていた。

 友人はアパートを訪ねてくれ、管理人を通してアミーゴと話をすることができたということだった。セキュリティ上の問題だろうか、友人はアミーゴに会うことはできなかったようだが、インターフォンで話したところでは、私宛に手紙を出したそうだから近々アミーゴからその手紙を受け取れることだろう。取り敢えず元気でいてくれたと知りほっとした。

 さて、現在通常国会開会中であるが、閣僚の極めて怪しい献金問題が次から次へと明るみに出ている。先日西川公也・前農林水産大臣が林野庁所管の補助金を受けた企業から寄付を受けていたとして辞任した。その直後に望月義夫・環境相が国の補助金決定の企業から同じく寄付を受けていた。更に留まることなく今日の朝刊によると下村博文・文科相が政治規制法違反として週刊誌に取り上げられたことを野党から追及された。そして夕刊で上川陽子・法相が望月環境相と同じ企業から寄付を受けていたと報道された。上川氏に至っては昨秋辞任した松島みどり・法相の後釜に就任したばかりである。

 よくもまあ次から次へと金銭疑惑や法律に抵触する事犯が出てくるものだ。これだけ同じ内閣の閣僚の間から疑惑が噴き出すのは、安倍首相に金銭感覚が疎い点があるからだと思う。大体自らの立場上民間から寄金を受けること自体、その意図を考えれば相手の意向はミエミエである。もらったが、疑念が出たので即座に返したというような言い訳はまったく納得できない。これは自民党、更に言えば政治家の体質ではないか。今回表沙汰になった事案は、氷山の一角かも知れない。まだまだ怪しいお金の問題が表れるかも知れない。次元の低い話ばかりで呆れるばかりだ。

2015年2月27日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2845.2015年2月26日(木) 国民が忘れてしまった2.26事件

 昭和11年の今日、月日の通り2.26事件が起きた。ここ数年メディアではほとんど2.26事件を報道することがなくなった。わが国近代歴史上あれだけのクーデターは後にも先にもない。もし事件が成功したらきっと日本の歴史も大きく変わったであろう。2.26事件は中高生時代に必ず学んだ事件である。にもかかわらず、あれほど世間に驚愕を与えた衝撃的な事件をメディアがまったく報道しないというのはどういうことだろうか。実は、昨年も一昨年もそうだった。このブログでも毎年のように、2.26事件をメディアが伝えないことを指摘している。

 案の定今日の新聞にも1行も書かれていない。テレビでも報道しないと思っていたら、NHK・BSで1時間番組「2.26事件に倒れる高橋是清・決死の攻防軍事費拡大を許すな!」が放映された。どんな中身か期待して観たが、やや思惑外れだった。2.26事件の中心である陸軍皇道派と青年将校の対立から青年将校が決起し高橋是清蔵相らを殺害したドキュメントを追うのではなく、それ以前の高橋の財政政策が焦点となっていた。結局高橋は国債を発行せずに財政的に軍部の要求に応えなかったことが、軍部の怒りを買った。しかし、この事件をきっかけに翌年日本は盧溝橋事件を引き起こし中国戦線を拡大し、やがてあの太平洋戦争へのめり込んで行くことになる。

 2.26事件がマスコミで報道されないことに今のところ政治的な意図はないと思うが、今年は戦後70年ということもあり、太平洋戦争に関するイベントや、政治的な行事が行われると思う。

 折も折しばらく鳴りを潜めていた自民党憲法改正推進本部が活動を再開した。船田元・推進本部長が「憲法改正に向けた環境整備がほぼ整ってきた。この通常国会からいよいよ中身の議論を鋭意進めて行く」と語った。何やらキナ臭い匂いがするというより、憲法改正へ向けてまっしぐらではないか。

 それにしても2.26事件は今や遥か彼方へ消え去ってしまった。

2015年2月26日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2844.2015年2月25日(水) 悲惨な川崎市中学生惨殺事件

 今年も確定申告の季節になった。毎年のことなのである程度申告方法は承知しているが、今年も1月から時間をみてはパソコンを使わず手書きで青色申告用紙に書き込む準備をしている。毎日のように金銭出納簿に書き込んだ金額と使用用途を、領収証と突き合わせて金銭元帳に几帳面に書き移す必要がある。きょうはその作業の最終段階で科目別、月別の総計表を作成し、検算をして概ね作業を終えた。一両日中に玉川青色申告会へ出向いて係員に資料を提出して相談しながら申告表を作成してもらう。これで税務署へ書類を提出すれば、私にとって目の前の暗雲がすっきりと雲散霧消してジ・エンドとなる。

 さて、5日ほど前川崎市の多摩川河川敷で中学1年生の男子が刺殺され、裸のまま遺体が放置されているのが発見された。まだあどけない中学生のあまりにも残虐な殺人事件には目を覆いたくなる。近年まではあまり見られなかったような残酷な殺人事件が最近は頻発している。この事件も遠からず犯人は検挙されるだろうが、それにしてもまだ幼い男の子が夜間1人で外出して惨殺されるとは、あまりにも残酷である。警察も必死になって犯人発見に努めているようだが、周囲が中学生という教育環境なのであまり目立った動きを見せられないようだ。

 この事件は異様だと敢えて言いたい。中学1年生が毎晩のように外出すること自体すでに異常である。しかも今年に入ってから一日も学校へ登校していないという。気になるのは、学校も、家庭も、友だちも、地域社会も地元の不良グループらしい上級生に捕まって動きが取れずにいる少年に、何らかの関わり方をするなり、救いの手を差し伸べるような素振りがまったく見られなかったことである。そんな風に悩み苦しんでいる少年を助けるために果たすべき、個々の役割がほとんど機能しなかったのは、今日の教育制度とか、地域や家庭に問題があったのだろうか。

 レアケースとは言え、こんなに簡単に子どもが殺されてしまうようでは、子どもたちを安心して学校へ通わせることもできなくなってしまうではないか。ここは一日も早く警察は犯人を取り押さえ、再発防止策を地域社会、警察、学校、家庭ともども綿密に精査して2度とこのような悲劇を繰り返さないで欲しいものである。

2015年2月25日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2843.2015年2月24日(火) 安倍内閣は防衛省の文官統制を止めるのか。

 安倍首相の右翼的言動が目立つようになったことを、ひとつの程よいきっかけと見たのか、防衛省では密かに組織の改編を考えているようだ。その最大の要である文官統制が見直されようとしている。国防のトップである防衛大臣が選挙で選ばれた文官であることに変わりはないが、大臣と現場の制服組トップの間にいた文官背広組の事務次官、各局長、官房長を格下げして、彼らを制服組の各幕僚長と同格にし現場制服組の意見が大臣にストレートに伝わりやすいシステムに変更することを考えているらしい。尤も今では防衛大臣にしても自衛隊出身の中谷元氏である。

 そもそも現在の文官統制の仕組みができたのは、戦前軍部の暴走から歯止めが効かなくなり、戦争へ駆り立てる原因になったとの強い反省があったからである。それが戦後70年も経つとそんなことはけろっと忘れて、戦前の軍国日本と同じ制度へ先祖返りしようというのだから、反省も何もあったものじゃない。これは憲法改正へ向けて突き進む安倍極右政権のほんの一里塚に過ぎない。

 その内にわが国でも武器を保有している軍部がクーデターを起こし、軍人が首相になる恐れがまったくないわけではない。最近でもエジプト大統領やタイ首相に就任した軍部クーデターの暴虐的な例を見るまでもない。

 大体中韓両国から強い批判を浴びながら、罪もなく命を落とした一般市民への慰霊をあるべき形で考えるわけでもなく、性懲りもなく戦犯を祀った靖国神社参拝を繰り返したり、集団的自衛権行使容認をいとも簡単に閣議決定したり、自衛隊の海外派遣を検討したり、安倍政権の右翼的な傾向は強まる一方である。そこには、現在の政治家には戦争体験がないことが大きいが、それより何より戦争の残酷さをまったく理解しようとしない戦争に対する無関心と無知、そして戦争そのものへの理解の淡泊さがある。

 果たしてこのような右翼的なスタンスで、平和憲法を守り、戦争に巻き込まれないと自信を持って言えるだろうか。安倍政権が進軍ラッパを吹きならしひたすら戦争へ走りだしていることはまぎれもない。恐ろしい世の中になってきたものだ。

2015年2月24日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2842.2015年2月23日(月) 歌舞伎役者・坂東三津五郎、膵臓がんで逝去

 歌舞伎役者の坂東三津五郎が膵臓がんのため亡くなった。まだ59歳の働き盛りで急死されたのはいかにも惜しい。2012年12月には中村勘三郎が57歳で、その2カ月後には12代目市川団十郎が66歳で亡くなった。それぞれ幅広い役をこなし個性的な芸で知られていたが、三津五郎は踊りの名手でもあった。それにしても看板役者の早世は惜しみても余りある。

 一昨年5月新歌舞伎座が竣工し、これから歌舞伎も発展の一途を辿るものと期待されていただけに、歌舞伎関係者にとっては大きなショックだろう。

 私自身幸いにも新歌舞伎座の杮落し興業で、三津五郎の芸を見る機会があった。お披露目興業では、三津五郎は「菅原伝授手習鑑」で菅原道真の家臣「武部源蔵」を演じた。久しぶりの歌舞伎鑑賞で、しかも杮落しの新歌舞伎座だったので、ストーリーの内容よりその場の華やかな雰囲気に呑まれ見惚れていた。

 昨年は納涼歌舞伎升席で三津五郎を観賞して良い思い出を持つことができた。今年も納涼歌舞伎でリフレッシュしようと思っていた矢先に、三津五郎の訃報を聞いた。納涼歌舞伎は三津五郎と勘三郎が、若手の育成を念頭に始まったものだと言われている。納涼歌舞伎もそれなりの評判を得た一方で、その舞台の縁の下の力持ちだった主役が揃って彼岸へ旅立つとは運命は皮肉である。歌舞伎は世界に誇れる日本文化と日本の伝統であるだけに、心よりその発展を祈るとともに、坂東三津五郎丈のご冥福をお祈りしたい。

 さて、今日は皇太子殿下の55歳の誕生日である。ちょうど55年前のこの日、大学の登山仲間とともにスキー旅行をしていて新鹿沢温泉へ向かう途中ラジオで誕生のニュースを聞いた。皇太子誕生だ!男の子誕生だ!と嬉々として伝えるアナウンサーの声が強く印象に残っている。その皇太子も今や今上天皇が即位された時と同じ年齢になった。ヨルダンやサウジアラビアのような君主国家ではないため、政治にはタッチせず政治的な責任は負わないで済むが、近年国際社会との交流が益々高まる中で皇室外交の責任は一層重くなりそうだ。あまり過度な責任とお役を皇室に押し付けるのは、きついスケジュールとともに再検討した方が良いのではないだろうか。

2015年2月23日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2841.2015年2月22日(日) ビルマ人の商業活動

 今朝の朝日新聞に興味深い記事が載っている。「札束払いの国・ミャンマー」というもので、ミャンマー(旧ビルマ)の日常の経済生活を紹介したその内容とは、ビルマ人が日常の経済取引にほとんど銀行を介在せず、現金払いをするという今時の社会では考えられない実態である。ちょっとした大型の取引には、売買の当事者はたくさんの札束を持ちこむというから、受け取ってもその札束を数えるのが大変だと思う。銀行間の信用取引もほとんど為されず、国民も銀行に口座を持たず、当然銀行には預金が集まらない。ほとんどが企業内銀行というのだから、その存在感と影響力は推して知るべしである。普通の銀行も先進諸国のように金融資本として隠然たる力を発揮するどころか、融資に回せる資金の余裕がなく、それが経済活動にも制約を加えて経済成長の足かせになっているようだ。

 他のアジア諸国に比べてもビルマの銀行預金残高はかなり低い。今天然資源が埋蔵されていることからその将来性は海外資本から大いに注目され、発展途上国の中でもビルマには過大な期待が寄せられている。だが、これから進出を狙う日本企業にしても戸惑いが見られるようである。

 ビルマへの戦没者慰霊団を何度もお世話して、度々下見や添乗員として現地へ出かけた。1970年代初頭には、ビルマ航空へ支払う団体の国内線航空運賃や地上費もすべて現金でも持ちこみ、到着日早々に現金を受け取りに来た経理のマネージャーに、現金を支払ったことを思い出す。1団体分の支払額をすべて現金で持って行ったのだが、日本を出国する際申告しなかったので、考えてみるとあれだけ多額の現金を持ち出すことは外為法に違反していなかっただろうかと些か後ろめたい気持ちになる。

 我々が度々訪れたあの時代に比べてあまり進歩がないようだ。ただ、政治情勢が不安定のため経済が未だに遅れているが、国内には多くの資源が眠っている。いつの日にか、大手銀行が立派な店舗を構えて国内経済も活発に発展することを期待している

 それにしてもしばらくビルマへ出かけていないが、素朴なビルマが懐かしい。

2015年2月22日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2840.2015年2月21日(土) 安倍政権の危険な極右的兆候

 海外では「イスラム国」に対する掃討作戦が考えられている。だが、その正体を掴めないため思うように彼らを追い詰めるというわけにはいかない。しかし、現状のままでは彼らを勢いづかせるばかりである。「イスラム国」が仕掛けたと思われる殺戮事件が、リビア北部を始め中東各地で頻発的に起きている。

 この難しい時に際し、ついにアメリカが「イスラム国」を殲滅させるため、これまで有志国とともに行っていた彼らの拠点を狙った空爆に加えて、地上軍を投入する戦略に踏み切った。イラクから駐留米軍を撤収させて以後、米軍を海外基地へ派遣することにやや消極的だったオバマ大統領も議会多数派の共和党や、一部国民保守層の声に押されて地上軍の投入を決断したようだ。これで「イスラム国」の力が削がれ壊滅に向うなら喜ばしいが、取らぬ狸の皮算用にならなければ良いがと思う。

 そんな海外、特に中東周辺の油断ならない状況の中で、日本国内ではあるまいことか、不安を駆り立て騒ぎを起こそうとする怪しい動きが高まっている。

 今政府与党は集団自衛権の行使以来、自衛隊の海外での活動を大幅に拡大しようと考えている。すでに憲法を改正しようとの目的のため、あの手この手で法の盲点を突いて本丸を落とそうとしている。そもそも「閣議決定」という国民の目を素通りした悪魔の技を使い出してから、味をしめた政府は今ではやりたい放題なのである。盟友・公明党も自民党のあまりに強引な手法に手を焼く始末であるが、安倍首相以下政府首脳、自民党幹部は絶対多数のこの絶好の機会に、日本の法制を自分たちの思い通りに改正し、憲法改正、再軍備、海外派兵、海外戦闘参戦、そして戦争というおぞましいステージへ持ち込もうとしている。

 不思議なのは、この安倍政権への支持率が各メディアで行うアンケートで軒並み50%を超えることである。戦争へ向けてまっしぐらに突き進む安倍反動内閣への支持が、国民の半数以上になるとは思いも寄らなかった。残念ながら戦後一貫して平和国家だった日本も、戦後70年の今年再び破滅への道へ一歩踏み出したのだろうか。

2015年2月21日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2839.2015年2月20日(金) 受賞者による読売文学賞記念トーク

 先日読売文学賞を受賞された山崎佳代子さんの受賞記念トークショーが、今日御殿山のセルビア大使館で行われた。冒頭ネナド・グリシッチ大使のお祝いのスピーチがあり、その後山崎さんと神戸から来られた詩人・季村敏夫氏によるトーク合戦が行われた。山崎さんは友人洋さんの奥さんであるが、ベオグラード大学教授として教鞭を取る傍ら詩人としても内外で活躍されている。今日は、ゼミの仲間2人とともにトークを聴くことになった。

 トークは終始山崎さんがリードする形で進められた。積極的に発言し、相手から聞かれるインタビュー形式だと思っていたところ、その逆で女性らしからぬリードオフウーマンぶりには脱帽だった。季村さんは20年前神戸で震災にあったので、主にその経験から、また山崎さんは1990年代のユーゴ紛争をバックにそれぞれの考えを披露した。山崎さんの受賞対象作品「ベオグラード日誌」は、夫の洋さんからいただき今読んでいるところだ。詩人らしい神経の繊細さが戦乱状況の空気の中でそこここに感じられる。山崎洋さんとは来月2日に鎌倉・江の島旅行をすることになっている。

 さて、昨年ペンクラブの知人が1月から「日刊ゲンダイ」に連載執筆すると連絡があって16日に本人に会った時確認したところ、連載は2月一杯で終わるということだった。そこで、取り急ぎ1部を駅売店で購入した。随分精力的に執筆活動に携わっていることは以前から承知していた。すでに文庫本を4冊もいただいている。興味深いのは、彼の著作はすべて時代劇の捕り物帳であることである。「日刊ゲンダイ」に執筆しているのは、「阿弥陀小僧七変化」と題する大江戸推理小説である。得意なジャンルの中でよく活動していると敬服している。

 ところで、少し脱線するが、この「日刊ゲンダイ」に目を通していて意外だったのは、同紙はギャンブルにかなり頁を割いていることだ。例えば、今日の新聞は32頁から成っているが、その内競馬ほかのギャンブルだけで全16頁も割いていることである。全紙の半分に当たる。これは一種の脅威である。これでは競馬新聞、或いは賭博新聞とした方が良いと思うくらいである。一方で、これほど日本にはギャンブル好きがいるのかと思うと空恐ろしくなってくる。

 今世界は「イスラム国」を取り巻くテロで多くの犠牲者を出している。その最中にわが国が海外からギャンブル好き、平和ボケと言われるようでは、些か恥ずかしく情けないような気もしている。

2015年2月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2838.2015年2月19日(木) 橋下徹大阪市長、佐野真一氏及び朝日新聞と和解

 今日の株価はついに1万8千円台まで伸びた。東証証券市場の終値は18264円で、実に14年9カ月ぶりの高値となった。明らかに円安が効果を上げ輸出が伸びている。最近話題になっている中国人を始めとする海外からの日本への旅行者も増えている。まずはほっとしているところである。

 因みに今中国では春節に入り中国民族大移動を演出している。今年も多くの中国人が主に買い物を目的に団体で日本にやって来ている。大手のデパートでは、早くから春節の中国人訪日客を対象に秘策を練り、あの手この手で対応しているようだ。彼らは日本人買い物客とは桁違いの消費意欲で大金を叩いている。各地の観光地でも、中国人さまさまというもてなしようである。この現象が続けば、わが国にとっても有り難い話で、一過性に終わらないよう願うばかりである。

 さて、2012年10月26日号「週刊朝日」が当時の橋下徹・大阪府知事を特集として採り上げ、その内容について橋下氏から名誉棄損で訴えられていたが、昨日発行元の朝日新聞出版、ノンフィクション作家の佐野真一氏と橋下氏の間で和解が成立することになった。

 そもそもこの特集の意図がよく理解できなかった。いかに橋下氏が剛腕で我儘だったにせよ、橋下氏の家系のプライバシーを事細かく書いて、当人にとっては触れられたくない部分まで暴露されては、誰でも憤慨するであろう。それが飛ぶ鳥を落とす勢いだった鼻っ柱の強い弁護士・橋下氏にはとても我慢ならなかったのだろう。それで一気に裁判へ持って行ったのだろう。その気持ちは分かる。

 手元にある件の週刊誌を手に取ってみると、いかに報道の自由、言論の自由とは言え、よくもこんな橋下氏を誹謗するような酷い表現で文章を書くものだと思う。

 表紙に橋下氏の写真を使い、そこには「『ハシシタ』救世主か衆愚の王か」とか、「橋下徹のDNAをさかのぼり本性をあぶり出す」と書かれ、本文冒頭には第1回「パーティにいた謎の人物と博徒だった父」と端から橋下氏に挑戦的なのである。さらに見出し文には「~ノンフィクション作家・佐野真一氏と本誌は、彼の血脈をたどる取材を始めた」と続く。この特集は発行後橋下氏の抗議により、第1回だけで中止となった。

 結局今日の和解でことは決着した形になったが、それにしても大物人物や大新聞社が関係した特集記事であるのに、随分時限の低い話である。朝日の矜持がガタガタと崩れて、従軍慰安婦関連の怪しげな報道に至ったのもこの辺りに、傲慢な体質があったことと無縁ではないような気がする。

2015年2月19日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2837.2015年2月18日(水) 初めて国会見学、江田五月・前参議院議長と懇談

 今日は初めての国家見学を充実した気持ちと満足感を持って楽しむことができた。昨年まで駒澤大学マスコミ研究所の社会人公開講座を担当しておられた、元日本テレビ政治部長・菱山郁朗講師のお世話で、講座受講の有志8人とともに国会見学と一連のスケジュールを消化することができた。

 都内に住んでいれば普通は小中学生時代に見学していたと思うが、生憎父の転勤続きで小中時代は東京から離れてそんな機会もなかった。爾来国会議員の海外渡航手続きで度々衆議院事務局や議員会館を訪れたことはあったが、本丸へ行く機会がなかった。今日も幸せな小中学生が多数見学に来て神妙に説明を聞いていた。

 菱山氏は衆参議院議場と各党控室、各委員会室などを見学して、2人の関係者から貴重な話を伺う機会をお膳立てしてくれた。その2人とは自民党国対委員会の保科弘氏と、前参議院議長で参議院議員の江田五月氏である。

 保科氏は本音で語る人だった。議員の在り方と言動についてその是々非々を自民党員らしからぬ辛辣な口調で話してくれた。歯に衣着せず素直に自民党閣僚と議員の不見識な言動についても辛口で批判されたことには敬服した。特に、縦割り行政の弊害、政治家と役人のレベルについて、自らの本音を語られ、我々にも若者に伝える努力をして欲しいと求められた。中々気骨のある方だとお見受けした。保科氏のお話を伺うことができたのは、菱山氏と長年にわたる信頼関係のお陰であると思っている。

 江田氏は寛いだ雰囲気の中でにこにこしながら東大在学中に吉野作造について論文を書いたと話され、裁判所判事時代五月氏の誕生日に父三郎氏が急死したことにより、急遽参議院全国区に立候補した体験談を語られた。三郎氏の構造改革論が一世を風靡し、その是非論が世間を賑わせた。結果的にそれから間もなく三郎氏は亡くなられた。その辺りの経緯について、菱山氏が論文を書いている。多少その流れを知っていたので、今日いただいた菱山氏の論文を懐かしい気持ちで読んだ。

 江田氏のお話の中で特に印象に残っているのは、当時の社会党がもう少ししっかりしていれば日本の政治はもうちょっと別の方向に変わっていただろうと語られたことと、安倍首相の「日本は世界の真まん中で頑張る」というのではなく、周辺の国々と一緒に頑張ると言うべきではないかと批判されたことである。安倍首相が「戦後教育のマインドコントロールからの脱却」と言ったことが気になると言われたことも印象的だった。

 隣席の江田氏に個人的に60年安保当時の活動についてお尋ねしたところ、丁度東大に入学したばかりで活動することはできなかったと仰った。序に当時の全学連書記長だった清水丈夫さんについてお尋ねしたら名前と活動についてはよく知っておられたが、特別な交流はないと言っておられた。清水さんの現在の活動のさわりにもちょっと触れた個所がある拙著「南太平洋の剛腕投手」を差し上げたところ、喜んでいただいた。

 日本テレビの国会記者会館も訪ねて現在の放映のテクニックの一端を垣間見させてもらった。

 良いコーディネーターがアテンドしてくれたお陰で、このような実のある見学をすることができた。菱山氏の献身的なお力添えに心から感謝している。お陰で充実した一日になった。

2015年2月18日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com