ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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2082.2013年1月24日(木) 論稿「国会の爆弾男追想記」について

 数日前駒大マス・コミュニケーション研究所の菱山郁朗講師から、同研究所の研究所年報に寄稿された菱山講師の論稿「国会の爆弾男追想記」について感想、読後感を教えて欲しいとのメールをいただいた。早速駒大へ出かけて知り合いの事務員から年報をいただき、一気に読んで今日メールで感想を送ったところである。

 その爆弾男とは、言わずと知れた元社会党代議士・楢崎弥之助氏である。楢崎氏は昨年2月福岡の自宅で亡くなられた。菱山さんは、日本テレビ元政治部長として多くの政治家とお付き合いがあったが、楢崎氏とは格別親しい信頼関係を保たれていたようである。菱山さんは楢崎氏への取材の過程で、一度あっと世間を驚かす離れ業をやり、賛否両論取り混ぜて大きな話題を提供した。それは生々しい賄賂提供の現場をテレビカメラで隠し撮りをしたことである。リクルート事件の際リクルート・コスモス社社長室長が議員会館の楢崎氏を訪ねて部屋で楢崎氏へ賄賂らしき紙袋を手渡そうとした場面を、テレビカメラで隠し撮りを仕掛けたのが菱山氏である。そのビデオを公開講座で一度鑑賞させてもらったが、いかにもやらせらしきシーンで、もちろん楢崎氏はきっぱり断る。その当時、隠し撮りをしたその手法が蜂の巣をつついたような騒ぎとなった。

 それを含めて菱山さんは私的な関係を遠慮なく書き出している。楢崎氏と菅直人・元首相の関係があまり良くなく、晩年には楢崎氏が菅氏へ辞職勧告まで行ったほどである。きわもの的な興味もあり、内容的には分りやすく大変面白いものとなっている。僭越なコメントも書いたので、どう受け取られるか分らないが、感じたままをメール送信した。

 さて、アルジェリア人質事件でまだ安否が確認されていなかった最後の日本人が今日死亡と確認された。これで日本人犠牲者は10人となった。海外進出企業の間では改めて従業員の安全対策について検討を始めたようである。海外事業における安全管理が今後大きなテーマとして持ち上がることになるだろう。

2013年1月24日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2081.2013年1月23日(水) アベノミクス信奉者は財政再建をどう考えているのか。

 今や怖いもの知らずとなった安倍首相のアベノミクスは、最近の株式市況の活況に勢いを得て、益々加速されている。昨日は日銀と共同声明を発表してデフレ脱却へ向けて政府・日銀一体となって景気回復へ取り組む姿勢をアピールした。

 しかし、日銀が政府との共同声明に名前を連ねたのは、半ば政府に脅されたこともあり、決してこのやり方がベストと心得ているわけではないと思う。政府は日銀法の改正までちらつかせながら日銀の独立性を脅かし、あまつさえ政府に従属させようとの素振りすら見せていた。日銀は政府に逆らえず軍門に降った結果が昨日の共同声明である。

 その効果が表れるかと思いきや、共同声明発表前後の先週末以来3日連続して株価は大きく下がり、円安傾向だったものが円高気配に変調した。現実はそうそううまく行くわけではない。肝心要の財政再建が相変わらず放ったらかしだからである。ラガルドIMF専務理事からも、日本の円高是正の気持ちは理解できるが、国の借金を減らす財政再建に取り組むこと方がもっと大事だと指摘される始末である。大きなお世話ではあるが、図星ではないか。

 経団連の主要会員企業には輸出産業が多く、輸出が伸びないことには会員企業の景気が回復せず、政府も彼らの希望に沿わなくては信頼感を得られまい。言ってみれば、景気回復とは輸出産業の景気を回復させることなのだ。安倍首相が昨日のテレビ朝日「報道ステーション」に出演して発言したのは、輸出関連業者の尻馬に乗った言葉であり、本質は彼らの願いを代弁して発言させられているのである。

 さて、今日はペンクラブと旅行作家協会会員でもある山本澄子さんに誘われて、現代日本で最高の女性活弁士として知られる、澤登翠さんのディナー講演会が五反田駅前の「TOKO HOTEL」で開かれ参加した。澤登さんは海外でも活動している。外国にはあまり活弁士というのはいないそうだが、日本にはかつて徳川夢声ら約7千人もの活弁士が活躍していたそうである。澤登さんが話の中でアテレコを声色を使って解説したのが中々面白かった。

 この講演会を主催したのは、日本旅行作家協会の一部門で、その中心となったのが山本さんで、80+X歳にしてなお壮健にしてご活躍中であり、まさに脱帽である。

テーブルをご一緒したのは、山本さんから紹介された映画に詳しいペン会員の飯島一次さんと、ペンでいつも一緒になる西原さんと初対面の日本写真協会の滝アヤさんだった。西原さんは東日本大震災以降ほとんど毎月のように被災地を訪問して、被災者の姿をカメラに収め、取材を続けている。その成果として3月には取材記録を小説として上梓されるという。書名は「海は憎まず」とのことで、日新報道からペンネーム「穂高健一」の名で発売されるので、ぜひ買って欲しいとの話だった。もちろん買うことをお約束した。

 午後11時半過ぎに政府の緊急記者会見が開かれ、菅義偉・官房長官からアルジェリア人質事件で安否不明だった日本人人質3人のうち、2人の死亡が確認されたと発表があった。これで事件の日本人犠牲者は9人となり、残り1人がまだ不明である。何ともやり切れないニュースである。

2013年1月23日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2080.2013年1月22日(火) アルジェリア人質事件、最悪の結果に

 アルジェリア人質事件は最悪の結果となった。昨晩遅く安倍首相が日揮㈱関係者の安否不明者10人のうち、7人の死亡が確認されたと公表した。残る3人の安否は依然分らない。テロリストの非道な行為は当然厳しく非難されて然るべきであるが、今回の事件でなぜアルジェリア政府がテロ事件解決のためとは言え、制圧作戦を急いだのか謎を深めていたところ、昨日セラル・アルジェリア首相が人命優先とともにガス施設も大切であり、その施設がテロリストにより爆破される恐れが生じたので、直ちに行動を起こしたと述べた。アルジェリアにとってはわれわれが考える以上に、テロリストに狙われた施設が重要な意味を持っていたのだ。

 アラブ社会では人質にされるとその仕打ちは拷問どころか、想像もできないほど酷いものだと、イスラエルのガイドのシュタイン・トモコさんが先日メールで教えてくれた。

 1967年第3次中東戦争直後に戒厳令下のアンマン市内で、私は白昼ヨルダン軍隊に身柄を拘束され、宿泊していたホテルに連行され取調べを受けた。その時兵士らに取り囲まれすべての所持品を検査され、隊長らしき人物から詰問されたが、テロリストとか危険人物らしき疑いは抱かれなかった。質問に対しても真実を淀みなく答えた。それらが好意的に受け取られたのか、身の潔白が証明されまもなく解放されて収容所には連行されず、おかげで看守から暴力を振るわれることはなかった。トモコさんによると、私が解放されたことは幸運過ぎるくらい幸運だとも言われた。いかに彼らアラブ人看守の暴力がすさまじいかは、ひとつの例としてダスティン・ホフマン主演の映画「ミッドナイト・エキスプレス」のアラブ人収容所内の拷問の場面を観れば分るとも言われ、DVDで同映画を鑑賞するよう勧められた。いずれ観てみようと思っている。

 当時の私は戒厳令の実態について深く考えることもなく、あまり自分自身の身の安全ということを深刻に受け止めていなかった。実際兵士にライフル銃を突きつけられ、押さえつけられた瞬間はそれほど危険ということについてはぴんと来ていなかった。だが、しばらくしてヨルダン兵から ‘Hold up’と言われもしないのに、無意識のうちに両手を上げ、身体中ぶるぶる震えだして市民からじろじろ注視される監視の中を兵士らに連行され、現場から引っ立てられて歩いた屈辱が走馬灯のように思い出される。トモコさんの言うように運が悪ければ、あの時この世とおさらばしていたかも知れないのだ。今でも思い出すとぞっとする。

 アルジェリアで安否が分らない3人の方々は今どうしているだろうか。厳しい拷問に晒されているようなことはないだろうか。

 私自身身柄を拘束される危機一髪の窮地に追い詰められた若気の至りがあるだけに、生々しく唾棄すべき過去を思い、今回のアルジェリア事件が関係者すべてにとっても後遺症が残らなければ良いがなぁと心より願っている。

 さて、昨日アメリカでは、オバマ大統領第2期目がスタートした。日欧と同じくアメリカ経済も順調ではなく、つい先日先延ばしになった「財政の崖」問題がまもなく再び押し寄せる可能性もあり、加えて銃規制という難しい問題も抱えている。昨日の就任式では、ワシントンの国会議事堂前には6万人のアメリカ国民がお祝いに集まった。議事堂前は人で溢れていた。しかし、1期目の熱気はあまり感じられない。過去4年間は期待が大きかった分失望も大きかったのだろう。実際4年前の就任式には18万人もの国民が集まったという。4年後の再選はないだけに、オバマ大統領にとって第2期は思い切った政策を実行できるとも言われている。 ‘Yes, we can.’精神を再び奮い起こして欲しいものである。

2013年1月22日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2079.2013年1月21日(月) アルジェリア人質事件、いまだ詳細分らず。

 アルジェリアの人質事件は解決したのか、そうでないのかとんと分らない。アルジェリア軍特殊部隊の襲撃により作戦終了となり、事件現場ではすでに静かな雰囲気のようである。しかし、武装集団がまだ施設内に隠れていて爆破を仕掛けるかも知れず、外部からは思うように近づけないようである。

 今朝の日経紙一面トップ記事見出しには「『人質23人死亡』発表」とあり、朝日にも「人質死亡23人確認」とある。

 それにしても情報の錯綜と混乱は相当ひどいものである。関係緒国のコメントもバラバラである。日本人の安否不明者が依然として10名と伝えられたままである。今回の事件は、解決方法、アルジェリアの独立の歴史とアルジェリア人の国民性、他国の介入阻止、人命より重要施設優先等々、極めて異質な事件である。

 識者の間でもアルジェリア政府はなぜ時間を置かず一気に突撃してテロリストを制圧したのか、疑問を呈する専門家が多い。その反面イギリスやフランスでは、アルジェリア政府の行動に心情的に理解を示す国もある。特にフランスはかつての植民地だったために、一部のアルジェリア人から恨みを買っており、本音かどうかは別にしてアルジェリア政府の判断を理解しているとの声明を出しているくらいである。やはり、人命第一を主張してたっぷり時間をかけようとするわが国の情緒的なやり方とは自ずから異なるようだ。それが、日本政府が正確な情報を得られず、いらいらして不満感の表れとなる。

 今度の事件で、改めて情緒的な日本とは違うアルジェリアという国の特異な異質性を知った人も多いのではないだろうか。

 現地へ日本政府からは城内実・外務政務官、日揮㈱からは川名浩一社長が現地へ赴いたが、現在まで日本人不明者10名の生存は依然としてはっきりせず、極めて悲観的である。

 さて、今朝の日経最終頁の文化欄にちょっとした知り合いの阿部毅一郎さんが、「東大の『闘魂』は不滅」というエッセイを書いている。まったく知らなかったが、東大の応援歌「闘魂は」を作詞したと、そのいきさつを綴っているのである。60年安保闘争にも触れている。高校時代の友人である牧野力くん(元通産事務次官)と東大の同期生で、麻生渡・前福岡県知事らとともに当時の通産省に同期入省した。偶々初めて会った時に牧野くんと同級生だったことから、言葉を交わすようになった。東大には校歌はなく、応援歌も「ただ一つ」だと思っていたところ、学内で応援歌歌詞を募集したので応募して採用されたというあらすじが書かれていた。

 「ただ一つ」は私の好きな応援歌のひとつである。しかし、身近にこんな形で別の応援歌を書いた人がいたとは、まさに青天の霹靂である。図らずも思いがけない事実を知った。阿部さんは奥様ともども良く海外を旅行している。今度お会いしたら、また話す話題が増えた。

2013年1月21日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2078.2013年1月20日(日) 円安進行の影響

 アベノミクス効果のお蔭で、株価は上昇し円安水準も継続している。先週末には、東証は日経平均株価が300円を超える値上がりで、終値も2010年4月以来2年9ヶ月ぶりに1万900円を上回った。円安も進行して一時90円台につけた。ニューヨーク外為市場では90円台で終わった。

 これだけ短期間に日本で円安が進むと、その反面自国通貨が高くなる国にとっては明らかに製品の輸出上デメリットがある。

 最近2ヶ月間に対ドル相場で、日本の円安が13.2%進行したのに反して、ユーロが5.2%、英ポンド5.2%、人民元0.1%、韓国ウォン2.9%、ブラジル・レアル0.9%という具合に軒並み自国通貨が高くなっている。所謂「独歩安」現象である。

 この傾向に対してアメリカ大手自動車メーカー政策会議は、オバマ政権に対して日本の円安誘導策に反対するよう求める声明を出したり、ドイツのショイブレ財務相も大きな懸念を表明した。またIMFのラガルド専務理事が直接的ではないが警告を発している。ラガルド氏は日本は円安誘導より財政再建に注力すべきであると尤もな提言をしている。

 その日本の借金は近年増える一方であるが、内閣府が18日に発表した「2011年度国民経済計算確報」によると、昨年11月末時点で政府が持つ資産を全部売っても、18.7兆円の借金を残ってしまう「債務超過」状態だったことがわかったという。国が新たな借金をし続けていることが原因である。内訳の大半は国債である。にも拘わらず、アベノミクスと煽てられ安倍政権は、補正予算と来年度予算で更に公共投資に資金を注ぎ込み借金を膨らます計画である。

 一方国内でも輸出関連企業は円安を歓迎している一方で、輸入に頼る石油関連企業では皺寄せは石油価格の値上げに反映されると危惧している。実際最近のガソリン価格の上昇は、レギュラー・ガソリン1㍑当り価格は、6週間で4.5円も上がったという。どちらかにとってプラスなら、他方にとってマイナスになるのが普通であるが、円安と円高のメリットをどう秤にかけるか難しいところだ。

 さて、昨日アルジェリア政府は突入作戦は終了したと発表したが、その後事件の詳細は一向に伝わって来ない。その間いろいろ情報が伝えられても、事実はどうなったのかまったく分らない。今日もこのままかと思っていたところ、午後10時過ぎになってアルジェリア・エンナハールTVが25人の死体が見つかったとだけ伝えた。事実を知るのが恐ろしくなってきた。

 今日夕方のNHK・TVニュースを観て懐かしく思ったのは、早くも始まった首都圏の私立中学校の入学試験だった。その映し出された光景が、母校・千葉県市川学園中学校の試験会場風景だった。遥か昔の今から62年前に受験した。当時は学校内で入学試験を受けたが、驚いたことに今年は2千名を越す小学生が受験したために、学校内ではなく千葉市内の大体育館で試験が実施されたとのことに浮世離れの感がした。当時も割合評判が良い中学校だったが、今ではかなり受験校として有名になったようだ。入学はしたものの父の京都への転勤により、サンフランシスコ講和条約が結ばれた2年生の2学期には転校した。懐かしい思い出として今も時折思い出すことがある。

2013年1月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com