ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

ブログ一覧

2117.2013年2月28日(木) 安倍首相は原発再稼動に本気なのか?

 安倍首相は今日衆議院本会議場で施政方針演説を行った。TPPは現時点では政治の最大関心事のひとつであり、触れるのは当然であるが、アメリカ政府との間で完全に調整がついていないのか、言葉では威勢がいいが、言っていることに進展がないような気がする。その他に重要課題として①原発再稼動、②普天間基地移設、③議員定数削減、④憲法問題、等を挙げた。その中で①について「安全が確認された原発は再稼動する」と述べた。敢えて言うなら、「原発の安全が確認されることはない」と言ってあげたい。

 今日の朝日朝刊トップ記事は「原発作業員の被曝記録―東電、2万人分未提出」とある。まもなく震災から2年になるが、根本的には福島第一原発の放射能漏れは終息していない。関係者は皆何とか影響は少ないとか、作業は順調だとか、できるだけ事実を小さく伝えようとしている。だが、懸命の作業にも拘わらず、事態はゴールに中々届かない。先日もやらせの報告書や、汚染物質を不法に廃棄処分したことが暴露された。現場ではウソの報告や、事実の隠蔽が後から後から公になる。事実を矮小化しようとの企みに拍車がかかるばかりである。しかも、率直に言って国民の間では、再稼動賛成派より、反対派の方が上回っているのは紛れもない。こういう現実の中で、どうやって安全を確認し再稼動を進めるのか国民にはっきり真実を語って欲しいものである。

 ②については、沖縄県民はほとんど反対しているが、それを移設の期日を決めるだけでなく、基本的なロードマップを決めて沖縄と政府がもっと突っ込んだ話し合いをしなければ、話は一歩も進まないと思う。実際防衛大臣始め政治家は沖縄へ出かけて、当事者と向き合って話し合い、泥をかぶってでも事態を解決しようとの意気込みが感じられない。

 ③も本当にできるのかどうも信用できない。毎度本件に関しては、議員自ら火の粉をかぶる可能性があり本論賛成、各論反対になりがちだからである。

 ④はいよいよ憲法改正について動こうとしている姿勢を示したと言える。これから質疑の中で問題点が炙り出されるだろうが、意気消沈の野党第1党の民主党がこれを機に活性化させてくれるだろうか。あまり期待は持てそうにないが・・・。

 さて、昨日アメリカのピアニスト、バン・クライバーン氏が骨肉種のため亡くなった。78歳である。私自身音楽にはあまり詳しくないが、それでもこのクライバーン氏が、私が浪人中の1958年にチャイコフスキー国際コンクールで優勝した時のアメリカ人の喜びようが尋常ではなかったことが強く印象に残っている。東西冷戦の最中に彼が帰国した際は、当時のアイゼンハウワー大統領が出迎えたほどである。早速彼がコンクールで演奏したチャイコフスキー「ピアノ協奏曲第1番」のレコードを買い、メロディーを覚え、以来大好きな曲となった。4年前彼の名を冠したバン・クライバーン国際ピアノコンクールに、辻井伸行さんが日本人として初めて優勝して、久しぶりにクライバーン氏の姿を見て懐かしく思ったものだ。

 また、ひとり英雄が去り、寂しくなった。

2013年2月28日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2116.2013年2月27日(水) ルクソールで墜落した熱気球の安全管理は?

 昨日エジプト・ルクソールの熱気球墜落事故で2組の日本人夫妻を含む19人が亡くなった。この熱気球は確かに人家が密集した都市を除けば、観光地を上空から立体的にゆっくり眺めるには新しい観光手段として注目されるのもなるほどと思わせる。

 ただ、私自身には以前から2つのバーナーからガスを吹き上げてバルーンを浮かせる方法に安全性の点で些か疑問があった。それでも、仮にガス噴出が停止しても緊急脱出方法は当然考えられていると思っていた。ところが、今日の夕刊記事を読んでみると地上3~5mの着陸寸前で突然出火し、慌てた操縦士が地上へ飛び降り、軽くなった分気球が上昇した。そのまま上昇し続けて気球全体に火が回り地上90m付近から墜落したという。これが事実ならこう言っては酷かも知れないが、安全装置どころか、気球は落ちるべくして落ちたと見做されても弁解の余地もない。

 1999年トルコ・カッパドキア地方へ旅した時、朝早く熱気球に乗れるがどうするかとその前日ガイドから尋ねられたことがある。興味はあったが、早い起床時間と安全性に不安があって止めたことがある。カッパドキアは岩山に特殊な洞窟がむき出しになった珍しい世界遺産で、上空からの眺望も興味深いだろうと思い、後になって乗っていれば良かったと思ったこともあったが、こういう墜落事故の発生を聞くとトライしなくて良かったと思っている。

 さて、今日NPO法人シニア大楽で自治体の生涯学習担当者のための公開講座が開かれ、15人の模範講師のひとりとしてショート模擬講義を行った。幸いシニア大楽顧問の瀬沼克彰・桜美林大学名誉教授、事務局専務、他の講師らから大分好意的な評価をいただいた。最近注目されている「世界遺産」のテーマを取り上げたことがタイムリーだったこともあるが、パワーポイントに動きを入れた世界遺産の画面を多めに使用したことが効果的だったようだ。さらにお世辞であろうが、メリハリの利いた、話す声の通りが良いとお褒めの言葉をいただいた。すっかり気分を良くして帰ってきたところである。

2013年2月27日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2115.2013年2月26日(火) 2.26事件を想う。

 77年前の今日払暁、「昭和維新」を掲げた陸軍青年将校によるクーデターが勃発した。それから僅か4日間で事件は鎮圧された。いわゆる「2.26事件」である。日本中を沸かせた前代未聞のクーデターは、昭和史上最もショッキングな事件だった。岡田啓介首相、高橋是清蔵相、斉藤実内相、渡辺錠太郎・陸軍教育総監ら国のトップ9人を殺害し、首都圏を恐怖のどん底に陥れた。事件の結果は、中心となった若手将校25名のうち、17名が死刑となったおぞましい事件だった。学校教育の場でも学んだ事件であるが、残念ながら時代とともに次第に事件は風化が進み、近年はメディアでもほとんど取り上げられることがなくなった。

 事件当時は国内でも世界的な経済恐慌の影響を受け失業者が街に溢れ、東北地方の大凶作により農民の間には世を儚んだ人も多く、政治への不満が高まっていた。しかも、庶民の苦しみをよそに政界は政権抗争に明け暮れ、政党政治は崩壊し、若手軍人の間には軍上層部への不満も募らせていた。事件の背景には、現状に不満を抱き、陸軍上層部に操られた一部将校が過激な行動に走ったとも言われている。

 現在安倍政権が少しずつ右傾化の方向へ歩み出していると言われ、同時に憲法改正や自衛隊の在り方について慎重に議論されることが多くなってきた。当時とは時代背景がまったく異なるとは言え、この流れが加速すると、現代にあっても不満を抱く「青年将校」的行動が暴発しないとも言い切れない。その点を思い、かねがね他山の石として「2.26事件」を学び反省してみることが必要ではないかと考えていた。

 しかしながら、今年も新聞、テレビらジャーナリズムはそれらしき気の利いた企画や報道を行っているありようが見えずがっかりしていた。それが、1週間ほど前にNHK・BSでBS歴史館「徹底検証2.26事件-日本をどう変えたか?」という番組が放映された。父の渡辺錠太郎・陸軍教育総監を9歳のときに目の前で銃殺されたノートルダム清心女子大学名誉学長・渡辺和子氏が、赤裸々に現場の状況を語っていた。渡辺氏が教育総監の次女だったことは寡聞にして知らなかった。

 また、今夜のNHK「ニュースウォッチ9」でその時やはり襲われたが、一命を取り止めた鈴木貫太郎・侍従官(終戦時の首相)のたか夫人がその場面を語った録音テープについて報道していた。テープでは、首謀者のひとり、安藤輝三大尉の行動と人柄について鈴木夫妻が褒め称えていたが、私にも頷けるものがあった。

 実は、個人的に30代のころ松本清張著「昭和史発掘」のシリーズ物を読んで、安藤輝三大尉の人物像と人柄に心を動かされていたのである。それにしても彼のような真摯で、しっかりした目標を持った、人間性を失わない人物が少なくなったと思う。

 日本のあるべき姿、これから進むべき道を考えてみるためにも、日本の歴史上画期的事件だった「2.26事件」を忘れてはならないと思う。あの日は朝から大雪だったが、今日は外出しても汗を掻くほどの温かさだった。

 さて、成すべきことのひとつを今日終えた。毎年苦行のひとつである確定申告書を今日玉川税務署に提出することができた。とりあえず、ほっとしている。昨年までは2月中に提出したことはなかった。例年通り変わらぬ手書き記入ではあったが、準備が早かったことが良かったと思っている。

 夕方になってまた日本人観光客が犠牲になったニュースが飛び込んで来た。エジプトのルクソールで熱気球が墜落し、乗っていた日本人4人を含む19人の観光客が亡くなった。明日シニア大楽で自治体の生涯学習担当者を対象にPR講義を行うが、私は世界遺産について話をする。ルクソールのカルナック神殿とアブ・シンベル神殿についても触れるつもりである。

 それにしても先日グアムで日本人3人が殺害されたのに続く悲劇である。世界の観光地も安心できなくなってきたようだ。

2013年2月26日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2114.2013年2月25日(月) 安倍首相はふわふわせず、現実を直視せよ。

 一昨日の本ブログに、日本銀行次期総裁候補として元財務官で現在アジア開発銀行総裁の黒田東彦氏が噂として流れていると書いたが、何のことはない。今日の朝日、日経両朝刊の一面に次期総裁として有力と明確に書かれている。よく読んでみるとどうも黒田氏で決まりのようだ。テレビでは起用とまで報道されている。金融緩和論者の黒田氏起用のニュースが伝えられるや株式市場はこれを好感し、日経平均株価は4年5ヶ月ぶりに1万1600円台にまで上がった。

 では、2016年まで任期の残っているアジア開発銀行総裁の職はどうするのかと思っていたら、アジア開発銀行総裁職は日本の指定席ということから、早速後釜に現財務官・中尾武彦氏を決め、総裁として強引に押し込むつもりのようだ。黒田氏の場合は、2005年から長きに亘って総裁を務めており、これを安易に交代させて、後任に別の日本人を押し込むとは、日本政府も少々不遜に過ぎるのではないかと思う。正式決定ではないので、何とも言えないが、このようにアジアの人たちを侮辱するようなやり方はとても賢明とは思えない。

 ところで今度の訪米で、安倍首相がオバマ大統領と多くの点で合意したかのような印象を与えているが、その中の最重要課題であるTPP加盟問題は中々一筋縄では行きそうもない。これまで経団連などはこれに参加しなければ、日本の経済成長が止まるかのようなニュアンスで語っていたが、直近の報道などを見ると、日本の積極的な加盟を促していたアメリカが国内自動車業界の関税撤廃反対の声に押されて、自動車の輸入に関税を課し続けると言い出しているという。それでは、日本としても農業分野の貿易自由化はとても受け入れがたいところだろう。工業製品と農業品だけでも、このように意見がまとまっていない。これでは他の加盟国にとっては何のための貿易協定だか意味不明で、話が一層複雑になるだけである。

 現在TPP加盟国は、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、チリ、ブルネイ、マレーシア、シンガポール、ベトナム、ペルーである。これらの国々は自由貿易国に近い国であるか、一次産品輸出国であり、日米がTPPで関税撤廃を行った場合、アメリカは車で日本の進出を許し、日本は米豪、その他の行製品産出国から農業分野で大きな打撃を受ける。この点を考えると日米にとって他の加盟国に比べて、TPP加盟はそれほどメリットはなく、お互いに得策ではないのではないかという気がしている。

 分り難いが、どうもその辺りの日米間の駆け引きに裏の裏があるのではないかと勘ぐりたくなる。安倍首相が日米同盟の強化が確認されたと得意満面で話しているのに対して、オバマ大統領は野田前首相の時と強い絆は変わらないという言い方である。日本へのシェールガス輸出についても協力を要請した安倍首相に対して、オバマ大統領は明確に答えず、日本の立場に理解を示したというものである。

 かつて当時の李明博・韓国大統領が訪米した時は、晩餐会を催してくれたが、安倍首相には午餐会で済まし共同記者会見も開かれなかったと穿った見方もある。オバマ大統領には、アメリカ人記者から肝心の首脳会談の中身よりアメリカ経済の中身に関する質問が多かったとも聞く。モテモテだったとか、日米同盟の強化を確認したとか安倍首相がはしゃいでいる割りには、アメリカにおける安倍首相への饗応は冷めていて期待したほどではなかったということのようだ。それは、いつも日本に辛口の中国の論評が安倍首相はアメリカに冷遇されたということでも分る。

 結局いつまでも情緒的な理解とか、実行の伴わない口約束だけの話し合いでは、相手に愛想尽かしをされるということが何となく分った、先の日米首脳会談だった。もちろんお坊ちゃま首相にも分ったのではないかと思う。

 今日お隣の韓国では、李明博氏が大統領の座を去り、女性として初めての朴槿恵氏が就任した。暗殺された日本陸軍士官学校出身で、親日的だった朴正煕・大統領の娘であるが、韓国世論を受けて必ずしも彼らの対日感情が好転するということでもないようだ。近い将来に竹島問題でわだかまりのある日韓両国の間に新風を吹き込み、対日感情を好転させてくれるだろうか。期待したいものである。

2013年2月25日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2113.2013年2月24日(日) 旧トラック島への観光客が少ないのでは?

 4月に出かけるミクロネシアの旧トラック島(現チューク島)について少し研究しておこうとガイドブックを探したが、どこの書店にも見つからない。海外旅行ブームとなって以来幾種類もの旅行ガイドブック・シリーズが出版されているが、その中にミクロネシア関連書が見当たらないとは意外だった。ビルマやリビアですらシリーズの中にあるが、「ミクロネシア」のガイドブックは残念ながら見つからない。それだけトラック島へ行く旅行者が少ないということだろうか。こうなっては、かつて現役時代にお付き合いのあった、エージェントに当ってみるより仕方がないだろう。ウォーキングをした序に近くの八雲中央図書館に寄って調べてみても、ガイドブックとしての「ミクロネシア」、或いは「トラック」は見つからず、館内のPCで検索して学術的な書を見つけたので、どれほど旅行用に役立つものかは分らないが、それを近くの守屋図書館から取り寄せてもらい借りることにした。

 それにしてもグアムやパラオ、サイパンなどには観光客が押し寄せているにも拘わらず、トラック島の観光人気がこれほど影が薄いとは些かショックだった。これでは、亡くなったアイザワ大酋長も浮かばれないだろう。

 さて、今日は妻と東京駅内ステーション・ホテルのカフェへ出かけた。自宅近くの目黒通りのバス停から東京駅南口行きのバスが運行されている。昨秋一度逆コースで帰って来たことがあるが、日中のんびり都内見物を楽しめるので座席にゆったり座って目的地へ向かうのはリラックスできて愉快だ。ただ、時間的に小一時間もかかるので、急ぐ時はあまりお勧めできない。目黒通りから魚藍坂を経て三田慶應義塾の外周を半周して東京タワー下から霞ヶ関官庁街、日比谷公園前を通って東京駅丸の内へ辿り着くバス代210円也の観光コースである。

 ホテルは今も開業人気が続いていると見えてカフェも混んでいたが、館内をちょっと見学しながら席の空くのを待って、妻にとっては宿願のお客様となることができた。場所柄少々お値段がはるが、3点セットのケーキとコーヒーで1900円は高いか、安いか。八重洲側の大丸百貨店にオープンした大掛かりの食品コーナー、特にいろいろ取り揃えた弁当が評判を呼んでいるようだが、その辺りをぶらぶらして午後のひとときを過ごし案外気分転換になった。

 昨日観光月刊誌「コロンブス」2月号を送ってもらった。これに先日阿部和義さんに「観光立国を支える人たち」として取材されたインタビュー記事が丸々1頁掲載されている。阿部さんは流石に元朝日記者だけあって、内容を上手にまとめられている。記事は先日「世界遺産の隠れ話」として講演した時の内容に基づいたものである。世界遺産は今かなりの人たちが関心を抱いているので、講演のテーマとしては打ってつけで、早速コピーして知人にメール送信したところだ。27日にも、同じ内容で自治体の生涯学習等の担当者らを対象にPR講演を行う予定である。

 今日もうひとつ意外なことで興味を惹いたのは、50回目を迎えた国立競技場のラグビー日本選手権決勝戦である。全体として一時の熱狂的な盛り上がりにはやや欠けるが、試合は白熱した。3連覇を目指すサントリーと9年ぶりに決勝戦へ進出した神戸製鋼による決戦は、予想以上に大差がついて36対20でサントリーが勝った。12年ぶりの優勝を狙った、かつて7連覇を飾った勇者・神戸製鋼の苑田右二ヘッドコーチとは、同学年の二男が高校時代に夏の菅平合宿で同じスクラムハーフとして戦ったことがある。あの頃は私もまだ若かったが、毎夏菅平へ出かけてはよく息子たちを応援したものだ。そんな昔のことを懐かしく思い出した。

2013年2月24日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com