ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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2187.2013年5月9日(木) アメリカで懸念される日本の右傾化と歴史認識

 大統領就任以来初めてアメリカに旅立った韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が、オバマ大統領と会談し、お互いに北朝鮮の核開発問題に対する連携について確認し合った。同時に朴大統領は日本の歴史問題認識についてオバマ大統領に、韓国の立場を理解するよう異例の言及をした。朴大統領は日本の歴史認識についてアメリカが日本に圧力を加えてくれるよう求めたのだ。

 今回の問題の発端は、安倍内閣閣僚と国会議員の靖国神社参拝と、先月国会で安倍首相が強弁した「侵略の定義」の説明があったからである。特に侵略に関して、定義にはさまざまな議論があると述べたことで、過去の日本の侵略を否定していると韓国に受け取られたことである。アメリカは日韓両国とも歴史の問題に対処すべきだと断定的なコメントは出さなかった。だが、歴史に直面しようとしない首相とか、アジア近隣諸国における対立を引き起こしているとか、ウルトラ・ナショナリスト安倍首相とか、侵略の歴史を否定するとか、アメリカのメディアの間では多くの批判的な声が挙がっている。アメリカ国内には日米同盟を重視している安倍首相だが、日本の歴史認識が改善されないとアメリカの国益をも損なうことになるとの声もあるくらいである。朴大統領がアメリカ上下両院合同会議で行った演説では、名指しこそしなかったが日本を念頭に置いた内容に拍手が起きたという。

 それに対して安倍首相は昨日の参議院予算委員会で持論を繰り返した。これでは、日韓両国の対立は深まるばかりである。

 外務省幹部も政治家の国益を考えない自己主張には頭を痛めているようだ。

 敢えて言わせてもらえば、安倍首相にしろ、麻生副首相にしろ、どうしてこのように空気を読めずに自分の思いだけを発言するような人物になったのだろうか。また、どうしてそういう人物が国のトップ、№2と成り得たのだろうか。本当に二人とも自分たちの言動が外の人たちの神経を刺激しているという点にまったく気付かないのだろうか。結局彼らはこれまで手厚い庇護の下にほとんど苦労知らずに育ち、そのわがままぶりと、若いころに議論を積み重ねて持論を構築する訓練ができていなかったことが他を顧みない性癖を培ったのではないかと思う。多分今でも彼らに自分の目指すゴールはあるが、その道程を整備するのは取り巻き連中ではないかと思う。そのような人物ばかり揃った現自民党政権は、このまま右翼化への道を突っ走るのではないかと思うと心配であり、ぞっとする。

 それにしても首相の発言についてメディアがただそのまま受け入れて報道するだけでは、あまりにも良識がなさ過ぎるのではないか。安倍内閣とメディアがグルになって右傾化に加担していると言われてもおかしくない。現状は救いようがない状態のように思える。自民党政府の奢り高ぶった姿勢には危機感をすら憶える。

 さて、昨日私のトラック島旅行について藤沢市の相澤光春・相澤土地㈱社長から電話があった。予定していたトラック島における消防車引渡し式が藤沢市とトラック島の事情により、早くても今秋に延期されるだろうとの話だった。ちょっと出鼻を挫かれた感じである。藤沢市に、この際藤沢市とミクロネシアとの友好プロジェクトを計画し、何らか双方の友好をアピールする仕掛けをしたい意向のようだ。

 大分大げさな話になってきたが、だからと言ってこのまま秋まで私の渡航を延ばすわけにはいかない。このプロジェクトとは別に、私は6月ごろに出かけようと考えている。ミクロネシア大使秘書にはいきさつを伝えたところだ。アイザワ酋長の娘さん・ナンシーさんには来月上旬に出かけることを明日にでも伝えようと思っている。

2013年5月9日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2186.2013年5月8日(水) 新歌舞伎座で歌舞伎を鑑賞

 先月新歌舞伎座がオープンした。現在杮葺落し公演中でほとんど連日満員の盛況らしく、3年ぶりに新装成った劇場は連日受けに入っているらしい。歌舞伎の専門家である大原雄・日本ペンクラブ常務理事にお願いして良い席を取ってもらい、念願の歌舞伎を新装成った新歌舞伎座で妻と観劇する機会を得ることができた。学生時代に父のコネでチケットを入手し何度も歌舞伎は観たことはあるが、もう半世紀以上も昔のことであの時代は切符があるから観に行ったぐらいの軽い気持ちだった。ある程度歌舞伎に関心を持って多少知識を仕入れて出かけようというのは、年齢的にも歌舞伎郷愁年代に近づいたせいもあるのではないかと思っている。

 新歌舞伎座は歌舞伎座タワーと一体となった建物で、東京メトロ・日比谷線東銀座駅から雨に濡れることもなくそのまま建物へ入って行ける利便性と、地下鉄口と直結した「木挽町広場」が好評である。地上29階、地下4階という高層ビルだが、聞くところによると貸し部屋の約3割にまだテナントが入居していないらしい。フロア単位でしか貸さない松竹の殿様商法が祟って苦戦しているようだ。

 ところで折角来たのだからと興味本位に建物周辺の探索から5階のガーデン、木挽町広場、喫茶店等々を見学して回った。開場直前には入り口周辺は大勢の来客が溢れていたが、特別目立ったのは圧倒的に女性客が多く、その割合はほぼ90%近くが女性ではないかと思えたことである。そのうえ他のイベントでは滅多に見られない和服姿の女性が多いのはやはり歌舞伎という日本伝統芸術だからだと思う。どこもそうだが、相変わらずだなと思ったのは、これだけ多い女性客に対してトイレの数が少なく、女性用トイレ前はいずこも長蛇の列となっていた。これには妻も困っていた。この辺は設計上少々甘かったのではないかと思う。

 さて、今日鑑賞した第2部午後の部の演目であるが、江戸時代の大名家の3大お家騒動のひとつ、伊達騒動に題材を取ったとされる「伽羅先代萩」と、近松門左衛門の浄瑠璃「夕霧阿波鳴渡」を基に脚色した「廓文章-吉田屋」が上演された。前者には、坂田藤十郎、松本幸四郎、中村吉右衛門らが、後者には片岡仁左衛門、坂東玉三郎らが熱の篭った芸を披露してくれた。最近やや耳が聞き取り難くなっているが、1500円の豪華ガイドブックで事前にあらすじを頭に入れておいたので、役者の科白と芝居の流れはまずまず抵抗なく理解できた。

 ともかく久しぶりに日本の伝統芸術の真髄の一端を垣間見て、純粋に楽しむことができたと思っている。また、機会があればいつか別の演目を観劇して見たいものである。

 帰路夕食に銀座4丁目の三越へ入り、12階にある大正7年創業という天婦羅店「ひさご」で天丼を食べたが、これが美味く、ボリュームも多く値段もリーズナブルだった。こんなに美味い天丼は滅多に味わえない。店員に聞いてみると三重県の120年続く伝統的な胡麻油を使っているということだった。道理で味が良いわけだ。歌舞伎を楽しみ、天婦羅も美味しく味わって大満足の一日だった。

2013年5月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2185.2013年5月7日(火) 中東、中国、そして北朝鮮の動き

 イスラエル空軍機によるシリア爆撃が懸念され、この影響が大きく広がらなければ良いと願っていたが、それ1回きりでその後どこのメディアでも後追い報道をしていない。アラブ諸国にとっては極めて深刻で大きな問題になると思っていただけにちょっと拍子抜けであるが、まぁほっとしている。でも現状はそういうことのようだから、このまま沈静化することはあまり期待できないにしても、水面下で関係緒国が折衝し、何とか円く収まることに望みをかけたい。

 さて、昨年中国が非常識で、国際法上とても考えられない、一方的な「直線基線」についてアメリカ国防総省が批判的なコメントを発表した。直線基線を設定した中国の意図は尖閣諸島を自国領土として扱えるよう中国の都合で独断的に考えたものである。独自の意向で境界ラインを自国に有利に線引きしようとする不条理で国際法にもそぐわない国連への申請であり、いずれ国連からも却下されることになるだろう。同時にアメリカは「尖閣は日本の施政下にあり、いかなる一方的な行為にも反対する」とも述べた。これはこれまでアメリカが尖閣諸島について主張し続けてきたことであるが、改めて中国に対して懸念を表明することによって中国に注意を喚起し、日中間の緊張を増すことに警告を発したものだ。

 大型連休前に挑戦的に危機感を煽り、周辺国を恫喝し続けていた北朝鮮が、中距離弾道ミサイルの発射台を取り外したと日米政府筋の発表があった。これについて識者のいろいろなコメントがあるが、北朝鮮は重要な切り札を切り過ぎたとまで言われている。北朝鮮の今のやり方が行き詰まっている証拠だが、次にどんな嫌がらせの手を打ってくるのか、相手が相手だけに油断がならない。

2013年5月7日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2184.2013年5月6日(月) 大型連休も今日でオシマイ

 暖かい中にも爽やかな気候の連休だと思っていたが、今日は全国的にはかなり異変があったようだ。何と帯広では8年ぶりに雪が降ったが、その一方で南国・宮崎では30℃を超えて今年初の真夏日となった。ゴールデンウィークが終末に近づくと、決まって道路の混雑、空や陸の混み合った交通情報が伝えられる。わが家に2泊した長男家族も昨日夕に横浜の知人宅に寄った後に、奈良へ夜行運転で帰って行った。慌しい滞在だったが、孫たちにとって楽しい思い出になればこんなに嬉しいことはない。

 このところ連日近くの駒沢オリンピック公園にウォーキングに出かけているが、流石にゴールデンウィークの最中とあって家族連れを含めて大勢の人たちが思い思いに身体を動かしたり、走り回っている。今日はやっていなかったが、昨日、一昨日はつい入場無料という声に誘われるように陸上競技場に入ったところ、「東京国際ユース(U14)サッカー大会」が行われていて、勝ち残ったブラジルのサントス・ジュニアとパリが戦っていた。奇妙なことにしばらく観ていてサントスと思っていたチームが、実はそうではなかった。サントスには黒人選手がほとんどおらず、逆にパリは11人中9人が黒人選手だったからである。元々植民地主義の国には黒人選手が多いが、近年アメリカはもちろんカナダやイギリス、フランスにも黒人や茶褐色の人々が増えてきた。今やヨーロッパのスポーツチーム、特にスポーツが盛んな国では黒人選手なしにはチームが成り立たないくらいである。改めてそんなことを駒沢公園散歩中に知らされた。

 さて、この連休中に国内外で大きな問題がなかったと思っていたら、やはり中東で一騒動あった。アサド政権と反体制派が内戦を続けているシリアで、体制側による大量殺戮事件が勃発したり、サリンを使用したのが体制側か反体制側か揉めている最中に、昨未明突如イスラエル空軍機が首都ダマスカス近郊の科学研究施設を爆撃した。当初イスラエルはコメントしなかったが、AFP通信に政府高官がレバノンのヒズボラ向けイラン製ミサイルが標的だったと空爆を認めた。ことはどうあれ、イスラエルは戦争開始のボタンを押したようなものである。当然イスラム組織のイスラエルへの仕返しが考えられる。今後国連でもこの問題が取り沙汰されるだろうし、イスラエルに対して憎しみを抱くイスラム組織が、新たなテロを仕掛けないとも限らない。好戦的なイスラエルを今やどこの国も抑止できなくなっていることが、一層恐怖感を掻きたてている。事態が大きく広がらなければ良いがと思う。

2013年5月6日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2183.2013年5月5日(日) 警戒される安倍首相右傾化の言動

 ロシアと中東歴訪を終えた安倍首相が昨日帰国した。その成果はどうだっただろうか。首相周辺は自画自賛しているようだが、それほど胸を張って自慢できるものだったのか、些か疑問に思える点がなくはない。

 例えば、4月30日付本ブログに取り上げた、北方領土問題についてプーチン大統領から非公式に提案されたとされる4島の面積等分返還は、果たして大統領にどこまで本気度があるのか、単なる外交辞令なのか、それとも牽制球ではないのかと疑問を投げるロシア問題専門家もいる。それが微妙にロシアの探られたくない腹を突いたように見えたのは、日ロ両首脳共同記者会見の場で、ある日本人記者が北方領土にロシア人が居住し実行支配している現状を指して、そのような環境下で果たしてそれは可能なのかと単刀直入に質問したことに対してプーチン大統領は一瞬色をなし、きつい言い方でロシア人の居住はこれまでの長い歴史でそうなったと応えたが、その興奮した口ぶりに大統領の本音が垣間見え、本心はどうなのか分らないと指摘したのが、袴田茂樹・新潟県立大教授である。他にも副首相やラブロフ外相のように、北方4島は第二次大戦で敗戦国の日本から戦勝国であるロシアが正当に領土を獲得したものでロシア領だと公言する大物もいるうえに、ロシア国内でも現状ではプーチン大統領にもそれを押し切るほどの力がないと言い切る専門家は多い。

 さらに訪ロ前の国会で質問に応えた安倍首相の答弁内容が、日本国内より中韓両国からはもちろん、アメリカでも問題とされていることが気にかかる。アメリカの見方は極東地域で反日感情が起きるのは、日本の歴史認識の捉え方に問題があるからだと追及する中韓の言い分に理解を示すもので、日本の、否安倍首相の歴史感に疑問を投げかけているのだ。このことを首相自身はどう考えているのだろうか。

 首相の歴史感については、アメリカの大手メディアのワシントン・ポスト、ニューヨーク・タイムス、ウォールストリート・ジャーナル等の紙上にも取り上げられているが、その典型はワシントン・ポストの社説である。「歴史に向き合えない安倍晋三“Shinzo Abe’ s inability to face history”」と取り上げられ、安倍政権の極右傾化が事実とかけ離れた歴史認識になっていると批判的なのである。

 安倍首相が「侵略という定義は学界的にも国際的にも定まっていない。国と国の関係でどちらから見るかで違う」と答弁したことが、首相の右傾化の言動に一層拍車をかけ、中国及び韓国との対立に火に油を注ぐ形になっている。「侵略」という言葉は侵略された国にとっては極めて屈辱的であることを考えれば、一国の首相がまかり間違ってもこんな不用意な言い方は軽々しく口にすべきではない。この辺りに安倍晋三の軽薄さ、未熟さ、そしてまだ成長途上にある人間であることを感じる。ワシントン・ポスト紙社説はこの点に関してこうも言っている。中韓両国の憤激は理解できるもので、確かに歴史は常に再解釈され続けている。しかし事実というものがあると言い、ドイツが歴史と率直に向きあってヨーロッパでの地位を確立してから何十年もたつというのに、どうして日本にはいまだに事実を認められない人々がいるのだろうか?と強い疑問を投げかけている。

 実際、憲法改正議論にしても、肝心なことを見過ごしてことを急いている印象が拭い切れない。最早首相の腹の内はかなりアメリカ人ジャーナリストに読まれている。このままでは危険な道へ進むのではないかとのお節介を、謙虚に反省してみるのも一流政治家へ歩むためのベースであり、宿題ではないだろうか。

 今日子どもの日の東京ドームでは、プロ野球・巨人対広島戦に先立ち、長嶋茂雄氏と松井秀樹氏の国民栄誉賞授賞式と松井選手の引退記念試合が行われた。初めて行われた首相官邸外の国民栄誉賞授賞式には安倍首相も出席され、直接賞状や記念品を手渡したり、2人の授賞スピーチも行われた。それはそれで大変温かくほのぼのとしたセレモニーとなり、ひとつの時代を画した名選手に対して大向こうを唸らせるような効果的な舞台になったと思う。長嶋氏がバッター、松井氏がピッチャー、原巨人軍監督がキャッチャーを務めた始球式では背番号「96」を着けた首相自身も球審として参加しておられた。「96代目」首相ということからそうなったらしいが、政界スズメは今話題の憲法改正のステップである「憲法第96条」にあやかったのではないかとの穿った声も聞かれる。ともかく2人の堂々たる行動実績や立派なスピーチをした松井選手にあやかって、安倍首相も一国を代表する総理大臣としてもう少ししっかりした言動をしてもらわないと困る。

2013年5月5日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com