充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
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2287.2013年8月17日(土) 印象的なテレビ・ドラマと新聞記事
昨日は妻の義姉が入選した絵画展が六本木の国立新美術館で開かれていたので、妻と鑑賞に出かけたが、屋外は暑くて少々参った。
このところ日本中を暑くしていた40℃を超える温度はなくなったが、それでも暑い。いつもの習慣となっている駒沢公園へのウォーキングについては、最近はやや涼しくなる6時過ぎに出かけるようにしている。今日も6時過ぎに出かけたが、やはり樹木の多い散歩道は涼しい。
ところが、エジプトは暑いを通り越して今燃え上がっている。一昨日暫定政府が軍と組んでデモ隊を強制排除した。これに抗議する抗議行動が各地で治安部隊と衝突した。これで益々両者の対立がエスカレートしている。死者は800人を超えた。解決の見通しはまったく立っていない。
今日テレビと夕刊で興味深いドラマと情報に接した。ひとつはNHKスペシャル「緒方貞子・戦争が終わらないこの世界で」と題するドキュメント・ドラマである。国連難民高等弁務官として活躍した緒方氏の行動と実績はある程度承知していたが、芯の強い行動力には改めて感動すら憶えた。特に緒方氏がまだ若かったころに知ったのが、日中戦争に日本を突っ込ませたのは、軍部の「内向き志向」だと断じたことである。それは今もどこでもあり得ることであり、政治家が陥りやすい落とし穴でもある。今日本がこのまま政治家の内向き志向が進めば、再び日中戦争へ踏み込む恐れがある。さらに緒方氏はできる限り現場を歩いて難民の声を聞くようにしているという。ひとりの本物外交官の視点と良識が多くの人を救うものだということをこのドラマで知らされた。
もうひとつは、朝日夕刊一面の半分に紹介された、チューク(旧トラック)諸島周辺海底に沈んだままの艦船についての記事と写真である。「連合艦隊司令部の拠点 海底に艦船80隻」と書かれている。今ちょうどこのチューク島のドキュメントを書いているところで、近日海底の写真をスキューバダイヴィングを趣味にしている歯科医から借りることになっている。どうもタイミングが良すぎて何とも生々しい印象を受けるが、これはこれで良いドキュメントを書こうという気にさせてくれる。
2286.2013年8月16日(金) 評価されない安倍首相のスピーチ
昨日行われた全国戦没者追悼式における安倍首相の式辞の評判が良くない。特に、アジア諸国に侵略し現地で相当な被害を与えたことをまったく反省しなかったことが評価されない点である。先の戦争は日本の侵略戦争であったという事実は受け入れなければならないし、歴代の首相は毎年加害者責任について触れ、アジアの人々に迷惑をかけたと深く反省し、哀悼の意を表明してきた。だが、昨日の安倍スピーチではこのことについて一切触れなかった。これに対して当然のように中国と韓国が失望し反発している。
アメリカも日本と中韓両国が険悪な関係になることを憂慮している。ことさら中韓を刺激する言動を日本がしないことを望んでいる。だが、日本の言動はアメリカが望むものではない。近年右寄りになりつつある自民党の政治家には、日本が外国からどう思われているかという点にまったく配慮がなされていない。自民党政治家の権威主義的な自己主張には、とても付いていく気になれない。先の参議院選挙では自民党の圧勝に終わったが、早くも今や国民と自民党との間に大きな乖離現象が生まれていると思う。反省もなく、自らの言動にインテリジェンスが感じられないような政治家では、所詮先が見えている。
さて、エジプト国内の混乱も益々エスカレートしている。危なっかしい事態になっている。暫定政府は1ヶ月間の「非常事態」を宣言したが、すでに死者は638人に達している。国連も安保理事会を召集し、暫定政府とモルシ前大統領支持派に自重を促している。欧米諸国は暫定政府に対して経済制裁を含めて厳しい対応を突きつけている。双方に妥協の姿勢が見られないだけに、いつ事態は解決するのか予測できない。懸念されるのはシリアと同じように内戦状態となることである。何とか最悪の事態だけにはならないよう願っている。
2285.2013年8月15日(木) 68回目の終戦記念日を迎えて
戦後68年目の終戦記念日である。天皇・皇后両陛下ご臨席の下に日本武道館で全国戦没者追悼式が行われた。年々戦没者遺族の出席が少なくなっている。
今日NHKが発表したアンケート調査によると今日が終戦記念日であることを知らない人が回答者の33%と知り愕然とした。「最早戦後ではない」とか、「戦後は遠くなりにけり」という言葉が一世を風靡してから時間が経つが、それにしてもこの無関心というか、無頓着ぶりには呆れるばかりである。街頭インタビューで40代の女性が、今日が終戦記念日であることは知らなかったと応えたのには驚いた。この女性は生まれてこの方40年以上も戦争がいつ終わったのかを知らなかったというのだろうか。
やはり個人が常識として知る以上に大事な区切りは史実として学校でしっかり教えるべきであろう。
日中、日韓関係が悪化している中で注目されていた安倍首相の靖国神社参拝が行われなかったことは、中韓両国への刺激を和らげたようだった。しかし、元々靖国神社参拝を願い、前回首相在任時に靖国参拝しなかったことを強く後悔した安倍首相であれば、靖国神社へ公人として参拝したい気持ちがあったことは間違いない。そのため、姑息なやり方ではあるが、代理人に私人として玉串を奉奠することにした。ただし、これからも靖国神社では秋の例大祭があるので、この時参拝するのかどうか、まだ結論を先送りしている。
内閣の要人が靖国神社へ参拝することが今以上に外交問題に発展する可能性があることから、今回は安倍首相、麻生副総理、菅官房長官、岸田外相ら主要閣僚は参拝しなかったが、古屋圭司・国家公安委員長、新藤義孝・総務相、稲田朋美・行政改革担当相を始め、102人の国会議員がぞろぞろと靖国参拝を実行した。昨年よりかなり多くなっている。彼らの言い分はまったく分らないというわけでもない。だが、戦時中迷惑をかけた中国や韓国が最も忌み嫌っている言動を、自分たちの論理だけを主張し、他国からとやかく言われる筋合いではないと突っぱねる論理思考は些か傲慢であり、責任ある立場にある者としては狭量すぎやしないか。それなりの理由はあるにせよ、外国からあまり攻撃を受けないような穏やかな参拝の方法を考えてみることも必要ではないだろうか。
特に遠藤氏と稲田氏は昨年反対を押し切って竹島に上陸しようとして韓国側に拒絶された破廉恥な前科がある。国にために亡くなられた戦没者に感謝し、尊崇の念を表すのに、なぜ今日、靖国でなければいけないのか。中韓両国の風当たりが強いことを考えれば、もう少し賢明な行動をすべきではないか。
私見であるが、今日靖国神社に参拝した要人はあまりにも、今日8月15日という日と靖国神社に拘りすぎているのではないかと思う。それほど戦没者に尊崇の念を捧げたいというなら、フレクシブルに日時を変更したり、場所を代えるなりして靖国参拝を行うとか、或いは千鳥が淵墓苑にお参りすることもできる。海外なら中部太平洋、東南アジア、シベリアなどに戦没者を祀った慰霊碑がいくらでもある。そこなら誰に気兼ねすることもなく、いつでもお参りすることができる。少しサイドステップして冷静に考えてみることが必要だ。彼らは今日靖国神社に参拝すること自体が目標になっていて、それが右寄りの選挙民から支援を得られるとか、国会内で活動できない憂さ晴らしに自分の存在感をアピールしようとの思惑があるから拘り続けているのではないかと、つい穿った見方をしてしまう。
しかし、政治家は騒ぎを起こすのではなく、騒ぎを収める人間であるべきであると肝に銘じてほしい。
さて、エジプトも大変なことになっている。モルシ前大統領を排除した7月3日以来、暫定政府が政権を握っていたが、ついに治安部隊がモルシ前大統領支持派のデモ隊を強制排除に乗り出し、たった一日で525人が死亡し、3700人が負傷したと伝えられている。欧米を始め、世界中からエジプト暫定政府に対する厳しい非難の声が上がっている。これも看過できない。
2284.2013年8月14日(水) ビルマ国内の民族問題を思う。
民主化で経済制裁が解除されてから外国からの投資が急速に増えているビルマで、民族問題が世界の人権家から警戒の目で注視されている。日本の企業も続々とビルマへ進出を計画している。私がよく訪れていたころのビルマには、日本企業は三井物産以外ほとんどなかったように思う。それが今では乗り遅れてはいけないとばかり、大手企業から中小企業までまだ整備されていないビルマ市場への食い込み戦略を練っている。
そんなビルマの経済と社会であるが、冒頭に指摘したように温厚なビルマ民族らしからぬ騒動が持ち上がっている。ビルマではビルマ族が全人口の6~7割を占めるが、残りはシャン、カレン、モン族などを含めて135程度の民族がいる。問題は彼らのほとんどは仏教徒だが、インド国境に近いラカイン州にはインドから越境したイスラム系難民が多く、先住の仏教徒と難民イスラム教徒との間でトラブルが絶えないことである。
驚いたのは、今朝の朝日新聞に週刊誌‘TIME’7月1日号に反イスラム・ミャンマー過激仏教僧ウィラトゥ師を表紙絵に掲げ、ウィラトゥ師の反イスラム教的言動を余すところなく紹介していると書かれていたことである。
確かに民族問題がビルマの民主化に新たな火種を投じていることは、アウン・スーチーさんがこの問題に解決策を示さないとして一部批判されたほどで、新生ビルマにとって今や極めて微妙な問題になりつつある。
時代は少しずつ変わりつつあるが、ビルマはそのスピードが極めて遅く、かつて度々ビルマを訪れ、そのビルマ的な古さが気に入っていた者にとっては、無責任かも知れないがビルマの急速な近代化はあまり歓迎したくないところである。
ただ、初めてビルマを訪れた1972年にラカイン州アキャブ海岸で、昭和17年その沖合いで被弾して反転墜落し名誉の戦死をされた加藤隼戦闘隊長・加藤建夫少将を始め加藤部隊全戦没者の慰霊祭を挙行した際、周囲を大勢のインド系ビルマ人に取り囲まれたが、彼らが今話題のロヒンギャ族であることをその時ガイドから聞いたことがある。
あれから40年以上を経て今ビルマは大きく変わりつつあるが、元々温和なビルマ人が争いを起こすとは中々想像しがたい。しかし、彼ら自身に原因がなくとも彼らを支える別の人々の思惑次第ではそうは行かなくなってしまうものだ。これから変化するであろうビルマ情勢から目を離さず、見守って行きたい。せめてビルマにいる友人たちがトラブルに巻き込まれないよう願うばかりである。
2283.2013年8月13日(火) 日本は相変わらずアメリカの属国か。
暑さの話題が尽きない最近の数日間だが、昨日41℃を記録した四万十市では今日も40℃を記録して連続4日間40℃以上という異常ぶりである。市ではこれを観光に生かそうと抜け目なく早速「暑さ日本一」の看板を掲げた。その一方でこれまで40.9℃で日本一の暑さを誇っていた埼玉県熊谷市と岐阜県多治見市が日本一の座を降りたが、多治見市は再逆転の期待を込めて「暑さ日本一」の看板は下ろさないという。
昨日は暑い日中に外出したので大分疲れた。今日は息子たちが伊豆へ出かけ、1泊してから明日奈良へ帰る予定のようだが、伊豆の土肥温泉へ早く到着したい事情もあって今朝4時ごろ、われわれ夫婦がまだ寝ている時間に家族5人でそっと家を出た。
孫3人の中の中2の男の子が成績表の主要5科目に「5」をもらったので、大いに褒めてやった。この調子で成績を伸ばして行ければ、一応目標の公立高校合格が圏内ということだから頼もしい。5年生の娘はピアノが得意のようだし、3年生の娘は絵と体操が得意だから、このままのびのび成長してくれることを願っている。
さて、昨日は日航機が御巣鷹山へ墜落して520人が犠牲になって28年が経った。今日は沖縄の沖縄国際大学キャンパス内へ米軍ヘリが墜落して9年が経過した。今問題になっているのは後者とつながる沖縄米軍の沖縄県民を無視するような、オスプレイの嘉手納基地への強制配備である。1週間前にキャンプ・ハンセン内で墜落した米軍ヘリ事故に関して、日本政府が米軍に調査と、結果が出るまで飛行を中止するよう申し入れて米軍はそれを受け入れた筈であった。ところが、今朝になって岩国に一時駐機していたオスプレイが沖縄へ飛び立つ1時間前になって沖縄へ飛行すると防衛省へ突然通告してきたのである。日本側ではどう行動しようといかなる対応も間に合わない。すでに賽は投げられたのである。米軍から調査報告が出される前である。日本は米軍に舐められているのである。約束は一方的に破るわ、沖縄県民の感情を逆撫でするわ、等々で沖縄が本当に日本の領土なのかどうかに疑問を感じる米軍の傲慢な対応である。
ここはきちんとアメリカに対して日本政府は強く抗議するべきである。しかし、アメリカ政府に対して何も言えない安倍政権では、あまり期待は持てない。学生時代に60年安保闘争で日米安保条約の改定に反対したが、結局反対派の行動は功を奏さず日米安保は改定された。それがこの日本のアメリカ属国化の出発点である。
恨めしく思い、無力感を感じるのは、現在の安倍晋三首相が安保改定に調印した当時の岸信介首相の孫であり、安倍首相は盲目的に祖父の行ったことはすべて正しいと信じきっているからである。