充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
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2322.2013年9月21日(土) 川勝平太・静岡県知事の見識のないひとり相撲
去る12日の本ブログに川勝平太・静岡県知事に対する批判的な私見を述べた。知事は全国学力調査の小学6年生国語Aで静岡県が最下位になったことにショックを受け、静岡県内下位100校の校長名を公表すると衝撃的な発言をして、教育上問題があるのではないかとその強引なやり方に批判が集まっていた。ところが、昨日知事はコロッと手を変えて、今度は全国平均点を上回った小学校86校の校長名を県のホームページに発表したのだ。そのHPを見てみると確かに、知事の独りよがりの言い分と好成績だった小学校の校長名だけが50音順に並んで掲載されていた。お灸をすえるべき人の名を、褒めるべき人の名に変えて公表したが、こういう唯我独尊的な人物が権力を傘に着て一方的な行為をこれほど簡単に行使したことに危機感を憶えている。
川勝知事の言い分が奮っている。「下位でも上位でもどっちでもよかった。教員の責任の所在を明確にするために公表した」とだけ述べた。この投げやりな発言を聞いていると、教育的配慮がまったくなされなかったことがよく分る。文科省の学力調査実施要領では学校名を公表しないよう定め、県教育委員会も公表を取り止めるよう求めていた。
しかし、知事は教育専門家らの意見に一顧だに与えず、「学校名を公表しておらず、実施要領には矛盾しない」と強引に押し切った。
知事には話し合いに応じる気はさらさらなく、自分が思ったことを一方的に行動に移しただけだと我々の眼には映る。与える影響とかリアクションをまったく考えてもいないらしい。しかし、このことによって、県内教育関係者との間に大きな溝ができてしまったのではないだろうか。静岡県の教育行政が些か心配である。教育現場で最も尊重されなければならない「話し合い」を行政のトップである知事自らが見捨てて、問題解決のために歩み寄ろうとの気持ちがなくては、事態は円く収まる筈がない。
知事自身過去に非倫理的でスキャンダラスな行為を犯し、教育に関しては最も不適材な人物だと思うが、この経緯を考えても知事が真剣に相手の立場を考えるような人間ではなく、非常識なことに率先して首を突っ込む人間だということがよく分る。こんな有様では教育行政ばかりでなく、行政面すべてで県民に皺寄せが来るようなことになるのではないかと思うと静岡県民が気の毒に思えてくる。
2321.2013年9月20日(金) お土産付き消費増税ほぼ決定
来年4月から3%の消費増税が決まっていたが、それを予定通り実施するかどうかについては、自民党税制調査会の意見や、増税の見返りに経団連から法人税減税の要求が出されて中々まとまらなかった。今日漸く予定通り実施することが安倍首相と麻生経産相、経産省との話し合いで決まったようだ。正式には来月1日安倍首相が発表する。
これで国と地方の税収は8兆1千億円増えると推定されている。但し、これには減税という付帯条件が付くようだ。復興特別法人税の廃止を1年前倒しして支払い分の1%に相当する9,000億円を減税することと、住宅ローン減税に4,000億円、低所得層への現金給付に3,000億円を充てる。
しかし、この復興特別予算とは法人のみならず、一般国民からも所得税や住民税を積みまして支払ったものではないか。それを法人と低収入の人だけに還元するような減税措置は税の公平負担の観点からいかがなものかと疑問に思う。あれやこれやの経済対策も併せてトータルで5兆円超の規模である。お金が入ると思うとつい気持ちが大きくなり財布の紐が緩む。消費増税分は社会保障費に充てるというのが当初の目的だったのではないか。言うことは立派だが、これではあっという間に消費増税分がどこかへ消えていってしまうのではないかと心配になる。そして再来年10月に2%の消費税増税が追加されて、消費税が10%になったら、もうその次の消費増税はできないと考えないといけない。
来年4月の3%アップは理解できるとしても、その使い方が問題である。景気対策の中には、2020年東京オリンピック施設建設、及び防災、減殺などの公共投資に1兆円超が予定されているらしい。オリンピックの公共投資は、消費税増税が提唱された当時は考えられていなかった筈である。しかも度々本ブログで指摘しているように無駄な投資を抑制することを考えれば、現在使用されている競技施設を補修すれば充分間に合うので、新しい競技施設を作る必要はない。これほど多額の無駄な投資はしなくて済む筈である。どうも視点がバラバラではないだろうか。いつも関係者や担当者の思惑、政治家の地元誘導ばかりが先行して、健全財政なんか気にもせず放ったらかしである。こんなやり方では、次回の2%増税の時は絶対賛成できない。その場を繕うことばかり考えているのが、どうも政治屋の習いというもののようだ。
さて、2015年の世界文化遺産登録に向けて、「明治日本の産業革命遺産」として「軍艦島」の名で知られる端島炭鉱や八幡製鉄所、長崎造船所などをユネスコへ申請することが決まった。地域が岩手から鹿児島まで広く8県28遺産に及んでいる。現在使われている施設も含まれていて、ちょっと「明治日本」という言葉に当惑する。多くの地域にまたがっていたり、現在も使用されていたりちょっと分り難い点がある。それぞれ価値の高い遺産であろうが、これこそ世界遺産の価値があるものだと国際者赤いに胸を張って主張できるような遺産を申請して欲しいものである。そう言えば、これまで文化庁文化審議会が推薦を決めていたものを、どういうわけか今年は世界遺産条約関係省庁連絡会議が推薦を決めた。ここにも何らかの思惑か、駆け引きがあるのだろうか。
なお、来年2014年審査分は、すでに「富岡製糸場と絹産業遺産群」が推薦されている。
2320.2013年9月19日(木) 失言・放言の自民党「あほう」議員
荒れた気象に振り回された日本列島であるが、今日は落ち着いた中秋の名月である。朝日夕刊「素粒子」に依れば、この日を中国では「中秋節」、韓国では「秋夕」と呼ぶそうである。夜になって上空に目をやると真ん丸い月が煌々と明るい光を照らし出している。ロマンチックである。
このところ自民党議員の失言が相次いで、一部には失望と顰蹙を買っている。溝手顕正・参議院議員会長が参議院選挙後に「安倍総理のように大変勢いのいい総理のもとですと、バカでもチョンでも(選挙に)通ると言う要素があることは否定できない」と言ったかと思うと、脇雅史・参議院幹事長が「政党が国会議員の候補をきっちり選べば、選ぶ人が『あほう』でも選ばれる人は立派だ」と述べた。よくこれだけ後から後へと次元の低い失言や放言が噴出するものだ。批判が出るとすぐ当人は撤回したり、言い訳を言うが、これが本音であることは間違いない。これ以外にも麻生太郎副首相がナチ発言を軽薄に述べたのもつい最近のことである。
どうしてこのような軽率な発言が、いい年をした政治家の口から簡単に漏れてくるのだろうか。つい気が緩むということはあるが、それでも人格的に尊敬できるような人や、自分の発言が他の人に与える影響、効果を考えている人はそんなことはしない。よく言われるお調子者、ばか者がこういうようなボロを出す。こういう議員は選ばれる「あほう」なので、さっさと辞めてもらいたいと思う。
さて、今以て汚染水漏れが続く福島第一原発4号機について、内外からの批判が高まっている折責任者として対応するために今日安倍首相が現地を視察して、汚染水処理作業と国がどこまで汚染水防止のために関わるのかをチェックした。1号機から4号機までは廃炉が決まっているが、まだもたもたしている。これを現場で見かねたのか首相は今日5、6号機の廃炉を東京電力に要請した。
ところが、東電は廃炉にするかどうかを年内に決めると回答した。そんなに時間がかかるのか。作業をやることに要する時間ではなく、決断するための時間である。これではあまりにも現代の政治、経済のスピードについていけなくなる恐れがある。こんな状態だから東電は汚染水漏れも防げないのではないか。もっと真剣にやってもらいたいものだ。
2319.2013年9月18日(水) 無駄遣いの2横綱
去る14日の本ブログに2020年オリンピック東京開催に際して新設される競技会場の無駄について書き込んだところ、その提言に多くの方々の賛同をいただいた。昨夕もペンクラブの仲間から賛成してもらった。オリンピック景気に浮かれて、この際とばかり泥縄的に無駄遣いをして新しい施設を作ってしまおうという反財政再建派の悪乗りである。この悪乗りに注意を喚起する声が、どのメディアからも叫ばれないということも異常だと思っている。
ところが、やはりまともな人もいる。残念なのは、それが日本人ではなく、外国人であることである。日本人は有頂天になって目が見えなくなってしまっている。恐らく予算を獲得した人、競技場に自分の名を残したい人が、一切を考えず新しい競技場を建設して手柄話として自己満足に浸りたいのであろう。
この盲目的な五輪至上主義にブレーキをかけてくれたのは、今来日中の国連世界観光機関(UNWTO)タレブ・リファイ事務局長である。氏ははっきり「新しいインフラを作る必要はない」と言い切っている。五輪に向けたインフラについて「道路や鉄道などの交通網は整っており、既にある公共施設や接客サービスなどの改善に努めるべきで、新しいインフラや観光施設をゼロからつくる必要はない」とはっきり言っている。東京都のみならず、政府からの資金を当にしている五輪招致委員会は、こういう声をどう受け止めるのか。まだ先のことではあるが、今だからこそ見直せる点はある。無駄遣いは潔く止めて、旧来の施設で使えるものは補修して使用し、他に資金不足でどうにもならない待ったなしの事象への支出にこれら五輪費用を回してもらいたいものである。
このオリンピック便乗建設に歩調を合わせるかの如く、今日JR東海がリニア中央新幹線の計画概要を発表した。2027年に品川~名古屋間286㎞の開業という計画それ自体より、何と9兆300億円(朝日新聞)という莫大な投資額をJR東海1社だけで負担するという大博打に驚いた。こんな大金がどこから生まれてくるのだろう。果たして投資に見合うゲインがあるのだろうか。現状では、全長300㎞近い路線のうち地上箇所は僅か40㎞程度で、ほとんどがトンネル内で駅も地下40mにあるという異色の鉄道となる。最高時速505㎞で品川~名古屋間を最速約40分で走破するという。便利には違いないが、はっきり言ってこんなに急いで移動する必要があるのだろうかと首を傾げざるを得ない。現在の新幹線が事故もなく安全に、しかもスピードも速く対応している現状を差し置いてまでして、これほどの大金を注ぎ込んで新しい代用品を作ることが、必要だとはとても思えない。
現代無駄物語、2席でござ~い。
2318.2013年9月17日(火) 近藤誠一・前文化庁長官にノン・フィクション作品のPR
ペンクラブ9月例会でパーティ前にいつも著名人が30分程度のスピーチがあるが、今日は前文化庁長官でペンクラブ会員でもある近藤誠一氏が「世界における日本文化」というテーマについて話されるとのことだったので、楽しみにしていた。近藤氏は日本人の特徴として3点を挙げた。
- 日本人には自然に対する自然観とも言うべき哲学がある。無理に自然を克服しようとの気持ちがなく受け入れようとする。
- 黒白をつけるという気持ちがなく、曖昧さがある。二元論は馴染まない。これがアングロサクソンとは異なる。
- 目に見えないものに価値を見出す。
他に氏自身が深く関わり登録に貢献された富士山の世界遺産についても、富士山の文化遺産としての日本人の美意識と価値について、文化遺産である富士山が葛飾北斎らに絵を描かせるインスピレーションを与えたことが富士山の文化遺産たる価値であると述べたことが、近藤氏の異色の文化的視点であり、文化観だと思った。
近藤氏は湘南高の7年後輩で、昨年もペン例会でお互いに紹介し合ったが、今日は今書きかけているノン・フィクションの中でトラック島アイザワ大酋長と佐々木信也さん、さらに母校の甲子園優勝などについて記しているので、期待しておいて欲しいと言って、楽しみにしていると言ってもらった。
さて、8月の夏休み期間中に近くの目黒区立宮前公園のテニスコートで、子どもを対象にテニススクールを開催していた。私自身は隣の世田谷区に住み目黒区民でないとは言え、わが家から3軒隣のコートで大声を上げるとその声が区の境界線を越えてよく耳に届き、やかましくて迷惑を蒙ること甚だしい。特に指導するコーチの怒声が連日二階のわが書斎にまで直接響いてくる。何年か前にもある会社のテニス大会を開催して、その賑やかな応援の声には閉口したものだが、今回の大声は窓を閉め切っても耳に入ってくる異常なものだった。堪りかねて現場に行き、管理人に注意を促したが、しばらくするとまた大声になり、一向に収まる気配がない。数日してまた同じスクールを開いていたので、堪りかねて目黒区スポーツ振興課なる部署に電話で事情を説明した。担当者は、相談してすぐ回答するということだったが、それから3週間が過ぎたが返事はなしだった。
先月末あまりにも長いノーリプライにメールで苦情を送ったところ、近々文書にて回答するということで、今度こそどんな返事が聞けるのかと思っていた。ところが、それから何日経っても、またなしのつぶてであっという間に3週間が経過した。
誠意がないことはもちろんであるが、こんな対応で果たして充分な区民サービスなんてできるものだろうか。あまりの不誠実さを放っておくわけにもいかず、一昨日改めてメールで名前不詳の担当課長に事情を知らせ、2度あることは3度ありというように返事は期待できないので、月末に直接区役所へ事情を聞きに伺うから課長に会える日時を教えて欲しいと伝えた。その返事が珍しく早く今日課長からではなく、担当者から受け取った。
どうも役所というところは、ピントがずれている。何を考えているのか、そもそも住宅地帯のド真ん中で大きな声を出すようなイベントは近所迷惑なので極力控えるよう、今後は企画を考えてもらいたいと思っている。住民へのサービス精神に疎いところが感じられて、あまり信用できないが、約束の期日に課長に会ってクレームに対する気持ちや、住民サービスについて考え方を尋ねて来ようと思っている。