充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
ブログ一覧
2362.2013年10月31日(木) 「打撃の神様」川上哲治さん逝く。
昨日野球の‘巨人’(川上哲治氏)の訃報が伝えられた。長年巨人軍監督を務めた巨人・川上哲治氏が亡くなくなられたのである。どのテレビニュースでも伝えられ、今日の朝刊は朝日「天声人語」も、日経「春秋」も取り上げるほどのニュース性に溢れていた。フロント・ページ、社会面、そしてスポーツ面で巨人・川上さんの選手、及び監督時代の活躍を取り上げている。
川上さんは小学生のころから憧れだった。後楽園球場でその活躍ぶりを随分観戦させてもらった。いまでもはっきり覚えているのは、昭和32年か、33年に後楽園球場の対国鉄戦でエースの金田正一投手からレフト前に強烈なヒットを打ったのを三塁側ベンチ後方で見ていた。いまも鮮やかに思い出すことができる。
確かに選手として首位打者5回、本塁打王2回、打点王3回となれば、超一流選手であることは誰しも認めるところだ。それより何よりもっと凄いのは監督としての傑出した実績である。「名選手必ずしも名監督ならず」の常識をいとも簡単に破ったのは、川上さんの監督としての素晴らしい実績である。何と14年間の巨人軍監督在任中に9連覇を含む11回の日本チャンピオンである。この偉業は空前絶後だと思う。
川上さんは私が生まれた昭和13年に熊本工から東京巨人軍に入団した。天才的だったのだろうか、熊工では14歳の時早くも甲子園に出場し準優勝を飾っている。その3年後再び甲子園で準優勝している。そして、巨人入りしてから打者に転向して野球選手として開眼した。
選手として、また監督としてもこれだけの成績を残す人は恐らく今後も現れないだろう。ご冥福をお祈りしたい。
いま日本のプロ野球では、東北楽天イーグルスと川上さんが指導した巨人軍との間で日本シリーズが行われているが、アメリカのMBLではワールド・シリーズに決着がついた。ボストン・レッドソックスがセントルイス・カージナルスを4勝2敗で退け、6年ぶりにワールド・チャンピオンの座に就いた。ここにも巨人出身の抑え役・上原浩治投手の活躍が光った。ボストンのフェンウェイ・パークは37年前に観戦して懐かしいが、かつての味のある蔦が絡まったレフトのフェンスを作り直してしまったので、ちょっとつまらなくなってしまった。
今日は野球雑感になってしまったかな。
2361.2013年10月30日(水) 小泉元首相の原発反対論
先日小泉純一郎元首相が原発反対の声を上げたのをきっかけに反対派、賛成派がちょっと蠢き出した。普通の政治家が声を大にして叫んでもなかなか世間は見向きもしてくれないようだが、流石に存在感のある元政治家の小泉氏にはメディアが挙って飛びついた。
しかも一昨日は社民党の新しい党首・吉田忠智氏と会談して、「脱原発」の考えで一致したと報道された。小泉氏の脱原発はいまでは信念になったかの如き、強い主張である。自民党代議士、総理大臣当時は原発賛成だった。それは、原発の危険性を知らなかったことと使用済み核燃料の処分に問題がないと信じていたからだという。それが核のゴミ処理場がないことが判って、このまま処分できずにゴミが溜まる一方で、このままにしては身動きが取れなくなり放射能に冒される危険性を考えたからである。核のゴミこそ原発の最大の欠点と言って憚らない。これに対して原発再稼動推進派の安倍首相は、師匠である小泉氏を無責任と言い、現状では火力発電に頼って石油の輸入による経費が莫大となり、経済的に大きな負担となって経済発展を阻害するとまで強調している。だが、これでは安倍首相の論旨は安全より経済重視と言える。また、核のゴミ処理をどうするのかという疑問には答えていない。核のゴミ処理はいまだに先行きが見えない。ここは一旦立ち止まって、将来の日本のためにはどちらが良いのかを国民世論として戦わせるぐらいの決断をすべきである。
他の自民党議員もかつての自党総裁だった小泉氏に対して「変わり者」とか、「過去の人」などと冷やかすばかりで、正面切って原発反対論を論理的に論破することをさけている。安倍一派は原発反対の意見をただ批判するだけでなく、危険性への対応も含めて原発再稼動の根拠をきちんと説明し、自分は原発の優位性をどう考えているかをはっきり打ち出すべきではないだろうか。
折りも折り、昨日今年2度目のトルコ訪問に出かけた首相は、トルコ政府からトルコ国内の原発建設を受注したと伝えられた。自分の頭のハエも追えないのに、よくもまぁ他所へ手を出すものだ。こんなことは、世界中が見ている。原発反対の外国からはどう見られるか、大いに気になる。
そもそも安倍首相は地下鉄工事が日本の技術、大成建設の技術力により完成したことで、開通式に招待されたと理解していたところ、それも理由ではあるが、敵は本能寺にあったという透かし絵物語である。
そう言えばトルコの地下鉄とは、ヨーロッパとアジアを結ぶボスポラス海峡下を潜り抜けるロマン溢れる地下鉄である。見たところその立派な鉄道設備もさることながら、この地下鉄敷設がいまから150年前の人たちが願っていた、まさに夢だったということである。ボスポラス大橋は車で渡ったので、今度訪れた時には、ぜひこの地下鉄に乗ってみたいものである。
2360.2013年10月29日(火) 明らかにされた企業のスキャンダル
企業の不祥事責任の取り方として、最近2つの企業のケースが話題になっている。ひとつは、暴力団組織に無審査で資金融資していたみずほ銀行、もう一社は傘下のホテル、レストランがメニュー偽装の食事を提供して批判を浴びている阪急・阪神ホテルズである。
みずほ銀行では、50数名を人事、給料面で処分したが、会長は銀行会長を辞めたがそのままホールディングス会長としては残り、頭取は辞めないので、実態は変わりない。結局トカゲの尻尾きりに終わったのではないかと批判の声がある。
一方ホテルでは、社長がホテルの社長とホールディング取締役の両方を辞めるという責任の取り方を公表した。ここに行き着くまでに「表示に偽装があったとは認識していなかった」から、「偽装と受け取られても仕方がない」と表現を変えたようにその決断には悩んでいた。責任を部下であるホテル従業員の知識不足と非常識のせいにしたことを社長自らが告白することになってしまった。批判を浴びて後に引けなくなった社長が自ら身を退いた図式である。それにしても一流ホテルで、使うべき原料を使わず安い原料で代替していたことには驚いた。長年に亘って密かに行われていたとは、秘密保護法に一役買っていたか。一流ホテルでもホテル業界というのは、顧客無視の営利主義が幅を利かせていたとはあまりにも情けない。
さて、いまスポットライトを浴びている特定秘密保護法案の是非が喧々諤々の中、今日駒沢大学の講座で菱山郁朗講師が日本テレビ記者時代に関わったスクープ映像をDVDビデオで見せてもらった。以前にも拝見したビデオだが、今日は関わった当時の気持ちや、いま振り返ってどう思っているか、などについて以前より感傷的に語られた。
ビデオは社民連の楢崎弥之助代議士が国会でリクルート事件を追及していた最中に、リクルート側から代議士への贈賄の現場を菱山講師が隠し撮りした映像である。リクルート事件が一気に燃え上がった火種となったいわく付きの映像である。菱山講師は社内でもいろいろ自分に対する批判めいた声も聞いたそうだし、それまで通じていた中曽根元首相、藤波元官房長官を告発する形になったことをいまでも気にしていると話された。それでも、親交を深めた楢崎代議士からチャンスを与えられ贈賄現場を隠し撮りしたことは、いまも後悔していないと毅然として話された。
あの当時の事件を思い出すと私にもいろいろ関連の事件も思い起こすことがあるが、当時世間を騒がせた大きな事件であることは間違いない。
このビデオ鑑賞は、特定秘密保護法案を議論するにも参考になる事案だと思う。
2359.2013年10月28日(月) 「キルギス誘拐婚の現実」取材で日本人女性が最高賞受賞
今日は湘南高校昭和32年度卒業の同期生会がJR大船駅近くの中華レストランで行われた。医師とか、天下った元官僚など特殊な人以外はほとんど現役を引退しているか、閑職に就いている。後期高齢者になった我々も年々黄泉の国へ行く同期生が増えた。同期生仲間401名の中でも、すでに100名近い友が亡くなった。それでも今日の参加者は90名近い数になった。ほぼ三分の一の同級生が参加したことになる。この種の会合では多い方ではないかと思う。
ラグビー部の仲間でも過日奥さんを亡くされた大島くんが元気な姿を見せてくれたのが、ほっとしたところだ。
前々から応援旗を母校へ寄贈する話があり、会場ででき上がった応援旗がお披露目された。随分大きな真紅の応援旗で、これを見て後輩たちがひと頑張りしてくれればそれでよい。
久しぶりにお酒を飲んだ。今月2度目である。先月はたった1度しか飲まなかったが、まあこのくらいのペースなら佳しとしよう。
さて、今朝の朝日新聞2面「ひと」欄に見慣れた写真を背景にした日本人女性が載っていた。「世界最大規模の報道写真祭『ビザ・プール・リマージュ』で最高賞を授賞した」林典子さん(29)である。授賞作品は「NATIONAL GEOGRAPHIC」2013年7月号に特集として掲載された「キルギス誘拐婚の現実」の取材記事と写真だ。
確かに購読している同誌をさっと読んでその取材内容に驚いた、というよりショックを受けた。その後の同誌10月号の「読者の声」欄にも「キルギスの誘拐婚に衝撃」と老若2人の女性から強い反応があったほどインパクトの強烈な特集だった。男女の幸せを象徴する結婚に、無理矢理に家族が関わって息子の花嫁を強引に誘拐する風習が今日まで継承されていることに愕然とした。これには、昔の風習を誤解した面もあるようだが、現実に許婚がいるのに見知らぬ男に誘拐され、無理矢理部屋に押し込まれ、逃げ出せないよう男の家族からも監視された例も多いようだ。中には自殺した女性もいるようで、国も放置しておけず、重罪を課して警告を発しているという。
それにしても取材のために4ヶ月もかけて民宿しながらレポートを仕上げた若い日本人女性の問題を看過できないとする社会正義とあくなき行動力には脱帽である。
それにしても同誌の自由でユニークな特集記事の取り上げ方には感心する。同誌がアメリカのほとんどの小中学校図書館に備え置かれている理由のひとつもこういうさりげなく鋭い社会問題を特集として組んでいるからではないか。近年日本の雑誌にまともな記事が見られなくなって寂しさを感じるが、せめてNG誌を手本に社会性のある問題をもっと取材してほしいと思う。
ついては、昨日全国各地で巨大都市の首長選挙が行われた。宮城県知事、長野市長、神戸市長、山口市長、鎌倉市長選他であるが、その中でも首都圏で政令指定都市の激しい川崎市長選挙が行われた。3期で退任した阿部前市長に至るまで延々42年間官僚の天下り市長を選んできた川崎市民が、今度ばかりは自民、公明、民主党の相乗り候補者として早々に名乗りを挙げた総務省出向役人の秀嶋善雄・前川崎市財政局長を無党派の元県会議員、福田紀彦氏が破り初当選した。元官僚が優勢と見られていたが、新市街地開発により有権者層に若者が増えた結果、元官僚が嫌われた結果だと考えられている。
実は、先日高齢者運転免許更新講習会受講の帰路、乗り換え駅のJR登戸駅で福田候補者の演説を聞くとはなしに聞いていた。中々訴えるものを持っていると熱意を感じて心情的に応援していた。
政策ではなく訴えていた3点の中で、「役人市長は会議室で決めるが、市民市長は区で決める」「役人市長の姿はなかなか見えず、市民市長は毎月車座集会で市民の声を聞く」「従来の1期4年で3千万円余の退職金は廃止」と自分は市民派であるとしきりに訴えていた。市民目線で市民のための行政を堅実に行うよう期待している。
2358.2013年10月27日(日) 無人機飛行は許されるべきか。
先日来パキスタンのシャリフ首相が、アメリカに対して無人機による攻撃を止めるよう要請している。すでに、パキスタン領内で500人近い人々が誤爆により死亡している。パキスタンでは一般に反米意識が強い。そのためアメリカの武力支援を必要とする場合は、所謂密約によって処理してきた経緯もあり、これまでパキスタン政府としては正面から不満を強くは言えなかったようだ。だが、これだけ自国民が意味もなく殺戮されるとなると黙ってはいられないのだろう。しかし、これはアメリカにしても同じで表立って抗議を申し込まれて難儀しているのが実態である。
結果として両国の願いとは異なるが、国連の場で無人機による攻撃を巡る本格的な議論が始まった。これまで無人機はアメリカの独壇場だったが、いまではイギリス、イスラエルの他に中国も訓練を始めたと伝えられる。
確かに危険な戦場で命を落とす兵士、民間人の数は年々増えている。無人機の攻撃により巻き添えや誤爆によって命を落とす民間人の数も増えた。パキスタンでは過去10年間にテロ攻撃で約4万人が死亡し、その一方で無人機がアルカイダ幹部などの掃討作戦で実績を残したとの思いもあり、無人機の偵察飛行を止めたくはないところだ。
できる限り人間に取って替われる仕事はロボット化しようというのが、いまや産業界などでは通説であるが、戦争による犠牲者を減らすために武器をロボット化しようとするなら、どうして戦争自体を止めようとしないのだろうか。人間とは考える葦というけれど、こうなると愚かな動物と呼ぶべきであろう。
国連委員会における各国の発言をチェックしてみると、アメリカとイギリス以外の国々はほとんど主権侵害、戦闘員と民間人との区別が難しいとの観点などから反対しているが、毎度自国に都合の好い持論を述べる中国は、「無人機について国際法は不十分で、不正使用されやすい。他国の主権を尊重すべきだ」と述べている。他国領空へ無人機を飛ばせておきながら、よく言うなぁという感じである。
最近尖閣諸島周辺で無人機を飛来させ、海上自衛隊に見破られても知らぬ存ぜぬの態度に終始し、日本政府が国籍不明の無人機が日本領海内に飛来した場合は、狙撃すると発言するや、その場合は宣戦布告と見做すと物騒な言葉を述べる始末である。
今朝の朝日新聞にも、大きな見出しで「中国軍全3艦隊西太平洋で演習」とか、「中国軍の4機南西諸島を縦断」との記事が掲載されている。後者の記事は今日まで3日連続だそうである。最近の中国は、一体どこまで好戦的で、他国に対して言いたい放題、やりたい放題の嫌がらせをやる国なのだろうか。