ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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2432.2014年1月9日(木) 都知事選立候補者はどんな顔ぶれになるだろうか。

 来月9日に東京都知事選が行われるが、中々立候補者が出揃わない。すでに、公式に立候補を表明したのは、弁護士の宇都宮健児氏、元航空幕僚長の田母神俊雄氏、6回目挑戦の発明王のドクター中松氏、元厚労相の舛添要一氏に加えて、ここへ来て意外な人が予想されているようだ。その人物とは、元首相の細川護熙氏である。本人はいまや政界とは無縁で陶芸家生活を送っており、果たして腰を上げるかどうか不透明であるが、メディアによれば原発再稼動反対の立場から同じ立場の小泉純一郎・元首相の支持さえ受ければ立候補も考えられるという捉え方のようだ。

 有能な人材に事欠く構図がミエミエである。何ゆえ今更隠遁生活を送っている元首相を担ぎ出さねばならないのだろうか。細川氏はまもなく76歳になるので、仮に当選しても一期終えると80歳の高齢となる。更に2期目を目指すと2020年東京オリンピック開催時には82歳となる。都知事の激職を全うできるかどうかが気にかかる。佳代子夫人は高校同級生の上田隆くんの妹である。私だって勿論政治家なんてやったことはないが、一度冷やかしで政界浄化のために政治家になってはと勧められたことはある。とても体力的に無理だと思い、もう10歳若ければやっても良かったとはぐらかした。

 これから自民党がどういう候補者を立てるのか、まだはっきりしない。当初は噂に挙がっていた東国原英夫氏もどう出るのか、まったく先が見えない状態である。当分あれこれ話題になるだろう。

 さて、昨年1年間に日本を訪れた外国人の数が、1125万人で過去最高だと法務省が発表した。円安傾向を受けてアジアからの入国者が増えたそうだが、私が旅行会社に勤めていた当時に比べて大きな変化である。特に前年に比べて増加したのは、韓国、タイ、台湾、香港、インドネシア等が顕著である。一方で近隣諸国の中でやはり尖閣諸島問題が影響して中国が減少傾向を示している。

 それにしても我々がインバウンド客の開発を考えていたころは、精々300~500万人が目標だった。日本の魅力を海外へアピールしたというより、アジア諸国の経済レベルが向上してきたことが大きいのではないかと思う。

 今日の朝日夕刊に五輪組織委員会会長に森喜朗氏をあてることで最終調整に入っていると報じられた。一度そういう話があったが、当時の猪瀬知事が拒絶反応を示して立ち消えとなった。それが、猪瀬氏が消えた途端に再デビューである。森氏はやる気満々でスポーツに関心を持っておられるので、適任ではあると思うが、森氏も細川氏と同じ年である。両雄とも健康面は大丈夫だろうか。

2014年1月9日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2431.2014年1月8日(水) 森喜朗元首相から申し入れ

 昨晩遅くなってから森喜朗事務所に昨日のノン・フィクションの校正原稿について私の考えをメール送信したところ、今朝長谷川秘書から連絡があった。

 元総理大臣を相手にあまり争いを大きくしたくないとの気持ちもあり、森喜朗氏の意向を受け入れようと考えていると話したことにより、秘書からは好意的に写真の貸し出しについても配慮していただけるような話になった。結局森氏から申し入れられた無人島贈呈のミステリアスな話をカットすることにした。できれば、3枚ほど写真を拝借したいと申し上げた。1枚は森氏の父親、2枚目はラグビー・ジャージー姿の森氏、3枚目はミクロネシア滞在中の森氏、以上の3枚の写真をできれば拝借してノン・フィクションに使いたいと思っている。

 午後になって再び秘書から電話があり、私の意向を森氏へ伝えたところ無人島のコラムについて一度話し合いをしたいと森氏が言って下さったので、近々アポを取ってもらえることになった。昨年6月にアポのドタキャンがあったが、その二の舞はしてほしくない。森氏には大分真剣にこのノン・フィクションを捉えて下さっていることが分った。引き続き、推敲を続けている。

 さて、今夕のNHK「クローズアップ現代」で、国谷裕子キャスターがパキスタンの少女マララ・ユスフザイさん(16)にインタビューしていた。1年余前母国で女性に男性と同一の教育機会を与えることを訴えていて、イスラム教過激派に銃弾を撃たれ重傷を負った若い学生である。3日間も人事不省の後に死の淵から奇跡的に生還した生命力の強い高校生である。

 国谷さんとの会話から知ったことは、16歳の高校生にしてはあまりにも落ち着いていて信念が固く、しっかりしていることである。先日国連議場で各国代表を前に落ち着いて分りやすくはきはきと持論を話す姿勢には16歳には見えない風格すら感じさせた。国谷さんの質問に対してもまったく動じることなく、多少意地の悪い質問にも淀みなく堂々と応える態度には驚かされた。昨年のノーベル平和賞でも最年少受賞者になるのではないかと期待されただけのことはある。父親が教育者だという家庭環境だけではなく、自ら前向きに総合的に現実社会のありようを学ぼうとしている姿には、舌を巻いた。どうしたら若くして、というより幼くしてこういう成長を遂げることができるのだろうか。正論を論理的に話すシャープさには、ただ恐れ入るばかりである。

 将来政治家になりたい理由は、医者では一部の人しか救えないし、教育家では教育を受ける者にしか影響を与えられないが、政治家ならすべての人を救うことができるからだと即座に応える頭の良さには感服した。

 若くともこういう有能な人物がいるということに力強さを感じたが、日本人でないのがやや残念な気がする。しかし、まあこういう若く立派な女性が世の中にはいるということを知って心強く感じた。

2014年1月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2430.2014年1月7日(火) ノン・フィクションに降りかかった難問

 懸念していたことが現実となった。いま執筆して関係者に原稿をチェックしてもらっているノン・フィクション作品中の1章「森喜朗に贈られた無人島の怪」を当該の森元首相が削除してほしいと言ってこられた。昨日秘書から電話があり、その校正文が今日送られてきた。さぁ、困った。全体的にこの章も興味深く盛り上がる1章であり、元首相の言い分は分らないこともないが、この内容をカットすると作品としての魅力を減じることにもなるので、できれば撤回してもらいたいと思っている。

 ある程度こう言ってこられることを予測はしていた。元首相が気に入らないのは、次の理由による。

 主人公の大酋長が自分の故郷へ向かう船上で旧トラック島を訪れた森元首相に目の前の無人島を贈呈すると申し出て、元首相も感激したとこれを受け入れ、すっかりその無人島が森家のものになったと元首相は私にも嬉しそうに話したのが、2年半前のことである。ところが、昨年6月旧トラック島を訪れ、大酋長の娘ナンシーさんと関係者にその島の存在について尋ねてみたが、その島の存在について地元ではナンシーさんを始め誰も知らず、本当のところはどうなのかと疑問を投げた。すでに大酋長が黄泉の国へ旅立った現在真相の確認は難しいと疑問視したのが、ノン・フィクションのあらましである。

 故人にコケにされたようになったことが明らかにされ、元首相にとって不本意でありプライドが許さないことは理解できるが、私としては事実に基づいて書いたので、そう簡単に引き下がるわけにはいかない。

 ただ、一方で当人が気に入らないと言っていることを強引に突っ走る気はないし、総理大臣、また代議士を辞められても依然として実力者として安倍首相も頼りにされているくらいのパワーを持っておられる方なので、一応敬意を表して当方の主張を申し上げ再考していただくことを期待しつつ、万一にも納得されないようだったら、該当箇所の削除も止むを得ないかも知れないと考えている。

 やはり一番心配していたことが当ってしまった。取り敢えず明日森喜朗事務所の長谷川秘書に電話してみようと思うが、些か憂鬱である。

2014年1月7日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2429.2014年1月6日(月) 引っ越して来たモロッコ人の隣人

 わが家の前の道路を挟んで斜向かいの空き地に4軒の戸建て住宅が建ち、もう1軒が近日棟上げをやるようだ。そしてわが家の真ん前の空き地が5分割されて売りに出された。土地所有者が税金対策上手放したのか、最近まで財務省の国有財産になっていた。これらが完売されると新しい住人がどっと増える。

 今朝ゴミ出しの際新しい住人とばったり出会い、挨拶したところカサブランカ出身のモロッコ人で日本語ペラペラなのにびっくりした。とても感じの好い男性で、旅行好き、話し好きで近い内に酒ならぬコーヒーを一杯やりましょうということになった。午後になって約束した拙著を届けに行って奥さんと話し合ったところ、この日本人の奥方もまた旅行が好きでバックパッカーとして世界中を歩いていたというから分らないものである。つい最近もエクアドルをハネームーン中の新婚カップルが夫はタクシー強盗に遭って殺害され、妻が怪我をしたニュースが話題になったばかりである。このカップルはガラパゴス島を見学することが目的だったようだ。一方モロッコ人の奥さんはペルーで荷物を旅券、カードを含めて全部奪われ、旅券の再発給のために1ヶ月を費やしたというから中々ご立派な体験をお持ちである。ご夫婦とも旅行好きなようなので、隣組としてこれからのお付き合いが楽しみである。

 さて、今日が新年の仕事始めである。昨年は56.7%という1年間の値上げ率が41年ぶりという高値相場に終わったが、今日の大発会では一転して日経平均は15,908円で382円安の大幅な値下げとなり、最初からアベノミックスに水を差す結果となった。大発会での値下がりは6年ぶりだそうだ。4月には消費税の値上げを控えていながら、安倍首相は得意げに好景気を謳っているが、2014年が果たしてその通りうまく行くだろうか。

 2月には猪瀬知事辞職を受けた後釜選びで都知事選が行われる。あまりにも突然の猪瀬氏辞任に各政党は後釜選びに難渋しているようだ。立候補者には一年前の都知事選で猪瀬氏に次ぐ次点だった弁護士・宇都宮健児氏と田母神俊雄・元航空幕僚長が取り沙汰されている。各党ともこれぞと思う候補者が見当たらないようで、既成政党はまだ人選に時間がかかりそうだ。

 予想外の知事選挙で随分無駄な時間と費用が使われることになる。もったいないなぁという気がしてならない。

2014年1月6日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2428.2014年1月5日(日) 中島敦の秀作「李陵」

 今朝の日経紙読書欄の「読書人の部屋」で青柳正規・文化庁長官がインタビューに応じている。私のノン・フィクションに推薦文をお願いした前文化庁長官・近藤誠一氏の後任の方でもある。今年69歳の青柳氏は元々古代ローマ史の専門家で、これまでも国立西洋美術館館長としてテレビを通して度々お目にかかっている。

 その青柳長官のインタビュー記事の中で、興味を惹かれたのは、座右の書として中島敦の小説「李陵」を挙げていることである。高校時代に漢文の先生に薦められ心酔して以来ローマ美術史の研究生活に入っても影響を受け続けたという。漢語の良さを生かしながら、ぎりぎりまで言葉が削られている、圧倒的な文章の端正さに引かれ、全文を書き写したというから確かに相当刺激を受けたようだ。

 恥ずかしながら私が昨年同書を読んだのは、ノン・フィクションを書いていて、太平洋戦争勃発時にパラオの南洋政庁に勤務していた頃の体験記「南洋通信」を読み、ぜひこの天才作家の書を他にも読んでみたいと思ったからである。確かに文章は34歳で夭折した人の書いたものとは思えないくらい、磨かれた流麗な書きっぷりに感銘を受けたものである。

 ごく最近になって中島敦が一部で話題になり高校教師・佐野幹著「『山月記』はなぜ国民教材となったのか」が朝日紙の書評に取り上げられた。それほど眩しい脚光を浴びている。私も佐野書を始め、最近になって中島関係書を買い求め少しずつ読んでいるが、ノン・フィクションを書いていて資料として随分参考になった。

 それにしても若くして亡くなったこの中島敦が、どうしてこれほどまでの名文を書くことができるのか感心するばかりである。精々これからも中島の作品を読んで文章力を磨きたいと思っている。

 さて、年始に当り国際政治について多くの論者がメディアで卓見を披瀝している。

その中で目に留まったのは、1976年にソ連の崩壊を予言した、フランスの歴史人口学者エマニュエル・トッド氏が「2014年、世界秩序の行方は」と題して今朝の日経紙に開陳した持論である。その中で中国の影響力について、影響力が増すとは思わないと語っていることが意外である。その根拠は中国の人口低下のスピードが早過ぎることだという。更に人口学者で中国の輝かしい未来を信じる人はいないとまで断言している。一人っ子政策の転換も手遅れと指摘し、あまりにも多い人口のせいで、移民で人口構成の不均衡を調整することは無理と断罪している。また、中国は国内の不満を鎮めるために外との摩擦を使っている。共産主義の崩壊も進んでいる。日本とアメリカが緊密に協力すれば問題はない。中国の軍事力を恐れるのはばかげているとまで述べている。危惧されるのは昨日の本欄にも指摘したように、協力すべきアメリカとの外交関係が、安倍首相らの靖国参拝によってアメリカの日本に対する不信感を増幅させ思わしくないことである。

 つまるところ、中国問題より日本国内問題が日米両国の間に不安を掻き立てているということだ。

2014年1月5日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com