充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
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2482.2014年2月28日(金) 若いタレントの下品な言葉遣い
最近テレビで若いタレントが話す言葉の粗雑さというか、下品な表現にうんざりしている。自分自身の言葉遣いも自慢できる筋合いではないが、それにしても今更ながら大宅壮一がかつて「テレビというメディアは非常に低俗なものであり、テレビばかり見ていると、人間の想像力や思考力を低下させてしまう」として「一億総白痴化」という言葉を発した気持ちがよく分かる。
一番嫌な言葉は、「そっちのヤツ」とか、「青いヤツ」というように、はっきりした名詞で言えば良さそうなのに、「ヤツ」という下品な代名詞で表現することである。それが、若いタレントが平気でそう言い、それを誰もが当たり前のように受けて、また別のタレントが同じように「~ヤツ」と言うことである。それもよく聞いていると女性タレントに多い。いつから女子タレントはこんな汚い言葉を話すようになってしまったのだろうか。大宅が嘆いたように、テレビ界で活躍する人たちが白痴化してしまったと考えざるを得ない。
かつて、年配者のグループに同行してヨーロッパに行った時、アテンドしてくれた年配の女性ガイドさんの言葉遣いが正しいきれいな日本語で、グループの人たちがきれいな日本語ですねと感心していたことがある。このガイドさんは、正しい教育を受けて正しい日本語を学んでからヨーロッパに来てガイドを務めていたが、きっと良家の出身できちんとしたしつけを受けたのではないかと噂をしていたことがある。その時ツアーの雰囲気が高級でクリーンな感じになったものである。これはひとつの例にしか過ぎないが、テレビで視聴者に向かって汚く、乱れた言葉を遣われるとついそのタレントから馬鹿にされたような気になるものだ。
今日ひとりの詩人が亡くなった。先月13回忌を済ませた亡父より1歳お若いまど・みちおさん、享年104歳である。童謡「ぞうさん」「やぎさん ゆうびん」「1ねんせいになったら」などの名作を残して逝かれた。ほとんど平仮名の優しい言葉で、丁寧に、分かりやすく、人の心情に触れる素晴らしい詩をたくさん書いた。童謡で心が洗われるような気持ちになった。それに比べて何と「~ヤツ」という言葉の下劣さよ。
2481.2014年2月27日(木) 権力の腐敗
今日の朝日「天声人語」に比喩的で面白い話が紹介されている。昨今のウクライナのヤヌコビッチ前大統領の資産隠匿と蒸発について触れたものである。イギリス人歴史家アクトン卿の言葉「権力は腐敗する。絶対的な権力は絶対的に腐敗する」に対して政治学者のあの丸山真男教授が、人間は性悪だというのは正確な表現ではなく、人間とは実は「取扱注意」の品物で「善い方にも悪い方にも転び、状況によって天使になったり悪魔になったりするから」だと述べていたことを取り上げている。このコラムでは「腐敗した『悪い』権力を倒したウクライナの人々が、これからどんな新しい秩序を作り出すのか。善い方に転ぶことを願うが、しばらくの間は取扱注意だろう」と結んでいる。
この通りだとするなら、いま権力を集めつつある安倍晋三首相は、丸山教授のお見立ての通り「取扱注意」人物であり善くもなり、悪くもなる可能性を秘めている。首相はいま権力志向が極めて強くなっており、よほど周囲がしっかり監視していないとわが道を往くとばかりに、アクトン卿の懸念する通りその権力を腐敗する恐れがある。
ところが最近のメディアは、政治家の言動に対して厳しく間違いを指摘し追求しているとはとても思えない。集団的自衛権にせよ、憲法解釈変更問題にせよ、教育委員会制度見直しにしても一度は取り上げてもその後はまったく政府与党の好きなようにさせている感じである。これも権力の腐敗に手を貸していると受け取られても止むを得まい。
さて、今日の朝日にもうひとつ「世界が見た安倍首相」という特集記事で「靖国参拝 米の識者が分析」との記事が掲載されている。その中でジョージタウン大学ケビン・ドーク教授が安倍首相の靖国参拝に好意的な意見を述べているのには驚いた。以前安倍首相が自分の靖国参拝に同意しているアメリカ人識者がいると語っていたが、どうやらこのドーク教授のことを指していたようだ。記事に掲載された他の2人は、「日中の衝突、巻き添え懸念」とか、「安保政策を自ら傷つけた」と手厳しい。考えはいろいろあろうが、靖国参拝を肯定する気持ちにはとてもなれないし、インテリのアメリカ人が靖国参拝に賛意を示したのには「失望した」。
2480.2014年2月26日(水) 今年も2.26事件の報道はない。
ウクライナのヤヌコビッチ政権が崩壊し、ヤヌコビッチ前大統領はどこへ姿を隠したのか、その行方がようとして分からない。暫定政権は前大統領を指名手配してその行方を追っている。ここへきて前大統領の隠匿資産が公開されてテレビでも豪華な邸宅、数多くのドイツ製高級車、シャンデリア、東京ドームの30倍に当たる敷地内のゴルフ場や動物園、池に浮かぶ軍艦まがいの模型の船等々常識を超える蓄財ぶりが格好の批判の対象となって、多くの見学者が訪れている。
ロシア政府の後ろ盾の下で多額の賄賂により市民感情からは考えられない感覚で資産を得たが、、驕る平家は久しからずを地で行く形になった。つい2年前チュニジア、リビア、エジプトなどで「アラブの春」により失脚した独裁者たちの末路も哀れだった。インドネシアのスカルノ大統領の追放、フィリピンのマルコス大統領の国外追放、ルーマニアのチャウシェスク大統領夫妻の公開処刑など過去半世紀の間に世界で失脚した大物独裁者も同じ道をたどってきた。
やはり一旦権力を握るとそれを手放すことに後ろ向きになり、権力の維持に集中して周囲が見えなくなってくる。それだからこそ民主政治が受け入れられる素地や正当性が生まれる。
一番難しいのは、独裁者を追放したまではいいが、その後を継いだリーダーが追放を主導した人たちが満足できる民主的な政治を行っていけるのかどうかということである。実際いまエジプトの混迷は、その後継者が民主的な選挙で選ばれていながら反対勢力と軍部によりその座を追われるという迷走を繰り返しているのだ。
その点で、今日は戦争の足音が聞こえてきた昭和11年の2.26事件勃発の記念日であり、暗い時代を反省する意味でエポック・メーキングな日である。ところが、年々この種の事件を伝えるテレビ番組や新聞記事はどんどん少なくなっている。その中で昨日NHKが放映した「徹底検証 2.26事件」を今日録画で観た。昨年の再放送ものである。内容的には陸軍内で対立していた「皇道派」と「統制派」の違いを分かりやすく説明してくれたので、その違いを理解することができた。それにしても考えようによっては、現在だって下手をすると太平洋戦争開戦前夜と似た状況にあると言えないこともない。温故知新ということでもないが、かつての暗かった時代の歴史を振り返り、反省するためにも、もっと事件が起きた今日2月26日にこそ2.26事件を広く啓蒙し、国民が真剣に考えてみるべきではないだろうか。
2479.2014年2月25日(火) エネルギー基本計画政府案を公表
福島第1原発のトラブルが後から後から表面化している。先日汚染水が流れ出たと報道されたが、その原因も東電の作業員が器物に触れて壊したものだと公表された。今日また冷却装置が機能しなくなったと伝えられたが、こんな杜撰とも言える取扱で今後事故を収束させていくことができるのか甚だ疑問である。
政府は着々と原発再稼働へ向けて手を打ってくるだろう。しかし、事故から3年が経とうとしているが、収束はまったくできていない。それにも拘わらず、次の手を打とうとしている。世論を何とかして新エネルギー政策として原発を認めさせようとしているのである。3年前の事故に幕引きができず、しかもしばしば事故を発生させている現状を考えると、どうして原発を再稼働させなければいけないのか、普通の神経ならノーということがわかりそうなものだ。
政府は今日原子力関係閣僚会議を開き、エネルギー基本計画の政府案を公表した。それによると原発の依存度を下げつつ、安全を確認した原発は再稼働する方針を打ち出した。元々自民党政権になって以来、大きな声では言わないが、原発再稼働ありきだった。それが衆院選の大勝以降国民の圧倒的な支持を得たと勘違いし、それが原子力政策もそうだと拡大解釈し、福島第一の未収束及び使用済み核燃料問題という重大な未解決問題を抱えながら原発再稼働ゴーサインへ踏み出そうとしている。
政府案の性質の悪いのは、原発政策を経産省有識者会議案の「基盤となる重要なベース電源」から、「重要なベースロード電源」と書き換えているが、この「ベースロード」という用語の意味がピンと来ないことだ。まったくよく分からない。安倍ちゃんは理解しているのか。連立与党公明党の山口那津男代表を始め、民主党からも言葉の意味を国民にはっきり説明することが大切だと述べたが、どうして政府はいきなりそんな分からない言葉を国民に披露して煙に巻こうとするのか。
これでは、エネルギー計画は魔界入りとなる。どうも政府は国民に目くらましをかませて秘密裏に原発再稼働をエイヤーとやってしまおうとの腹が透けて見える。こんなことばかりやっていると、安倍ちゃんもウクライナのヤヌコビッチの二の舞だぞ。
2478.2014年2月24日(月) どうなるのか。ウクライナが歩む道
今日の朝刊のトップ記事は「ウクライナ、政権崩壊」である。あれほど強気に突っ張っていたヤヌコビッチ大統領が、かくも簡単に権力を手放し、政権が脆く崩壊してしまうものなのか。件の記事をよく読んでみると強気を装っていたヤヌコビッチ大統領は、治安部隊や側近の離反が続出しこれ以上の政権維持は難しいと判断したのか、国外へ避難しようと試みたようだ。しかし、国境では書類不備で脱出できず、どうやらヘリコプターで豪華なキエフの邸宅から国外へ逃げ去ったようだ。行方はようとして分からない。支援してきたロシアのプーチン大統領にとっても大きな失点である。
今後大統領代行に任命されたトゥルチノフ氏が次の大統領選を睨んで、ロシアとEU側とどう折り合いをつけ国の安定化へ向けて国をリードしていくのか。EUとの接近を望む反体制派と東部地方でロシアへの帰属を望む人たちの綱引きが始まっているようだ。ウクライナの将来はどうなるのか。ロシアとEU、それぞれの思惑と利害関係で国の方向が左右されるようなことがあってはならないと思う。
さて、懸案の確定申告を昨日玉川青色申告会で書類作成のアドバイスをもらい、今日玉川税務署に平成25年分の税務申告書類を提出してやっと一息ついたところである。これだけに関わっていたわけではないが、準備を始めてからすでに1カ月以上を費やしている。毎年のことながらあまり建設的な時間配分ではないと今年も反省である。でも、終わってホッとしている。
そのホッとした気分ついでに、冷やかし半分で拙いパロディーを考えた。
「やりたい放題で天下を取ったと得意満面だったアベ酋長だったが、散々面倒をみた無能な家来たちから『失望した』と裏切られ、見捨てられ逃げられた。四面楚歌となって危険を察知した酋長はヘリで『長州帝国』へ脱出を試みたが、歴史認識と靖国参拝の恨みとばかり竹島と尖閣周辺から飛来した中韓空軍機に撃ち落とされた。だが、酋長の霊は靖国神社へ祀られることはなかった」。ちょっとやり過ぎかな。