充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
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2506.2014年3月24日(月) 大阪市長選とサッカー無観客試合のアホらしさ
昨日世間で注目されたしらじらしいできごとが2つあった。
そのひとつは、大阪市長選挙である。市長選は3年前の府知事選とのダブル選挙で、府知事の職を投げ打って現職市長に挑戦した橋下氏の話題性で燃え上がった時に比べれば、何とも盛り上がりの少ない選挙だった。思うように進まない大阪都構想の制度設計を市民に訴えるとの判断とアピールで、任期途中だった市長を辞任して、他の政党に戦いを挑んだが都構想に反対する他政党が候補者の擁立を見送って、どの政党からも立候補者がなく、3人の泡沫候補との選挙戦になった。
結果的に橋下前市長が圧勝し再選されたが、投票率が23.59%と前回の58.96%に比べて大幅に下がり過去最低となったうえに、大量の無効票も出た。無効票は13.53%で、その内白票が9.04%もあった。橋下氏に次ぐ次点が白票だというから呆れるではないか。
空しい選挙である。出直し選挙で所期の目的を達し、大阪都構想を進めるとは言っても「大阪維新の会」が府議会や市議会で過半数に及ばない現状では、いくら市長や松井知事が大声を上げても大阪都構想の議会議決は難しいと思う。それよりこの出直し選挙にかかった費用が、6億円と言われている。経費節約と言って文楽など文化関係の補助金をバッサバッサと切ってきた橋下市長に財政問題をどう考えているのかを聞いてみたいものである。
いずれにせよ橋下市長のひとり相撲で世間を騒がせたように思える。ところが、石原慎太郎・日本維新の会共同代表が、ひょっとすると橋下市長は政治家を辞めるのではないかともしゃべっていたが、自分が作った維新の会の地盤低下にやる気をなくしているのかも知れない。いずれにせよお騒がせ人物であることは変わらないようだ。
もうひとつの騒ぎは、サッカーJリーグが浦和レッズのサポーターが、先日スタンドの背後に‘JAPANESE ONLY’の垂れ幕を掲げたことに対する制裁措置を課して、昨日レッズのホーム試合が無観客で行われたことである。あの広いグランドにひとりの観客も入れず、場内アナウンスも行われずに日本でトップクラスのゲームを行ったのだから、ファンも一般の人も驚いた。レッズにしてみると広告を外したこともあり、損害は1億円に達するという。試合はレフェリーのホイッスルと選手の声だけしか聞かれず、相手の清水エスパルズの選手からは練習試合のようで2度とやりたくないとの声が聞かれた。
この垂れ幕が外国人を差別する印象を与えるということでお仕置きを課したのだが、まったく馬鹿げた行為を行う輩がいるものである。
どうも最近あることないこと低次元のパフォーマンスに翻弄される馬鹿馬鹿しい行為が多すぎる。社会が劣化して人間の気持ちもグレードダウンしたのだろうか。もう少し分別のある行動が取れないものだろうか。
2505.2014年3月23日(日) ベビーシッター叩きに反論する野田聖子議員
毎年2月23日に開いていた高校2年生時のクラス会が、藤沢駅前の中華料理店「煌蘭」で1カ月遅れて行われた。出席者が19名だったのは、予想より大分多かった。満75歳になると、物故者や健康面で参加できない人もいるものだ。実際51人のクラスメートのうち、すでに鬼籍に入った友は11名を数え、1名はアメリカに居住している。恩師はすでに7年前に亡くなっている。その中で19/39とほぼ半数が出席したのは、上できと言えるのではないだろうか。
来年も今日と同じ3月23日開催ということに決まったが、幹事役を引き受けさせられてしまった。あと1年を元気に活動できそうな人ということで、私なら活動できるだろうという奇妙な期待感からお役を引き受けさせられる羽目になった。
引き受けた以上みな楽しみにしているようなので、責任だけは果たすように努めたい。
さて、最近内外に想定外の事件が起きている。現在国際的にミステリアスな事件になっているのが、マレーシア航空機の行方不明事件である。クアラルンプールを飛び立って北京へ向かったのが、今月8日だからもう半月が経つ。しかし、239名の乗員と乗客が搭乗した航空機は消息不明となりその行方はようとして分からない。飛び立ってから針路を変えたとか、機影の一部が人工衛星によって発見されたとか、或いは操縦士の行動がおかしかったとか、諸説紛々である。過去にも例のない航空機消息不明事件にマレーシア政府もその対応に忙殺されている。これから事件はどう解明されていくのだろうか。当分の間目が離せない。
一方、国内で些か異常とも受け取られた事件は、子どもをベビーシッターに預けて、その子がベビーシッターの自宅で死亡しているのが発見された悲しいでき事である。若い母親が2人の子どもをネットで知ったベビーシッターに預けたその行為が、あまりにも分別がないと批判され、波紋を広げている。大事な子どもを見ず知らずの他人に疑うことなく預ける浅はかさについて、専門家や同年代のヤング・ママが厳しく非難している。実際その立場に立っても通常なら絶対やってはならないことだと考えるのが普通である。
ところが、そういう批判に対して反論した母親がいた。自民党総務会長の野田聖子衆議院議員である。野田氏の出産と生まれた子が障害児だったことは同情できる。だが、自分もそうしたとその行為がさも正当であるかのように述べたり、「そうした経験をしなかった人が、母親を責めるのは止めて欲しい」と語った。野田議員は少々個性的な行動に走るところがあるが、その言い分は少しおかしくはないだろうか。こういう行為を容認するというのだろうか。それではこの種の悪辣なベビーシッターの思うつぼではないだろうか。
要職にある政治家としては、自分の発言にもっと慎重であって欲しいものである。
今日大相撲春場所が千秋楽を迎え、大関鶴竜が14勝1敗で初優勝を飾った。先場所は準優勝だったので、これで横綱昇進は確実と見られている。もし鶴竜が横綱昇進となれば、白鵬、日馬富士に続き、横綱3人がすべてモンゴル人ということになる。日本の国技もいよいよ色褪せ、まるでモンゴルの国技のようである。
2504.2014年3月22日(土) 漱石の「こころ」が100年ぶりに朝日再連載へ
第2次世界大戦が始まった丁度100年前の4月朝日新聞に文豪・夏目漱石の「こころ」が連載された。その当時に倣って今年4月から朝日朝刊に再び「こころ」が110回に亘って連載されるという。珍しい試みだと思う。ただ、最近の朝日新聞の連載小説はあまり面白くない。現在の連載小説も朝夕とも途中で読むのを止めてしまった。朝日に引き換え、日経の連載小説は結構面白く、朝夕とも毎日楽しんで読んでいる。朝日はどうしてこんなつまらない小説ばかり連載するのだろうといつも思っていた。勘ぐれば、佳作を見つけ出せないので、昔のコピー作品にかつての夢を追ったということでなければ良いが・・・。
これとは別に、当時朝日新聞記者だった漱石が自紙に作品を連載したというのも、現代の常識では考えられない。しかし、漱石はその頃すでに功なり名を遂げていて朝日記者というより文豪と呼ばれていた。「こころ」は処女作「吾輩は猫である」が連載されてからすでに9年が経っていた。連載された時は「こころ」は「心」だったし、全体の文章の区切りも今の「こころ」とは、違っていた。
残念ながら、学生時代に読んだ「こころ」があまり印象に残っていない。この機に改めて読んでみようと書棚から取り出してみた。
実は、わが家の漱石全集19巻は、読書好きだった義父が昭和10年に漱石全集刊行会から初めて「漱石全集」として出版されたものを買い求め、父の没後、そっくり私の書棚に収まったものだ。漱石全集刊行会は岩波茂雄が代表者でその後岩波書店の前身書店に組み込まれた。「こころ」は、全集の8巻に「道草」とともに収められている。「調子」を「てうし」、「状態」を「じやうたい」、「要領」を「えうりやう」とルビがふってあり、「蝶々」を「てふてふ」と国定教科書で教えられた国民学校時代を思わせられる。価格は印刷されていないので分からない。グラビアに漱石幼少時代の写真や、「漱石山房」と書かれた漱石専用原稿用紙に「道草」の直筆の写真が載っている。
思い返せば、漱石を読んだのは、母に勧められて小学校5年生の時「坊っちゃん」を読んだのが最初だった。その後「吾輩は猫である」、「三四郎」、「それから」へ、そして他の作品へ読み進んで行ったように思う。
初めて松山へ行った時には、漱石の亡霊を追うように「坊っちゃん」を思い出していた。
義父が残してくれた、旧き時代を感じさせる「こころ」を改めて味わいながら読んでみたいと思う。
2503.2014年3月21日(金) 2014年度一般会計予算は過去最大
昨日2014年度一般会計予算が参議院を通過して成立した。95兆6121億円大型予算である。加えて2月に成立した今年度補正予算の5.5兆円を加えると、実に100兆円を超える高額予算である。
大学へ入学した1959年度予算が1兆4192億4800万円だったことを考えると気の遠くなるような巨額の予算である。ざっと70倍になる。入学早々「経済原論」の授業で安川正彬講師(後教授)から、経済学を学ぶ経済学部の学生としては国家の予算ぐらい知らなくては話にならないと言われ、以降ことさら一般会計予算に関心をもってきた。ただ、数字を覚えるのは歴史の年号と同じように難しく、語呂合わせでもしないと覚えられない。1959年度の予算は「イッチョウヨイクニヨハヘイワ」と記憶した。来年度の語呂はどうなるだろうか。
新年度の予算は過去最大の膨張予算で、一番気になるのは、国の借金が益々増えて財政健全化は掛け声ばかりで一向に前へ進まないことである。ましてや国の歳入は税収が50兆円で、まったく足りず不足分は国債を発行して賄う。当然借金ということになる。すでに1千兆円を超えた借金は、先進国の中で最大であり、IMFも不安視している。このまま突き進めば国の財政が破たんすることは目に見えている。だが、政治家は私利私欲・党利党欲のため財政健全化は口先ばかりで誰も手をつけようとしない。利権政治家の暗躍と誘導で地元の公共事業費を増やしたが、逆に人手不足のため工事ができないというお粗末ぶりである。
国をバランス良くリードすべき政治家が、目先の欲に目がくらみ、利益誘導政策しか提言できず、行えない。アベノミクスという言葉に浮かれて、厳しい財政には目もくれず、大判振る舞いで国は借金大国になる。もう少し国の財政について真剣に議論して、国の借金を減らす健全財政に近づけることはできないだろうか。
2502.2014年3月20日(木) ウクライナ情勢の受け止め方
一昨日このブログが連続2500回を記録したことを友人たちに知らせしたところ、昨日からたくさんのコメントをもらっている。その中でベオグラードの友人山崎洋さんから、激励をいただくと同時に私を超人と呼び、なるほどと思わせられるメールをもらった。現場を知らないと本質や実態は中々分からないものである。日本にいては中々入手しにくい現地情報を近くで得られることもさることながら、現地で内情をよく知るメディアが流す情報を直に手に入れられる点でやはり有利である。
山崎さんは旧ユーゴ時代にベオグラードに渡ってから同地に半世紀も居住して、東ヨーロッパ情勢や土地勘も充分である。特に父上がゾルゲ事件のブランコ・ブケリッチ氏であるので、社会運動にはことさら詳しく敏感であり、言われることは筋が通っていて得心させられることが多い。
17日にウクライナの住民投票について私が新聞記事を参考に書いたブログの内容に関して、下記のように分かりやすい指摘を受けた。17日のブログと比べてお読みいただければ一層理解しやすいのではないかと思う。
「クリミア問題のブログ、興味深く拝見。3月17日の分、ロシアが軍事力で脅して住民にロシア編入の決定をさせたというのは、どうでしょうか。こちらの記者やTVレポーターの報告では、ロシア系住民がいちばん恐れたのは、キエフの政権を奪ったウクライナ民族主義で、なにしろ最初に採択した法律のひとつがロシア語を第二公用語と定めた法律の廃止でしたから、キエフが混乱して手を打てないうちに長年の「不正」(フルシチョフが1954年にクリミアをウクライナに編入したこと)をただそうとしたということらしいですね。住民投票に反対の人たちがロシア軍に対する恐怖から活動できなかったというのは言えるでしょう。
クリミア・タタールは当初、ロシア系の集会に押しかけて、一触即発の様相でしたが、その後、自分たちの集落に自警団を組織して、守勢に回りました。クリミア・タタールは第二次大戦のときナチスについたため、戦後、スターリンによって強制移住させられ大量死した経験がある。1990年のソ連解体に際しても独立を目指すと言う決議をしていましたから、ウクライナ万歳ではないのですが、反ロであることは間違いありません。
ただ、住民の六割がロシア系のクリミアでは、反対派が自由に活動しても、結果は同じだったと思いますよ。
住民投票がウクライナ憲法に反していると言うのはその通りでしょう。そもそもキエフの暴力による(エストニア外相によればスナイパーまで使っての)政変が憲法違反でしょうから、政変によって憲法体制に空白が生じたといえるのです。
いちばんの解決策は、欧米が空爆までしてでっちあげたコソボの独立承認を取り消して、あらためて国際法を尊重し、セルビアの主権と領土保全を認め、その枠内でコソボのアルバニア人の地位について交渉する。そうすれば、クリミアについても、ウクライナの主権と領土保全を認めたうえでの問題の解決を主張できる。それ以外は、すべて国際法とは無縁のパワーポリティックにすぎません。チェコのクラウス前大統領やドイツのシュレーダー元首相もそういう意見です。日本政府も、空爆に賛成しコソボ独立を承認するかわりに、アメリカに対して制裁措置を取っておれば、今回も説得力があったでしょうが、下手すれば北方領土問題の交渉の扉を閉ざされ、天然ガスの供給をストップされるのがおちでしょう。もっとも、困るのは国民だけで、安倍さんはそれを利用して、原発再開、民族主義の高揚を背景とした新憲法制定などの宿願が果たせるので、損はないと踏んだかも。
気になった一行について、ながながと意見を述べさせていただきました。