充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
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2531.2014年4月18日(金) ポーランド「連帯」ワレサ議長をモデルにした映画
東ヨーロッパの社会主義国家が崩壊した前後に、ポーランドの独立自主管理労組「連帯」を立ち上げリードしたレフ・ワレサ議長を取り上げた映画「ワレサ 連帯の男」を、3日前にアカデミー賞受賞作品「それでも夜は明ける」を観たのに続いて観賞した。この映画も以前からぜひ観てみたいと思っていたが、上映千秋楽の今日漸く「岩波ホール」で観賞することができた。監督は世界的に知られたアンジェイ・ワイダで確かに力作であると言える。
東ヨーロッパ時代にポーランドの1造船所電気工でしかなかったワレサが、1980年にグダンスク造船所でストを指導し、全国的労働組合の委員長となってゼネストを行った。確かにその当時ワレサ議長の活動は国際的にも広く評価され、私も彼の民主的な行動力とリーダーシップは印象深く覚えている。この映画はワレサの知名度が買われてイタリアの著名なジャーナリストのインタビューに応えるという設定になっていて、それがこの映画のバックボーンとなっている。
社会主義体制が崩壊して漸く自由を得たワレサらが、まもなくして表舞台から姿が消えた。その間身柄を拘束されたりして公から姿が隠れていたのだ。今年70歳のワレサ議長が、1983年にノーベル平和賞を授与され、1990年には大統領に推されたが、その後「連帯」が度々分裂を繰り返して力を削がれ、次第にそれほど注目を集めることはなくなった。ワレサの存在感は電気工としてグダンスク造船所でストを起こして自分たちの要望を当局に呑ませ、その影響力が国内の労働者を励ました行為とその時代にこそあったと思う。
筋書きは弾圧、検束を繰り返すこの種の映画にありがちで、暗い部分が多いが、史実としてこういう時代にこのようなエネルギーの塊のようなリーダーが労働者を力づけ、国家解放のために活動したことを改めてPRする映画だったと思う。
もうひとつ観てみたい映画「レイルウェイ 運命の旅路」があるが、それは来週の楽しみにしている。
2530.2014年4月17日(木) 韓国沈没船乗客の救助活動進まず
2月と3月に小田急電鉄入社同期生が続けて亡くなってがっくり来ていた中で、毎年恒例の社友会が相模大野のホテルで開かれた。随分懐かしい顔にも出会ったし、久しぶりに話をした会社の仲間もいた。他愛ない話に終始したが、しばらくぶりに寛ぐ気分になれた。ほとんどの仲間が辞めてからかなり時間が経っているので、彼らも毎日落ち着いて安定した生活を送っているような印象を受けた。
山木社長が昨年度の電鉄決算は史上最高の見込みだとOBにとって嬉しい話をされた。社長と大須賀会長には、その席で近々上梓予定の拙著のPRをして売り込んでおいた。
さて、昨日沈没した韓国の旅客船については、その後乗船客が救助されたという朗報はなく、相変わらず280名以上の安否が分からないままである。天候が荒れ、波が高く潮流が早くて思うように救助活動ができず、午後には救助活動を中止した。船は船首部分を残して完全に海中に沈み、このままの状態だと安否不明者の生命も危うい。
事故原因は、座礁したせいだとも、急激に舵を切ったせいで荷が傾いたとも、言われているが、非難を浴びているのは船長を始め乗組員が乗客の救助を放ったらかして自分たちが先に下船するというクルー・モラルにあるまじき行為である。しかも船から救助を求める無線が発せられ、それを受けたセンターが沈没場所を尋ねてもそれに応えられないのでは、話にならない。クルーのレベルがかなり低いと判断せざるを得ない。韓国国内でも批判の的になっているようだ。天候回復を待って救助作業に集中した後に、事故原因の究明がなされるだろう。若干気になるのは、この船舶が2年前まで鹿児島~沖縄航路を航行していた中古船だということだが、船舶自体が責任を問われることはない。しかも、韓国へ引き渡されてから船体を変更し、乗客定員を大分増やしているようだ。
いずれにせよできるだけ早く行方不明者を捜索、救助して、一日も早く事故原因を突き止め、2度と同じような事故を起こさないよう規制を厳しくすることが肝要であると思う。
2529.2014年4月16日(水) 韓国で大きな海難事故発生
韓国の南西部・珍島の沖合で修学旅行中の高校生が乗った旅客船が転覆して今夜時点で、300名近い行方不明者が出ている。すでに数名ではあるが、死者も生まれ、現場が混乱して何人犠牲者が生まれたのか、はっきりしない。明日以降の暗いニュースが度々報道されるかと思うと気の毒でらない。
船舶転覆事故による生徒の犠牲では、昭和29年相模湖で麻布中学生が乗った観光船が転覆して22名の生徒が亡くなった。大学アルペンクラブの2人の仲間は麻布高出身だったが、彼らの友人が亡くなったと辛そうに話してくれたことが、思いだされた。船舶の事故は翌30年に四国と本州をつなぐ国鉄宇高連絡船が転覆して170名近い犠牲者を出した。他にも29年には台風の煽りを食って青函連絡船の洞爺丸が沈没してわが国海難史上最大の犠牲者1100人以上を生んだ。幸いその後日本では、大きな海難事故はなくなった。しかし、考えてみれば、逃げ場のない海洋で船が沈めば多くの犠牲者が出るのは目に見えている。それだけに船舶は平素から相当の安全対策を講じておいてほしいものである。
今日の海難事故の遭難原因はまだはっきりしないが、いずれ解析されることだろう。気に掛かるのは今後果たして犠牲者がどれだけ増えるかということだ。
さて、今日東京医療センターで糖尿病とその対策としての食事についてのセミナーがあり、先日診察した際出席を勧められていたので受講した。今日は偶々テレビのエンタメ番組でも糖尿病に関する話題を伝えていた。最近糖尿病の報道が急に増えてきた。やはり糖尿病が増えてきたということだろうか。幸いセミナーは大分参考になった。これまでほとんで注意を払わなかった食物に気をつけるようになった。運動も特別行っているわけではないが、以前に比べてウォーキングを増やしている。やはり糖尿病の大きな原因である1)太り過ぎ、2)運動不足、3)バランスの良い食事、を配慮するように努めたいと思っている。
2528.2014年4月15日(火) アカデミー賞作品を鑑賞
「20」「45」「31」。この数字は昨日NHKが実施した世論調査の原発「賛成」「反対」「分からない」のパーセンテージである。回答者は千名強であるから日本国民のごく一部であるが、それでも賛成が反対の半分にも及ばないことを考え、他の同じ調査から考えても国民の原発に対する考えが極端にこの比率と変わることはないと思う。これだけ原発再稼働について国民の多くが反対している。
このように原発再稼働に対して反対の声が多い中で、新たに反原発を力づける動きがあった。2月の東京都知事選で手を携えた細川護熙元首相と小泉純一郎元首相が、この機会に脱原発を目指す一般社団法人「自然エネルギー推進会議」設立に力を貸すことになった。統一地方選などでも脱原発候補者を支援することも検討するという。後援者にすごい人たちが名を連ねている。哲学者・梅原猛氏、市川猿之助、吉永小百合らまさに多士済々である。何とか原発推進の動きを後退させて欲しいものである。
さて、毎年今頃になると普段あまり映画を観ないのに観たいような気持させられる作品が出てくる。アカデミー賞が発表され、その中に興味深い作品があり、つい観たい気持ちにさせられるからである。今年は観てみたい作品が3点もあった。そのひとつを今日観賞した。今年のアカデミー賞の作品賞、脚本賞、助演女優賞を得た「それでも夜は明ける」(原語‘RIVERROAD’)で、奴隷解放前のアメリカ南部の綿花農家を舞台に黒人奴隷たちがこき使われる筋書きである。白人の残忍さ、耐え忍ぶ奴隷、裏切り、非倫理性など、1840年代のアメリカ社会の恥部を描いている。
ブラッド・ピッドが出演しているので、当然主役だと思っていたが、さに非ず、ほんのチョイ役で存在感も薄かった。主役の自由黒人ソロモン・ノーサップを演じたキウェテル・イジョフォーと奴隷主人「エッブス」を演じたマイケル・ファスベンダーの演技が冴えていると思っていたが、彼らには何の賞も授けられず、途中から準主役「パッツィー」を演じたルピタ・ニョンゴに助演女優賞が授けられた。
奴隷制度下の非人間的な扱いと暴力、特に鞭打ち刑や裏切り行為は観ていて終始おぞましく暗いイメージがつきまとったが、時代と舞台設定が暗黒の時代だっただけに止むを得ないところなのだろう。
しかし、アメリカ映画には珍しく恋愛も家庭愛もなく、暴力に次ぐ暴力である。奴隷制度の欠点を徹底的に糾弾する考えの下に、民主主義と平等を高揚する製作意図を感じさせる。意欲的な作品ではあるが、だからと言って強く感動するほどの秀作であるようには思えなかった。
監督が一世を風靡したスティーブ・マックウィーンと同姓同名だったが、こちらは黒人だった。
あと2本観てみたいのは、アンジェイ・ワイダ監督のポーランド映画「ワレサ 連帯の男」と、泰緬鉄道を舞台にした「レイルウェイ 運命の旅路」である。前者はまもなく公開終了するので、一両日中に何とかして観てみたいと思っている。
2527.2014年4月14日(月) 世界で戦争状態と事故が止まない。
先週民放テレビで放映された東宝映画「連合艦隊」を録画して、今日ゆっくり観賞した。1981年製作の3時間弱の長編物で、森繁久弥や戦時中映画「加藤隼戦闘隊」で主役・加藤建夫戦隊長を演じた藤田進ら懐かしい俳優さんが大勢出演している。あらすじはある程度見当がつくが、偶々連合艦隊基地があったトラック島を舞台にしたノン・フィクションを書き終えたところなので、参考にする点があるのではないかと考えて観てみた。
ストーリーとしては、真珠湾攻撃による太平洋戦争開戦、ミッドウェイ海戦、ソロモン海戦、山本五十六長官戦死、戦艦「大和」の出撃・沈没などを軍人家庭の挿話を交えながら話を展開している。ただ、海軍軍令部と現場の艦隊司令部の意見の不一致や、両者の主体性の取り方などについてはあまり知らなかった。
いま世界を見渡しても戦火の途絶えている所を探す方が難しいくらいである。世界から注目されているウクライナ東部で親ロシア勢力の武装勢力が政府機関や治安機関の建物を占拠し、ウクライナ政権は時間を切って彼らを排除すると宣言した。これに関連して国連安保理事会は緊急会合を開いたが、ロシアと欧米諸国との対立が激化する一方である。
内戦状態が続くシリアでは、再び化学兵器が使われたとアサド政権と反体制派がお互いを非難し合っている状態である。
一旦刃を交えると簡単には矛を収めるということができない。何とか人間の知恵を反戦の方向へ向かわせることができないものだろうか。
さて、金曜日に政府は新エネルギー基本計画で原発再稼働を示したが、心配されていた事故がまた起こった。汚染水200トンが別の建屋内に入り込んだことが分かった。その原因も分からず、気がつくのも遅かった。事故が起きないことはあり得ない。それでも政府は強引に原発計画を推進しようとしている。電力不足を原発以外では補えないと考え、国民の生命なんてどうなっても好いと考えているように思えて仕方がない。政府は国民の生命と電力とどっちが大事だと考えているのか。