ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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2551.2014年5月8日(木) 中国とベトナムの衝突を憂慮する。

 読売新聞社記者を希望している恩師のお孫さんを、今日読売の大物氏に引き合わせて話を一緒に聞くことにした。もちろん実力主義であるので、実際に入社試験に合格できるかどうかは本人の力であるが、それでもアドバイスをしてもらうことによって、学生にとって大分参考になったようだ。大変真面目な学生で考え方もしっかりしている。今年だめなら留年して来年もトライしたいと意欲十分であり、何とか希望を叶えさせてあげたいものだ。

 さて、ヨーロッパではウクライナ東部の状況が益々悪化してこのところ死者の数も増えている。アフリカではナイジェリアの女子中高生誘拐事件が一向に解決へ向かって進まない。誘拐された生徒は270人になったようだ。オバマ大統領も強い調子で、イスラム過激派「ボコ・ハラム」を非難しているが、肝心要のナイジェリア政府が一向に手を打とうとせず解決のメドが立っていない。

 一方、アジアでも大分様子がおかしくなってきた。昨日ベトナム沖で中国艦船がベトナムの船に体当たりを食らわせ、ベトナム側に負傷者が出た。中国がベトナムの排他的経済水域内で石油の掘削作業を開始したが、そこで起こった事件である。中国にとっては独自に設定した9段線内にあるというのである。明らかに中国が勝手に布いた「国境線」でどう公平に見ても中国の海域と見られるようなラインではない。今回南シナ海で事件が起きたのは、中国とベトナムが領有権を主張して問題を起こしている西沙島で、中国はこの他にもフィリピンとの間で中沙島、スカボロー礁、そしてマレーシアとの間で南沙諸島がある。中国の主張する9段線は大きく南シナ海を抉っており、どう見ても中国領には見えない。

 ベトナム政府の抗議に対して「ベトナムは中国企業の正常な活動を妨害すべきではない。中国の主権の侵害、国際法の厳重な違反をうけいれることができない」と受け入れる気持ちはない。中国の主権を侵害しているのはむしろベトナムだと持論を主張するだけである。

 アメリカ国務省のサキ報道官は、中国が多くの公船を送り込んでいる威嚇的な行動に対して挑発的で緊張を高めていると強く非難した。これに対して中国政府は他国の行為に干渉していると反論している。

 中国政府は自分たちが違法行為を犯し、他国の権利を侵害していることが分かっておらず、それを指摘され、避難されると反論の繰り返しである。

 しかし、このような中国の無法を許しては平和の秩序なんて保たれない。他の国が結束して中国がいかに世界の秩序を乱し、周辺諸国に迷惑をかけているかを何とか言い聞かせるより術はあるまい。いつもながら本当に困った国である。

2014年5月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2550.2014年5月7日(水) ナイジェリアの女生徒誘拐事件をなぜ報道しないのか。

 昨日辺りからテレビ・ニュースでも報じられるようになったが、新聞ではまだ伝えられていない事件がいま世界中で注目されている。ナイジェリアの首都ラゴスで中高一貫教育の女学校がイスラム過激派「ボコ・ハラム」に襲われ、生徒約220人が誘拐された。つい最近のことかと思いきや、何と先月14日すでに発生した事件である。欧米のメディアでは大々的に報道されている。事件発生以来早や1カ月近くなるが、わが国ではほとんど伝えられていない。なぜか?この間日本ではお隣の韓国沈没船事故が毎日のように茶の間に伝えられている。いくら遠隔地のアフリカで発生した事件とは言え、世界各地に特派員を派遣しているメディアが、これだけショッキングな事件に手を拱いて報道しないというのはどういうことだろうか。

 誘拐拉致犯の「ボコ・ハラム」という言葉には、西洋教育を禁ずるというような意味が込められているらしい。「ボコ・ハラム」は女性に教育を施す必要はないと前時代的なことを言っている。そして、誘拐した女生徒を国外に売りさばくと言って解放しようとしないのだから反社会的である。女生徒は1人当たり3000円程度で売り飛ばす、つまり人身売買である。こういう国辱的な過激派組織を見逃し、その乱暴を見て見ぬふりをしているのが、グッドラック・ジョナサン大統領である。名前がグッドラックとは恐れ入るが、散々賄賂や身内を身びいきするので悪評高い大統領で、敢えて組織を壊滅させようとの言葉は大統領の口からまったく聞かれない。

 それにしてもこういう悪辣な反社会的事件を何が理由か知らないが、なぜ日本の新聞は伝えようとしないのか。ジャーナリズム失格ではないか。

 さて、政局の不安定なタイで、今日憲法裁判所がインラック首相の人事権の介入は憲法違反に当たるとの判決を下した。これによってインラック氏は自動的に首相の職を失うことになる。同時に外相以下数名の閣僚も失職する。今でもタイ国内は保守派と反保守派の内輪もめで政治が安定しないうえに、首相が失職という事態になれば、更に事態は紛糾し、政治は停滞し社会は混迷の度を深めるのではないだろうか。すでにインラック派は、こうなることを見越して代行を選んでいた。裁判所がインラック首相に厳しい裁判官が多かったことから司法クーデターなどと揶揄されているが、この先のタイ政界は益々先行き不透明となった。23

2014年5月7日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2549.2014年5月6日(火) 伊豆大島独立に伴う憲法作成の隠れ話

 寡聞にして知らなかったが、終戦後連合国軍総司令部(GHQ)は伊豆諸島を日本から切り離すことを考えた。そのため大島では島民が独立を決意して自分たち独自の憲法作成を考えたという事実がある。その時考えられた伊豆大島暫定憲法は全23条で構成されていた。その後GHQは伊豆諸島を日本から切り離すことを取りやめた。

 しかし、その大島暫定憲法前文には、「旺盛なる道義の心に徹し万邦和平の一端を負荷しここに島民相互厳かに誓う」と見事に平和主義を謳い、第1条では「大島の統治権は島民にあり」と主権在民を明記した。同じように三宅島や八丈島でも独立構想があったが、このような憲法案を作成するまでには至らなかった。

 戦後沖縄や小笠原諸島が一時米軍に占領されていたが、もし当時のソ連が北海道を占領したら今の北方4島の占領状態を考えると北海道はロシア領になっていたのではないか。

 それにしても大島島民の強い独立心と主権在民意識には感銘さえ受ける。今取りかかっているノン・フィクションでミクロネシア連邦を舞台にしているせいで、同国独立時の状況にも触れ憲法の前文も紹介している。この憲法には極めてユニークな前文がある。「この島々に住むようになったわれら先祖は、先住者を押しのけてここに住んだのではない。この地以外に移ろうとは望むものではない。・・・・・ミクロネシアの歴史は、人々が筏やカヌーで海を探索した時からはじまった。ミクロネシアの国は星をたよりに航海した時に生まれた。われらの世界はそれ自体1つの島であった」と海洋民族ならではの心構えと理念を述べている。世界にはこういう憲法もあるのだ。

 われわれは、通常現行憲法と戦前の帝国憲法ぐらいしか目にしない。それらがいかに気まじめな文で、きちんとし過ぎるくらい完璧な条文となっているかを思うと、大島憲法やミクロネシア憲法はそれぞれ異なった意味で自己主張と特徴が見られる。

 ただ、大島憲法の原文は上手の手から水が漏れたか、現在行方不明になっているという。こんな貴重なものがそんな雑駁な取り扱いで良いのだろうか。これだけ固い信念に貫かれた島民が短期間に総意を絞って作ったほどの「作品」に対して、後世の島民には手抜かりがあったようだ。島の教育長はこの貴重な資料の紛失を「貴重な史料を捨てたとは考えられず、どこかに必ずある」などとのんきなことを言っているが、真剣に探してほしいものである。

 それにしても小さな島である大島に独立秘話があったことと、このような珍しい資料があったことに驚いている。

 さて、今日が連休最終日であるが、山の遭難事故が多発した。昨日も北アの涸沢岳、富士山で死者が出たが、今日は奥穂高岳、秩父雲取山、出雲大山などで遭難があった。例年にないほど雪が多いことが原因のひとつだが、軽率な登山者も増えているようだ。

2014年5月6日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2548.2014年5月5日(月) 「子どもの日」にあれこれ思うこと

 今朝5時18分に突然大きな揺れを感じた。M5弱の地震である。その前に小さな揺れを感じて目を覚ましたが、そのまま寝てしまった。そして突然のように襲った揺れだった。室内の置物や書物が落ちて散乱した。これだけ大きな揺れは東日本大震災以来だそうである。

 ゴールデンウィークも後半となり、各地ではいろいろな催しが行われている。近くの駒澤公園でも先日来「肉フェス」と称せられるイベントをやっていて多くの屋台が並び、大勢の人が群がっている。テレビで紹介されたこともあり、確かに雑ではあるが各地特産の肉を安く食べることができるようだ。だが、屋台に並んでいる長い行列を見るとうんざりするほどだ。

 ウォーキングの折、入場無料だったので、陸上競技場で開催中の国際ユース・サッカーU14会場を覗いてみた。シニア・チームが名門同士のヴェノスアイレスのボカ・ジュニアスとサンパウロのパルメイラスが対戦中だったが、とても14歳以下のチーム同士には見えないくらい立派な体格の若者ばかりだった。ただ、荒っぽい試合ぶりで僅か10分程度観ていた間に殴る、蹴るが常習化して倒れた選手を蹴る相手の選手もいた。ついにレッド・カードも出された。選手たちもさることながら、コーチも怒鳴るは、グランド内へ入るはで荒れ放題で、日本人レフェリーも愛想が尽きたのではないだろうか。いくらなんでもこれでは親善試合にならない。長い間両チームのシニア・チームがライバルとして世界サッカー界に君臨しているので、この相手には負けられないとの気持ちが強過ぎるのだろう。逆説的に言えば、このくらいラフな試合に慣れないと選手の技能は向上せず、チームとしても強くなれないのだろうか。考えさせられた。

 さて、今日はかつて「端午の節句」と言われた「子どもの日」だが、その子どもが日本では年々減少し続けている。何と15歳未満の子どもの数は33年間連続して減少しているという。総人口に彼らの占める割合は12.8%で、これは40年連続の下落で世界でも最低水準だそうだ。更に悲観的なのは、この日本の数値が人口4千万人以上の30カ国の内で最低であることである。この傾向が続くと子どもの数は益々減り、将来的に経済発展を阻害しかねない要因となることが心配である。現実にこの割合の高いのは、経済大国のアメリカ19.5%に次いで、中国16.4%である。意外なのは、原則的に一人っ子政策を続けている中国がこれだけ高いパーセンテージを保っていることである。穿った見方をすれば、高齢者対策が充分でなく高齢者の数が少ないということの証にもなる。

 この少子化現象にはいろいろな理由があるだろう。特に日本の場合は、子どもを産む環境と条件が良くないと言えるのではないか。諸外国に比較して経済的には他の国々と比べて恵まれている方で、子どもを産み育てる環境作りに国の予算がバランスよく投入されないということが大きな要因だと思う。国家強靭化計画などと言いながら、コンクリート造りの道路、トンネル、箱物などに投資したり、2020年東京オリンピックに備えて改装、改築すれば充分使用できるのに、何でも新しいスタジアムを建設する。国家予算の使い方が偏り過ぎているのではないだろうか。

 その一方で高齢者の行方不明者が1万人もいるという。額面通りに受け取れば、子ども対策に予算を投入せず、高齢者対策にも関心を持たず放りっぱなしというのでは、文化国家が泣くのではないだろうか。

 二世議員のような苦労知らずの政治家が増えるに従い、この傾向に益々拍車がかかってくるのではないかと殊更心配である。

2014年5月5日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2547.2014年5月4日(日) 葉山蓮子と柳原白蓮

 今NHKテレビの朝の連続ドラマ「花子とアン」が、前々作「あまちゃん」と前作「ごちそうさん」の好評を受け継いで、そのまま高視聴率をキープしているらしい。その「花子とアン」の主役は翻訳家村岡花子がモデルで、彼女が翻訳した「赤毛のアン」に触れながら、一昔前の女学校生活を友達との友情を通して紹介しようという筋書きになるのだろう。

 かつてその赤毛のアンのふるさとであるプリンス・エドワード島のキャベンディッシュを訪れたことがある。その折グリーン・ゲーブルを訪れたり、原作者モンゴメリー女史の記念館でアンにまつわる数々の記念品を見ることができた。プリンス・エドワード島は広大なカナダでも最も極東に位置して、時計は北米の大西洋岸時間帯より更に1時間進んでいる。アメリカ大陸では最極東と言われる地区だ。夏時間なら日本とちょうど12時間、つまり半日の時差のあるところである。

 実は、昨日小中陽太郎氏とメールのやり取りをしていて、ドラマに登場する人物・葉山蓮子が、元会社の上司の大叔母に当たる人だという意外な事実を知った。蓮子はかの大正3美人のひとりとして、またある意味でスキャンダラスな話題となった歌人「柳原白蓮」であるという。大正天皇の従兄妹に当たるというから驚いた。小中さんは戦時中その私の元上司と上海で同じ社宅に住んでおられた。

 白蓮は生涯に3度結婚したが、自身不倫だった3度目の夫宮崎龍介との結婚生活が最も充実して、終生添い遂げた。7歳も若かった夫に先立ち1967年に81歳で逝った。宮崎は孫文を支援して辛亥革命を成功させることに一役買った宮崎滔天の息子である。父子ともに社会主義運動に情熱を傾けた。白蓮にとって2度の結婚は本人の望むものではなく、その点で前半生は恵まれたものではなかった。駆け落ちした宮崎との間には男女2人の子どもをもうけ、その破天荒な駆け落ちは姦通罪があった当時世間の耳目を集め一世を風靡した。華族出身の人妻が若い男と出奔したとそのスキャンダルは世間から散々叩かれ、結核になった夫宮崎との生活は苦しかったようだが、好きな詩歌に希望を見出し佐々木信綱に師事していてそれが救いだったようだ。

 元上司は昨年亡くなられたが、生前白蓮についてお話しすることはなかった。ご存命ならこの朝ドラをどんな想いで観られただろうか。

2014年5月4日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com