充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
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2571.2014年5月28日(水) 気に食わない人物は追い出そうとする政権の危険度
駒澤大学のマス・コミ公開講座でNHK出身の須磨章講師が「ドキュメンタリーはこうして生まれる」という講座を持ったので、興味を持ち受講することにした。前2回は都合がつかず、今日初めて出席したが、須磨講師はNHKで「新日本紀行」など歴史に残る番組のディレクターを務められたということで、今日はそのシリーズのひとつ「蔵ずまいの町」をビデオで観せてくれた。これは今ではラーメンで有名になった喜多方の、昔ながらの蔵とともに生きる地元の人々の生活と蔵の保存について描いたドキュメントである。「新日本紀行」は、20年間に亘って毎週月曜日午後7時半から30分間放映されたモノクロ紀行番組で、当時としては富田勲のテーマ音楽も耳触り良く、印象に残る良い番組だった。
画像を観ながら作成当時の思い出を話された。それ以外にも須磨講師はNHKで世界遺産番組を手掛けておられ、NHKの世界番組制作の中心となっておられるようだ。ペンクラブにもNHK出身の知り合いが何人かいるので、共通の話題もあり、いずれお話しすることになると思う。
いずれにしても来週以降須磨講師の話を聴くのが楽しみになってきた。
さて、政府が現在の原子力規制委員2人を再任しないことを決めた。そのひとりは、島崎邦彦・委員長代理であるが、政府や財界の意向に合わないとして再任を求めないようである。島崎氏はこれまで原発再稼働について厳しい考えを示していたため、はっきり言って政財界から嫌われていたのだ。島崎氏は東大地震研究所教授、日本地震学会会長、地震予知連絡会会長などを歴任し、日本では地震学のエキスパートであり、大飯原発稼働についても専門的な見地から、地震の危険性を指摘しており、関西電力にとっては獅子身中の虫のようなものだった。言葉は悪いが、端的に言えば島崎氏は原発賛成派から総スカンを食っていたのだ。これにより、原発の安全性を議論する規制委員が皆原発賛成派になってしまったということである。
この政府の動きは自らの考えに反する者は極力排除する行動と言える。これと似た動きは憲法改正問題においても見られる。反対の多い憲法改正については、正面突破を避けて姑息な憲法解釈の変更のような手段によって自分たちの考えを強引に押し通そうとする。安倍政権の極右的動きには危険の匂いがしてならない。
2570.2014年5月27日(火) 中国の傍若無人ぶりに物申す。
かつて知り合いだった若者から先日来ぜひ会って話を聞いて欲しいということで、今日漸くお互いの都合が合い、自由が丘駅前喫茶店で久しぶりにあった。
5年ほど前に取材で一緒に仕事をした若者、と言っても40歳だが、いまでは仕事も変わり現在外資系生命保険会社に勤めている。前に会った時は、父親と音響会社を経営し、中国にも合弁企業を作っていたが、やはり中国人とビジネスを続けるのは難しいらしく、会社自体が倒産の危機に陥り、その一歩手前で会社を清算したと話してくれた。私はすでに生保に加入しているので、今更新たな契約を結ぶつもりがないことは前もって伝えたので、そんな期待はしていなかったらしい。
新しく参考になる話も伺った。日本では高校までしか通学せず、父親の仕事の関係で中国の大学に入り2年間学んだという。奥さんも中国人で、それだけに中国について詳しく、中国人についてもその気質、性格などを冷静に分析している。彼の言によれば、現在中国は民間と政府との間に大きな考えのずれがあると言っていたし、人口構成も日本以上に少子高齢化が進んで現状のままではいずれ中国社会では国民の食べるものがなくなるだろうと見ていた。
その中国だが、昨日は西沙諸島周辺で中国船がベトナム魚船に体当たりを食わせてベトナム船を一隻沈没させた。言い分はベトナム船が中国船に体当たりしてきたということである。
一方日本の自衛隊機にも中国軍機が異常接近をして、中には僅か30mの至近距離まで近づき、一触即発の危険な状況に至ったようだ。日本政府は中国に強く抗議したが、中国は日本機が中国機に接近した危険な状態を作ったとまったく事実と異なる抗議をしている。それはベトナムに対するのと同じ理屈である。つまり、中国に言わせれば、紛争はすべて他国が仕掛けたものであるとか、中国が権益を侵されたと主張することにより、自らの正当性と間違った権利を主張している。他国へ侵犯し、その責は自国にはないという論理の繰り返しである。こうなっては、昨今の中国が犯した荒行をすべて国連で暴露してその非を世界に広く知らしめてはどうか。
こういう常識とはおよそかけ離れた言動をする国家が存在することは、とても信じられない。傍若無人なパフオーマンスにお灸をすえる意味でも、やや乱暴な考えだが、一時的に中国を国際社会から孤立化させる手段として、少しずつ中国との外交、貿易を減らすことを世界的に考えてみてはどうだろうか。
さて、朝刊の訃報欄で「東洋のマタ・ハリ」と言われた川島芳子の妹が亡くなったことを知った。昔加藤隼戦闘隊の方々からよく川島芳子の話は聞いた。日本人の養女となった姉川島芳子と違い、その妹は清朝王族の最後の皇女と言われていたようだ。愛新覚羅・満州国皇帝を思い出させる愛新覚羅顕琦氏がその妹である。戦後は右派分子と看做されて逮捕されるなど、随分苦労されたようだ。
私自身はこれらの人々に格別な思いはないが、戦友会の多くの方々から折に触れ話を聞いていただけに、その人が亡くなったことを知り、大東亜戦争今や遠くなりとの思いを感じる。
2569.2014年5月26日(月) 元気な山岳部の仲間
小田急山岳部の一員として仲間としばしば登山をやっていたのは結婚前のことだ。その後鉄道会社から旅行会社に出向したせいもあり、残念ながら彼らと登山する機会がなくなってしまった。
最近では懇親会のような会合に出席するだけだが、昔テントを背負って南北アルプスを縦走したり、厳しい寒さの中を幕営したことが懐かしく思い出されてくる。今日は定年になったOB会員を歓迎する会合が海老名の会社施設の中で開かれた。よく一緒に登り教えていただいた先輩たちが健康問題上出席できなかったのは少々寂しかった。今ではほとんどが仕事から離れ、時折パートを頼まれ手伝っている人もいるようだが、元気そうなので安心した。
昨日行われたウクライナ大統領選で、ポロジェンコ元外相が大差で対抗馬のチモシェンコ元大統領を破り当選した。親欧米派のポロジェンコ氏が大統領に選ばれたことにより、東部の親ロシア派は元々選挙を行わず、選挙結果に態度を硬化させ、その結果の受け入れを拒否している。アメリカ政府は選挙を実施したウクライナ政府を称賛し、ロシア政府も受け入れる意向を示した。
さて、先月18日に観た映画「ワレサ 連帯の男」の主役、ポーランドの連帯ワレサ議長を傷め続けたウォイチェフ・ヤルゼルスキ元大統領が昨日亡くなった。90歳だった。2006年に民主化弾圧の責任を問われて検察当局に訴追されたまま、晩年は不遇だった。いずれにせよ共産主義国家時代のポーランドを象徴する体制派と反体制派のご両所として世界中の耳目を集めた。時代は確実に過ぎ去っていく。
今夕の朝日に興味深い記事を発見した。古代ギリシャの叙事詩「イリアス」の舞台に出てくる都市をトルコのヒサルルックの丘で発見したとされるハインリッヒ・シュリーマンのトロイア史実発見説が怪しいとする主張である。中近東文化センター付属アナトリア考古学研究所長の考古学者・大村幸弘氏が疑問を投じたのだ。私自身15年前にトロイア遺跡を訪れ、現地でガイドの説明を聞き地形を確認して納得していたので、今更そんなことを言われてもちょっとすっきりしない。記事は大きなものではないが、これからどんな史実論争が行われるだろうか。拡大するのだろうか。興味と不安感がある。
2568.2014年5月25日(日) 大相撲夏場所は横綱白鵬の優勝で幕
大相撲夏場所千秋楽で横綱白鵬が14勝1敗で29回目の優勝を遂げた。残念なことは今場所中の今月18日に放駒親方(元大関魁傑)前協会理事長が突然亡くなられたことである。まだ66歳の若さである。保守的な相撲協会の中で珍しく進歩的な考えだった親方は、一昨年噴出した八百長問題に対して難しいかじ取りを迫られ、本場所中止、八百長加担力士の追放、また公益財団申請などで古い体質の協会の組織にメスを入れた。そのため一部の理事や力士らから敬遠されたが、反対勢力の多い中で初志を貫き、ひとまず危機を切り抜けた。放駒親方でなければやり遂げられなかったであろうと、その行動力と指導力は一目置かれている。
放駒親方の正義感と行動力により、少しは透明性が高まった大相撲であるが、依然として古い体質は残され、部屋制度の不明瞭性とか、親方株の問題などはうやむやにされてしまった感がある。
不正とは別問題だが、今場所は土俵上で珍しい現象があった。13日目に横綱鶴竜が髷をつかまれたことで鶴竜が反則勝ちを得たが、そのクレームも検査役ではなく控え力士の横綱白鵬が即座に挙手したものだった。こんなことは珍しいことだと思う。そして、昨日はやはり横綱白馬富士が大関稀勢の里の髷を掴んで反則負けとなった。確かに髷に手をつけるような勝負が増えている。
今日も見方によっては髷に手を入れたのではないかと思える相撲があり、解説の元横綱北の富士が、故意にやっているわけではないが、勝負で引き技が多くなったのでその可能性が高くなっていると述べていた。協会として少し考えなければいけないとも話していたが、単純な相撲の中でもちょっとしたことで反則に触れてしまうものだ。それも今場所、しかも横綱が関わる相撲で髷を引っ張るような反則が頻発したのは、北の富士が言っていたように今が問題を掘り下げて考えてみる時期なのではないかとも思う。
優勝争いに絡む強い力士が皆外国人関取という異常事態になって大分時間が経つが、大相撲も少しは襟を正して公益財団として恥ずかしくないようになったのは一歩前進と言えるのかも知れない。それも放駒親方の功績が大きかったのではないだろうか。
2567.2014年5月24日(土) OBとして母校慶應義塾から招待される。
昨年母校慶應義塾から卒業50周年記念として春の入学式と秋の連合三田会に招待されたが、今日は卒業51年以上塾員招待会として日吉キャンパスにある記念会堂に招かれた。来年以降もこの招待会にはお招きいただけると聞いた。前2者に比べて特別なイベントがあるわけではないが、味のある大立食パーティだった。
昨年に続いて昨日わざわざセルビアから山崎洋さんがやって来られたので、ゼミの友人ともども自由が丘駅前で待ち合わせ日吉へ出かけた。冒頭清家篤塾長は卒業生が社会で活躍してくれることと、母校へ種々支援をしてくれることが、母校をしっかりした学問の府として育ててくれると参加した塾員を前に感謝の挨拶をされた。
昭和33年までに卒業した塾員のための午前の部、そして我々34年以降に卒業した者のための午後の部を併せて4千名以上が参加されたというから、特に印象に残るショーなどは何もやらないが、見方を変えれば大イベントではないかと思う。
自分の母校を良き母校と外に向かって称賛するのもどうかと思うが、最近になって特に慶應義塾の学生とOBが一体となって母校のために何かをやり、母校がそれに応えるパフォーマンスを素晴らしいと思い、その恩恵を受けることを嬉しく思うようになった。
山崎さんも遠路はるばるやって来て友人とともに塾歌を斉唱し、応援歌を聞きながら食事をいただき、友人と歓談するのは、まさに至福のひとときである。昼食を自由が丘でともにしたが、帰りも自由が丘で下車し招待会には出席しなかったゼミの友人も合流し、夕食を美味しくいただいた。気の許せない友人と自由に話し合うことができて、充実した時間を過ごすことができた。
山崎さんは来月セルビア大使館で、セルビア語翻訳本の出版記念会に出席するので、我々もそれに出席することになった。あまり日本人がいないセルビアで山崎夫妻もお揃いでよく孤軍奮闘していると思う。
母校の招待会のおかげで、いろいろアカデミックな催しに触れる機会に恵まれラッキーだとつくづく思っている。ともかく今日は気持ちよい一日を過ごすことができた。