充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
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2615.2014年7月11日(金) ベネッセの顧客情報大量に漏えい
通信教育大手のベネッセの顧客情報が大量に流出して大騒ぎになっている。これまでにも似たような漏洩や、流出は度々あった。だが、今度ばかりはスケールが違うようだ。顧客情報の漏えいは、760万件、個人情報としては2070万人分というから相当な数になる。特に、今回は子どもの情報まで外部へ漏らされ、それが二次、三次漏洩となってかなり広い分野に流れ出たようだ。ベネッセは通信教育分野市場をかなり占有している。今後の通信教育界に大きなマイナス影響を与えるのではないだろうか。
警察も何者かが顧客情報を外部に持ち出した不正競争防止法違反の疑いで捜査に乗り出した。経産省もベネッセに対して個人情報保護法に触れると報告を求めた。
だが、現実に情報管理も当てにできなくなった。うっかり個人情報を他人に教えることには注意を払う必要がありそうだ。仮に金融機関情報が漏れたとして銀行口座から知らないうちに現金が引き出されるということにでもなったら、大パニックになるのではないか。利便性の反面、対価として危険性を被るようでは堪ったものではない。
何とかこういう実生活における不安を取り除いてもらいたいものである。
さて、今日奈良にいる長男から暗いニュースを受けて妻ともどもがっくりしているところである。先日社内の健康チェックで腎臓に問題ありと聞き心配していたところ、このほど受診した精密検査の結果、来月手術をすることになったと知らされた。癌とか、心臓病のようにすぐ生命に直結するような内臓疾患ではないが、手術が成功するにしても今後はよほど健康に注意しないといけない。これまで健康上の問題はまったくなく、高校でもラグビー部員として部活に励み、その後大学生、社会人となってからもあまり休むことなくジョギングを続け、マラソンにもトライしてホノルル・マラソン、東京国際マラソン、湘南国際マラソンなど各地のマラソンにも挑戦して、タイムも4時間を切っていたくらい健康だったのにどうしてこういう不運なことになってしまったのか。
幸い長男はオリンパスの医療内視鏡の販売部門に勤めていて、普段から病院回りをやっているので、良いドクターとも顔なじみのようだ。それらの先生方の適切な処方をいただきながら、当分は無理しないよう健康に留意して欲しいものである。長男には妻と、中3の男児の下にまだ幼い2人の女子小学生がいる。当分の間気が重い。
2614.2014年7月10日(木) 近刊拙著のタイトルを変更
修正した再校のゲラを持って飯田橋にある㈱現代書館へ出かけた。同社編集部の福田慶太氏と文章の修正と写真の挿入について細かく話し合った。難題はタイトルだった。一番肝心なタイトル決定が今日まで長引いてしまった。サブ・タイトルはやや長過ぎるので、最初から出版社から思い切って短縮するか、変更するよう求められていた。メディアに広告提出の期限から考えてもリミットが迫っていると、菊地社長が乗り出して来られた。一応これまでタイトルとして考えていたのは「南の国の日系人大酋長の波乱万丈」というもので、先日の座談会でもこれで行くことになっていた。それをズバリ「野球大酋長」に変更してはどうかとにじり寄られてしまった。
現代書館の主張は、読者がタイトルを一見しただけで何となく内容のイメージが湧くようなタイトルより、何が書かれているか、タイトルから読者にあれこれ想像させるなり、妄想させるタイトルの方が販売政策上売れるという。そんな出版社営業サイドの意見が強く、このように簡潔なズバリのタイトルがアイディアとして生まれてきたようだ。「野球大酋長」とは一体何者か、という最初の疑問が販促に繋がるという。作者としての思いこみや拘りもあり、必ずしも納得できたわけではなかったが、時間が迫られていることもあり、あまり結論を先へ延ばすこともできない。出版社の言い分もある程度理解できたので、苦し紛れに「耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍び」出版社の申し出を受け入れたというところである。早速友人らにはその旨メールで知らせた。
サブ・タイトルは、まったく変わってしまった。従来は「元プロ野球投手ススム・アイザワが森喜朗元首相・元チームメート佐々木信也と結んだ友情の絆」だった。確かにこれは長い。当初からネーミングの短縮は考えていた。今日出版社側から提示された副題は「日系ミクロネシア人投手、二つの祖国と友情の架け橋」だった。ほぼ半分の長さにカットされた。これは素直に受け入れることにした。ただ、表紙帯文に近藤誠一・前文化庁長官の推薦文が掲載されるが、その近くにサブ・タイトルで削除された森元首相と佐々木信也氏の名前を書いてもらって大酋長と森元首相、佐々木さんとの友人関係を分かるようにした。
他の文字や表現の修正などはあまり議論にはならなかった。それでも近頃の原稿では数字を算用数字で書く機会が多いが、現代書館は漢数字で表現する。漢数字にも書き方が複数通りあるので、しばしばトラブルがある。一番悩まされるのは対象によって漢数字の表現方が異なることだ。加えて野球のスコアの表現に漢数字を使用されることで、こればかりは一般的に馴染まない。そこでスコアはすべて算用数字にしてもらった。
やはり数字だけは算用数字で表現できる方がどれだけ書きやすく、すっきりするかということを改めて再認識した。
2613.2014年7月9日(水) 駒澤大講座で観せてもらったドキュメント
昨日拙著の再校ゲラを現代書館より送って来た。初校の付き合せをやってから丁度1カ月かかっている。初校の修正の他に、写真も組み込まれているので、大分体裁が整ってきた。すぐ見直して連絡し明日修正したゲラを持参することになった。
さて、日本が予選リーグで敗れて国内では熱気が収まったかの感があるワールドカップだが、いよいよ今日から準決勝戦が始まった。その第1戦で6度目の優勝を狙う地元ブラジルとドイツの対戦で、何とそのブラジルが予想外の大敗を喫したのである。いかにエースのネイマールとキャプテンのチアゴ・シウバを欠いたとは言え、1-7のスコアである。これまでブラジルのワールドカップにおける最多失点は、私が生まれた1938年のポーランド戦で失った5点だった。それでもその試合で6点を奪い勝利した。今日の大敗はサッカー王国のブラジルにとって屈辱的な敗戦である。
世界最強とも目されたブラジルも、前半だけで5点を失い、試合終了直前になってやっと1点を還すという無様な試合をやることが分かった。主役ネイマールの突然の負傷欠場がよほどチームの士気に影響したのだろうか。それにしても最後はヤケクソのような、選手と応援団だったが、ここにもラテン気質が表れたのだろうか。
ついては、今週は駒澤大学春季講座の最終週である。今日は須磨章講師の講座の最終回で、講師の声かけにより終了後有志が集まって懇親会を催した。須磨講師はこの近くの出身らしく、食事処も友人の経営する店で、10余名の参加者全員が和気藹藹とした雰囲気の中で楽しい交歓の場となった。
今日の講座で、観せてもらったのは75分物長編ドキュメント「二本のオリーブの木」だった。地味な作品であるが、全員が感動していた。ともに癌に見舞われた元NHK職員夫妻の愛情物語で、現実にこれほど相思相愛の夫婦がいるだろうか思えるほどお互いに相手に愛する心情をぶつける信じがたい話であるが、実に心打たれる物語でもある。結局夫婦とも半年のタイムラグで亡くなる。夫役の片岡仁左衛門と妻役の竹下景子が涙を流しながらナレーターを務めていた。それにしてもこんな家庭内の夫婦の愛情を拾い上げ、長編ドキュメントに仕上げる発想と演出は、普通では中々理解しがたく、流石に専門家は違うなぁと思った。
やはり報道の現場で長年に亘りドキュメント作品を制作してきた講師の感性は、我々とは多くの点で異なる。聞けば、一般にはあまり魅力的でないと考えられそうな作品をゴールデンアワーに放映したという。秋にはまた新たな番組を観せてもらえるので、どんな作品に出会えるか、楽しみである。
2612.2014年7月8日(火) 台風8号沖縄を直撃
日本列島を襲いつつある台風8号が沖縄に上陸して、沖縄本島17都市で50万人以上の人々が避難勧告を受けている。今度の台風では初めて特別警報が出され、今後日本列島を北上し、11日、12日には関東も暴風圏に入ってしまうようだ。
台風に初めて特別警報が出されたのは、数十年に一度の災害が予想されるからで、直ちに命を守る行動が必要と気象庁が判断した時に発令される。台風8号は、1934年に3千名の犠牲者を出した室戸台風、5千名の犠牲者を生んだ59年の伊勢湾台風クラスだと予想されているほど強大なものである。
テレビの各気象予報では、細かい解説に努めているが、今日は朝から上空が真っ青で蒸し暑さを別にすれば、台風がやってくるなどとはとても思えない。だが、これから東日本へ襲ってくる台風は、7月としては過去最強クラスの台風で最大級の警戒が必要とされるほど激しいそうで、天気予報図を見ても充分警戒しなければならないと思う。
さて、うっかりしていたが、昨日は盧溝橋事件発生77周年記念日であったと同時に、日本にとって辛い戦史となったサイパン島玉砕70年の節目の日でもあった。日本軍の戦没者は4万1千人から3千人、在留邦人は1万数千人が亡くなったと推定されている。この他にも現地島民1千人近くが犠牲になった。私自身もう30年もサイパンを訪れてはいないが、今朝の新聞でバンザイ岬周辺の写真を見るといくつもの慰霊碑が建っている。ここは、防空壕内の司令部跡、ラストコマンド・ポストと自殺者を生んだ断崖バンザイ・クリフの近くにあって、現在では最も慰霊の場としては相応しいかも知れないが、我々が戦没者遺骨収集事業で出かけたころは記念すべき碑のようなものは何もなかった。それが73年初めて慰霊碑と石灯が建てられた。この近くで行われた慰霊祭や焼骨式の光景が瞼に浮かんでくるほど懐かしいところで、近著でもこれらについて触れている。各地の反戦運動と同時に、業務として長年戦没者遺骨収集に関わってきたサイパンも幾分懐かしい気持ちが湧いてくるのは、時間が経過したからだろうか。決して忘れてはならない悲劇である。
2611.2014年7月7日(月) 羨ましい高校生の海外大学視察旅行
先月母校湘南高校の同窓会「湘友会」総会に初めて出席した。その折4月に着任された時乗校長が、来春計画している在校生のアメリカ西海岸視察旅行でUCLA、スタンフォード大訪問などを予定に組み込んでいるが、スタンフォード大が外部からの見学者を制限しようとしていると仄聞したと心配しておられた。
そこで、慶應義塾がかねがねスタンフォード大と留学生交換プログラムを実施しているのを在学中から承知していたので、湘南ラグビー部の後輩で慶大商学部長の金子隆教授に手紙で何か伝手がないだろうか、またアドバイスをいただけないかと尋ねてみたところ、意外なことに大学同士は交流に太いパイプがあるわけではなく、金子教授にも個人的に強いコネはないと少々がっかりさせられる回答をもらった。ただ、交流計画についてはこうあるべきだとのアドバイスをもらったので、直ぐ時乗校長に連絡し、併せて今日湘友会事務局に参考に供せられるようコレポンのやり取りコピーを送ったところである。
それにしても今の高校生が羨ましい。今年3月にはオックスフォード大、ケンブリッジ大を視察し、来年は米西海岸の大学を訪問する計画を立てている。我々の学生時代には海外渡航が認められておらず、海外留学は夢のまた夢だった。戦前伯父のひとりがドイツへ留学したことは大きな憧れだった。機会を捉えて私も何とか大学在学中にアメリカの大学へ留学したいと夢みていた。大学4年時にせっかく得たウェスタン・ミシガン大短期私費留学のチャンスをつかみながら、費用を工面できず計画は水泡に帰した。
あの時ウェスタン・ミシガン大に短期ではあるが、留学していればわが人生は別のものになっていただろうか。1968年にはプラハのカレル大留学がらみでチェコに渡る計画を立てたが、その直前になって衝撃的な「プラハの春」事件が勃発してこの計画もうたかたの如く潰えてしまった。
海外留学を望みながら、ついにわが身に「輝かしい海外留学」のチャンスはやって来なかった。その後文部省の教員海外派遣団の添乗員として、度々海外の名門大学を訪れたが、ついにわが学生時代にそれらの大学で学ぶ機会はなかった。それだけに余計に今の高校生が羨ましい。校長の話によると、今では高校在校中に海外の大学を視察して夢が膨らむと日本の大学ではなく、外国の大学へ入学したいと希望する生徒も現れてきているという。
時代も変わったなぁとつくづく思う。もう一度生まれ変わることができたら若いうちにぜひとも欧米の大学へ留学してみたいものである。
さて、今日は盧溝橋事件が発生して77年目である。盧溝橋に近い北京の中国人民抗日戦争記念館で行われた式典に初めて出席した習近平国家主席が、またも対日非難のスピーチを行った。気持ちは分からないわけでもないが、あまりにも後ろ向きではないだろうか。日中対立の現状は認めざるを得ないとしても、お互いに問題を緊張させるのではなく、両国の首脳が少しでも融和の方向へ向かって努力しなければ、先の展望が開けないのではないだろうか。双方で非難合戦を繰り返し、歩み寄ろうとしないのでは、お互いの存在自体が意味のないものとなる。もう好い加減にして欲しいものである。