充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
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2620.2014年7月16日(水) 川内原発新規制基準クリア、再稼働か。
イスラエルとパレスチナ・ガザ地区のイスラム原理主義組織「ハマス」との戦闘が激しさを加えている。ガザ地区の住民の間でイスラエル空軍機の攻撃により多数の死者が出た。局地戦ではあるが、戦闘はエスカレートする一方である。
2008年と2012年の衝突では、アメリカやエジプトの調停により短期間のうちに戦闘は収まった。だが、今回はエジプトの提案にも拘わらず、ハマス側に受け入れる気持ちがない。ひとつには、停戦案を提案したエジプトのシーシ現政権が、軍事クーデターによりハマスと同じ母体のイスラム同胞団のモルシ前大統領派を排除したことからシーシ大統領の調停を受け入れる気持ちがなかったからである。2つ目は2005年にガザ地区を撤退した際の条件が、ハマス側にとって極めて不利だったとの思いがあるからである。
案の定イスラエルは停戦案を一旦受け入れたが、ハマスが拒否したため、イスラエルはこれを撤回し、軍事行動を再開する形になってしまった。イスラエルには、ガザ地区はあくまで自国領土であるとの強いこだわりがあり、この先対立はどこまで進むのか予測がつかない。エジプトの停戦案が受け入れられず、残るのはアメリカの停戦、休戦提案しか考えられないところだが、アメリカも最近ではひと口に言えば国力の低下というところだろうか、各地で積極的に自国案を示して対立を緩和させようとの気持ちが強く感じられない。
衝突の遠因を辿れば、長い歴史上のユダヤとアラブの対立にあるが、宗教的な対立から政治的な対立をもたらした。今では宗教的な原因より、むしろ民族間の政治的対立が衝突の大きな要因になっている。
わが国でも隣国の中国や韓国との対立が徐々に激しくなっているが、ガザ地区の戦闘を対岸の火山視せず、お互いを思いやる気持ちをお互いに示すことができないものだろうか。
13日から靖国神社で始まった「みたままつり」に、安倍政権の5人の閣僚が提灯を献灯したことに対して、早速韓国外務省が敏感に反応しその行為を批判したが、こういう微妙な日韓、日中関係の中で波紋を投じるような行動をどうして影響力の強い閣僚ともあろうものが、わざわざ行うのか。昨年12月に安倍首相が靖国神社へ参拝して、中韓のみならずアメリカからも批判を浴びたことをもう忘れたのだろうか。顔ぶれを見てみると彼らの行動には、英霊を敬うという真摯な気持ちより、パフォーマンスとか、軽率のそしりという感がしている。これに対して韓国政府もいつも通りすぐに病的な反応を示す。どうしてお互いにもう少しゆったりした気持ちで、相手の立場を考えることができないのだろうか。
これでは英霊も安らかに眠っていられないのではないか。
さて、原子力規制委員会は今日九州電力川内原発の適合審査の結果を発表した。新基準に適合しているとして合格のお墨付きを与えた。今後地元自治体の同意さえ得られれば、再稼働が可能とされる。ただし、田中俊一・規制委員会委員長は、「安全の基準ではなく、新たな規制基準について適合していると審査した」と述べていた。安全性について審査しているわけではないと言った。ところが、政府を始め、財界、鹿児島県自治体はこの結果を再稼働ゴーと勝手に判断し、日本中に原発反対の空気が流れている中で、敢えて原発を稼働させようとしている。
しかし、この新規制基準とは設備、施設の故障から生まれる施設の危険度を指しているものだ。自然災害の地震、津波などに備える防護設備・対策も整備されることが求められた。だが、果たして100%安全だと言えるだろうか。例えば、川内原発の近くには活火山・桜島がある。仮に爆発した場合の備えは必ずしも充分と言えるものではない。いつかは第二の福島が起きる。それでも拙速に原発再稼働を今秋には進めようとしている。
再稼働ありきなのである。日本の原発政策は明らかに間違っている。
2619.2014年7月15日(火) 沖縄返還密約文書開示訴訟に理不尽な最高裁判決
昨日最高裁で原告の上告棄却という厳しい判決があった。あの沖縄返還を巡る密約文書開示訴訟である。1972年沖縄返還時に日米両政府が交わした密約文書を巡り、当時毎日新聞記者だった西山太吉氏が国と争っていた裁判である。ここに至るまで一審、二審とも過去に密約文書が作成されたことは認めていた。国が嘘をついていたことは司法が認めていたのだ。それが国が事実を否定しながらもアメリカの文書公開によって隠ぺいされた事実が暴露され、当時の吉野文六外務省アメリカ局長でさえ密約の事実を告白していながら、その密約文書を廃棄した国の対応を糾弾するより、司法が行政側の廃棄などを理由に不開示とした文書について訴えを起こした市民原告の側に存在の立証責任を課したとはどういうことだろうか。これでは、先般の集団自衛権について憲法解釈を変更することと同じことではないか。少しずつ道を間違え、日本を安倍の好む形へ模様替えさせようとしている。
関係者が懸念しているように、今後これが悪い前例となり意図的に重要書類を「廃棄」しても、廃棄が不開示の理由として使われ、その責任は追及されることがないということになりかねないのではないだろうか。これでは自分たちにとって都合の悪い文書は、国によってすべて廃棄される恐れがある。この判断は、はっきり言って司法が行政の言いなりになるということであり、三権分立の精神を著しく脅かすものであって、民主主義の根幹を揺るがしかねない暴挙に等しいと断じざるを得ない。
これによって安倍政権は、益々図に乗り右傾化へ向かって鞭を入れて突っ走ることだろう。わが日本の将来も段々危なくなってきた。
今日はペンクラブの仲間が寄り集まってペンの現状に対する問題点を話合った。その中心は理事の小中陽太郎さんと同じく昨年まで理事を務めていた大原雄さんである。小中さんには昨日の最高裁の判断について尋ねてみたが、もちろん理不尽さに大いに不満を漏らしておられた。小中さんは以前から西山太吉さんの支援活動を行っており、昨日もテレビ・ニュースでは西山さんの背後に映っていた。
今日の寄りあいでは、ペン電子文藝館委員会の在り方、及び委員長の対応、そして今日の理事会における委員長の退任決議について文藝館委員からじっくり話を伺った。聞けば、電子文藝館の著作権の件に関してペン理事がアメリカまで出かけてグーグルと結んだ契約が20万$の金額面を含めて妥当なのかどうか、ほとんどの会員は知らされていない。その点が問題視された。今日の話しの内容から考えると、ペンも少し構造改革をしないといけないと感じた。
今日一番びっくりしたのは、渡辺勉・平原社社長が、60年安保闘争時に全学連書記長として全学生団体を束ねていたリーダーの清水丈夫さんをよくご存じだということだった。清水さんが一時渡辺さんの名前を語らっていたことがあるとも伺い、そんなに親しい仲だったとはまさに青天の霹靂である。清水さんは高校ラグビー部の1年先輩で大学入学時には学生運動に誘われた。これまで清水さんを噂でご存じの人には会ったことはあるが、現実によく知っている人に会ったのは初めてである。渡辺さんにはこれまでも何度もお会いしていたが、そんな話をしたこともなかった。今度お会いしたらまた清水さんについてもっと話し合ってみたいと思っている。
2618.2014年7月14日(月) ワールドカップ優勝はドイツに、滋賀県知事選は反自民に
世界中で大騒ぎをしていたワールドカップは、今朝のドイツ対アルゼンチンの決勝戦で幕を下ろした。試合は延長戦の末、ドイツが1-0で勝ち、4回目の優勝を飾った。統一ドイツとなって初めての優勝である。
今大会は、前回優勝のスペインが早々に予選リーグで敗退し、優勝候補に挙げられていたヨーロッパの強豪チーム、イングランド、イタリア、ポルトガルなども早々に予選で姿を消した。決勝トーナメント準決勝では開催国にして優勝候補の筆頭だったブラジルが、1-7の大差で敗退して衝撃的な話題を提供した。場外でもいくつかの関連施設の工事が間に合わなかったり、ストやデモ騒ぎがあったり、高架橋脚が落下して死者が出たり、とにかく想定外の話題の多い大会だった。
いま終わったばかりのワールドカップを振り返ってみると、サッカーの盛んな国々とまだ発展途上のわが国の間には、サッカー・プレイヤー並びにファン層、それぞれに大きな差があると感じた。実力は別にしても、サッカー文化がまるで違うと感じた。そのほんの印象については、「ワールドカップ余聞」と題するコラムを書いてJAPAN NOW観光情報協会へ送った。
さて、いま世界各国で国のトップを選ぶ選挙が行われている。先般エジプトではモルシ前大統領を軍事クーデターとも思える手荒な方法で追い出して行われた大統領選でシーシ軍司令官の選出、アフガニスタンとインドネシアで行われた大統領選、そして現職エルドアン首相が憲法を改正までして延命と独裁支配を強化しようとするトルコ、それぞれ政治の流動化含みの動きに世界の注目が集まっている。
その一方で、わが国では国会で自民党が圧倒的多数を占めたことから、一昨年の総選挙以来やりたい放題の安倍独断専行政権は、国民の声を無視するどころか、このところ集団的自衛権の閣議決定を受け入れようとしない地方議会の空気を軽視した結果、昨日滋賀県知事選で苦杯を舐めた。有利とされていた自公推薦の官僚出身候補者が前知事の支援を得た前民主党議員、三日月大造氏に僅差で敗れた。国民の反発を甘く見て行け行けドンドンと勝手放題を繰り返した揚句、今日NHKが行った世論調査では、政権発足後初めて支持率が50%を割って、対前月-5%の47%だった。溢れんばかりの自信と他人の意見を聞こうとしない傲慢さは、留まるところを知らない。テレビでのインタビューでも、厳しく批判されるとそれはあなたが間違っていると言い返すなど、もう少し謙虚にならないといずれ足元を救われる。
今夕の朝日「素粒子」にこう書いてあった。「安倍政権の独走極まる。ついていけぬ人は置き去りで。滋賀県知事選は卒原発派に。自民は集団で自衛もできず」。
わが国にとって厳しいのは外交とばかり思わせられていたが、安倍首相のパフォーマンスを見ていると、実は首相自身こそが危うく、自民党は内部崩壊の根を抱え込んでいるように思ったが、どうだろうか。
2617.2014年7月13日(日) 過去のでき事を現在の視点で判断する難しさ
昨日の「岬」の人気ランキングに続いて、今日は今年創立140周年を迎えた警視庁が「印象に残る事件やでき事」について募集したアンケートを取り上げてみたい。「警視庁140年の10大事件」について、本日付の「広報けいしちょう」が140年前どころか、そのほとんどが戦前の世情さえ知らないだろう現代人の印象だけでランク付けした結果を報告しているので、少し考えてみたい。
警視庁の創立が1874(明治7)年と聞けば、「降る雪や明治は遠くなりにけり」と俳人・中村草田男が詠んだのが満州事変が勃発した1931年だったから、それより半世紀以上も遥か昔のことである。明治は確実に遠くなったその時点で、明治時代に起きたでき事なんてほとんど現代の人は意識していない。更にその前の事件とでき事については言うまでもない。1世紀以上も昔の事件について現代人が正しく判断できるとはとても思えない。況や現代人が時系列的に起きた事件発生は数知れず、それを実際に知らない現代人が過去、現在を一緒くたにして選ぶことに理不尽さと不公平感があるのはある面で無理もないことである。
しかし、それら不条理な点を割り引いたにしても、明治以降日本国民に散々目くらましをかませ、辛苦の体験を強いた戦争が見事見落とされているのは少し問題である。自分たちは戦争の被害に遭わずに、他人事のように感じている一面があるからである。太平洋戦争などは、少なくとも上位3番以内に入るべき大事件だった。このアンケートに応募した現代人は、一体戦争を何だと思っているのだろうか。日清、日露戦争はともかくとしても、あの全国民を地獄の底へ突き落した悲惨な太平洋戦争ですら、何とアンケートの30位以内にも入っていない。日本が徹底的に破壊され、世界で初めて原爆の惨禍を被った、あの「大東亜戦争」が現代人の脳裏の片隅にも残っていないということはどういうことだろうか。これでは安倍政権が戦争に無関心な国民感情を巧妙に利用し、世論の反対を無視して「集団的自衛権」や「特定秘密保護法」を強引に閣議決定したり、法案通過させてしまうのもむべなるかなと考えざるを得ない。警視庁によるアンケートであるため、そこには恣意的な配慮があったのではないかと穿った見方さえしてしまう。
因みに上位10位まで挙げてみよう。①オウム真理教事件、②東日本大震災、③あさま山荘事件、④三億円事件、⑤世田谷一家殺害事件、⑥日航機御巣鷹山墜落事件、⑦女子高生コンクリート詰め殺人事件(1989年)、⑧グリコ・森永事件、⑨秋葉原無差別殺傷事件、⑩吉展ちゃん誘拐殺人事件、などの10例は一通り世間を騒がせた事件である。
あれほどのむごい犠牲者を生んだ戦争体験をともすれば忘れがちで、考えようともしない風潮の現代日本人が微かに戦争を事件として挙げたのは、何と警視庁が発足して3年後の明治10年の「西南戦争」である。明治政府が不満分子を抑え政治と治安安定のきっかけとなった内戦である。その他に多少戦争の匂いが感じられるのは、僅かに13位の2.26事件である。
東日本大震災が2位に入った一方で、10万人の犠牲者を生んだ関東大震災が30位にも入っていない。どうも判断の基準がおかしいと考えざるを得ない。我々が学生時代に国家の死命を制するとまで思い込み、必死に反対運動を行った60年安保闘争にしてもやっと28位である。その60年安保に比べると期待されながら、今ひとつ盛り上がらなかった70年安保闘争を含めた東大安田講堂事件が25位で上位にランクされている点などを考え合わせると、その判断の根拠の軽重度合に違和感を覚える。どだい過去140年間のでき事を、2014年に生きる人々の目線で振り返ることに無理があると言わなければならない。
結論から言えば、実際に140年間に起きた事象を充分知らず、自分たちが最近知ったことだけで判断することの根拠のずれや、臨場感を感じることなく判断することに、充分な史料や材料を準備されずにすべてを判断する不公平感と同じような不審感を感じる。つまり1年間の10大ニュースを選別するのとは違い、140年間の事件を今年になって、ある年代層が不十分な材料の下で空気感なしに判断することに無理さ加減を感じるのである。
結局この種のアンケートはあまり意味がないということになるのではないだろうか。
2616.2014年7月12日(土) 日本の岬、人気ランキング
まもなく上梓する拙著のタイトルを当初の「南の島の日系人大酋長の波瀾万丈」から、「野球大酋長」へ変更したことを友人らにメールで知らせたところ、信頼する高校の先輩と現代書館を紹介してくれた清田義昭・出版ニュース社社長が新タイトルはとても良いと力強く言ってくれたので、こういう人たちから推薦されるなら販促上効果が上がるかなと思っている。これで旧タイトルへのこだわりと若干のわだかまりが吹っ切れた。タイトルには簡潔な言葉の中に、何を言わんとしているかということを想像させることが大切なようだ。その意味では「野球大酋長」は的確だったということだろう。
さて、今日日本テレビで歌の長時間(11時間)番組をやっていたので、時折観るとはなしに観ていたら、歌には今日の番組に関わらず、「岬」を詠った曲が多いことに気付いた。偶々今朝の朝日新聞特集の「訪ねてみたい日本の岬」に人気ランキングが示されていた。それによると岬の人気1位は宗谷岬だった。以下②知床岬、③襟裳岬、④足摺岬、⑤東尋坊、⑥竜飛崎、⑦室戸岬、⑧犬吠埼、⑨納沙布岬、⑩潮岬だった。上位3位までが北海道にあるが、やはり岬が旅情をそそる点から北海道の岬が選ばれたのだろう。ところが、私自身すべて訪れたことがあると確信していたが、⑥竜飛崎だけはまだ行ったことがなかった。本州から北海道へはフェリーで何度か渡っているが、青森-函館、大間-函館で大間から函館へ渡った時は下北半島の大間崎から向かった。残念ながら津軽半島の竜飛崎からではなかった。それでも大間崎だって人気は19位である。大間崎には取り立てて旅情の魅力は感じなかったが、大間崎へ向かう途中立ち寄る恐山の奇々怪々な霊山のおどろおどろしい人気におんぶしているからだろう。蛇足ながら「竜飛崎」と「犬吠埼」の岬の文字が違うことも初めて知った。
日本の風景は世界でも風光が素晴らしい場所が多い。これは狭い国土の70%が山間部であることが大きいと思う。まだまだ私だって日本の素晴らしい観光地を充分見たわけではない。都合をつけて海外はもちろん、国内ももっともっと隅から隅まで訪れてみたいものである。