充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
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2710.2014年10月14日(火) IT関連会社の理不尽
今月下旬に2回、来月1回、12月に1回、年内に計4回の講義をお引き受けしている。世界遺産と拙著に関する講義なので、私も楽しみにしているところだが、思わぬ障害が見つかった。
講義で使用するパワー・ポイント用USBに取り込んである画像が意の如くならないのだ。PC上の画面に今まであったサインも無くなっている。加えてアニメーションがうまくできない。止むを得ず、以前PC教室に通っていた時の講師波田野先生にお願いして今日自宅まで出張してもらった。
本体のソフトWindowsXPを今年4月の期限切れを睨んで、昨年WindowsXPからWindows7に切り替えたせいであろうか、2,3日前から装置に不備が表れたことに気付いた。波田野講師によるとその通りで、ソフトをWindows7に対応できるようアップグレードしたソフトに変えるか、現状のソフトをWindows7で使えるよう自分で考えながら対応するしかない。
今年の講義用には、工夫して以前作成したスライドに手を加えることによって凌ぎたいと思っている。それにしてもコンピューター関連会社は、やることがせこいと思う。機種をどんどんグレードアップして、ソフトを対応できなくさせて新たなソフトを購入させようとの発想とビジネスモデルである。日本人の商人魂ではとても考えられない。やはりPC関連商品は、日本ビジネスとは違うなとつくづく感じている。
さて、今日小中陽太郎氏からメールで添付資料を送ってこられた。小中さんがいま取りかかったゾルゲ事件のプロローグとシンポジウムのレジュメである。特に、尾崎秀実の実弟秀樹から聞いた話を生々しく書いておられる。ゾルゲと尾崎秀実が処刑されて今年はちょうど70年になる。来月8日には関連のシンポジウムが開かれ、小中さんもパネリストのひとりとして名を連ねておられる。小中さんの添付には、ゾルゲの同志ヴケリッチ氏の遺児山崎洋さんと私との友人関係についても触れている。ゾルゲ事件は奥が深い。関係者に友人がいるのも私が興味を惹かれる理由だ。8日のシンポジウム前には、2日後拙著出版記念会に出席してくれる山崎さんを交えて小中さんとランチをともにすることにしている。小中さんがどんな本をお書きになるのか、密かに楽しみにしている。
2709.2014年10月13日(月) 再生エネルギーの活用を考えるべき。
今日は朝から台風情報ばかり耳に入って来る。これほど日本列島を舐めるように通り抜ける台風も珍しいのではないか。近畿地方では被害を恐れてJR西日本が夕方近くなってすべての在来線の運行を中止するほどだった。夕食時には淡路島を直撃していた。その後NHKアナウンサーが揃って大阪の岸和田市に再上陸したと言っていたが、この場合「再上陸」と言うことはないのではないか。これでは岸和田に2度上陸したように誤解される。淡路島から海を渡り日本本土へ再び上陸したということではないか。それなら「上陸」しただけで良いと思う。
ところで、プロ野球ではセ・パ両リーグの優勝が決まり、日本シリーズ出場への挑戦権を賭けてクライマックス・シリーズが行われている。昨日セ・リーグのファースト・シリーズで決着がついた。何と2位の阪神が3位の広島に延長12回の末、0-0で引き分けに終わり、前日1-0で先勝していた阪神がこのシリーズを制して、日本シリーズ進出を賭けてセ・リーグ今年の覇者である巨人との決選に臨むことになった。どうもこの決着は中途半端で安易に勝負を決めたきらいがある。ことはプロ野球日本一へ繋がる試合が引き分けで決まるとは、いかにルールとは申せ、少々イージーに過ぎないだろうか。
もう少しじっくり決定戦をやったらどうだろうか。これではファンも納得し難いのではないか。日程的に窮屈過ぎるようだ。しかし、それは開幕前から分かっていた筈である。関係者は誰もそんなことにも気がつかないのだろうか。どうもプロ野球界は、重要度のウェイトの置き方が甘過ぎる。こうして日本シリーズの、否プロ野球の価値をどんどん落としている。結果的に回りまわって、自分たちにツケが回って来ることに気がつかないのだろうか。
さて、御嶽山が噴火して日本列島の他の火山噴火が懸念され、原発稼働に対して大きな不安を掻きたてている。とても普通の神経では原発稼働なんておくびにも出せないものだが、小淵優子・経済産業大臣以下経産省官僚と電力会社が一体となって、再稼働のスイッチをいつ押すべきか虎視眈々とチャンスを待っている。
そこで今朝の朝日社説を読むと、今年は冬夏とも「原発ゼロ」で済んだという。企業と一般家庭で節電に取り組んだ効果だという。為せば成るのだ。電力会社は「安定供給のために原発再稼働が不可欠」と考え燃料費の高騰が経営を圧迫しているとして値上げを検討しているようだが、あくまで原発にこだわる姿勢が経営環境の変化に対応していくために必要な改革にブレーキをかけていると指摘している。
偶々今朝の日経紙には「再生エネルギー利用、日本は後進国」と、日本は豊かな自然と技術の活用がいまだ半ばであると手厳しく見ている。
因みに再生可能エネルギーの比率は、日本は僅か4.1%でしかない。再生可能エネルギーは、石炭や石油などの化石燃料と違って地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)を排出せず、原子力のような巨大事故のリスクも少ない。トップのアイスランド89.8%、ノルウェー47.4%、スェーデン36.9%、フィンランド29.8%、スイス20.7%の上位5カ国に比べて相当遅れている。再生エネルギーを火力や原子力の補完手段にとどめず、次世代エネルギーの本命に位置付け、利用を拡大すべきであると提言している。
自分たちの利益ばかりを考えている政治家やお役人ももっと目を見開いて、国家国民のことを考えるべきであろう。
2708.2014年10月12日(日) スーパー台風襲来
強烈な台風19号がちょうど沖縄を襲っている。先日来アメリカのテレビ局でも話題になって、900ヘクトパスカルの‘Super typhoon’と呼び、近日日本列島を襲うと取り上げていたほどである。明日遅くから明後日にかけて関東地方にやって来るようだ。先週の18号より本州内陸部を通過するとの予報なので、気象庁はしきりに警戒を呼び掛けている。一昨日まで雨が降っていたために、御嶽山の行方不明者の捜索活動も一時中止していたが、昨日再開し早速死亡者を発見した。他にも複数の身体の一部を見つけたとの報告があり、暗い気持ちになる。これで犠牲者の数は56名になった。それにしても自衛隊、警察、消防が体調不良者を出しながらも一体となって、一刻も早く行方不明者を探し出そうとの気持ちには頭が下がる思いである。
ただし、台風の襲来が予想されるため、明日、明後日の2日間は捜索を見合わせるという。行方不明者の家族にとってはさぞかし恨めしい台風だろう。
さて、日経紙夕刊に連載されていた火坂雅志の小説「天下-家康伝」が昨日で終わった。1年半、454回に亘って大名間の心理的、実践的戦いを描いた長編力作である。テーマの通り徳川家康の天下取りを描いた小説だが、小説は関ヶ原合戦で家康軍が石田三成軍に勝利して、ほぼ天下の帰趨を決めたところで終わっている。家康は関ヶ原の後一旦は隠居を決め込むが、柿田川の湧水を見ながらここまで辿って来た道を思い、これまで「上を目指すことを途中で諦めていたら、自分はついに何者にもなり得なかった」と思い直し、隠居を撤回し新たな天下取りへ気持ちを切り替える。天下取りはまだ終わらぬと再び立ち上がったところで「完」となっている。ここに至るまでの経緯と家康の心理を巧みに描いた作品で、家康があまたいる秀吉配下の大名の中からいかにして東軍のリーダーとなったか、というストーリーを分かりやすく書いている。なるほどこういうステップを踏んで天下人になったのかと納得しながら読んでいた。
加えて今日も放映されたNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」と並行的に話を進めていたので、秀吉の天下取りと家康の生き方を比較しながら読んでいた。それが一層時代背景と相まってストーリーを分かりやすくさせてくれた。こういう大舞台的な史実に沿ったストーリーを、歴史上あまりにも有名な登場人物の言動と生き方をからませる中で知ることができるのは、ノンフィクション時代小説の醍醐味であり、最も魅力的な点だと思う。
また、誰かの作品で歴史を紐解いてみたいものだ。
2707.2014年10月11日(土) 世界都市総合力の怪!
駒澤オリンピック記念公園(通称:駒澤公園)へ行ってみたら、やはりオリンピック関連のイベントを賑やかにやっていた。明日まで2日間タレントやスポーツ選手を呼んでショー的なエンターテイメントを行っている。訪れた時には、すでに5時を過ぎていたので、ほとんど行事は終わっていたが、それでもステージ上でサッカーの釜本邦茂氏と4年前のワールドカップ日本代表チームのキャプテン・宮本恒靖氏、ウェイトリフティングの三宅義信・義行兄弟と義行氏の娘・宏実さんが子どもたちに語りかけ挨拶していた。会場周辺にはほのかなムードが流れて中々良いものだ。
昨日テレビで記念塔が5色の光を放っている夜景を観たが、今日はまだ薄暗かったせいもあって、夜景は見られなかった。しかし、空が暗くなるに従いカラー光線が光を増すことになるのだろう。競技場、屋内体育館、交通の利便性、周辺環境、これだけの立派な施設がありながら、なぜこの駒澤公園を2020年オリンピック会場として使用しないのか理解に苦しむ。しかも最近になって新施設は費用がかかり過ぎるとして規模を縮小するような話まで出ている。それでも依然駒澤を競技会場として使用しようという節約的な話は出て来ない。新施設建設には、意固地な利権屋がからんでいるのではないか。
さて、森記念財団のシンクタンク・都市戦略研究所が毎年まとめている「世界都市総合力ランキング」なるものがある。昨日の朝日、日経紙に掲載されていた。昨年までの上位5位と今年のそれは変わらず、ロンドン、ニューヨーク、パリに次いで東京の4位というのはまずまずと思っていたが、何とも意外だったのは、交通・アクセスの順位が世界40都市の中で東京が9位だということである。これが総合力の点で東京が今一つ伸びない原因となっている。現在東京の交通の利便性から言えば、世界のどの都市にも見劣りしないと思っている。言葉の点を除いても観光客・住民の目から見てもロンドンやニューヨークなどと比べても遜色ない、いや実際上位3都市の交通システムを利用した印象からみても、むしろ上回っていると思っている。
このアクセスというのは、どうも空港と主要駅周辺との利便性を判断の物差しと考えられているようだ。だが、都市の核となる人溜まり間の移動が便利でさえあれば、それこそが一番アクセスが良いと考えるのが一般的ではないだろうか。第一普段空港を利用しない人が多い地域では、これではあまり意味のない比較となるだろう。シンクタンクなるものが、どうも実態を捉えているとも思えないランキングをよくもまあ堂々と発表するものである。
今夕の新聞を見て驚いたのは、あのPL学園が野球部員の募集を停止するというニュースである。夏4度、春3度の甲子園優勝を誇り、近年の高校野球界に君臨した高校が随分簡単に部活を止めてしまうのものだとあっけにとられた。最終的に野球部廃止は決まったわけではなく、来年度は募集を止めるという。監督不在がひとつの理由だというが、PL辺りになれば自薦他薦を合せて、監督候補者がいない筈はないと思っている。だが、やはり宗教法人PL教団のお眼鏡に敵わないと野球部の監督になるのでも難しいようだ。更に最近の部員の暴行事件があって謹慎していた期間があった。これらが重なって教団として「検討中」との結論に達したようだ。
たかが、高校野球ではあるが、自前の立派なグランドや寄宿舎を持ち、桑田、清原らのスター選手を輩出した高校野球界の名門校だけにちょっと気になる。
2706.2014年10月10日(金) 東京五輪開催から50年目の今日、ノーベル平和賞決定
50年前の今日東京オリンピック開会式が行われた。生憎決算の直後でもあり経理マンにとっては繁忙期で、土曜日とは言え、その当時新米経理マンだった私は、連日残業させられていた。それでも時々応接室で同僚とテレビ観戦していた。前日は雨だったので、その日の快晴が清々しくやけに印象に残っている。そしてその2週間後マラソンでトップ集団が近づいて来るのをラジオで聞き、会社近くの甲州街道へ出て、アベベ選手や円谷選手が目の前を走り去っていく姿を見送った。あれから半世紀が過ぎ去ったかと思うと感慨深いものがある。
2020年2度目のオリンピック開催を睨んで50年前を振り返るイベントが都内所縁の地で行われている。近くの駒澤オリンピック記念公園でも各種の催し物が行われているようで、NHKでも中継番組を流していた。公園内の高い記念塔は、話題のLEDによる五色の華やかなライトアップを演出していた。明日ウォーキングに行ってみようと思う。
50年前のオリンピック関係者のコメントや記事もあちこちに見る。その中で日経紙夕刊に、1964年東京大会で金メダルを獲得したレスリングの吉田義勝氏の人生行路が紹介されていた。金メダルを一度は紛失したが、発見されたことでも話題になった選手である。吉田氏は父の勤務先・当時の明治乳業に入社して、父の部下だった時期もあり鵠沼のわが家に遊びにきたこともある。記事の中に吉田氏が営業上草むしりもやらされたと苦労話を述べていたが、ひょっとするとその草むしりとはわが家の庭の草むしりではなかったのかと想像した。
さて、連日ノーベル賞受賞者の発表で何かと姦しい。今日は平和賞の発表である。一部には日本の「憲法9条を保持する日本国民」が期待されたが、受賞者は大方の予想通りパキスタンの17歳少女・マララ・ユスフザイさんと、もう一人インドの人権活動家カイラシュ・サティヤルティ氏だった。マララさんはノーベル賞受賞者史上最年少である。女性の教育を禁止しているイスラム教過激組織タリバーンに対して教育の権利を主張し、一昨年生死の境をさまよう酷い危害を加えられながらも、すべての子どもに教育の権利を訴えている。しっかりした少女で、昨年国連総会で行ったスピーチではその毅然とした態度とスピーチ内容に、これが16歳の少女かと見まごうばかりだった。近年平和賞はあまりぴんと来ない受賞が目立ったが、マララさんなら文句ない。
もうひとりともに受賞したサティヤルティ氏は、「自動労働に反対するグローバルマーチ」を設立し、不当に就労させられている子どもたちを解放する運動を続けている。子どもの強制労働から彼らを救う活動を行ったということが受賞の対象になった。お二人とも平和賞の名に相応しい人たちだと思う。