ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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2794.2015年1月6日(火) 今年懸念される世界10大リスク

 一昨日の本欄にお2人の語り部が亡くなられたことを哀悼の意を込めて採り上げたが、何と今朝の朝日と日経のコラム、「天声人語」と「春秋」に揃ってそのお2人の地道な功績を紹介している。お2人が揃って自分たちの体験は次代へ伝えられるべきであると確信し、行動しておられたことに改めて敬意を表したい。こうして時代の経過とともに、戦争体験者は少なくなり、真実を伝える人々が減っていく。「春秋」は「苦難の道を歩んだ先人たちの言葉は、書物や映像とはまた違った迫力で受け取る側の胸に響く」と伝えている。

 耳を澄ませると戦争の足音が聞こえるようになってきた安倍政権の外交、防衛政策の下に、反戦活動で献身的に大きな役割を果たしてくれた、これら戦争体験者が世を去って行ったら、これから反戦・非戦の動きは立ち止まることになるだろう。気がかりなことである。

 さて、政治リスクの調査をしているアメリカのコンサルティング会社ユーラシア・グループが「2015年10大リスク」なるものを発表した。これにはやや抽象的な事象が多い。そのトップにランクされたのが、何と「ヨーロッパの政治」である。大統領を決められず総選挙を控えたギリシャや、スペイン、イギリスやフランスなどEUから離脱の声が拡大して、結果的に政権の選択肢を狭めると予想され、それが大きなリスク要因とされている。第2位が「ロシア」である。ウクライナ問題を巡りアメリカとの対立が深まり、中国に接近しイランの核開発への対応などの国際協調にひびが入る可能性があると見られている。第3位は「中国経済減速の影響」である。

 その他に6位にランクされた「現職指導者の弱さ」というのが異色だと思う。なるほど現在世界の指導者が思うようにリーダーシップを発揮できていない現状は、それは確かに世界のリスクであるには違いない。オバマ大統領しかり、キャメロン英首相しかり、オランド仏大統領しかりである。中国の習近平国家主席にしても一見権力を掌握しているように見えるが、実情は周囲の党幹部にいつ寝首を掻かれるのではないかと疑心暗鬼で、それが最近汚職を理由に幹部追放を強行している大きな理由でもある。

 ところで、昨日八王子に住んでおられる近藤幸一さんに、先日の出版記念会のDVDと、日本共産党本部から戦前の活動がスパイ行為だったと名指しされ、名誉棄損で裁判沙汰になった元共産党員・故伊藤律関連資料を送ったところ、随分喜んでお礼の電話をもらった。

 後者の資料とは、元日本共産党員伊藤律に関するものである。伊藤が戦前中国にいた時反共的スパイ活動をしたと書かれた松本清張著「日本の黒い霧」が、伊藤とその家族にとって名誉棄損に当たるとして著者松本清張と出版社・文藝春秋社を訴えたが、松本亡き後に和解が成立した。送ったのは、出版した文藝春秋社の説明書と文春出版総局長の伊藤家に対する謝罪文のコピーで一昨年ある筋から入手したものである。偶々近藤さんは、戦時中国鉄八王子駅勤務の時に伊藤律と顔馴染みになり、殊更伊藤には格別の思い込みがあり、このコピーの存在には驚いておられた。

 今では伊藤律を知っている人はあまり多くないと思うが、少しでも戦前・戦後の社会主義運動や、戦前のスパイ事件を知っている人には、記憶に残るひとりである。多分近藤さんには喜んでもらえる資料だと思ってお送りしたので、喜んでいただいて取り敢えずは良かった。

2015年1月6日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2793.2015年1月5日(月) 年賀状の宛名書きに無情を感じる。

 各企業が正月休み明けの今日東京株式市場の大発会は、市場関係者にとって今年の経済市況を占う意味でも上がって欲しかっただろう。だが、彼らにとって少々恨めしい終値となった。日経平均は17,408円で対昨年末42円安だった。

 今年の日本の景気はまずまずだろうと予想されているが、問題は海外の景気である。特に、ヨーロッパ経済が冷え込み、EU離脱を噂される国も1カ国や2カ国に留まらない。経済低迷により政治的にも袋小路に追い込まれたギリシャは、何度投票をやっても大統領も中々選出できない有様である。経済が破たん状況を示しているのである。ギリシャがユーロ圏内から脱退することにドイツ政府が従来の考えを翻し、ついに理解を示すほどのっぴきならないほどユーロ圏内にはさざ波が立っている。

 今日のNHKニュースを観ていると、イギリス国内にも、フランス国内にもEU離脱の波が押し寄せているようだ。ド・ゴール大統領が未来のヨーロッパに望みを託して希望の灯りを期待したEUが脆くも崩れてしまいかねないほど不安定なヨーロッパ経済になってきた。果たして今年の景気はどうなるのだろうか。

 さて、年賀はがきの発行枚数が近年減り続けて、今年の発行枚数はピーク時の2004年に比べて2割以上も減ったそうである。これはPCや携帯、スマホなどで簡便にことを済ませてしまおうとの些か軽佻浮薄な気持ちが年々強まっているからだと分析されている。しかし、普段から手紙を書く機会が少なくなって、今では年賀状こそが最も手軽にペンで手紙を書く好いチャンスだと思う。ところが、折角のそのチャンスもPCで宛名書きを行っているケースが多い。

 今朝の「天声人語」によれば、普通の人が年賀状を書く時に思い浮かべる人は150人くらいだそうである。その程度の人の名前を自分の手ではなく、「機械」に依らなければ実行できないものなのだろうか。

 因みに私自身は約550人に年賀状を書いてお送りしたが、宛名はすべて万年筆で書いている。知人にも宛名は手書きにした方が良いと薦めている。しかし、いただいた年賀状の半数以上の宛名表示が、残念ながら「宛名印刷」によって印刷されたものである。これでは新年の挨拶である年賀状、否普通の手紙でさえ送り手の気持ちが伝わらず、あまり書く意味がないような気がしている。何とも情けの感じられない時代になったものである。少々嘆かわしい気がしている。

2015年1月5日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2792.2015年1月4日(日) 戦争が嫌いになる当然の心理

 今年は戦後70年という節目の年を迎えることから、メディアでも戦後日本の70年企画が種々練られているようだ。今年の終戦記念日や、開戦記念日まで番組企画は目白押しだろう。今日もNHKがアーカイブスで「吉永小百合・戦後70年平和への祈り」として、終戦の昭和20年生まれの女優・吉永小百合さんが広島を始め、各地で行って来た原爆詩朗読の琴線に触れる話を伝えていた。

 折しも今朝の新聞訃報欄に、2人の戦争関係者の死亡記事が掲載されていた。ひとりは長崎の原爆で顔などに大やけどを負い、その後は語り部として原爆の悲惨さを訴えていた片岡ツヨさんと仰る方である。享年93歳である。もうひとりは宮城喜久子さんと仰る元ひめゆり学徒隊の方で、この方も亡くなるまで戦争の悲惨さを訴えておられた。享年86歳だった。お2人とも直接存じ上げない方だが、戦後辛かった自己体験から反戦を貫き通した方々である。

 昨日の朝日朝刊一面全紙に俳人・金子兜太氏とドナルド・キーンさんの対談記事が掲載されていたが、意外だったのは金子氏が昭和19年に海軍中尉としてトラック島へ渡り、戦後15カ月間捕虜生活を送ったということだった。反戦の土台もトラック島で餓死や爆撃で亡くなった工員兵士を想うと戦争が嫌いになった。年齢は異なるが、森喜朗元首相の父茂喜氏と同じ時期に同じ島で同じように米軍捕虜になっていた偶然にも驚く。

 今朝テレビでは、「群衆」という言葉を捉えて、平和運動へ向かう集団とその一方で暴徒化する集団について解説されていた。今危険な集団として世界中から恐れられているグループは「イスラム国」とされているが、世界は彼らを駆逐することができない状態である。地上で起きている戦争は陰湿な争いとなり、人命や資産を壊滅させようとしている。案外関心を持たれていないのは、世界的な文化遺産の破壊についてである。

 内戦が続くシリアでは、世界遺産の損壊が深刻化しているという。アサド政権側と反体制派双方が遺跡を軍事拠点に利用して戦闘の舞台になったため、世界遺産のみならず、観光地から観光客の足が遠のき、復興のメドは立っていない。

 ヨーロッパでは、移民排斥の動きさえ表れ始めた。移民が労働市場に入り込み、自国民が働き口を見つけるのに苦労している現実が問題を引き起こしていると思いこまれている。ドイツでは、年金、介護分野で移民らが少しずつ恩恵に浴するようになった反面、ドイツ人が当然受け取るべき保障が減殺されつつあることに反対が生まれて生きている。こうした問題がこじれると大きな暴動に発展し、民族対立が起き、支援のグループ次第では大きな争いに発展しかねない。基本的には、自由と経済力を享受することができれば、共存は可能であるが、生活習慣、文化の相違から生まれる軋轢が、対立を生む大きな原因である。

 終戦70年の今年1年は、特に注意して争いに向わないよう心しなければならないと思う。その意味では、最近保守的思考が露骨に顕れるようになった安倍首相は、よほど自身の言動に注意を払い、軽挙妄動を慎み一昨年末の靖国神社参拝のように突然の軽はずみな動きで、同盟国アメリカの失望を買ったり、近隣諸国に付け入る隙を与えないようくれぐれも気を付けてもらいたいものである。

2015年1月4日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2791.2015年1月3日(土) 予想以上の交通渋滞と番狂わせの箱根駅伝

 室内のエアコンを切って寝たために夜中に寒くて、つい目が覚めスエーターを着て朝までそのまま眠った。「ビューリゾート・マリンヒルズ」は建物全体それほど大きくなく、庭園も狭いが窓から眺める海の風景は格別素晴らしい。はるかに横に長く伸びた島影は神奈川県・三浦半島ではないかとホテルのマネージャーに聞いてみると、何と千葉県・房総半島と三浦半島が重なって視線の先に見えるのは房総半島南端だということが分かった。

 終戦直後に小学生時代を過ごした勝山町(現鋸南町)では夏になると毎日海で泳いでばかりいたが、遥か沖合に2つの半島が重なって見えた。手前の濃い半島が三浦半島で、背後の薄い半島が伊豆半島だと知っていた。あれから70年近くが経過して今日は反対側から2つの半島を眺めることになったが、懐かしく感慨無量の感がした。

 今日は朝から快晴に恵まれ、正月早々楽しいドライブになるものと心わくわくして10時過ぎにホテルを出発したが、昨日以上に道路が混んでいた。特に真鶴有料道路ではにっちもさっちも行かなくなり、車は動かなくなってしまった。漸く有料道路を出てすぐトイレに駆け込んだほどだった。他でも車が道路上で立ち止まる個所が多く、結局どこに立ち寄ることもなく平塚のファストフード店で昼食を取っただけで息子の横浜の住まいへほうほうの体で帰って来た。ちょうど6時だった。車中で孫たちと騒ぎながらも、息子ともどもロスタイムが多かったなぁとの話になり、今後は混雑が予想される連休に旅行する時は、車での外出は止めて電車にしようという結論になった。旅行自体は息子家族と和気藹藹として2日間を過ごして楽しかったが、随分時間的にはロスが多い旅行だったとの思いが拭えない。しかし、こんな旅行でも自由で気ままな家族旅行は好いものだなぁとしみじみ思っている。

 ずっと車内に閉じ込められていたわけだが、その間関東大学対抗箱根駅伝ラジオ実況放送を聞いていた。それが予想を覆し、過去に5位が最高位だった青山学院大が初優勝を遂げたのである。しかもその記録が素晴らしく、かつ優勝候補だった駒澤大を10分以上も引き離してぶっちぎりで劇的な優勝を遂げた。こんなドラマチックな駅伝があるだろうか。こんな経験を持てたのも交通渋滞で車に閉じ込められたからである。何が幸いするか分からない。いろんな意味で今日のドライブはこれからいつまでも忘れられないエポックとなるかも知れない。

2015年1月3日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2790.2015年1月2日(金) 年頭を温泉と海鮮料理で過ごす。

 昨年から横浜に住んでいる二男家族から、今日と明日の1泊2日で伊東のスパ・リゾートへ泊まろうと誘われ、ホテルまで彼が一方的に予約してしまった。「ビューリゾート・マリンヒルズ」と称する新しいタイプの収容客43名の小さなリゾートホテルである。

 二男の誘いに応じて二男の自宅へ車を置いて、やや大きい彼の車で彼ら4人家族と我々夫婦で出かけたが、道路がどこもかしこも予想以上に渋滞しているのは意外だった。カー・ナビが上手にリードしてくれ、東名道路から小田原厚木高速道路へ入り、二宮インターで一般道へ下りたのは良いが、そこでちょうど通過したばかりの箱根大学駅伝に渋滞の煽りを食ってしまった。盛り場と帰省客が混みあう道路だけに車が集中するのかと思っていたが、そうではなく普段から混む観光地にも車は押し寄せるようだ。そのせいで大分遅れたが、目的のホテルへ辿り着くことができた。途中飛び込みで伊豆海岸線の魚料理のレストランへ入ったが、ふんだんに魚介類を提供されてお値段はまずまずのサ-ビスぶりだった。

 まもなく4歳になる男の子と、1歳半の女の子だが、まだ憎まれ口を聞くわけでもなく、素直そのものだ。いつまでこの素地を伸ばして素直な子に育ってくれるだろうかと願う。

 驚いたのは、温暖と言われる伊東でかなり積雪が残っていたことである。急な上り坂では凍結していて運転で息子も大分気を遣ったと言っていた。一か所で車とオートバイが接触事故を起こして、車が渋滞していたが、明日の帰途もしっかりしないと二の舞を演じかねない。

 温泉に浸かって身体をリフレッシュし、旨い海鮮料理を腹いっぱい食べて今年の一年のスタートにしたい。

2015年1月2日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com