ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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2908.2015年4月30日(木) ベトナム戦争終結40周年記念講演会

 今日は朝から忙しなかった。昼食に新宿南口で菱山郁朗先生と同じ駒澤大学公開講座の仲間6人で会食した。菱山先生もこの3月末で駒澤大講師を辞められた。随分長い間毎年授業を聴講していろいろな日本の政治に対する見方を教えてもらった。先生の情熱と正義感には敬服である。しばらく論文を書くので時間を取られているようだが、また新たな道を今まで通りご経験から周囲の人たちに「政治」というものをご教示願いたいと思っている。益々のご発展を祈念して止まない。

 その後NPO事務所、元勤め先を訪ねてから、今日のメインイベント会場である神保町の日本教育会館(一ツ橋ホール)へ向かった。今日はベトナム戦争終結40周年の記念すべき一日に当たる。ここで「ベトナム戦争終結40周年記念講演会」が催される。

 この会館でうっかり、粗忽な体験をしてしまった。3階に案内されるまま並んでホールに入りひたすら開始時間を待っていたところ、どうも雰囲気がおかしい。周囲の人たちを見てもベトナム反戦とは関係のなさそうな若い人たちが多い。その内に手渡されたパンプレットについて係員が説明を始めた。映画の上映が2時間かかるとの話だった。おかしいと思い係員に聞いてみたら、何と目的のベトナムとは関係なく天海祐希、松山ケンイチ主演の新作映画「蒼の乱」の試写会だと分かった。慌てて会場を出て同じ会館の7階にあるイベント会場へ移った。そこでは戦争の映像が映されていて、すでに始まっていた。まもなく4人の講演が始まった。取り敢えずほっとしたところである。

 元ベ平統(ベトナムの平和と統一のために闘う在日ベトナム人の会)レ・ヴァン・タム氏、歴史家で東大名誉教授でもある和田春樹氏、わだつみ会理事長・高橋武智氏、京都大学準教授・伊藤正子氏がそれぞれ30分超の話をされた。

 冒頭タム氏は現在ベトナムでは2つの大きな危機に直面していると指摘された。政治の腐敗と中国の侵略である。続いて和田氏は大泉学園町でベトナム反戦の市民運動を始めた体験から、アメリカの侵略戦争への加担に抗議し、40年前戦争によりベトナムに災禍をもたらして敗北したにも拘わらず、アメリカはベトナムに賠償をしていないし、謝罪もしていない。国交を結んだのも日本よりずっと遅れたとアメリカの戦中、戦後の対ベトナム政策に対し強く非難されていた。

 高橋氏はジャテックというべ平連の情報隠匿の必要上作られた組織で活動し、1967年秋横須賀港に停泊中の米空母「イントレピッド」から4人の水兵が脱走した事件について語られた。最後のスピーカー・伊藤正子氏はベトナム戦争に参戦した韓国とベトナムの関係について現地のスライドを見せその様子を詳細に語られた。現在韓国にとって最大の悲劇、韓国軍によるベトナム人虐殺と暴行事件について韓国内で告発されたことをきっかけに韓国民の間で、暴こうとする糾弾と蛮行にフタをしようとする擁護派の対立、更にベトナム国内での穏便な空気について、考えを述べられた。韓国国内の日本に対する従軍慰安婦問題と歴史問題とは矛盾する韓国の言い分に疑問を感じる。

 元ベ平連事務局長だった吉川勇一氏が車いすで参加され、4人の話を高く評価するとのコメントを語られた。最後は同じく元ベ平連のリーダーのひとりでもあった小中陽太郎氏が元気の良いシュプレヒコールで締めくくった。出席者は114名だった。

 大分遅くなったが、小中さんが軽くビールでも飲もうというので、昨日The Japan Times紙取材記事を掲載してくれた同社川畑泰氏と神保町で一杯傾けて遅い帰宅と相成った。しばらくぶりのベトナム・イベントを満喫した。それにしても今朝アメリカの上下合同議院総会で演説された安倍首相はこのベトナム戦争についてどう思っているのだろうか。

2015年4月30日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2907.2015年4月29日(水) 邦楽尺八を楽しむ。

 会社の元同僚が尺八の都山流師匠として流派を率いて久しい。毎年公演を行っているが、今年の関東演奏大会が今日日比谷公会堂で開催された。招待券とプログラムを送って来られたので、再建される日比谷公会堂の見納めということもあり、期待して出かけた。

 鯉江丈山師匠は流石にこの世界では並ぶものない地位にまで上り詰めたせいだろうか、大勢の演奏者の中で独奏されたのはただひとりだった。石清水を演奏されたが、この曲はいつ聞いても落ち着いた気持ちにさせてくれる。7年前の拙著出版記念会でも同じ石清水を演奏していただいた。丈山師匠は他の曲でも合奏され、存在感を際立たせていた。こういう邦楽も分からないなりに、時には良いものだ。

 さて、日比谷公会堂から帰ってみると小中陽太郎さんから26日に芝公園で行ったベトナム戦争終結40周年記念集会のThe Japan Times掲載記事が添付で送られていた。同社論説室顧問の川畑泰氏が取材されたものだ。ちょっと見にくかったので、遅くなってはいたが、新聞を買いにコンビニに行ったが、中々見つからず東横線・都立大学駅売店でやっと見つけることができた。恐縮だが、私は目につく立ち位置にいる。拳を上げシュプレヒコールをしているスタイルは何となくぎこちないが、一応存在感は出せている。今では目立たなくなった歴史的事件をThe Japan Timesが取り上げてくれたことは有り難いと思っている。

 明日はサイゴンが陥落した、まさにベトナム戦争終結の日である。記念講演会も開催される。関係者がどんな話をされるのか、楽しみにしている。

2015年4月29日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2906.2015年4月28日(火) 日米首脳会談に先立ち日米2+2会談

 22日に無人機「ドローン」が首相官邸屋上に墜落しているのが見つかり、外部からの侵入に対する無防備ぶりを曝け出し、泥縄式に警備体制を見直そうとしている。そんなことより法律によって入手方法や、使用に規制を加えれば良さそうなものなのに、その点の動きはのろい。

 その後福井県小浜市内に住む元自衛官がドローンを飛ばしたと名乗り出た。どうもその人物が操作したらしいことが分かり犯人探しはあっけなく終わった。その理由を元自衛官はドローンから放射能が漏れ出ていることを根拠に、原発反対を訴えたかったと述べた。ことの是非は別にして一応それはそれで説明がつく。ところが、一昨日辺りから、その男から自己嫌悪的な発言が目立ち、自らの生き方に疑問を感じたようなことを話し始めた。こうなると少なからず精神面の問題が問われるようになる。この男が精神異常者とは言わないまでも、こんな危険な飛行物体が仮にもそういう人々の手に入ると何が起こるか分からないことを示唆している。それだけにこの種の飛行物体の使用については、国全体としてトラブル防止のために早めに手を打つ必要がある。その点で今の政治家、警察は何と感度が鈍いのだろうか。やっと腰を上げたところである。

 さて、安倍首相は日米首脳会談のため訪米中であるが、昨日の日米外務、防衛相による2+2会談で、日米安保条約のガイドラインが見直され、表向きは改めて日米の結束が強化されたと言っているが、どうだろう。カーター国防長官は日米がアジア太平洋地域と世界中で協力が可能になったと日本側ともども自画自賛している。岸田外相に至っては、普天間基地移設については辺野古への移設が唯一の解決策と沖縄の気持ちとは全く逆の考えをアメリカに伝えた。自衛隊の海外派遣が何の抵抗もなく行われるようになり、アメリカの防衛の肩代わりをする危ない橋を渡ることを確約する場になった。完全に憲法違反である。

 今日の朝日夕刊「素粒子」欄にはこうある。「まず米国との合意あり。憲法より国会より法律より。ガイドライン改定。国民の意思は最下位の逆立ち民主主義。」

 サンフランシスコ講和条約が発効して今日で63年になる。その時本土は主権を回復し、沖縄だけが切り離されて米軍の支配下に入った。まさに沖縄にとって今日4月28日は屈辱の日と言われている。今日の日米会談ではそんな沖縄県民への思いやりは一切見られない。ここまで持ってきた安倍首相を始め、右翼政治家と右寄りの国民の非情なしたたかさには驚くばかりである。

 いまのところ絵空事のように考えているようだが、実際にいざ戦争となった時、こういう憲法違反に加担した政治家や一部の右翼国民は率先して戦地へ赴き、敵と戦う覚悟があり、命を落としても納得づくなのだろうか。

 つい最近横浜市内の県立高校生に、その辺りを質してみた。彼は国家の防衛上軍備は必要だし、敵が攻めてきたら守る必要があると応えた。気持ちは安倍首相と同じだ。だが、実際に戦争になったらどれだけの悲劇が目の前に展開されるのかということはピンと来ていないようだった。これだから困る。戦争に巻き込まれることは、自分の生命、家族の生命を投げ出すことに繋がることがよく分かっていない。こういう教育を学校だけでなく、社会的にメディアなどを通して若い人たちに教えることが大切だと痛感した。

 今晩安倍首相はアメリカ上下院議会でスピーチを行い、オバマ大統領と日米首脳会談を行う。日本人のみならず、ニューヨーク・タイムズなど安倍首相に辛辣なアメリカ人、反日的な中国人、韓国人が注目している。

2015年4月28日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2905.2015年4月27日(月) ネパールの地震被害が拡大

 ネパールの地震は、その後被害が拡大して人的被害のみならず物的な損害も大きい。首都カトマンズにある世界遺産、ダルマール広場の寺院や塔も崩れ落ちるように倒壊し無残な姿を晒している。犠牲者の数も日に日に増え、今日現在3700人を超える人々が命を落としている。エベレスト登山のベースキャンプも地震から雪崩、落石を呼び、日本人1人を含む登山者17人が亡くなった。元々貧しいネパールだけに災害者を助けようにも資金的にも、物質的にも充分な余裕がないうえに、インフラが寸断され援助物資が届かず、各国へ援助の要請をしている。ところが、カトマンズ空港が混雑して一時的に使用できなくなったために日本からの救援隊が予定通り到着できず、インドへ寄ってからカトマンズ入りする有様である。散々な目に遭っている。

 テレビで崩壊現場を観ていると、1999年8月に20世紀最大の地震と言われたM7.5のトルコ地震に遭遇した時、チャナッカレの現場で目の当たりに見た崩壊現場より大分酷いように思えた。

 貧しい人たちがいつも、どんな所でも恵まれず思うように援助を受けられないのは、最早当たり前となっている。

 さて、昨日行われた統一地方選後半戦の結果は、先の前半戦や直近の国政選挙同様に選挙民の間に不投票の傾向が著しく高まり、このままの状態では民主主義の崩壊へ繋がる恐れが表れてきた。その最たる傾向は、懸念されていた投票率の下落である。全選挙区で過去最低の投票率を示した。市議選の全平均投票率は48.62%で、前回より2.2%も下がっている。これと連動するように、無競争当選選挙区が多くなり、これでは住民が候補者の考えや意見を聞く機会を失うことであり、民主主義の根底が崩れて行くことになる。

 一方で、大阪都構想の是非を問う住民投票が今日告示され、来月17日に住民投票が実施される。橋下徹大阪市長が府知事に就任した時からの念願である。これまでこの種の住民投票が行われたことがなかったので、知名度やその実施の主旨と方法がよく住民に理解されているようには思えない。その目的は、大阪府と大阪市の二重行政を解消し、特に無駄を取り除きたいという狙いである。ただ、1カ月足らずの短い間に住民に理解を求めるのは難しく、後顧に憂いを残さなければよいと思う。橋下市長が代表を務める大阪維新の会は、当初から都構想を推進しているが、自民、公明、民主党らは反対している。私自身ひとつ疑問がある。大阪府立大と大阪市立大の両立をどのように調整するのか。これからどういう道筋を辿って行くのだろうか。大阪市有権者211万人の責任は重い。

2015年4月27日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

2904.2015年4月26日(日) ベトナム戦争終結40周年集会

 統一地方選挙の後半戦、世田谷区長選と区議選が行われたので、午前中いつも通り東深沢小で投票を済ませ、やや早い昼食をしてバスで東京タワーのある芝公園へ出かけた。集合は「複眼的報道の塔」という新聞協会が建てたちょっと分かりにくい場所にある時計塔だった。交番と東京タワー案内所の2か所で尋ねて漸く探し当てた。元ベ平連の小中陽太郎さんのセンチメンタルな思いから、ベトナム戦争終結を振り返り、現在の沖縄問題に関する日米両政府の対応に対して抗議する試みである。集まったのは、いつものペンの仲間とベ平連関係者約15名だったが、デモの許可を得ていないので街頭を行進することができず、塔の前で参加者がそれぞれコメントを言い合い、台石の上でシュプレヒコールを繰り返し気勢を上げた。

 1965年4月24日にベ平連が叫んだのは、「アメリカはベトナムから手を引け!」「ベトナムはベトナム人のものだ!」「日本政府はアメリカに協力するな!」だったが、今日我々は「アメリカは沖縄から手を引け!」「沖縄は沖縄のものだ!」「日本政府はアメリカに協力するな!」「日本政府は『殺すな!』」を叫んだ。最後の『殺すな!』はベトナム戦争時にワシントン・ポスト紙、ニューヨーク・タイムズ紙に反戦広告を掲載した時の標語で、主旨に賛同された岡本太郎に書いていただいた文字である。

 静かな場所で全員声高にシュプレヒコールを上げた。通りがかりの日本人や外国人が興味深そうに我々を見ていたが、久しぶりのデモ的行動で少しは政府の右翼的姿勢に対する鬱憤が晴れた。メディアを通した訴求度は弱いものかも知れないが、それでも、The Japan Times社の論説室顧問・川畑泰氏とベトナム通信社東京支局長ブイ・フー・タン氏が取材に来られた。タン氏のご両親は戦時中北ベトナムのハノイに住んでおられ、枯葉剤による後遺症が今も残っているという。タン氏には僭越ながら私の経歴に大変興味を持っていただき、10分近くテレビ取材を受けることになった。ベトナム戦中、戦後にベトナムを訪れた体験、ベトナム反戦への考え、現在の反戦行動、安倍政権の保守というより右翼的言動、反戦に対する意識等々について忌憚なく持論を述べた。終戦記念日の今月30日にハノイから放映されるそうだが、残念ながら画像を観ることはできない。

 集会を終えて近くで買い込んだ缶ビールを仲間同士で飲み語らう。小さいながらもこんな楽しい反戦メモリアル集会もない。これも小中さんのお人柄と行動力、あくなき反戦への思いによるところが大きい。まもなくベトナム終戦40周年がやってくる。

 さて、昨日ネパールで起きた地震の被害は拡大して、犠牲者は2千人を超えた。日本人の犠牲者も見つかった。M7.8と揺れも大きかったが、建物が煉瓦構造というのが被害を大きくしたようだ。それに山岳地帯なので地震とはあまり縁がないと思っていたが、これまでも5年に1度くらいの割合で大きな地震が起きている。それにそもそもヒマラヤ山脈も地殻変動によってできたものだ。それほど地震の巣窟のようなところだ。まだまだ心配である。

2015年4月26日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com