充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
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2973.2015年7月4日(土) 勝利より敗戦が多くても優勝?
今朝新聞のスポーツ欄を見て「あれっ?」と首を捻った。見出しにはこう書いてある。「セ界初 全球団借金」とある。何のことはない。プロ野球セ・リーグのヤクルト・スワローズの37勝38敗を首位に、36勝37敗の阪神タイガースが2毛差で続き、以下4球団すべてが負け越しという珍事を冷やかしているのである。仮にこのままペナントレースが最終戦まで行ったら勝率5割以下の成績で優勝するハプニングが起き、ファンの目を白黒させるばかりである。プロの世界で勝率5割に達せずして、果たして優勝に価する成績と言えるのかどうか。更にこの優勝チームがパ・リーグの覇者を打ち破り日本選手権チームとなったら、一層優勝自体に優勝の価値があるものかどうか疑わしいものとなる。卑しくもその年日本全国で最強の野球チームが、実はその年に限っては勝率5割にも達していなかったというびっくり箱になる。
この原因はプロ野球界には昔から知恵者がいなかったことから、つい中途半端で安易な企画を考え出し、手軽に興業収入を稼ぎ出そうとする悪弊があったからである。
そもそも日本各地に野球を普及させ、ファンと球団が一体となったフランチャイズ制度をしっかり確立させ、興行と人気の両面でスマートにマネージメントを導入しようという気持ちがオーナーや経営者にないからである。
その点を当事者らはすでに気がついているようだが、今では12球団を適正な球団数にしようとの声は少数派になり、現在の12球団を念頭にあの手この手を考えるから、予想外の不思議なアイディアしか生まれない。2つのリーグに分かれたままで試合をすれば、同じ5球団相手に1年間戦い、ペナントレース後半に勝負の見通しが立った時点で残り試合は消化試合となる。これでは顧客であるファンは納得しない。ここが知恵の出し所だが、一向にそういう建設的な意見が提案されず、毎年同じ相手と対戦してお茶を濁していた。その挙句数年前にセ・パ交流戦という新手の公式戦が考えだされた。これが今回の珍事の遠因である。
だが、この交流戦より根が深いのが、プロ野球界の日本一チーム決定を左右しかねないクライマックス・シリーズという制度である。かつては、2リーグの優勝チーム同士で争っていた日本シリーズを、日本シリーズ出場権を得るためのクライマックス・シリーズというトーナメントで、同リーグ内の6チーム中上位3チームに出場権を与えることにした。これが今回の珍事の下敷きにもなっている。勝率5割を割ろうともクライマックス・シリーズで勝ち上がれば、日本選手権出場権を獲得し、これに勝てば日本一になれるという下剋上優勝が可能になったのである。
しかし、どう考えてもこのシステムはおかしくないだろうか。その内勝率4割でも優勝するチームが現われるかも知れない。
2972.2015年7月3日(金) 映画「卒業」をテレビで再び観る。
今年は自然災害に見舞われる一年になりそうな気がしている。国土が火山の上に築かれているような気味悪さがあるが、昨秋の御岳噴火を見るまでもなく、最近の箱根、浅間山や口永良部島、桜島でも活発な火山活動がある。聞けば箱根には新たな小噴火孔が3つも見つかったそうで、警戒区域も広げられ、箱根ロープウェイが全線運休になり、ロープウェイはその代替輸送としてバスを走らせていたが、その路線も警戒区域に指定され、バスの運行も中止となった。
小笠原諸島近くに昨年来火山噴火でできつつある西之島も日に日に大きくなり、空へ向けて火花と噴煙を噴き上げるシーンがテレビで紹介されたが、海底ではどうやらマグマが蠢いているようだ。
このところ九州地方の雨量も例年になく大量で、そこへ台風発生とある。しかも、一度に3つの台風が南方洋上に発生して天気予報も忙しい。今週から来週にかけて天候が不安定のようだ。ただひとつ、明後日行われる湘南高ラグビー部創部65周年行事のひとつ、対県立浦和高戦が順調に行われるかどうかが気がかりである。
さて、今日は夕食後古い映画「卒業」を妻と観た。その理由は、今春高校生になった男児の孫に生のアメリカ、アメリカの空気を生で知ってもらうため、つまりアメリカの臨場感を知らしめるために来月サンフランシスコへ連れて行くことを計画中だからである。サンフランシスコ滞在中には二人で市内を公営交通機関を利用しながら歩き回りたいと考えている。中でも地下鉄(BART)で対岸のオークランドへ行き、名門校カリフォルニア大学バークレイ校(University of California,Berkeley)の豊かなキャンパスを見せてやりたいと思っているところだが、偶々「卒業」ではバークレイ校のキャンパス風景が見られると思ったからである。長男にも連絡してできれば、ビデオ撮りして孫に見せてはどうかと伝えたところである。
それにしてもこの映画は大分以前に観たにも拘わらず、強く印象に残っている。それはサイモン&ガーファンクルの主題歌♪The Sounds of Silence♪を始め、♪Scarborough Fair♪、♪Mrs.Robinson♪など画面に流れるバックグラウンド・ミュージックが良かったせいでもある。改めて思い出してみるとどうも感覚的に合わないところがある。妻もそう言っていた。それもその筈である。何と1967年の作品では、半世紀前のものだ。無理もない。私の思いこみの中には、ベトナム戦争の最中にアメリカの学生たちが反戦運動を点火したのが、このキャンパスからだという気持ちが強い。そういう意味でも懐かしい映画である。そのバークレイに再び足を踏めるというのは、考えるだけで嬉しくなってくる。
2971.2015年7月2日(木) 懲りない面々、傲慢な自民党議員
「文化芸術懇話会」と称してはいるが、「文化」や「芸術」を論じない安倍首相に近い若手の勉強会で3人の愚かな自民党議員が放言したことが問題になり、自民党は木原青年局長を更迭し、当の3人の議員に対しても厳重注意した。その背景には今の自民党が多数派を拠り所に思い上がっていることがあり、その後もこの3人は自らの発言に問題があったとは思っていないと開き直る有様である。
3人の発言は明らかにメディアへの政治的圧力であり、許されることではない。ただ、こういう傾聴すべき見方もあった。西田亮介・立命館大学特別招聘准教授が今日の朝日朝刊に以下のような声を寄せている。「~最近は露骨な『圧力』が目立ってきた。ネットを介して有権者に直接訴えられる時代になり、2000年代から力を入れてきたマーケティングやPRが選挙などで実を結んできたことが背景にある。いまや発信力に長けた政治のメディア戦略が、メディアの権力監視機能を上回っている。勉強会の発言への批判が燃え広がったのはたまたまで、内容は目新しくない。メディアは政治の戦術を読み解き、環境の変化に対応して取材、報道手法の見直しを進めてほしい」というものである。報道合戦で今ではメディアより政治の方が上回っているとの鋭い意見である。確かにそういう面はあるかも知れない。メディア側がいつも後手に回っている感じである。メディアも政治を上回る手練手管でやっつけてほしいものである。
だが、それにしてもメディアに広告主がいなくなれば、メディアはやっていけないと大口スポンサーのいる経団連へプレッシャーをかけようというのは、言語道断である。考え方がいじけていて弱虫が陰口をしているように思える。
沖縄の2社は絶対つぶさなあかんと名指しされた当の「沖縄タイムス」、「琉球新報」両編集局長が、今日外国特派員協会主宰により記者クラブで会見を行った。2人は勉強会の言動はいわれなき中傷であり、暴言であると自民党と安倍総裁を厳しく非難していた。冒頭ジェームズ・シムズ会長は、政府に対して報道の自由に影響する行為を控えるよう求め深い憂慮を表明した。外国人記者のひとりは、安倍首相に謝罪を要求するかと尋ねると2人はそうすると応えていた。偶々今日開かれた沖縄県議会で安倍首相に発言の撤回と謝罪を要求することが決議された。
いずれにしろ議席数で圧倒する自民党がよほど態度を改めて謙虚にならなければ同じような事態が再び起こることは必定である。ある番組でこの勉強会に集まった議員の名前とできれば選挙区を明らかにすればいいと述べていたが、今朝の新聞には議員名と選挙区が書かれている。これで喋り過ぎの議員たちが言いたい放題のおしゃべりをやめるだろうか。
それにしても政治家が絡むとすべて次元が低くなる。それほど彼らの質が落ちているのだ。馬鹿げている。
2970.2015年7月1日(水) 嫌なことが連続的に発生
ギリシャはついに昨日までに借金を返せず、EUなどによる金融支援が失効した。先進国で借入金が延滞扱いとなったのは、ギリシャが初めてである。すでにギリシャ国内では銀行機能が制限され、現金の引き出しもひとり60€以内に制限されて市民の間には不安が広がっている。ギリシャ政府は現行の金融支援プログラムの短期延長や、債務再編を含む新たな支援策などを要請していたが、EUがこれを拒絶し暗礁に乗り上げてしまった。ギリシャ国民の両肩にはずっしりと重荷が架せられ、日一日と厳しい生活へ追い込まれる。明るい未来図が描かれていないだけに、国民にとっては大ごとである。ギリシャ国民が一日も早く安心して生活ができるよう願わずにはいられない。
昨日国内では狂気的事件と不安な事象があった。前者は走行中の東海道新幹線車内でひとりの男が頭から油をかぶって火をつけ、本人を含む2人が死亡し、26人が重軽傷を負う残忍な犯行である。
後者は、小規模噴火を続けて一部地域への立ち入り制限がされていた箱根で、更に厳しい措置が取られることになった。新たに小規模の噴火があったことが確認され、立ち入りが規制された区域に避難指示を出した。観光地箱根がまた警戒度を「レベル3」へ上げられることになり、観光客を遠ざけることになってしまった。テレビを観た限りでは、残念ながら蒸気が激しく立ち上るようになり、当分立ち入り制限が解除される可能性はないようだ。
これに国会で安保関連法案などの非民主的な動きが激化して、どうにもすっきりしない。外を見れば7月に入ったと言うのに雨模様ですかっとしない。
今日から一年の後半に入る。時間の経過はあっという間である。この政治的、社会的に行き詰まった状態を一日も早く取り払ってもらいたいものだ。
さて、この夏休みに奈良にいる高一男子の孫をサンフランシスコへ連れて行って、アメリカの大地に溢れる臨場感を味わわせてやりたいと旅行を計画してみた。生憎旅行繁忙期とあって中々予約が取れなかったが、今日漸く航空券とホテルの予約が取れたと小田急トラベルから連絡があった。8月6日に成田を発ち11日に帰国の予定である。孫は今旅券の申請中である。これで落ち着いてこの旅についてあれこれアイディアと旅行パターンを考えることができる。できるだけ若いうちに海外へ、しかも極力武者修行をと機会をとらえて勧めているが、身内の高一の孫はどうも引っ込み思案で行動的なプランにはあまり乗り気ではないようだ。だからこそ、外へ連れ出して付き添ってでも武者修行的体験に触れさせて性格的に一皮剥かせてやりたいと思っている。果たしてそれによって孫は成長してくれるだろうか。
2969.2015年6月30日(火) 始まった文科省と東京都の内輪もめ
ギリシャの財政破たんが目の前に迫り、ギリシャがEUから離脱した後に、これからのギリシャ抜きヨーロッパの全体像がどうなるのかいろいろ取り沙汰されている。
この騒ぎに歩調を合わせるように、わが国でもオリンピックの主会場である新国立競技場建設問題がデッドロックに乗り上げたような論調が見られる。これについては、5月20日の本ブログに「新国立競技場は屋根なしで出発」とコメントを書いた。その中で責任体制の不備について触れた。どうも組織自体が充分機能しているようには見えないのだ。これまで日本が請け負った大会やコンベンションが、このように当初から右往左往しているみっともない構図は見たことも、聞いたこともない。
そして今朝の新聞には、「文科相表明 2520億円の財源難題」「新国立『寄付・命名権で200億円』」「新国立 甘い胸算用」と膨れ上がった工事費の財源捻出に対する下村博文・文科相の発言を批判的に取り上げている。1カ月前に比べて事態が進展したのか、或いは停滞しているのかまったく見当がつかない有様である。
財源問題では当初予算の1625億円が、労賃の高騰により建築費が多少上がることはある程度理解できる。しかし、それだって前ロンドン大会の主会場の建設費が650億円程度だというから、すでに東京大会予算は高すぎるということは言える。そこへ全体工事費用が2520億円に膨らんで差額900億円をねん出しなければならなくなった。下村大臣はいとも簡単に、東京都に500億円負担、命名権の売却などで200億円を予定しているという。
だが、東京都の舛添知事は聞いていないと言い、都民が納得できるものでなければと一応ペンディングである。ここでも文科省と東京都の間で内輪もめが始まる。これでは2020年大会へ向けて気持ちをひとつにできない。ここまではほとんど役人が取り決めている。これだからまとまらない。妙に地位の高い役人が入り込むとまとまるものもまとまらないことは分かりそうなものだが、同じ徹を踏む結果となった。
話題は逸れるが、事故続きのJR北海道に対して、政府は1200億円の支援金を出すことを決めた。この補助金をオリンピック準備不足金に回したらどうだろうか。JRには、これまで分離独立以来国は相当の国費を投入してひとり立ちを助けて来た。JR北海道は過去にも600億円の支援を受けている。国鉄時代の多額の負債も分離と同時に清算事業団へ移管して、独立したJR各社が利益を上げても補てんすることもなく収益として計上している。JR北海道を援助するなら、まず元は同じ会社だった、余裕のあるJR東日本や東海、西日本らが支援して、国は不景気なJR社への支援より他の一層重要な投資へ目を向けた方がよほど国の資産を有効に生かせると思う。
偶々JR北海道への支援金と新国立競技場建設費がやや近かったから仮の話として考えてみた。もちろん仮の話であるが、どうも最初の見積もりが甘かったり、有効な金の使い方が的外れだったり、もっと真剣に国家的プロジェクトを考えてくれないと困る。