ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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3050.2015年9月19日(土) 違憲の安保関連法案、ついに可決成立

 今朝2時過ぎ懸案の安保関連法案が、参議院本会議で採決の結果可決成立した。夜中にも拘わらず国会議事堂周辺には、法案反対デモに参加した多くの人々が取り巻いていた。学生時代の60年安保改定法案の強行可決に次ぐ、近代日本にとって画期的で忌わしい法案強行採決である。あの当時の虚しかった気持ちを思うと何とも言いようがない。安保関連法案がこれほど多くの国民に反対され、多くの憲法学者から法案の違憲性を指摘されているにも拘わらず、敢えて政府与党は強引に法案を成立させた。戦後70年にわたって堅持されてきた自由主義、民主主義、立憲主義の崩壊である。何とも無力感を憶える。

 日本ペンクラブも本日早速浅田次郎会長名で「安保関連法案の審議やり直しを求める」との声明を発表した。外国からも多くの反応のコメントが出されている。アメリカが歓迎のコメントを出すのは当然である。イギリスは今後日本は海外で戦闘行為が出来るとコメントした。フランスAFPが法案は日本の憲法に違反していることと、最高裁で違憲の判決が出される可能性があると報道しているのが目を引いた。その通り法律家らが本法案の違憲性について訴訟を起こすことを検討しているようだが、判例として具体的な事象がないと受理されることは難しいのではないかと懸念されている。

 60年安保改定に関わった岸信介首相と、今朝安保関連法案成立を強行したその孫の安倍晋三首相が、日本の政治史上、憲政史上に拭い難い汚点を残したことは間違いない。それは明治維新の陰の立役者、吉田松陰や高杉晋作らを生んだ長州の地が、90~150年の時を経て、今度は稀代の好戦的ならず者を生みだし、図らずも日本を迷わせることになる。

 昨日菱山郁朗・元日本テレビ政治部長から、「安倍政治の『独走政治』を許すもの」と題した論文を送っていただいた。現場で長年取材しておられただけに岸、佐藤、安倍家系のヒストリーと業績に切れ味鋭く迫って説得力がある。菱山氏も強行採決に憤慨しておられる。

 ついては、夕刻わが家の郵便受けに一枚の手書きコピーのチラシが入っていた。よく見ると面白いことが書かれている。「新党結成」「自由公明党」と書かれ、幟の絵が描いてある。新党結成の主旨と党規約が書かれている。そこには、「我等この党旗の元に結集し、ひたすら弱者をいたぶり、強者におもね、日々たゆまず独断・専横政治に邁進するものとする・・・党規約:1.権力欲、2.権力指向、3.権力ぼけ、4.権力おぼれ、5.権力いちず」と書かれている。今日付きである。多分公明党の安保関連法案賛成に反対の創価学会員が、公明党を批判するドブ板作戦を皮肉たっぷりに展開したのではないだろうか。つい笑ってしまう。

 企画者も住所も書かれていない。冷やかしに過ぎないと思うが、昨日の今日早くも巷に与党を揶揄する空砲が飛んでくるとは、よほど頭に来ている人がいるということではないだろうか。

 これから安保関連法案成立によって、いろいろ問題が表面化するだろう。公明党も支持母体の創価学会会員の支持を得られなくなっては、今後党としての活動が難しくなるのではないか。

2015年9月19日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3049.2015年9月18日(金) 安保関連法案、参議院のゴチャゴチャ

 一昨日から続いている安保関連法案採決のための参議院の騒ぎは一体何なのか? 不信任案、問責決議案の提出で特別委員会と参議院本会議は主旨説明と採決に時間を費やし、これだけで多くの費用が無駄に使われている。昨日参議院特別委員会で安保関連法案は、不信任を否決され席へ戻ったばかりの鴻池委員長が、間隙を突くように採決を行い、あっという間に法案成立となった。生憎テレビ中継でその場を観ていたわけではなかったが、今日その様子を観てみると何とも巧妙に、野球で言えば盗塁のような素早さで一気に採決してしまった。しかも関連法案とセットでやってしまったというから、出し抜かれた野党が騒ぐのも無理はない。

 まだ、法案が成立したわけではなく、これから参議院本会議が開かれて決まる。今度の国会運営を観ていて賛成と反対の主旨説明を、それぞれの代表スピーカーが知恵を絞って長引かせた挙句に、採決を遅らせる駆け引きを行っているのを知った。これに牛歩戦術などで投票に余分な時間が必要になったから、時間がいくらあっても足りない。これもそれまで法案の説明と討論に時間を取らなかったからだとの言い分がある。中でも「生活と山本太郎となかまたち」の山本太郎議員の行動が注目を浴びている。議場で喪服を着て数珠を手に時折ご焼香のふりをしてゆっくり進む行動に対して、議長から早く歩む注意を促された。この牛歩戦術は、かつては国会でしばしば話題になった。牛歩とは随分優しい表現であるが、アメリカ議会では、革命扇動家、略奪者、海賊を表すオランダ語を語源とする「フィリバスター」という言葉が使われている。

 それにしても安保法案の是非を別にしても、国会議員とは何と無駄な時間を浪費しているのか、バカバカしく些かうんざりしている。今日も遅くなったが、まだ参議院本会議の法案採決の見通しが立たない。

 ところで、昨日チリ沖で発生したM8.3の地震は、一日遅れで日本にやって来た。北海道から沖縄まで太平洋岸に津波の影響が表れたが、ほぼ一日経って警報が解除された。こちらはやれやれである。

2015年9月18日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3048.2015年9月17日(木) ついに安保関連法案成立か?

 今日午後参議院特別第一委員会の中継放送を観ていて、昔と変わらない与野党の通せんぼ作戦やら、ヤジの応酬などがあり相変わらずだなぁと感じた。昨晩から委員会の開催、休憩の繰り返しで慌ただしい中を、鴻池祥肇・委員長が開会を宣言した途端、福山哲郎・民主党幹事長代理から委員長不信任動議が提出され、動議の賛成・反対説明演説が行われ、これに相当な時間を費やした。賛否採決の結果、不信任案は否決された。鴻池委員長は委員長席へ戻るや、突如議事を打ち切り安保関連法案採決に入り、参議院特別委員会では賛成多数で安保関連法案が可決された。あっという間の出来事である。怒号飛び交う中で女性議員も中々勇ましい。委員会室はちょっとした騒ぎとなった。これが良識の府とは呆れるばかりである。このドンチャン騒ぎが世界へ発信される。恥ずかしい限りである。

 今午後10時半を過ぎたが、この後参議院本会議が開かれるのか、そして先刻特別委員会で採決された安保関連法案が本会議で採決され成立するのかどうか、今のところ分からない。

 さて、今朝の新聞報道に依れば、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は日本の経済力が落ちたと日本国債を1段格下げし、中国や韓国と同じ「AA-」からアイルランドと同じ「A+」へランク・ダウンを決めた。安倍政権のアベノミクスの効果が認められないと判断されたのである。安倍首相が憲法違反も何のその安保関連法案をゴリ押しし強行採決に踏み切ったが、首相が得意気に自画自賛していたアベノミクスも散々である。

 今回格下げ最大の原因は、日本の財政状態、つまり多額の借金である。以前から指摘されている国内総生産(GDP)に対する政府債務残高の伸びが年5%以上に達すると予測され、S&Pから「日本の財政状況が極めて脆弱であることは重大な弱み」と指摘された。海外から資金調達をしている金融機関や商社がこれに連動して格下げされるとより高い金利を支払わなければならなくなる。日本経済にとっては由々しき事態である。

 いつも時の政府は、抱える国の借金を削減することを口には出すが、バラマキ予算を組み結果的には毎年赤字予算となり、財政状況は悪くなる一方だった。この悪循環をどうやって食い止め、健全財政を構築し、維持して行くことが出来るだろうか。アベノミクスは正念場である。

 日銀総裁がいくら力んでも、安倍首相と麻生太郎財務大臣ではアベノミクスもダメだろう。

 漸くこのところ秋らしい季節となった。一日中涼しい。昨日から上下とも長い衣類を身に着けている。そして今日は朝から雨が降っているが、台風20号が小笠原近海にいて、また各地に大雨をもたらしそうな様相である。生憎水害に襲われた茨城県常総市にも降雨があり、水浸しになった土地から排水作業を続けているところへ雨が降るという、思い通りに行かない天候である。

 そこへ地球の裏側チリで昨日午後8時前(日本時間今日午前7時54分)にM8.3の地震が発生し、日本へも明朝5時半ごろ津波が押し寄せる可能性があるという。またまた自然の猛威である。内外ともに多事多難である。

2015年9月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3047.2016年9月16日(水) いよいよ安保関連法案は動くか?

 いよいよ安保関連法案も大詰めを迎えて、参議院特別委員会で与野党間の舌戦が交わされている。昨日の中央公聴会に引き続き、今日は横浜で地方公聴会が開かれ、賛否両論の意見が開陳された。今日も抗議のデモが夜遅くまで国会周辺を取り巻いている。大原ペンクラブ常務理事から5時過ぎに国会に行かないかと誘われたが、急に医者へ行かなければならなくなったので行けない。その代わり昨日大原さんからもらったレッドカード(西東京8.15ピースナウ実行委員会発行)の安倍首相宛ハガキに必要事項を書き込み切手を貼って投函した。そこには、 [退場・失格者]安倍晋三内閣総理大臣、 [理由]戦争法案は憲法9条違反!だから提案代表者のあなたは憲法99条(憲法尊重擁護の義務)違反!と書かれていて、「+ひとこと」として「安全保障関連法案の撤回を求めます」と書いたスペースの下に記入欄があったので、「一国の総理大臣が先頭に立って憲法をぶち壊すとはどういうことだ!」と書き加えてやった。

 国会周辺の様子を見ていると、55年前のあの60年安保反対闘争を思い出す。国会周辺の雰囲気が60年安保改定闘争当時と大分似てきた。国会では参議院特別委員会が休憩を交えて断続的に開かれている。どういう結論が出るか。今日明日のうちに一気呵成に強行成立させようというのが、安倍首相の腹の内だろう。だんだん不安になってきた。

 ところで、先日来ヨーロッパに逃れてきたシリア難民の受け入れを巡って、あまりの難民の多さに流石にドイツでも一国では受け入れきれないとお手上げ状態となり、難民に対して一定の制限を設けることにした。それに合わせて隣国オーストリアも国境の管理を固め、ハンガリーも受け入れ拒否の考えを断固変えようとしない。EUでは加盟各国の分担受け入れを話合っているが思うようにまとまらない。特に経済力の劣る旧東欧諸国が受け入れを拒絶している。アメリカやオーストラリア、カナダなどがある程度の難民受け入れを承認した。いずれにせよ欧米諸国にとって頭を抱える切実な問題となった。

 そこでこの難民受け入れに関して日本も他人事ではいられないことが現実味を帯びてきた。仮に北朝鮮や他のアジアの国々から難民がやって来た際どう対応するのか、また、シリア難民の受け入れについて欧米諸国や国連から受け入れ分担の圧力がかけられた場合、難民をどの程度受け入れるのか、他人事としてではなく日本人として考えておかなければならない。

 偶々一昨日法務省は今後5年間にわたる難民認定制度の運用方針などを定めた「出入国管理基本計画」なるものを公表した。中々理解の難しい基本計画であるが、これを一口で言えば、日本では難民を受け入れるに当たって難民という言葉の解釈、難民認定の解釈を巡って厳しい見解が出され、他国に比べて難民として認められるケースは可能性としては極めて少ないことを示唆している。実際昨年は約5千人からの認定申請に対して、認められた難民は僅か11人だったという。昨今では難民の受け入れに理解を示していたドイツですら、あまりにも数多く押し寄せる難民に正直言って音を挙げているのが実情である。それでも難民問題でドイツが国際的に高く評価されているのは、他国に比べて遥かに難民に対して鷹揚で寛大であるというイメージが定着しているからである。

 一方で国際的な防衛分担のような「国際的分担」などという言葉を安易に言い出して安保法案をゴリ押ししている政府自民党にとって、この難民問題についてドイツ人のようなグローバルな考え方を取れるのだろうか。人道的観点から考えれば、日本ももう少しドイツを見習い難民解釈を緩和することを「国際的分担」の観点から考え検討するべきではないだろうか。

2015年9月16日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3046.2015年9月15日(火) 政府と沖縄県のバトル発生

 安保関連法案の強行成立を図ろうとする政府与党は、今週中にも参議院で採決へ持ち込もうとしている。そういう穏やかならぬ状況の中で、翁長雄志・沖縄県知事は、防衛省が進めている普天間米軍基地の移設計画に伴う辺野古の埋め立て承認を取り消す手続きに踏み切った。元々沖縄の根強い基地反対の動きから、単なる基地移設計画には反対の声が強かった。それを前知事・仲井真弘多氏が、前回選挙で負ける直前に政府への土産として辺野古移設を急いで承認していたものだ。これに対して翁長知事は移設反対を公約に掲げて知事選に立候補し、当初から撤回を叫んでいた。一方一時埋め立て工事を休止していた防衛省沖縄防衛局は、当然その効力を失わせるべく不服審査請求を行うと見られている。と同時に埋め立て作業を再開する方針である。それに対して沖縄県は政府の行動に対してさらなる対抗措置を取る方針で、国と県の間で法廷闘争になる見通しが強くなった。

 これまで両者の間で幾度となく中身のない話し合いは持たれたが、基地移設を巡る両者の対立は一向に氷解する気配はなく、安倍首相と知事との話し合いも素っ気ない挨拶程度のものだった。政府には、支持した仲井真前知事を破った翁長知事に対して当初から敵対的知事との思い込みが強く、それがお互いの対立となったまま今日まで引き摺っている。防衛省の埋め立て工事は、沖縄県の意向に関わらず再開強行されそうである。だが、県民のほとんどは翁長知事の行動を理解し賛同している。こうなると国とひとつの県が対立するという、最も避けなければならない事態に発展しかねない。ここでも安倍首相の腰巾着・菅官房長官の強引で陰険な言動が妙に気になる。

 さて、今日はペンクラブ9月例会である。昨年から会場が東京会館から神保町の如水会館に移ってから、出席者も減り、食事内容も寂しくなって気持ちもやや寂しい。いつも誰か著名人がショートスピーチをやるのだが、今日はそれもなし。その代役を浅田次郎会長が務めることになった。急に司会役を命じられた人が菊池さんと仰る方だったが、尋ねてみるとあの菊池寛のお孫さんという話だった。国会で安保法制議論が喧しい中で、浅田会長の話はいつもとやや変わっていた。日本人の特性として3つを挙げた。ひとつは原爆被爆国である日本人が世界へ向かって核廃絶を叫ぶことが一番説得力がある。二つ目は日本人が雑多の宗教がある中でどの宗教に対しても同じく公平に対応出来るのでその役割を果たすことが出来るということであり、三番目には話題の安保関連法案だが忘れてしまった。会長は元自衛隊員であり、こういう問題について語る時は、本音を確かめないと何を言いたいのかが分からないからだ。

 会場では珍しく拙著「南太平洋の剛腕投手」に推薦文を書いてくれた元文化庁長官・近藤誠一氏に会って、しばらくぶりに立ち話をした。拙著の好評を喜んでくれた。他には副会長西木正明さんや、今度理事になった西村秀樹さんと話しこんだ。こういう会話は結構楽しい。

 いつもなら輪の中心にいる小中陽太郎さんが、恩師のお通夜ということで急遽欠席されたが、いつもの小中組メンバーとともに神保町の「なにわ」で二次会を持ち、思い思いに今後のペンクラブの発展のためのアイディアを出しあって散会。久しぶりに楽しい「いっぱい会」だった。

2015年9月15日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com