充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
ブログ一覧
3090.2015年10月29日(木) 日本男子体操チーム、世界選手権で金
今日おめでたいニュースの一番は、イギリスのグラスゴーで開催されている体操の世界選手権で、日本男子団体チームが金メダルを獲得したことである。寡聞にして知らなかったが世界選手権で男子団体が金メダルを取るのは、オリンピック・アテネ大会の金は別にして、1978年ストラスブール大会以来実に37年ぶりの快挙だそうである。こういうスポーツ選手の活躍による話題は、マイナス・イメージがなく本当にすっきりする。
それに引き換えて国内で政治が絡むとまったく気持ちがすっきりしない事案ばかりが目立つ。
昨日の本ブログにも書いたが、沖縄辺野古沿岸における沖縄県の埋め立て工事中止の命令を取り消しをした国は、早くも今日埋め立ての本体工事を再開した。これに対して翁長雄志・沖縄県知事は「強権極まれる」と烈火の如く怒っている。それはそうだろう。事はすべて政府の思惑通り素早くスケジュールに則って進められているのである。これでは政府と沖縄防衛局の出来レースではないかと勘繰られても抗弁出来まい。
沖縄県は国の決定と工事再開を不服として、国の第三者機関「国地方係争処理委員会」に審査を申し出るべく準備を進めている。在日米軍基地の3/4が沖縄県内にある現状から考えると、基地の県内移転だけで済む問題ではない。基地問題の根本的な解決のためには、政府は沖縄県民の苦悩を配慮して、基地の一部を本土へ移転することも検討すべきであり、問題解決のために真剣に考えるべきではないかと思う。
政府は法律に則ってと言いながら一方的に、かつ強引に「基地」という重荷を沖縄だけに押し付けるのは、我々都民としても心苦しいとの気持ちになる。これを政府は汲み取って時間をかけ、話し合いを続けて合意案を生みだす努力と沖縄県民へのおもいやりを見せる時期に来ていると思う。
3089.2015年10月28日(水) 米中対立と国・沖縄の対立
昨日中国が造成した南沙諸島の人工島海域内を航行した米海軍イージス駆逐艦を一定の距離を保ちながら中国海軍のミサイル駆逐艦と巡視船が追尾し警告した。アメリカ国防総省はこの行動によって航行の自由をPRする目論見である。数か月はこのまま航行を続けるようだ。中国外務省は強烈な不満を表明しつつも敢えてアメリカと事を構えることはなさそうだ。
その中国は先日イギリスとの蜜月関係を国際社会にアピールしたばかりであるが、同時に近年の中国経済の成長と実力が評価され、中国通貨の「元」が国際通貨としてIMFから承認される福音もあった。これで元はドル、ユーロ、ポンド、円とともに天下晴れて国際通貨としてその実力を認められたことになる。とにかく今世界では中国が良くも悪くも大きな話題を提供している。
中国国内外での騒ぎと同じように、わが国では沖縄の辺野古埋め立て工事に関する国と県との争いが大ごとになっている。
先に翁長沖縄県知事が、沖縄防衛局の埋め立て工事承認取り消し命令を出したことに対して、国土交通大臣がその命令処分の効力を止めた。防衛省の意向に対して同じ役所の国交省が同意することは予想されていたことであるが、あまりにも短期間に効力停止を命じられたことに沖縄県は強く反発し非難している。これにより、今後国が代執行手続きに入り堂々と埋め立て工事を再開することを決めた。
一番気がかりなことは、沖縄が戦争で一番悲惨な目に会い、戦後もアメリカ軍政下に統治され、基地問題で散々悩まされていたのに、今また国から厳しい対応をされようとしていることである。
政府と沖縄県の対立は双方にとって不幸である。どうして政府は苦難の道を歩んできた沖縄県民の気持ちをもっと汲み取れないのだろうか。あまりにも県民との話し合いが足りないように思う。
さて、日曜日に訪れた鎌倉・円覚寺の「拝観志納金」受取証裏面に「禅のこころ」としてこんなことが書かれていた。
「世界は広い。小さなことに何もくよくよすることはないのです。何もひっかからずに、サラサラとすることがさとりなのです。朝起きたら、気持ちよく『おはようございます』 ごはんができたら、手を合せ『いただきます』 お茶をいれて頂いたら、心から『ありがとう』 天気には、洗濯物を干せばいい。雨が降ったら、本でも読もう。さとりとは、ひっかからずに、さらさらと」。
別に取り立てて難しいことのようには思えないが、でも果たしてこんな風に虚心坦懐になれるものだろうか。
3088.2015年10月27日(火) アメリカ艦船、南シナ海の中国・人工島へ
今日昼間のニュースにはびっくりした。かねがね心配していた南シナ海に中国が造成中の人工島を認めないとしていたアメリカが、島の12海里内にイージス駆逐艦を進入させ、航行の自由を行動で示す作戦を実行した。
前段の話として9月に行われた米中首脳会談で、オバマ大統領が習近平・中国国家主席に対して公海上に自国領を設けるような人工島は容認出来ないし、周辺諸国に不安の種を播き東アジアの安定に不利益であると説得し、人工島造成の翻意を促した。だが、習主席は、南シナ海の諸島は古くから中国の領土であるとのこれまでの主張を繰り返し、自らの考えを取り下げる気持ちはなく、従来の考えを繰り返したのみだった。これにオバマ大統領はいたく落胆し、以後2人の気持ちは離れるばかりだった。
この中国の考えに愛想が尽きたオバマ大統領は、それらの島が公海上にあり中国の違法な領土拡張は許すことが出来ないとの考えから、軍幹部の意見を取り入れ、ついに行動に踏み切ったと理解することが出来る。
もとより中国の人工島建設は、国際法上も海洋法上も筋が通らない。12海里問題はもちろんのこと、世界地図を俯瞰しても地理上からどう見てもこれらの島々が中国大陸と一衣帯水の領土とは思えない。これを自国領として一方的に主張することは、他人の所有物に手を出すことに問題がないと考えることとまったく変わらない。こんな理不尽な行為を中国が主張するとは、中国がドロボー国家であることを天下に晒しているのと同じだと考えざるを得ない。
しかし、誇り高い中国としては、自国領土と考えている人工島内に米軍艦船が入域してくることは、国際世論は厳しかろうとともかくメンツをつぶされたような気になるだろう。各メディアが「中国の反発、必至」と報じるのも分かる。大きな戦争にまで発展することは当面ないと思うが、しばらく双方の駆け引きが行われ、島周辺で局地戦が始まることが心配である。そうなるとわが国にとっても他人事ではいられない心配もある。9月に法案成立した安全保障関連法案により、米軍の要請を受けて自衛隊が南シナ海に派遣される可能性が有りうると考えなければいけない。
これでは米中対立から当分目が離せない。
3087.2015年10月26日(月) 高校同期生会で語り合う。
湘南高校同期生会が藤沢市内で開かれた。今年の出席者は80名で、全同期生合せて400名だったので、5名のうち1名が出席した勘定になり出席率はちょうど20%に当る。まだ、現役で活動を続けている同級生もいるが、大体悠々自適の仲間が多いようだ。
我々は昭和32年に卒業したので、彼らと知り合ってもう60年になる。ほとんど顔見知りだが、しばらく会わない間にご面相が大きく変化した仲間もいるので、そんな彼らとは外で顔を合せてもまず分からないのではないかと思う。
その中で今日意外な事実を知った。現在安倍内閣官房参与の浜田宏一・イェール大学名誉教授が、今日も出席された同級生浜田(現姓富安)恵子さんの実兄であることを初めて知った。浜田教授は高校の3年先輩で経済学者として日本人ノーベル経済学賞に最も近いと言われ、秀才の誉れ高いが、妹さんも優秀で同期女性の中でただ1人東大へ進学された。
親しかった加藤靖典、山田勝久、轟貞雄君らが顔を見せなかったのが、ちょっと気になる。山田君は体調が勝れないと聞いているので、心配である。ほぼ1年ぶりに大塚武夫さんと話をしたが、よく私のブログを読んでくれる。ブログの形態をもう少しナウい画面に変えた方が良いとのご託宣をいただいた。確かに指摘された通りで、広く読んでもらうためにはもう少し垢抜けたデザインで、より機能的に、現代的な画面に進化させた方が良いと言ってくれたが、その点は承知していてお互いが知っているITコンサルタントとはそういう方向の話になっている。遠からずグレードアップしたソフトを使って、洒落た、それでいて見易くより現代的なデザインに変更する計画である。
大塚さんからは、SNSの使い方についても貴重なアイディアをもらった。つまり現状は私が思い切ってFacebookとTwitterを使いきっていないとの鋭い指摘をもらった。外部の意見を採りいれることをあまりやっていないことについても再検討し清濁併せ呑むようトライしてみてはどうかとのアドバイスである。
友人らしく全般的に活動をよく見てくれているなと有り難く思っている。
さて、今日中村時広・愛媛県知事が四国電力伊方原発の再稼働に同意した。これは鹿児島県薩摩川内市の2つの原発再稼働に次ぐものである。いよいよ安倍政権のエネルギー政策は原発再稼働へ向けて着実に歩み出す。
この画期的と言ってもいい日に当り、朝日朝刊の一面いっぱいに反原発の意見広告が掲載された。「3・11のあと日本は、原発ゼロでやってきた。これからも。」「原発は、安全で、一番安く、クリーン。これ、全部うそだ」とアピールしている。元首相の小泉純一郎・発起人と同じく</B>元首相の細川護熙・代表理事が強く訴える原発再稼働反対のキャンペーンである。これを推進する組織は一般社団法人自然エネルギー推進会議JANFRE(Japan assembly for Nuclear Free Renewable Energy)と呼ばれている。
2人の元首相は売名とか、私利私欲、単なるパフォーマンスで活動しているわけではない。心底から原発に反対し、本来なら首相の座を離れて後輩へのアドバイザーとか悠々自適の生活を送っている筈であるが、敢えて火中の栗を拾おうというのは、相当な覚悟であると思う。これから小泉氏らの活動はどういう道筋を辿って行くのだろうか、注視したいと思う。
3086.2015年10月25日(日) 鎌倉散策、円覚寺と極楽寺を訪ねる。
東横線・自由が丘駅プラットフォームで山崎洋さんと待ち合わせて鎌倉散策と洒落込んだ。まず横須賀線北鎌倉駅で降り、近くの円覚寺を訪れることにした。円覚寺はこれまで2~3度参拝したことがあるが、今日は本当に久しぶりにのんびりしたものだった。日曜日で天候に恵まれたお陰もあり、多くの人が参拝する姿が見られた。杉などの大木に囲まれた境内はごく静かで正面山門から入り仏殿でお参りして佛日庵で抹茶をいただいた。大方丈に上がり廊下から妙香池を静かに眺めることも出来た。初めての経験で心の底から落ち着くことが出来た。「洪鐘」と呼ばれる大きな鐘楼が100段近い階段を昇った高台にあった。これは国宝だという。驚いたことにここで珍しく蛇の抜け殻を見つけたので、縁起が良いと思い懐に納めておいた。この話を山崎さんに囁くと先日セルビア大使館で絵画の個展を開いたセルビア人画家ミラン・トォーツォヴィッチさんが、こういう変わったものに興味を示すだろうと山崎さんが言った。そこで彼に委ねて蛇の皮をミランさんに差し上げることにした。
円覚寺を辞して近くの蕎麦店で軽く日本蕎麦でも食べようと思ったところが、以前あった蕎麦店がない。幸いその辺りに洒落た「りせっとかふぇ」というカフェがあり、蕎麦類も提供すると書かれていたので入ってみた。五色米という米からうどんを作っているというので、そのうどんをいただいたが、これが中々旨い。
その後北鎌倉から鎌倉へ出て、江ノ電に乗り極楽寺を訪ねた。北条時宗の子息、貞時が建立したものだという。時期的にはアジサイの咲く頃が良いそうだ。鎌倉のお寺はほとんどが閑静な場所にあって落ち着く。
極楽寺から再び江ノ電で七里ガ浜に沿い鎌倉散歩を終了。その後江の島へ出て小田急、東急田園都市線を乗り継いで駒澤大学駅へ。そこから駒澤公園で開催中の「2015年ラーメン祭り」会場へ行き、ラーメンの味見をして寒くなってきた公園バス停前で別れた。
来月2日にセルビアへ帰るという山崎さんにとって慌ただしい休息となってしまったが、満足していただけただろうか。束の間の行楽シーズンの一日を、円覚寺から極楽寺、そして夜のラーメン祭りと私の自己流のペースで駈け廻ってしまった。山崎さんの気持ちは分からないが、私にとっては忙しい中にも効率的で見たいものを見ることが出来て楽しいものとなった。
丁重にも山崎さんから佳代子夫人が詩を書き、3男の光さんがイラストを描いた近著「戦争と子ども」(西田書店刊)と、山崎夫妻も一部原稿を書いた「セルビアを知るための60章」(明石書店刊)をいただいた。ゆっくり目を通したい。