充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
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3124.2015年12月2日(水) COP21に起業家の意外な善意の投資
一昨日から地球温暖化を話合うCOP21がパリで開催されている。正式名は第21回国連気候変動会議と称して、世界150カ国の首脳が一堂に会する大会議である。それだけ今や地球温暖化は世界的にゆるがせに出来ない問題となっている。安倍首相はもとより、幡基文・国連事務総長、アメリカのオバマ大統領、中国の習近平・国家主席、ロシアのプーチン大統領ら各国首脳が揃って出席した。今回は開催地がパリということもあり、先日のテロ事件を踏まえて対テロ対策や、ロシア機撃墜問題など政治・外交がらみの議題が俎上に乗ったことも世界中のメディアから注目されている。パリ市内も相変わらず厳しい非常警戒情報が発令されたままである。
現時点で喫緊の課題は、二酸化炭素CO2排出規制とツバル島など南太平洋諸島の水没化防止である。前者については、最大の排出国であるアメリカと中国が、漸く真剣に問題解決へ取り組む姿勢を見せたことは評価されている。米中の他に、日本、ヨーロッパ、韓国などがクリーンな次世代エネルギー技術の開発を促すミッション・イノベーションを発表した。この計画に連動して民間事業家のビル・ゲイツ氏、アマゾン創業者ジェフ・ベゾス氏、フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ氏、中国アリババ創業者馬雲氏、ソフトバンクの孫正義氏ら著名な起業家が同計画に数十億㌦を投じるという。国際的な大事業に利に敏い起業家や民間組織が投資するなんてことはこれまでほとんどなかったと思う。時代の流れと起業家個人の哲学があるのだろう。こういう善意溢れるプロジェクトは連携して大いにやってもらいたいものである。
このCOP21に並行して、国際通貨基金(IMF)では中国の人民元を国際的な「主要通貨」として、加盟国に資金を融通するための特別引き出し権(SDR)を認めることを正式に決定した。これで来年10月から人民元をこれまでの他のSDR通貨と容易に両替出来ることになる。因みに現在SDRは$、€、£、¥の4種類だったが、これに人民元を加えて以後は5種類の通貨が国際的に認知されるようになる。これも中国経済の成長がもたらしたものである。
さて、今日元プロ野球チーム・高橋ユニオンズ同窓会が都内で行われた。先日佐々木信也さんにお会いした時、そのことを伺った。健康上支障のない元選手たちが一堂に会するという折角の機会であるので、チームの発足から解散と、佐々木さんを始め幾人かの選手について取り上げた拙著「南太平洋の剛腕投手」を差し上げたいとお話ししたところ、佐々木さんからそれは有り難いと仰っていただいた。その後佐々木さんに宛てて署名した20冊ばかりの拙著をお送りし、今朝電話でその点を確認した。
元選手は存命であってもほとんど80歳を越えておられる筈である。佐々木さんも早や82歳である。球団オーナーだった高橋龍太郎氏のお孫さんに当る秋山哲夫氏も出席されると佐々木さんから伺っていたので、先日秋山氏にメールをお送りした。秋山氏は大学の後輩に当るが、佐々木さんによると食道癌を患い言葉を発せられないので奥さんが付き添って来られると聞いている。どんな懇親会だったのか興味があるが、それは佐々木さんから後日お伺いしたいと思っている。
3123.2015年12月1日(火) 漫画家水木しげるさん死去
今日から師走である。今年も残りあと1ヶ月となった。こうなるといつもながらクリスマスカードと年賀状の準備を急かされる。
昨日漫画家の水木しげるさんが多臓器不全で亡くなられた。14年前に亡くなった父と同じ93歳だった。私自身普段からマンガに親しむことはあまりないが、最も知られている「ゲゲゲの鬼太郎」だけは、つい先ごろ亡くなられた熊倉一雄さんの独特の歌声でよく知っている。
水木さんは、漫画家として広く知られているが、その原点には自身の厳しい戦争体験がある。自身の戦争体験から生みだされた作品「総員玉砕せよ!」などは、その典型だと思う。水木さんは「餓島」と呼ばれるガダルカナル島のジャングル内を落ち延び、ひとつ間違えば落命したかも知れない、米軍の爆弾により左腕を肩からそっくり奪われた。それだけに戦争への憎しみと戦争に反対する気持ちが人一倍強かった。生前「戦争とは死」と言い続けていた。
私自身ほぼ40年前の1976年4月に、旧厚生省主宰戦没者遺骨収集事業の下見調査を兼ねてガ島を訪れている。あの時は2週間ほどかけて、オーストラリアのシドニーから、パプア・ニューギニアの首都ポートモレスビーとゴロカ高原、ガダルカナル島、ブーゲンビル島、ニュー・ブリテン島のラバウルを訪れた。ラバウルでは海底に潜って沈没した日本軍艦内へ入ったり、整然とした英軍墓地を訪れたことを思い出す。
偶々テレビ東京が10月1日に放送した「アンサー 潜入テレビ初! 飢餓の島で見た戦争」で重大な事実誤認の報道があったのを観た。それは私自身長年遺骨収集事業へ関わっていたことから、とても容認出来るものではないことが分かったので、直ぐテレビ東京へ連絡した。ところが、朝日新聞と同様まったく無視され、返事はなかった。そこで社長へ宛てて手紙を送ったことから、漸く代理人の担当プロデューサーから返信を受け取った。現在事実関係を調査し、間違いを訂正するよう申し入れているところである。これに対してプロデューサーの2度目の手紙は、具体的に事実を証明するのを回避しようとする様子がミエミエなので、真っ当な回答を得られるよう更に追及している。どうもメディアというのは、天下の朝日を始めとして自分たちの言い分は主張するが、間違った場合、持論の訂正とか、常識的な正論とのずれの修正に後ろ向きになり、その不誠実なスタンスには困ったものだと思っている。いずれにせよ、テレビ東京には間違いを訂正させるようにしたいと考えている。
今日駒澤大学マスコミ研究所の公開講座は今年度の最終講義を終えた。18年間講師を務められた片山正彦講師も定年により今日が最終講義である。今日いただいたレジュメはとても参考になる。
最終講義終了後、桜新町の天麩羅屋で、昨年やはり定年を迎えられた菱山郁朗元講師も来られて、和やかな雰囲気の中で懇親会を行い打ち上げとした。まだ分からないが、出来れば来年も受講したいと思っている。
3122.2015年11月30日(月) ラグビー日本代表チームの監督はいつ決まる?
7人制女子ラグビー日本代表チームは、昨日秩父宮ラグビー場で行われた対カザフスタン戦に14-7で勝ち、リオ・オリンピック出場が決まった。先日行われた男子7人制でもすでに出場を決めている。今年のワールド・カップの15人制チームの善戦に次いで、7人制男女チームともオリンピック出場権を獲得して、今年の日本ラグビー界はウハウハである。この好ましい傾向が来年度以降も継続されるなら、日本のラグビー界にとってこれほど素晴らしい1年はなかったと言える。
しかし、今のムードに少々心配な点がある。その最大の難題は、日本代表チームの次期監督が中々決まらないことである。すでに前監督というか、ヘッド・コーチだったエディ・ジョーンズ氏は、イングランド代表チームの監督に決まった。エディならかなり期待が持てると4年前日本チームのヘッド・コーチに就任した際の、エディの金銭面と指導面の受諾条件は厳しかった。4年間の合宿中あまりにも厳しいトレーニングを課して一部選手との間で練習方法を巡って揉めた。ワールド・カップ出場チームの中でも最も過酷なトレーニングだったと噂され日本チームの合宿だった。しかし、エディは実績を以って自らの指導法が正しかったことを見事に証明して見せてくれた。
このエディの指導法、そして後継路線が、現在のラグビー協会内ではあまり評価されていないらしい。それが「選択」11月号の「ラグビー協会で『守旧派』が復活」に詳しく書かれている。つまりエディのようにあまり我を通すような厳しい指導法は、日本チームには合わないと考えているようなのだ。それがため、最有力候補と見られ、厳しい指導で知られ実績を残しているヤマハ発動機の清宮克幸監督が敬遠されているという。「選択」誌もこのまま弱かった以前の日本チームに逆戻りではないかと悲観的なリポートで纏めている。
いつまでも監督人事を放っておくわけにはいくまい。何とか早く決めないと時間的に苦しくなってくる。どこの組織にも複雑な内部事情はあるものだ。だが、目標はひとつ「日本代表チームを強化すること」である。そのための監督選出に気に入らない人事があるとか、適切な指導法ではないという斜視では、話にもならない。次期監督決定がいつになるのか分からないが、今年の代表チームの活躍に水を差すような決め方だけはしてもらいたくないものだ。
3121.2015年11月29日(日) クラシック演奏会を楽しむ。
毎年2回行われる恒例の上野浅草フィルハーモニー管弦楽団の第59回定期演奏会が、今日浅草公会堂で開かれた。雷門周辺は休日というせいもあって外人を含めて観光客がいっぱいでごった返している。インバウンド景気が窺われる。
今日の曲目はドヴォルザークの序曲「謝肉祭」とチェロ協奏曲、そしてシベリウスの交響曲第1番だったが、残念なことに私にはいずれも馴染みがない曲である。今回は長年N響首席チェリストを務めた木越洋氏が特別出演し、チェロ協奏曲を堂々と演奏された。流石にN響で活躍されたチェリストだけにその演奏は圧巻で素晴らしく、聴衆も聴きほれていたようだった。シベリウスの交響曲では、他のチェリストたちの間に入って、一チェリストとして演奏されていたのが微笑ましかった。
余談だが、現在のN響首席チェリストは藤森亮一氏であるが、不思議な縁と言っても良いだろうか、藤森氏の母親律子さんは京都市立上桂中学のクラスメートである。
それにしてもチェリストたちの間に入って、ゼミ仲間の赤松晋さんが頑張っていることには脱帽である。アマチュア楽団とは言え、日頃の練習は本番が近付いてくるに従い、厳しさが加わるようだが、奥さんの内助の功もあり毎日精一杯練習をしているようだ。全団員の中の最年長というハンデを克服して今年で9年間も続けているのは、いくら好きな楽器の披露とは言え凄いことで頭が下がる思いだ。
終演後、いつも通り永井荷風お気に入りだったステーキハウス‘ARIZONA’で、ゼミ仲間が貸切の懇親会を開いた。演奏を終えたばかりの赤松夫妻も参加して、和気藹藹の内に楽しい会食会で時を過ごした。こんな風に半世紀以上の付き合いのゼミ仲間と楽しいひと時を過ごせることは、何物にも代えがたい楽しみであり明日への活力に繋がる。次回は来年7月3日である。これも楽しみに待ちたいと思っている。
3120.2015年11月28日(土) 母校湘南高、旧聞の甲子園初優勝
喜寿を迎えた誕生日の「文化の日」から、朝日新聞朝刊に今までとは異色の連載スポーツ・コラムが今日まで20回に亘って連載された。スポーツ欄の3段記事だが、そのテーマが「あの夏1949年 決勝湘南×岐阜」と、何と母校湘南高対岐阜高の甲子園決勝戦にまつわるエピソードである。今夏の大会は旧制中等学校野球大会が始まってちょうど100年を迎えたのを記念して、主催者である朝日が取り上げた、謂わば高校野球エピソード集である。
題材として他にいくらも取り上げられるべき試合や学校があると思うが、その中で母校の優勝決定戦が特別に取り上げられたのは、終戦直後の暗い世相の中で、初出場初優勝という画期的にして、戦後初めて東日本勢として優勝校となったことが大きい。更にその後法政二高、東海大相模、横浜、桐蔭学園等々神奈川県高校の優勝に引き継がれ、強豪神奈川県に先鞭をつけたことが大きかったのではないか。加えて湘南は戦中から戦後にかけて文武両道の公立校でありながら、私立校を校内に併設させるという特殊な学校制度がしばらく続いたという特異な事情もあったと思う。
昨日採り上げられた「虚子もうなった『最美の力』」の話題は、昨年上梓した拙著「南太平洋の剛腕投手」の中でも紹介したエピソードである。これは2011年母校創立90周年記念に発行された「湘南90周年記念」誌からエッセンスを引用させてもらったものであり、元プロ野球・高橋ユニオンズで活躍された優勝時の1年生、佐々木信也さんから伺った話を味付けした。蛇足ながら来月開かれるユニオンズ同窓会で佐々木さんに託してこの拙著20冊を元選手や関係者に差し上げることになっている。
今朝の話題は湘南が甲子園で優勝したことに感激した鎌倉在住の野球好きの俳人、高浜虚子が湘南に贈った俳句について紹介した話に纏わるものである。
虚子が詠った句は、「秋風や 最美の力 唯盡す」というものである。
その俳句が書かれた短冊が、多くの人の手を介し巡りまわって近々湘南高歴史館に展示されるということも初めて知った。たかが高校野球だが、こういう風に人と場所を介してくるとフィクションも膨らんで深みのある物語となるものだ。今度湘南に出かけたら、ぜひとも歴史館で拝見してみたいと思っている。
偶々コラム上に第1回のエピソードとして紹介されたのが母校の栄光だったが、このように好意的に採り上げてもらえるとOBとしては、一層誇らしく嬉しい気持ちになるものである。