充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
ブログ一覧
3139.2015年12月17日(木) 今日は国内外でもプライベートでも諸々あった。
昨日奇妙なメールが届けられた。英語で書かれているが、あまり深読みすると落とし穴に落ち込む恐れもある。さっと見た程度であるが、私に何らかの理由があって支払いが滞っているので、添付の請求書を見てくれというものだった。その金額も具体的で$580といかにも信憑性がありそうなメールであるが、何ら身に覚えがない。そこでいつもお世話になっているITコンサルタントの小糸さんに尋ねてみた。その添付資料というのは、‘[Spam]Your account has a debt and is past due’と題するものだった。小糸さんがそれをgmailで調べてくれたところによると、その添付資料からウィルスが検出されたらしい。小糸さんからメールを開いたかどうかを尋ねられたが、幸い開いていなかったから良かった。危ない、危ない。まったく油断も隙もない。最近安倍首相のHPもウィルスに冒されたと聞いた。これからは一層慎重に作業を進めるよう気をつけたい。
さて、国内外で注目される裁判所の判決があった。国内では昨日最高裁で夫婦が結婚後同姓を名乗ることは合憲との判断が下された。もうひとつ下された判断は違憲とされた。これは「女性は離婚して6ヶ月間は再婚禁止」というもので、再婚禁止期間を100日とするよう求めた。前者については、近年夫婦が結婚後どちらかの姓を名乗ることの不合理を女性の立場から、結婚後も旧姓を使用したいと出されたものである。明治時代から100年以上に亘って夫婦の姓を一つに決めて運用されてきた歴史と利便性を勘案し、同時に子どもが学校で両親の姓が異なる場合子どもがどちらを選択するか等、新たな問題が派生することも考慮したのだろうか、今まで通り夫婦は同姓であるべきとの判断を下されたわけである。
一方、外国における裁判では、韓国で産経新聞・加藤達也前ソウル支局長が朴槿恵大統領に対する誹謗に当る名誉棄損罪に問われていたが、今日韓国のソウル中央地裁はこれに無罪の判決を下した。これまでの事実関係と経緯から考えれば、加藤氏のウェブサイトへのコラム書き込みが有罪というには、少々酷だと思っていた。外国記者協会も報道の自由を阻害するものだと問題視していた。そもそも記事のニュース・ソースは韓国のメディアが流した噂であり、韓国のメディアが何ら罪に問われず、それを受け売りした日本の記者が訴追されること自体おかしい。
判決自体より私がちょっと気になったのは、公判冒頭裁判長が、韓国外交省が文書により日本側が善処を求めていることに配慮して欲しいと要請したきたことを明らかにしたことである。韓国側にどんな思惑があったのかは分からないが、仮にそれが無罪判決を導き出し産経側にとって有利に働いたとするなら、後々反って問題が残ると思う。他国の事象で日本に有利なことではあるが、韓国では行政が司法権を冒したという点で三権分立が機能していないわけで、それが今後別の事件で同じようなことがあると困ると思っている。
3138.2015年12月16日(水) 年賀状のシーズン来る。
いくつか忘年会を済ませると少しずつ年の瀬が迫っていることを感じさせられる。先日海外の友人へクリスマス・カードを送ったところだが、昨日ミクロネシア連邦のフリッツ駐日大使夫妻からクリスマス・カードをいただいた。
引き続き一昨日から年賀状を書き出している。昨日忘年会帰りに井の頭線渋谷駅で張り出された広告をカメラに収めている何人かの女性を見た。年賀状販売の広告である。今年はグループ「嵐」のメンバーをモデルにして郵便局が年賀状を出すようPRしていると知ったが、むしろ年賀状とは無関係に嵐の写真を撮っていたわけだ。それはともかく年々年賀状を書く人が減っているらしい。中には虚礼廃止だなどと意気込んでいる人がいたが、それはちょっと違うのではないかと思う。彼らは年賀状を書くことを面倒に思っている人で、こういう人は多分普段から手紙やハガキも、或いは文章を書くこともあまりしない人ではないかと思う。
今年も例年通り600枚ばかり年賀状を買い込んだが、これをプリントして1人ひとり相手の顔を思い浮かべながら万年筆で住所を書くのは時間がかかるが、1年の行事の締め括りだと考えている。
小学校時代の担任教師が美術に関心が深くて、年賀状の心構えについても丁寧に教えてくれ、更に版画について学び、爾来年賀状は長い間版画で仕上げていた。その当時から手書きで心を込めて書くよう指導された教えが今も頭の中にある。従って、年賀状に限らず手紙は相手に真摯に向かい合い、心を通じさせようとの願いを込めてじっくり書くことであり、今年の年賀状もそう考えながら書くつもりだ。
今年も残すところあと半月となった。
3137.2015年12月15日(火) 日本人若手スポーツマンの活躍
最近の若手スポーツマン(ウーマン)の並はずれた活躍ぶりには、驚き感心させられることがある。この一両日のアイススケート・男子フィギュア・スケートの羽生結弦選手のグランプリ(GP)優勝とその高得点、及びバドミントン男女シングルの桃田賢斗選手と奥原希望選手のそれぞれの優勝である。
羽生選手は2週間前のNHK杯で前人未到の不可能とされたトータル300点を上回る高得点を挙げたが、今回はそれを更に超える330.43点の過去最高得点で2位に圧倒的な差をつけて優勝した。
一方、とかく地味なスポーツと言われるバドミントンでは、これまで日本人選手がメダルを獲得したことはなく注目を浴びることもなかった。だが、スーパーシリーズと称されるバドミントン界の年間トップ8によるファイナルで男女2人が予想を覆して優勝してしまったのである。2人はのびのびプレイしている点が良かったのではないか。地味なスポーツであっても、日本人の存在感が際立ってきたのは頼もしく嬉しいことである。
3人が揃って20~21歳でまだまだノビシロがある。特に、羽生選手にはこれまで日本人が不利とされていた体格面で恵まれていて、バランスの良いスタイルであるうえに、研究心も旺盛のようで今年GP3連覇を遂げたが、まだまだ成長しそうな可能性を秘めており、今後の活躍が大いに期待される。
さて、すったもんだしてケチがついた新国立競技場の新しい設計図2案が公表された。このうち最終的に1案を選ぶ。久しぶりに組織委員会会長の森喜朗さんも坊主頭で姿を見せたが、ついうっかりB案が良いと口を滑らし、馳文科相に諫められていたのはお愛嬌であろう。没とされたザハ案に比べて大分落ち着いて、神宮の森の中のスタジアムという観点から見れば、より馴染んでいると思う。今だからこそ言えることだが、どうしてあのような高価で場違いの新国立競技場建設案が受け入れられたのか、不思議である。
今日はゼミの仲間と恒例の牡蠣料理のレストランで忘年会である。幸い日本経済新聞社から内定を得た恩師のお孫さんにも参加してもらい、内定祝いを兼ねた懇親会となった。彼も新聞記者一筋に1年間留年をしてまで初志貫徹した意欲には、我々全員が感心していた。その意欲を大いに買ってあげたいし、今後精進され活躍されるよう願っている。
3136.2015年12月14日(月) 政治がダメなら、メディアもダメか。
昨日テレビ・ニュースがイエメンのアデンで州知事の車が爆破され、知事以下7人が死亡したと伝え、現場とアデンの光景を映していた。一瞬の映像では48年前にアデンを訪れた当時の様子はよく分からなかったが、やはりアデンには格別感銘深いものがある。
現在アデンは首都サヌアに代わってイエメンの暫定首都となっている。元々国民の間で宗教と民族の対立が激しく、近隣諸国の介入もあって治安がかなり悪いようだ。大統領もどこへ姿を隠してしまったのか分からない行方が分からない状態である。そのためテロリストの格好の隠れ場となり、最近では悪名高いテロリスト集団「IS」の巣窟ともなって、外務省のHPには危険度「レベル4」と警告され、イエメン全土に「退避してください。渡航は止めてください」との「退避勧告」が出されている。もう彼の地を訪れてから半世紀近くなるが、あの頃独立闘争が民族間の内戦となり激しく戦った残骸があったが、独立を経て今度は別の角度から、却って国内に不安定な治安と混乱が押し寄せているような気がする。
2年後に独立50周年記念行事が行われると考え、独立後最初に入国した日本人として、出来ればその時訪れてみたいと考えているが、どうもその願いは難しいようだ。
さて、国内では消費税軽減税率に中々決着がつかず、昨日漸く最終案が自民党と公明党の間で大筋においてまとまった。二転三転した挙句に食料品は、酒類と外食を2%消費増税して他の食料品はこのまま8%に据え置きと決まった。これで食料品関係だけで1兆円の税収が見込めなくなった。普通の投資なら財源をどう充てるかということは、事前に考えられて当然である。だが、政治家の話というのは、目先に選挙があるため、そこまで考えが及んでいない。結果的に1兆円の財源は、すぐには決められず先送りされることになった。
それが今日になって食料品以外にも新聞を軽減税率の対象にすることを自民、公明両党の間でいとも簡単に取り決めてしまった。この話は噂には上がっていたが、かなり前に消滅していた筈である。これでまた手当する資金が必要になった。信念も哲学もない政治家の決着というのは、概して毎度こんな好い加減な落とし所で誤魔化している。メディアも自分らにとってメリットのあるこの実情を平板に伝えるだけで、強く抗議するとか、糾弾する姿勢が見られない。儲けものと考えているようだ。政治がダメなら、メディアも救いようがなくなった。新聞の軽減税率は政治サイドからの睡眠薬なのではないか。政治とメディアの体の好い談合ではないだろうかとつい勘ぐってしまう。まったくイイタマでお笑い種である。
一方、パリで開かれていた第21回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP21)では、新たな温暖化対策の世界的枠組みを決める「パリ協定」を漸く全会一致で採択して閉幕した。196カ国・地域が参加したこの会議では、温室効果ガスの削減を目指し、石炭や石油などの化石燃料に依存しない社会を目指すことになる。そうなると代替エネルギーとして次は何を開発し、利用しようというのだろうか。その辺りは宿題になっているようだが、これも我が軽減税率決定に伴う財源の先送りと同じようなものではないか。
燃料用に石油と石炭を止めるとするなら、原子力と太陽光、地熱に目が向きがちであるが、太陽光や地下エネルギーは善しとしても、電力供給は原子力に頼るようになるのではないか。昨日インドから帰国した安倍首相はモディ首相との会談で、原発輸出を可能にする原子力協定の締結に原則合意した。
昨日の日経新聞に大きな広告が掲載されていた。保守の論客、櫻井よしこ氏が理事長を務める「公益財団法人・国家基本問題研究所」の宣伝広告で「原子力政策を決めるのは政府です。規制委員会ではありません」と反核派の人たちや原子力規制委員会を牽制するアピールだった。原発再稼働、並びに原子力政策を積極的に進めよと声を上げたのだ。自民党1強多弱のなれのはてである。
3135.2015年12月13日(日) 兄の友人の著書・南極本
兄の高校時代の友人である国立極地研究所名誉教授・神沼克伊さんから、私の近著「南太平洋の剛腕投手」と同じ現代書館から10月に出版された高著「白い大陸への挑戦」について東京新聞から取材されたと伺っていた。それが今日の同紙朝刊・読書欄「書く人」に掲載されていた。東京新聞は購読していないので、取り急ぎ近所のコンビニで買ってきた。書評だと思いこんでいたところ、神沼さんが著書について記者からインタビューされ、地球物理学の専門家として執筆した意図や、60年間の日本南極観測史、これからの南極調査への希望などについて応えておられる。縦4段で写真入りのかなり大きなスペースを割いて紹介してくれている。これならかなりの宣伝効果があるのではないだろうか。
神沼さんが、南極における資源開発や領土が将来各国の奪い合いで競争になることを心配され、科学者全体に南極の富を守る姿勢を貫いて欲しいと言っておられる点で頷けるものがあった。
現実的に現在南シナ海で中国が南沙諸島を自国領土として一方的に埋め立て工事を進めたり、ロシアが北極海底にロシア国旗を立てて北極海をロシア領と主張したり、各国とも領土拡張意欲はえげつないほど貪欲である。神沼さんが心配されているように南極でどこの国も勝手に自国領土を主張したら、熱い戦争ならぬ冷たい戦争が勃発し、収拾がつかなくなる。来年が南極探検60年という節目を迎えるに当り、神沼さんの提言はけだし至言だと思う。早く各国でルールを決めるべきだと思う。
偶然ではないと思うが、この南極本の広告が他の書籍と一緒になって、出版社・現代書館によって今朝の朝日新聞一面最下段に掲載されていた。
書籍自体は、極めて専門的な書であるが、その割にエピソードや例え話が多く紹介され、肩の凝らない読み物だと思う。理系の書籍は中々ベストセラーとは行かないようだが、それに一歩でも近づいてくれれば著者ならずとも私も嬉しい。