充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
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3144.2015年12月22日(火) FIFA不祥事と新国立競技場建設案決定
今日は冬至である。日中時間が1年で最も短いというニュースより、エルニーニョ現象による地球温暖化の記事が幅を利かせている。今月パリでCOP21が開かれ、世界196カ国が参加してその原因である二酸化炭素削減について長時間話し合ったばかりである。
今日の新聞記事の最大の話題は、いずれもスポーツがらみで朝刊が国際サッカー連盟(FIFA)会長ゼップ・ブラッター氏と副会長ミシェル・プラティニ氏の汚職に伴う8年間の資格停止処分である。夕刊は散々世間を騒がせた新国立競技場の建設案が決定した話題である。
前者では、2人のFIFA実力者が個人的欲望から職権を乱用して長い在任期間中に悪事を行っていた。テレビ放映権料など公金を私用に使っていたこと以外にも、ワールドカップ開催地決定に権力を行使して、賄賂を得ていたというから欲の皮が突っ張った言語道断の行為である。しかも、ブラッター氏はFIFA事務局長として17年、会長として17年の計34年間FIFA内に留まっている。この間に内部で着々と実力と影響力を培ったのだろう。会長はこれを機に職を去り、副会長は次回会長選への立候補が難しくなった。
しかし、2人はこの処分を不服としてスポーツ仲裁裁判所に訴えていきたいというから往生際が悪い。今や世界でも最も人気のあるスポーツであるサッカー界のトップが、このような非道徳的なことを行うとは何とも嘆かわしいものである。
後者は、「木と緑のスタジアム」をコンセプトにした建築家・隈研吾氏がデザインした案を大成建設が施工することで採用されることに決まった。隈氏は法隆寺五重塔にヒントを得たという。一見して最初のザハ氏のデザインに比べて、全体的に日本の環境に馴染んでいるし、ド派手な感じがしなくて東京オリンピックには合うような気がする。結果オーライだが、今回のドタバタはいただけない。後はエンブレム問題が一日も早く片付くよう希望する。そして、新競技場建設が工期に間にあい、2020年に晴れてオリンピックが遅滞なく開催されるよう願うばかりである。
3143.2015年12月21日(月) 100年間の歴史ドキュメンタリー番組
今年はわが国にとって太平洋戦争終戦70周年であると同時に、世界史的にも第2次世界大戦終戦70周年に当る。更にあの激しかったベトナム戦争終結40周年の記念すべき節目の年にも当っており、いろいろな視点から戦争を回顧し、戦争の悲惨さをアピールする優れたドキュメンタリー番組がテレビで放映されている。しかしながら、この点ではNHKの独壇場と言っても良いと思う。特に第1次大戦の記録映像は欧米のメディアや公的機関から貴重な資料を借りるので、長く欧米の放送局と交流のあるNHKに取材力、資料収集の点では民間テレビ局はとても太刀打ち出来ない。
10月にガダルカナル島の戦没者遺骨収集を扱ったテレビ東京の報道番組なんか、その歴史的内容や解説は間違いだらけであまりの嘘三昧に、同社に対して質問をぶつけ、報道の内容について訂正するよう要求しているところである。こんな低レベルのドキュメント番組を制作されたのでは、戦没者や遺族は浮かばれまい。事前調査も不充分だが、これではどう考えても民間テレビ局はNHKには勝てない。
ベトナム反戦については私自身それとなく関わって来たので、ベトナム戦争終結40周年記念日、4月30日にベトナム全土で放映されたベトナム国営テレビの取材にも協力した。また、29日付‘The Japan Times’には戦争終結を記念して小中陽太郎さんらとともに気勢を挙げているポーズの写真が掲載された。
そのベトナム戦争関連の番組では、NHKのドキュメンタリー「サイゴンの陥落、緊迫の脱出」が印象的だった。1975年4月30日に北朝鮮軍が首都サイゴンに乗りこんで来る前の米軍、及び南ベトナム軍関係者のサイゴン脱出の各種の様子をこと細かく伝えていたが、これまでアメリカ大使館屋上からヘリで飛び立つシーンしか脳裏に残っていなかった。ところがこの番組では、海上に停泊する米駆逐艦へヘリで脱出する人々を乗船させ救助するシーンが強く心に訴えた。南ベトナム空軍ヘリが駆逐艦甲板上に着陸出来ず、避難民をロープで吊り下ろし、その後ヘリは海上に不時着水してパイロットが泳いで駆逐艦に辿りついた画像を観たのは初めてである。
先週金、土、日曜日に加古隆作曲の重苦しいが、何となく心に残るテーマ・ミュージックをBGMにして放映された「新・映像の時代」1~3回は、今週3回分を合わせ計6回で纏められている。第1回「百年の悲劇はここから始まった」、第2回「グレートファミリー―新たな支配者」、第3回「時代は独裁者を求めた」の3回を観た限りでは、時代背景、歴史の流れ、世界をリードした政治家や経済人、発明家のプライバシーまで紹介しながら登場させて、分かり易く解説し中々よく出来た作品だと思う。貴重なフィルムが目白押しで、第1次大戦前夜の暗い社会情勢や雰囲気から、ベトナム戦争まで戦争一直線になって行く世相をドイツの2度の敗戦、ロシア革命を基軸にうまく編集されている。
動画に登場した人物も、チャーチル、ロイド・ジョージ、レーニン、スターリン、ウィルソン米大統領、ヒットラーら錚々たる政治家を始めとして、昭和天皇、ニコライ二世、ジョージ五世らの王皇族、ロックフェラー、モルガン・ジュニア、エジソン、フォード、ヘレンケラー、マックスファクターらの他に、ピカソ、ココ・シャネル、ライト兄弟、リンドバーグ、アラビアのローレンスら多方面の異才が姿を見せ、この画像は資料としても貴重なものだと思っている。まだ、3回分が放送されるようなので、今から楽しみにしている。
3142.2015年12月20日(日) コロンビア大学カーチス教授の日本政治論
日本でも知名度の高い外国人による日本政治研究の第一人者として知られる、コロンビア大学のジェラルド・カーチス教授が75歳の今年を最後に大学を去る。大学の最終講義を終えた後「日本は復活したか?」と題したある討論会で教授は、「官邸に権力が集中しすぎており、自民党や官僚機構による健全な意味での『チェック・アンド・バランス』が働かず、民主主義の危機にある」と述べ、自民党については「政治家の教育システムが崩壊してしまい、若手の政治家には『本当の政治家の匂い』がしない」と語ったそうである。正に図星であり、この発言を聞いて嫌な予感がした世襲政治家もいるのではないかと思う。選挙で当選することだけを願い、日頃政治家として欠かしてはならない基本的知識の涵養、外交・経済・社会問題の研究、世間常識、公的精神、等々を磨かなければ、議場に座を占める意味がない。その点から言えば、政治家にはもっと厳しい責任と行動を求めなければならないと思う。
はっきり言って今メディアは、ごまめの歯ぎしりをしているに過ぎない。メディアには政治家は公のために奉仕するべきだという正論を、国民の声として行動に訴えるよう世論を盛り上げ、政治家がよこしまな気持ちを持たないよう監視する責任があると思う。
メディアがダメだから、政治家がのさばり、劣化するということを肝に銘じ幾度も反芻し、もっと政治家が反省するよう厳しい意見と対応をつきつけて欲しいと思っている。
さて、今月2日昔のプロ野球チーム「高橋ユニオンズ」の同窓会が銀座で開かれた。予め佐々木信也さんからそう聞いて、出席される元選手らに拙著を寄贈したいと申し出て佐々木さんに20冊ばかりお贈りした。どんな結果だったか、今日佐々木さんに電話で尋ねてみたところ、今まではどのくらいの規模だったか知らないが、今回は新たに元選手2名の他に、チームの元バットボーイや、高橋龍太郎オーナーのお孫さんら全員で19名が参加されたと喜んでおられ、拙著も出席者に喜んでいただいたと伺いホッとしている。
チーム解散後60年近くを経た元選手らが、ともかく一堂に会するというのは中々出来ないことだと思う。これも佐々木さんのような人間的に好かれる人が、お世話をしているからだと思う。私もちょっぴり関わることが出来て嬉しく思っている。
3141.2015年12月19日(土) 左膝の激痛に愕然
夜中に左膝が痛みだし、あまりの痛みについ目が覚めた。こんなことは初めてである。これまでにも時々痛むことはあったが、パテックスのような湿布をすれば、しばらくして痛みは消えた。今月初めぐらいからその痛みが強くなって整形外科医で診てもらったが、しばらく様子を見るという診断だった。
この膝が初めて痛み出してからかれこれ10年近くになる。診断は「リューマチ性発筋痛症」というもので、これまで投薬で経過を見守ってきた。CRPという数値が0.3以下なら問題ないそうだが、そのラインを行ったり来たりで中々0.3以下の安全値が続かない。年齢的な問題もあるとは思っている。これまで格別強い痛みがあったわけではないので、気にせず定期健診で診てもらってアドバイスをいただく程度だったが、昨晩のように突然痛みが出ると困る。
昨晩は奈良に住んでいる長男が東京へ出張序に高校時代のラグビー仲間と忘年会をやって、そのまま遅く泊まりに来た。すでに白河夜船だったので、今朝その話を聞いてみるとやはり楽しい忘年会だったようだ。その中で今春「和民」社長に抜擢され、話題となった出世頭の清水邦晃くんが、多忙な中を参加したそうだ。彼も最近「ブラック企業」と会社がメディアから批判された中で、反って昔の部活仲間との遠慮のないひとときがストレス解消の一助になったのではないだろうか。中々しっかりした若者なので、何とか苦境を切り開いてくれると思う。
その長男が今夕、私が今年喜寿を、妻が古稀を迎えたのを祝って玉川高島屋内の「鎌倉山」でローストビーフをご馳走してくれた。やはり鎌倉山の名物は旨い。3年後の傘寿には何をご馳走してくれるかな? 何だかんだ言ってもまずは健康であるに越したことはない。膝はもう少し様子を見て、痛み具合によっては整形外科医に相談しようと思っている。
ところでお年寄りへのバラマキと言われる低年金者向け給付金の予算が、昨日今年度の補正予算案に盛り込まれることが閣議で決定された。10日前にも本ブログで取り上げたが、低所得の高齢者に1人当たり3万円の臨時福祉給付金をバラまく。その予算が3624億円というから大した金額である。政府はこうしてお金をバラまいて来年の参院選を有利に進めようとしている。ある経済官庁幹部は「今は選挙前に公共事業を打っても票にならない。むしろ直接現金をばらまけばいいという発想で、本来なら許されない」と憤っている。若手人気議員の小泉進次郎・自民党農林部会長も「アベノミクスを支えるのは高齢者か」と手厳しい。恩恵に与かれない立場の高齢者の1人として考えても、どうもこのバラマキは、恩恵に浴するラッキーな高齢者を除いてどの年齢層からも理解され難いのではないだろうか。しかし、敢えてそれをやるところがお坊ちゃん総理、安倍晋三流なのだろうか。
3140.2015年12月18日(金) アメリカ金利上げの影響は?
今朝の朝日紙上にメディア法の専門家、田島泰彦・上智大教授が、昨日気になって本ブログでも指摘したように、韓国の司法が同国外交省の要望を斟酌したとの疑念を生じさせた産経新聞前ソウル支局長の朴大統領に対する名誉棄損罪の無罪判決について、司法への政治介入として憂慮していると語っている。名誉棄損罪としての起訴は無罪判決が出て当然であると考えているが、韓国の一部では厳しい見方もあった。それだけに政治的な動きと絡んで無罪判決が出されたことに、断言は出来ないが、行政が司法に踏み込んで相当の圧力と干渉をしたと思われても仕方があるまい。今後このような三権分立を損なう恐れがある裁判については、国内国外であれ、しっかり監視していく必要がある。
昨日はもうひとつ世界中が注目していたニュースがあった。やるぞやるぞと思わせぶりばかり匂わせていたが、ついにやってのけたのだ。昨日アメリカの中央銀行に当るFRB(アメリカ連邦準備制度理事会)が2008年以来続けていた国内ゼロ金利政策を終えた。リーマン・ショック以来の金融緩和策を止めることにしたのである。ただ、その原因とその結果がどうなるかが良く分からない。アメリカ国内の金利をこれまでの0~0.25%から、0.25~0.50%へ利上げすることが決定された。だが、この影響が吉と出るか、凶と出るか、普通人には見当もつかない。他国への影響も分からない。利上げの噂が出て一昨日以来、それまでの下降傾向だった株価が一転して上昇に転じている。
ところが、新興国や産油国では通貨下落の圧力を弱めるためだろうか、メキシコ、チリや中東諸国がアメリカに追随して利上げを決めた。今後更に途上国が追随するのか。
アメリカがゼロ金利政策を続けていた足かけ9年間は、これ以上アメリカに景気の悪化がなかった。景気の底だった。仮にそれ以上不況が深まればゼロ金利では経済が維持出来ない。0.25%に戻しただけでも景気対策に多少余裕が出来る。途上国にはゼロ金利のまま景気だけがアメリカに置いて行かれてしまう不安感があって、後先考えずに追随して利上げに踏み切ったのだろうか。
どうも理解し難い。