充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
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3244.2016年3月31日(木) ビルマ民主化政府発足も前途多難
2015年度末となった。アベノミクスにも暗雲が漂う中で、いずれ各企業の決算書が明らかにされるだろう。本当のところはどの企業が儲け、赤字になったのはどこの企業か、中々予想し難い。
それにつけても、かつては日本経済成長の鑑であり、夢でもあった東芝家電部門とシャープの身売りという残念なニュースが、各テレビ局でも惜しむかのように伝えられていた。花形だった東芝は悪質な経理処理により大きな赤字を出し自ら首を絞めることになり、その結果白物家電部門を中国企業に売り渡すことになった。
一方シャープは、すでに1ヶ月前に仮契約していた台湾の鴻海精密工業の傘下に入ることが正式に決まった。シャープは大型液晶テレビの大当たりで一時は亀山ブランドとして華々しい実績を上げ、同じテレビ・メーカーを羨ませるほどだったが、新商品を打ち出すことなく、また経営の舵取りを担う経営者に人材を得ることができなかった。その結果急転直下業績は下降線を辿ることになり、アジア企業の手に落ちてしまった。厳しく言えば、栄耀栄華のなれの果てである。
さて、今日書き記したいことが2件ある。ひとつは、外国人旅行者の日本への入国者の増大で観光収入が増加し、国家財政を大きく潤してくれる反面入国者計画の修正と受け入れ態勢の手直しが必要になったことである。
まず、この数年倍々ゲームで伸び続けている訪日客予想について大きく上方修正したことである。昨年の外国人訪日客が過去最高の1,973万人だったことから、2020年に2,000万人の見込み数を大幅に修正して、実に2倍の4,000万人に増やし、2030年には6,000万人にまで増やそうとの希望的目論見である。これらの観光市況判断のうち一番気になるのは、役人が観光業や外国人旅行客の嗜好について充分な知識がないまま机上で安易に数字だけを楽観的に修正していることが引っかかる。受け入れ施設についても今になって慌てて都内ホテルが不足すると慌てだしたり、どうも長期的ビジョンで計画が立てられていない印象がしてならない。この調子では、まだまだ新たな問題点が表面化するのではないかと危惧している。
2番目に気になったのは、ビルマ(ミャンマー)の新政府発足である。昨年11月の総選挙により国民民主連盟(NLD)が圧勝して漸く民主的な政権のスタートが期待されているが、この国恒例のノンビリズムで、すでにあれから4ヶ月以上が経過した。NLD代表のアウン・サン・スー・チーさんがすべてを仕切ることになるようだが、憲法上大統領には就けない。懐刀のティン・チョー氏を大統領に就任させて、自らは18の閣僚ポストの内4つの椅子に座り睨みを利かすようだ。中でも外相はこの国の誰よりも海外に顔を知られた人物だけに、うってつけであると思う。スー・チーさんの外交交渉力を期待したい。
問題は、半世紀以上に亘って政権を掌握していた軍部の力をどうやって抑えることができるかということである。当初はスー・チーさんが憲法上なれない大統領になるために、密かに軍部と話し合いを行ったが無為に終わった。この点を考えても、国会議員の1/4が軍部に充てられる現行憲法下では、思うように軍部を操ることは難しい。NLDとしては真の意味のビルマ民主化のための一里塚として、いずれ憲法改正を行わなければならない。前途は多難である。
軍部はこれまで中国に顔を向けていたようだが、幸い新政府は日本に対して好感情を抱いているようなので、今後経済支援を続けながら両国間の友好関係を深めていければ、きっとお互いにプラスになることと思う。
かつて極めて親日的だったビルマの人たちを思うと、アジアで最後のマーケットと言われるこの国の市場に大きな期待と希望が持てることを確信している。
3243.2016年3月30日(水) 安全保障関連法案施行される。
昨日午前0時を期して安全保障関連法案が施行された。昨年9月の国会で法案が成立し、その後憲法学者を始め、有識者や市民団体が反対行動を行ってきたが、安倍政権は一切耳を傾けなかった。安倍政権が目指すのは、国連平和維持活動(PKO)のような国際社会の場で日本の存在感を高めることのようだ。
それではこれからどうなるのか。いろいろな意見があるが、日本が戦争に巻き込まれる可能性が高まることは間違いない。そんな空気を反映するように、今春防衛大学校卒業生で自衛隊への任官拒否者が、419名中47名もいた。昨年の25名に比べてほぼ倍増した。これは自衛隊で海外に派遣されて命を落とすことを避けたいという学生が増えたということであり、明らかに戦争法案と言われる安保関連法案の成立が効いている。
一方昨日参議院本会議で2016年度予算が可決、成立した。年々増え続けている国家予算は、ついに過去最高の96.7兆円になった。その内1/3の32兆円が社会保障費に充てられる。予算面からも少子高齢化が浮き彫りである。夜中の安保関連法案施行に歩調を合わせるように、防衛費の膨張も目立っている。5.3兆円はこれも過去最高である。かつては、1兆円がひとつの壁と見られていたが、一旦堤防が決壊するや濁流が流れ込んだように一気に5兆円までやってきた。これで軍備を拡張するのだろうが、これだってアメリカの言いなりになって整備するわけである。結果的に見かけ上軍事力は高まっているが、日本の思うように自衛隊を動かせない構図になっているとは、軍事評論家・小川和久さんの話である。去る14日小川さんに会った時、小川さんの著書「日本人が知らない集団的自衛権」の中身についても話した。日米同盟、つまり日米安保条約によって日本の自衛隊はアメリカによってがんじからめに抑え込まれていて、どうにもならないと言っていた。
アメリカ大統領選のトランプ候補のように、日米同盟を相当曲解してアメリカ有利に改定しようと考えているアメリカ人が結構いるようだが、実態は日本に不利に、不経済的に施行されているということが分からないようだ。
早晩安保条約についても是々非々の論議が戦わされるようになるだろう。
なお、選抜高校野球準決勝で、母校?龍谷大平安高校は、奈良の智辯学園に9回裏サヨナラ逆転負けを喫して念願の百勝を挙げることはできなかった。9回裏は1アウトでランナーなしだったが、その後4連続安打を打たれて2x-1で敗れてしまった。テレビ前で校歌を唄えず、甲子園通算100勝は夏までお預けとなってしまった。
3242.2016年3月29日(火) 前立腺検査結果はセーフ
今日嬉しいことがあった。先週目黒区緑ヶ丘の泌尿器科医院いいがやクリニックで血液検査をしてもらった前立腺検査は、まず現時点では前立腺癌の心配はないという診察結果だった。飯ケ谷先生が診断室に入室するやニコニコしながら、心配する必要はないでしょうと言っていただきホッとした。
昨年8月慶応病院の人間ドック検査では、前立腺癌の基準数値PSAがやや高いので専門医に診てもらうようアドバイスされた。12月にいいがやクリニックへ伺ったところグレーゾーンにあるがそれほど慌てることはなく、今年3月ごろいらっしゃいとのお話だった。それが、結果的に深刻な話でなかったのは幸いだった。
検査報告書を手に飯ケ谷先生のご説明によると、トータルPSAは6.52で4以下が望ましい。私の数値はフリーPSAが1.74と低いので、診断数値としてのフリー/トータル比が26.7となり、望ましい目標数値25を上回ればいいと言うことだった。結果的にほとんど問題ないというご託宣であった。今後は半年に1度くらいのペースで血液検査をしてもらうということに落ち着いた。すっかり気分を良くして、夕食は妻を外食に連れ出してノンアルコール・ビールで乾杯した。
さて、昨日旧民主党と旧維新の会が合流して「民進党」として再出発した。衆参両院議員は156人の野党第1党である。安倍政権の暴走を止めると強調しているが、民主党政権時代に打ち出したマニフェストは空手形に終わり、内部対立して崩壊した轍を踏まないことが絶対的に求められる。
昨日の発足に際しても突然「共生社会をつくる」と宣言したが、抽象的過ぎてよく分からない。「共生」と言うだけでは、何と何を共生させる社会を目指すのか、皆目分からない。少しは党内に不満分子を抱える旧党同士が合流に至るまでに、目指す方向性の中で発表すべきだが、これまでまったく説明すらしていない。これが旧民主党の悪い慣例だ。夏の参議院選挙はもう目の前に迫っている。果たして新生「民進党」は独り立ち出来るだろうか。
3241.2016年3月28日(月) パキスタンのテロと朝日新聞の劣化
ブリュッセルの連続テロ事件で大きなショックを受けたばかりなのに、昨夕パキスタンのラホールでキリスト教徒を狙ったテロが起き、70名以上の死者を含む多数の負傷者を出した。アラブ諸国に次いでイスラム過激派の巣窟でもあるパキスタン国内には、以前から度々テロが発生していた。タリバンの巣窟、アフガニスタンと陸路で繋がっているせいもあり、テロリストはかなり自由にパキスタン国内へ入り込むことが出来る。特に一昨年12月には、学校で生徒たち約150人がテロの犠牲になった。昨夕のテロはイスラム過激派「パキスタン・タリバン運動(TTP)」が、イースター中のキリスト教徒を標的に狙ったことを明らかにした。
このテロについてTTPが現地メディアの他に日経新聞に電話で伝えたとあって、日経は特ダネもどきの大きな取り上げ方である。夕刊1面の他に社会面にまで詳しい記事が掲載されている。その一方で、メディアの帝王を自称する朝日新聞には、哀れにも何のコメントもない。最近の朝日の情報収集力の弱体化を再び思い知らされることになった。いつも偉そうな対応ばかりしているが、もっと謙虚に、かつ貪欲に取材に当たってジャーナリズムのあるべき道を歩んでもらいたい。一見正論らしきことを得意になって主張するが、裏付けと信ぴょう性に加えて、現場で臨場感が感じられる取材力のないのが朝日最大の欠点である。そこへ最近ではニュースの伝え方が遅くなった。主張するのも結構だが、メディアとしては速報性はメディアの武器であることを忘れてはならない。最近の朝日の劣化と地盤沈下ぶりには、聊かイライラする。
外務省に照会すれば簡単に分かることである。お高く留まっている朝日はそれさえやらなかった。
ラホールのテロは、すでに70人以上の犠牲者が出ているという。明日の朝刊とそれ以降の朝日の関連記事がどう掲載されるか、お手並み拝見である。
さて、昨日の本ブログでも取り上げたが、案の定昨日優勝した横綱白鵬への非難が大分出ている。結びの一番の後はテレビを観ていなかったが、賜杯を受け取った後の優勝インタビューの最中にファンからヤジが飛んで、その場で申し訳ないと謝ったそうだが、内心では勝てば好いだろうとの気持ちがあったようだ。36回目の優勝は、ダントツだが、自分自身でも力の衰えを多少感じるところがあるようで、それが時に粗っぽい相撲を取らせるようだ。自分より弱い大関陣への報道の過熱気味の取材もお気に召さないようだ。
しかし、大横綱の白鵬も最近は泰然自若たる余裕が感じられなくなった。いつまでこの強さを維持していけるだろうか。
選抜高校野球準々決勝で龍谷大平安高校が延長12回の末、明石商高に2x-1でサヨナラ勝ちしてベスト4に勝ち上がった。これで甲子園通算99勝となった。明後日は準決勝だが、何とか勝って名誉の百勝目を記録して決勝戦へ駒を進めてほしいものである。
♪紫におう 雲のかなた 希望の星の燃ゆるところ~♪
(龍谷大平安高校校歌)
3240.2016年3月27日(日) 横綱白鵬逃げて優勝
昨日北海道新幹線が開業して、地元経済界から経済効果が年140億円に上がると試算され歓迎されているが、まだ北海道の中核都市である札幌に通じていないことから、まだ経済効果は十分ではないとの声もあり、評価は将来に委ねられている。
そこへ運航するJR北海道から毎年約50億円の赤字が見込まれると厳しい収支予測が発表された。JR北海道は鉄道事業全体で1年約400億円の営業赤字を抱えて収支改善の途上にある。そこへ新たに新幹線の赤字が上乗せされ、このまま果たしてやっていけるのだろうか。運行状況もJR北海道はとかく事故、トラブルが多く、国交省から行政処分を受けたことも再三ある。新幹線は他の整備新幹線同様に漸くスタート地点に立ったが、雪による季節変動要因も多くてこの先必ずしも東海、山陽、北陸新幹線のように安定した営業成績が望めるわけではない。はっきり言って一種の政治路線である。
実際やり方が政治と似ているではないか。毎年歳入不足でも赤字国債を発行して必要経費を生み出す財政支出のやりくり算段は、国家財政のサンプルそのものである。今ではこのやり方が、IMFからも首を傾げられている。その国家財政の悪例を北海道新幹線でも行おうとしているのだ。ここには地元選出代議士の政治力がまかり通っているわけである。
もうこの古い手法は止めたらよいと思うのだが、地元出身の田舎代議士にとっては表面的には地元に貢献したポーズを取れ、自分自身は地元で有難がれ、最後のツケは沿線外の住民や国民に回って来ることは明白である。
もうそろそろこんな茶番で、新幹線開業を喜ぶことは終わりにすべきではないだろうか。新幹線が通ったと無邪気に喜んでいる地元民には申し訳ないが、このカラクリに目覚めようではありませんか。
さて、毎場所荒れると言われる大相撲春場所が今日千秋楽を迎え、横綱白鵬と2人の大関、稀勢の里と豪栄道の優勝争いが注目されていた。両大関が対決して稀勢の里が勝ち13勝2敗となり、結びの一番で白鵬が横綱日馬富士に敗れれば稀勢の里との同点決勝となると強い期待と関心を持たれていた。それが立ち合いに白鵬が手を出しだだけで身をかわし、突進した日馬富士はそのまま土俵下へ落っこちた。呆気ない勝負に観衆も唖然として、大きなブーイングが湧いた。どうも後味の悪い勝負となり、36度目4場所ぶりの優勝を飾った横綱白鵬にとっては何ともすっきりしない決着の付け方となった。
流石に相撲解説をしていた元横綱北の富士も憤懣やる方なかったのだろう、強くは言わなかったが、もう逃げるのは止めてもらいたいと白鵬に苦言を呈していた。
最近力の衰えを自覚し出したのだろうか、白鵬は時折労せずして勝とうとして相撲を取ることが増えた。これも四十八手のひとつだが、横綱の取り口としてはいかがなものかとの声が寄せられていた。それでも白鵬は強気にもこれも相撲の技の一手というだろう。だが、お客が望むのは、力の入った横綱相撲である。しかも優勝がかかっている。白鵬は横綱としてファンの期待を裏切ったことは間違いない。この勝負を横綱相撲と言えるだろうか。白鵬は優勝して有終の美を飾ったのか、晩節を汚すようなことになったのか。多分明日の新聞でも白鵬の手抜き相撲には、疑問を突きつけられるだろう。春場所は終わったが、どうも釈然としない。