充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
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3288.2016年5月14日(土) 中国の非礼で傲岸な行動
アメリカ国防総省が昨日中国の軍事力を分析した年次報告書を公表した。それによると中国は南シナ海の南沙諸島で東京ドームの約280個分、13㎢を埋め立て、この1年間でその広さは6倍以上になり軍事拠点化を進めていることがはっきりした。3000m級の滑走路も整備し、公船による活動などの海空軍事力を着々と強化しているようだ。尖閣諸島を含めた南シナ海一帯に対する軍事行動力を高め、在日米軍基地などを攻撃する能力を向上させたことは間違いないようだ。これまでもアメリカを始め、日本も中国の海上進出については度々牽制球を送っているが、中国側はまったく聞く耳を持たない。当然自国領海に近いベトナム、フィリピン、マレーシアなどは厳しく抗議をしているが、傲慢な態度で無視してそれが東アジアの安定化に大きな障碍となっている。
そんな傲岸不遜の中国を嘲笑うかの如く、一昨日こんな新聞記事が掲載された。「英女王、中国の訪問団は『非礼だった』」というものである。昨年秋習近平・国家主席が訪英した際、エリザベス女王がバッキンガム宮殿で開かれたパーティで中国側の振る舞いについて思わず口をもらしたようだ。これについて中国外務省の報道局長は、訪問の成功を強調して自画自賛する一方で、誰がその映像を流したのかといら立ったところに、暴露されたことに対して八つ当たりしている感じがした。
その中国が、2014年に「人民日報」他中国の新聞各紙が選んだその年の「今年の世界10大ニュース」のトップに挙げたのが、恥ずかし気もなく「わが国の外交が世界から称賛」だそうである。どうしてこんなデタラがトップニュースになるのだろうか。わが国とは言うまでもなく「中国」自身である。中国から莫大な援助を受けている小国を除いて、どこの国も中国の外交に呆れはすれども称賛なんてことはこれっぽちも思ってはいない。ただ、中国がそう言われてみたいだけなのである。ありえないことを堂々と世界へ向かって発信するとは、とてもまともな国のやることではあるまい。所詮3等国に過ぎないことを自ら進んでアピールしているだけである。
あまり他国のことを批判したくはないが、現代中国にだけはやはり一言言っておきたい。他へ語るよりまず自分自身を律せよと。この国が行うことは、少々世界の常識から外れてはいないだろうか。果たして礼儀や作法の心を伝えた孔子や孟子は、本当に中国に生まれた人物なのだろうか。現代の中国人の行動パターンを見ているととても信じられない。これからも中国には世界中が悩まされそうだ。
3287.2016年5月13日(金) ヘイトスピーチ禁止法案、参議院本会議で可決
ついにブラジルのルセフ大統領の弾劾裁判が決まった。これにより大統領は180日間職務を停止され、その間開催されるリオデジャネイロ・オリンピックで何の役柄も演じることができない気の毒な立場に立たされてしまった。もとより自ら招いた災いであるが、当人はむしろ開き直って反論している。弾劾裁判が決定されたことは、必ずしも大統領の不正を暴くことではなく、その裏には大統領派と反大統領派との確執があり、左翼的な大統領に対するアメリカ資本をバックにする反対派のクーデター的な動きがあるようだ。それにしても開会式に開催国の最高権力者である大統領が姿を見せないとは、昔はともかく最近では前例がないのではないだろうか。
そのオリンピック開催に当たり国際陸連元会長へ日本が東京招致活動のために賄賂を贈っていた疑いで、フランス検察当局が捜査を開始したというすっきりしない不名誉な事案が持ち上がってしまった。菅官房長官を始め、猪瀬前東京都知事は断固否定しているが、具体的に悪名高い元会長の銀行口座へ日本から2億円余が送金されたと言われている。今後この顛末はどういう推移を辿るのか、本当にこんな賄賂があったのか、嫌な話だが見過ごすわけにはいかない。どうも2020年東京オリンピック開催に関しては、ドジが多くて些かうんざりである。
こんなオリンピック関連の怪しげな話が聞こえだした矢先に、東京オリンピックのお膝元、東京都の舛添要一知事の高額な海外出張費問題と、常識をはみ出すような公私混同の疑惑について、今日午後週刊文春で詳らかにされた点につき調査の結果を報告、説明するための記者会見が開かれた。ずっとテレビでその会見の様子を観ていたが、結論から言えばまったく話にならない。闇と霧の最中にいるようだ。言い訳に終始し、都民に対して申し訳ないとの気持ちがまったく感じられず、これでは今後に問題を長引かせるだろう。こんな浅はかな考えでは、また同じような公費の私的流用をやりかねない。こんな人物が都知事とは情けない。
さて、夕方になって第200回記者・市民セミナー出席のため南麻布の韓国民団中央本部へ出かけた。小中陽太郎さんが講師を務め、小中さんからお誘いを受けたので、どんなお話しをされるか興味を持って出席した。メディアの影響力低下が懸念されている中で、昨今ヘイトスピーチ、ヘイトクライムは国際的にも日本の対応が注目されている。小中さんの演目は「日本の民主主義と言論の役割」と題するもので自身務めておられたNHKの危機、アメリカ映画から問題を取り上げた機密文書、パナマ文書問題などについて興味深いお話を伺った。タイムリーにも今日参議院本会議でヘイトスピーチ禁止法案(正式名:本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けた取り組みの推進に関する法律)が可決された。早々に在日本大韓民国民団中央本部・呉公太団長の談話が発表された。これで漸く日本の言論の自由もひとつのトンネルを潜り抜けることができたと言えよう。
セミナーを終えて韓国料理店で会食した後、麻布のバー・レストランでワインを嗜んで帰宅したのは夜中の12時を過ぎていたが、初めてお会いした韓国事情に詳しい人、浅草のホテル経営者、「赤旗」記者もいてかなりリラックスして楽しむことができた。
3286.2016年5月12日(木) 三菱自動車が日産の傘下に
先日来燃費不正という不祥事で経営不安が囁かれていた三菱自動車だが、実際に販売高が6割も落ちた。前回のリコール隠しの際は、同じ三菱グループが再建に手を貸したが、今回は最大の支援者だった三菱御三家の三菱商事を始め、三菱重工、東京三菱UFJ銀行がそれぞれ苦しいお家の事情を抱えており、結局三菱自動車は三菱グループの支援を得られず、提携関係にあった日産自動車の傘下に入ることになった。プライドの高い三菱マンにとっては、耐えられない屈辱ではないかとその心中を察する。
そして、不正会計が明るみに出て赤字が想定されていた東芝が、昨年度は事業会社として過去最大の営業赤字7,191億円を計上した。
三菱自動車も東芝も経営者の心の中に油断があり、現場サイドまで目を配る配慮に欠けたなれの果てではなかったかと考えている。
その一方で、2015年度決算が3期連続で過去最高益を挙げたトヨタ自動車が、今16年度の決算予想を早くも対前年△40%と予想している。自動車生産量と販売高は順調に伸びると予想しているが、厳しい円高を計算した減益減収である。あの絶好調のトヨタにして、いかに昨年度の決算が円安に依存していたかということがよく分かる。
あまり景気の良くない話の中で、僅かに明るい話題は昨年度に引き続き経常収支の黒字が、前年度のほぼ2倍だったというから喜ばしい。原油安が効いたことが最大の原因のようだが、外国人旅行者の増加による旅行収支の改善も大きく寄与しているようだ。この辺りの状況については別途ペンを執っているので、いずれ1冊の書にまとめて上梓したいと考えている。
さて、今夕のニュースで舞台演出家の蜷川幸雄さんが肺炎による多臓器不全で亡くなられたことを伝えていた。享年80歳である。2000年6月に豪華なツアーを組んでグループを案内し、アテネの王宮前のホテル、グランド・ブリターニュに宿泊した時偶々ロビーで蜷川さんとある歌舞伎役者に会って言葉を交わしたことがある。その年蜷川さんはギリシャ劇10本で構成された「グリークス」を演出している。その他に「王女メディア」は日本国内ばかりでなく、アテネやローマでも公演された。その時蜷川さんは古代ギリシャ劇の演出のためにアテネ市内の古代劇場跡を「現場検証」に来ていた。いつも舞台では、厳しい叱声を飛ばす蜷川さんもその時は至極柔和な表情だったことが思い出される。
蜷川さんはシェークスピア劇をロンドンでも演出したくらい熱心なシェークスピア・ファンだったが、今年はシェークスピアが亡くなってからちょうど400年になる。1616年の没年に肖った映画も製作されたようだ。地味ながらちょっとしたブームである。そういえば、今年も受講することにした駒沢大学マスコミ研究所社会人講座の受講者番号が、何と「1616」である。不思議な因縁を感じる。今にして想う。一度でも蜷川シアターを観ておけば良かったと。蜷川幸雄さんのご冥福を心よりお祈りしたい。
3285.2016年5月11日(水) 国立極地研究所神沼教授、南極について講義
麹町の海事センタービルで毎月開催されている「JAPAN NOW観光情報協会」の観光立国セミナーに講師として、今日国立極地研究所・名誉教授の神沼克伊先生をお招きした。テーマは「白い大陸への挑戦と旅」と題してわが国の南極探検史と南極旅行についてお話しいただいた。わが国火山予知と南極研究の第一人者であるだけに、パワーポイントを使い難しい専門的な話から、南極観光に関する旅行事情まで、旅行業者でさえ知らない南極における種々の事故を始めとして、多岐に亘る南極話を分かりやすく説明してくれた。
1月と4月に神沼教授の高校時代の友人である兄とともに食事をしたが、今日もやもめ暮らしの兄に声をかけて受講してもらった。他に設計建築士の知人とゼミの2人の友人にも受講してもらったが、設計建築士は職業柄やはり地震に関心があるようで、帰られてから早速大変有意義な講義だったとメールをいただいた。大方の評価は高かったので、講師を紹介した立場上嬉しく気分的にも安堵したところである。
さて、今日は朝刊のみならず、夕刊までどの新聞もオバマ大統領の原爆被災地の広島訪問決定のニュースを大々的に取り扱い、テレビでもほとんどこの話題で持ちきりである。サミット終了後安倍首相もオバマ大統領に同行する予定という。
それにしても日米両政府とも少々異常なくらいその報道に気を遣っている。日本政府はこれまで大統領に対して広島へぜひお越しくださいと具体的に招待を申し出たわけではなかった。アメリカの国内事情を慮ったからである。あくまでアメリカ政府が広島訪問を決定するのを密かに待ち望みながら、ただひたすら推移を見守っていたのである。広島訪問決定に日本政府はもちろん歓迎の意を表し、広島市も歓迎している。特に原爆被災者は挙って喜びの気持ちを表している。このニュースは日米のみならず、早速海外メディアも一斉に報道した。アメリカ国内では、特に在郷軍人会などは広島訪問を必ずしも喜ばない空気があった。それを極力彼らの抵抗を抑える形で、訪問が原爆投下による謝罪と受け取られない状況を見極めたうえでホワイトハウスが大統領の広島訪問を決定したのである。
まだ、アメリカ国内にさざ波が立つ可能性はあるが、オバマ大統領にとっては残り任期が1年足らずとなり、その間に大きな実績、レガシーを残すとすれば、これこそまたとないチャンスであることも分かっている。オバマ大統領は2009年にプラハで世界非核構想を語り、非核化へ向けた熱意あるメッセージを世界へ発信し、大きな反響を呼び、それがノーベル平和賞受賞の大きな要因となった。その点では、その後目立った実績がなかったオバマ大統領にとっては、広島で非核化へ向けたメッセージを発することは、在任中の大きな実績になると思う。
幸いアメリカ国内でもこの大統領広島訪問に対して現時点では格別大きな反対はないようだ。訪問は半月後であるが、それまでに大きな混乱がないことを祈っている。
3284.2016年5月10日(火) オバマ大統領の広島訪問決定
昨日で北朝鮮の朝鮮労働党大会は一応終わったようだ。金正恩・第1書記は、祖父の金日成・国家主席、父親の金正日・党主席と同様国民の信頼感を集め、自らを偶像化するためにポストを新設してその最高位に就任した。これで金正恩第1書記は、新設ポスト「朝鮮労働党委員長」に就任し独裁の強化を誇示する形になった。今日は予想されていた軍事パレードや市民の華やかなショーが行われ、それを高い所から拍手するいつもながらの人民服を着た労働党委員長の姿があった。
今回の労働党大会で国家PRと国威発揚をぶち上げたところで、これという世界を納得させるような進歩的なスローガンを何ひとつ打ち上げるわけでもなく、国際社会へ向かって何ら独自の効果も発揮することができなかった。北朝鮮が益々世界から孤立化する現況を抜け出したいあがきを見せたに過ぎない。
今日最近注目されているパナマ文書の個人及び法人名21万を国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)が公開した。名を公開された日本の著名な法人・個人が言い逃れ会見をしていたが、識者が言うように、これは明らかにタックス・ヘイブン(租税回避地)に設立された税逃れのための手法であることは間違いないと思う。確かに法律に触れる点は見られないが、納めるべき税金を日本に収めず、海外で迂回して金儲けをしているのは、日本国民として脱税と言われてもやむを得ないのではないか。ここにはきちんと納税している国民との間に不公平感を与える。税に詳しい人物なら追及されないような手段はいくらでもあると、タイミング良く「選択」5月号に「『税逃れ指南役』は国税OBだらけ―『パナマ』だけではない租税回避の横行」との記事に悪質な脱税について興味深く書かれている。やはり文書にリストアップされた人物、企業については国税庁が「税逃れ指南役」ではなく、「課税追及役」として厳しく調査し追及すべきだと思う。
さて、突然夜のニュースでアメリカのオバマ大統領が、来る26、27日開催の伊勢志摩サミット出席後、安倍首相とともに広島を訪れると発表された。広島訪問は中々決まらなかったが、漸く現職米大統領初の原爆被災地・広島への訪問が実現することになった。日本人としてだけではなく、核反対の立場からも歓迎したい。偶々今日はわれわれ夫婦の47回目の結婚記念日に当たる。オバマ大統領からのお祝いかな?