充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
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3313.2016年6月8日(水) マスゾエ・シンドローム彷徨う。
今日も東京都議会では舛添知事に対する各党各会派代表者が、入れ替わり立ち代わり知事に厳しい質問をぶつけた。今や四面楚歌である。それに対して知事は少しでも反省の気持ちを表すつもりか、今になって姑息にも給料の減額を申し出る有様で都民と知事の気持ちがどうも噛み合わない。それでも知事には辞任する気持ちはさらさらないようで、無反省にも粉骨砕身業務を全うして都民の信頼を取り戻したいと述べている。こんな対応から知事はまったく説明責任を果たしていないと受け取られ、知事としての資質に欠けているとまで糾弾されている。東京都内の清瀬市、町田市、小金井市議会でも知事の辞職を求める決議案が可決されようとしている。こんな様子では知事がいくら言い逃れをしようとも近々背水の陣に追い詰められるのではないだろうか。
さて、イスラエルのネタニヤという都市において、昨日「スギハラ通り」という命名式があった。「スギハラ」とは、言わずと知れた第二次大戦中リトアニアで、イスラエル人に対して日本通過のためのビザを独断で発給して約6千人のイスラエル人の命を救った「日本のシンドラー」杉原千畝カウナス領事代理のことである。杉原氏の没後30年を記念する事業だという。いかに命を救われた人たちから慕われていたかということがよく分かる。杉原氏のベルギーに住む4男の伸生氏が命名式に立ち会ったという。杉原氏は戦後外務省を辞めてから藤沢市内に住まわれ、長男は高校で1年先輩だった。残念だが、大分前に他界されたようだ。それにしても日本人としては嬉しいニュースである。
ところで学生時代に不得意だった科目「化学」に関して、今日日本人にとって誇らしいニュースが飛び込んできた。新しい元素に日本語ネーミングが附されることに決まった。新元素は森田浩介・九州大学教授が理化学研究所とチーム一体となって発見した。その名づけられた名前は「ニホニウム」というのだそうだ。個人的には「ジャパニウム」の方が外国人には日本的だと映ったと思っているが、いずれにせよこれから科学を学ぶ日本の子どもたちにとって、何かと難しい元素記号の中に「ニホニウム」という親しみの持てる元素があることは、化学に興味が募るのではないだろうか。
3312.2016年6月7日(火) 話題を呼ぶ都知事、米民主党大統領候補、ペルー大統領選
舛添東京都知事の公私混同疑惑などに関連して都議会は、今日自民、公明、共産、民進の4会派による代表質問が始まった。「違法性がなければいいのか」「説明責任が果たせたとは言えない」など厳しく詰問されたが、「説明責任を果たしていきたい」とか、「生まれ変わった気持ちで都政のために尽くしたい」とか、納得できる応えはまったく得られなかった。議場内は知事の答弁の度にヤジと怒号が混じり合う異様な雰囲気だった。これだけ疑念を与えたままで、舛添知事は職を続けようというのだ。どうあがいても最早死に体としか言いようがない。
朝日夕刊「素粒子」には漢字づくめでこんな皮肉が書かれている。
「家族旅行公私混同。政治資金私的流用。調査報告不得要領。説明責任曖昧模糊。別荘売却、粉骨砕身、舛添知事」とまで論われている。一都民としてあまりにも情けない思いだ。
東京のこのゴタゴタに目を奪われている間に、アメリカでは民主党の大統領候補にヒラリー・クリントン氏が決まった。これで共和党トランプ氏との決戦に落ち込まれることになった。2人の候補者はともにかつて大統領選で最も不評の候補者と言われている。トランプ氏を支持しない共和党員の中には、大統領選ではクリントン氏に1票を投じると言い、他方民主党員の中にはトランプ氏に投票するという議員もいる。これでは国内で評判の悪い大統領が海外へ呼びかけても、呼びかけられた外国がすんなりと顔を向いてくれるだろうか。ともかく史上最低の大統領選になりそうだ。
海外でもうひとつ注目を集めているニュースにペルー大統領選挙結果がある。すでに開票が終わってかなりの時間が経つが、最後の最後までクチンスキー元首相とフジモリ元大統領の長女、ケイコ・フジモリ氏が激しく鍔迫り合って勝負が決まらない。現時点でクチンスキー氏:50.15%=フジモリ氏:49.85%で、残る4%の結果次第で決まる。 これほど際どい大統領選というのも珍しいと思う。結果はもうまもなく出るだろう。ともかく史上最高のドラマチックな選挙になりそうだ。
3311.2016年6月6日(月) 朝日新聞のレベル急降下
朝日新聞の鼻持ちならない「朝日人」気質には、傲慢さが充満していてとても我々市井人には理解できるものではない。それが昨年6月5日付トップ記事「高齢者の地方移住を」として高齢者を地方へ追いやる「朝日姨捨山説」に表れ、高齢者蔑視体質を如実に実証し、高齢者のみならず良識ある人たちを憤慨させている。それに対して私も「後期高齢者」ならぬ、「高貴高齢者」の立場から朝日に抗議の書状を送り続けているが、一向に反省するどころか、反って偉ぶって自論の正当性を主張し続け、挙句には他の簡単な質問にも応えようとしなくなった。朝日的傲岸不遜が反論に応えることなく、だんまり戦術を決め込んだのである。
そして高齢者軽視記事が掲載されて偶々1年が経過した昨日付月刊特集号「GLOBE」が、「給料の話」と題して世界各国の給料の比較をレポートしたのである。1991年と2014年の先進国の給与所得者の年収を比較したものである。それによると日本人の給料は世界第9位だった1991年から23年後の2014年には19位にまで落ちて、スペインや韓国にまで追い抜かれたと何を勘違いしたのか大々的に取り上げて騒いでいる。
だが、どうもこのレポートは俄かには納得できない。何と日本人の給与所得がこの23年間に$36,152から$35,672に下がっているのである。日本社会が近年これほど長い期間に亘って経済発展を遂げることもなく、給与所得者に見返りがなかったとは信じがたいし、この数値が日本の資料としては事実誤認であることは明らかである。そこで調べてみた。そこには重要なことが見落とされていることに気が付いた。レポートには肝心要の為替レートが考慮されていないらしいのだ。1991年の為替相場は1$=140円だが、2014年にはそれが1$=103円の円高に大きく変わっていた。これだけの為替変動であれば、レポートで表記された$表示の給料は、同じ為替レートを採用すれば2014年には34%も上がっていることになる。こんな基本的なことを見落として給料が下がったとデタラメなレポートを作成している。かつての大新聞・朝日にしては少々お粗末と思い、いつもながら回答はいただけないと承知しながらも、朝日の社長以下役員ら10名にこの事実を手紙で知らせた。
しばらく経過を見守りたい。それにしても資料不足の状態で大して精査もせず、よくもこんな薄っぺらなレポートを書くものだと近年の朝日の取材力の貧困さと知力の劣化に呆れている。
ところで、今日は朝日新聞に負けず劣らず、言い訳三昧のせこい舛添要一・東京都知事の公私混同疑惑の「公平な第三者」による調査結果を、2人の「公平な第三者」弁護士が発表したが、第三者とは言えぬ弁護士が、違法性はないが不適切と述べた。知事自らが辞任することを期待されているが、その気はまるでないようだ。まったく疑惑解明にはほど遠い。これについては明日コメントしようと思う。
3310.2016年6月5日(日) 中国外交のネックは王毅外相の人間性か。
最近中国が触れられたくないカテゴリーが2つある。ひとつは、昨日勃発27年を迎えた天安門事件であり、もうひとつは南シナ海における軍事拠点化を志向する海洋浸食問題である。
前者については、共産党と政府が学生らを弾圧したことを単なる騒ぎと言い続け、弾圧を正当化して再評価を求める運動を封殺している。言論封殺はもちろんだが、近年中国の民主化弾圧は徹底している。人権に関する海外からの干渉にも極度に神経質になっている。何とか香港で民主派団体が犠牲者を追悼する集会を開いた程度である。
後者については、シンガポールで開催のアジア安全保障会議で昨日アメリカのカーター国防長官が、中国に対してその行動を非難し、このままでは周辺諸国から万里の長城を築かれ国際社会から孤立すると警告した。同時にフィリピンがハーグの仲裁裁判所に、中国の領有権に関する主張を国際法違反と申し出たことに中国として不利と捉えたのか、裁定を無視するとの発言に対して、カーター長官は下された裁定を尊重するよう圧力をかけた。
今や中国の唯我独尊的言動は目に余るばかりで、周辺諸国は圧倒的な力に押されて正面から言い返すこともできない。これに対して日本はアメリカに同調して、名指しを避けながらも中国を非難している。
ところが、中国の外交筋が露骨な反日的言動を擁するのは、外交トップの王毅外相の差金との噂が高い。日本語を解してかつては駐日大使として日本通と言われて日中外交改善に貢献し活躍されると期待されたが、今や笑わぬ殿下として日本に対して嫌味タラタラで日本サイドからは嫌われ者となり、ことあるごとに反日的言動を策している。日中外交が思うように互恵的な友好関係を目指しながらも、思うように行かないのは、王毅外相の個利個略にあると言われている。反日的言辞を弄して中国内で国民から評価を高めることによって更に上のポストを目指していると見られている。
月刊「選択」6月号には「中国外相『王毅』という害毒」とまで書かれ、「日中関係を憎悪させる『似非知日派』」と批判的に取り上げられている。
外国との窓口でもある国のトップが、笑顔ひとつ見せず嫌味を言っているようでは外交官として資質に欠けるのではないか。このままでは中国の外交も前途は暗いものになるのではないかと思う。
3309.2016年6月4日(土) キューバへの旅
8月下旬にキューバへ行こうと考えている。あのキューバ革命には若かった学生時代に熱を上げて夢中になり、革命の盟主フィデル・カストロ将軍に憧れたものだった。キューバ式社会主義体制となり簡単には行けなかった。漸く国際情勢の変化とキューバ経済の停滞により、昨年アメリカとキューバの間で国交が回復し、今年2月にはオバマ大統領がキューバを訪問し、熱烈歓迎された。アメリカ経済の支援を受けてこれからキューバ経済も復興に向かうのではないかと期待された。だが、アメリカとキューバの間には思惑の違いもあり、現時点ではアメリカの対キューバ経済封鎖は解除されていない。オバマ大統領は国交正常化を進めて来たが、アメリカ議会は正常化に否定的な共和党が多数を占める。仮にトランプ氏が次期大統領に就任すれば国交正常化は逆戻りとなるだろう。
偶々今朝の朝日にフィデルの実弟であるラウル・カストロ国家評議会議長に次ぐ№2のディアスカネル国家評議会第1副議長に対するインタビュー記事が載っていた。思惑の違いは中々一気には解消されそうもないようだ。副議長はアメリカから得られない経済援助を日本に期待している。
今回キューバへの旅行を決意したのは、私自身時間的にはフリーであり、幸い自由に考え、動くことができるので、誘われたのを特異な社会主義国家を知る絶好のチャンスと捉えて何とか革命の地を訪れてみたいと思っている。
そもそもキューバ旅行を積極的に勧めてくれたのが、キューバに関わりの深いキューバ旅行代理店の池上和徳氏である。池上氏はジャーナリストではないが、亡父は戦前同盟通信ベルリン特派員として勤め、戦後レッドパージで追放されながらも左翼ジャーナリストとしてキューバに深く関わった。革命の翌1960年アジアの代表として海外のジャーナリストとともにフィデル・カストロ議長に招かれた経歴をお持ちの方である。池上氏はカストロ兄弟が生まれ育った住居やグアンタナモ米軍基地なども訪れるので、私のホームページ上のプロフィールを見てぜひ参加されるよう強く勧めてくれている。
単にキューバ観光というのではなく、キューバ革命の息吹に触れることができるというのが大きな魅力である。よほどのことがなければ参加したいと考えている。
さて、今日6月4日は中国であの天安門事件が起きてから27年目に当たる。中国政府にとっては大きな傷跡であるが、これを通常の出来事として躍起になって消し去ろうとする行動に走る一方で、自由及び民主化に対しては相も変わらず弾圧姿勢を続けている。中国の民主化は遠のくばかりである。
もうひとつのニュースは、今日(現地では3日)かつてのボクシング世界チャンピオン、ムハマッド・アリが亡くなった。ベトナム戦争には徴兵拒否で反対し、また人種差別にはオリンピックで獲得した金メダルを川に投げ込んで差別したレストランにやり返した硬骨漢ぶりだった。とにかくソニー・リストンにKO勝してチャンピオンの座を奪った試合や、タイトルを剥奪された後にジョージ・フォアマンを倒して再びチャンピオンに返り咲いた「キンシャサの奇跡」と言われた試合が特に印象に残っている。とにかく強かった。享年73歳だった。ご冥福を祈りたい。