充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
ブログ一覧
3363.2016年7月28日(木) 高齢者の活動領域は拡大するのか?
昨年の日本人の平均寿命が厚生労働省から発表された。女性が87.05歳、男性が80.79歳である。世界的にも日本は長寿国だったが、女性は4年ぶりに香港に抜かれて世界2位に、男性は3位から4位に下がった。それでもいずれも過去最高齢である。傾向として言えるのは、女性長寿国の中で上位5カ国の内、4位の韓国を含めてアジアで3カ国を占めていることであり、男性も5位のシンガポールを含め3カ国がアジアの国であることである。これはアジア人には他の地域に比べて生存する条件、環境に恵まれているということにならないだろうか。食べ物にしても欧米のような高カロリーではなく、どちらかというと低カロリーで質素でいて自然の素材に近い物だと言える。これからも日本人を含めてアジア人の寿命は延び続けるだろう。
いずれにしろ世界的に長寿傾向が見られて、それは高齢化問題をもたらす反面、お年寄りの活躍の場が広がったという一面もあるのではないだろうか。
昨日アメリカでは大統領選の民主党候補にヒラリー・クリントン氏が決まった。68歳である。一方の共和党候補のドナルド・トランプ氏も70歳で、若手が進出する機会の多いアメリカ社会でも異例なくらい両候補者が高齢であることが際立っている。オバマ現大統領が就任したのは45歳の時だったし、ブッシュ・ジュニア元大統領は48歳で就任した。ヒラリーの夫ビル・クリントン氏が大統領に就任したのも46歳の時だった。こうしてみるとアメリカ合衆国をリードする次期トップにも高齢化の影響を受けてかなりベテランがその地位に就くようになる。
一般的に年齢を重ねるに従い、保守化の兆候が見られるものだが、アメリカ社会にもその点で保守化と内向き志向がこの大統領補選の過程で見られるようになった。
クリントン氏とトランプ氏の対決では、「嫌悪度」の高い候補者同士が争う大統領選はかつてないといわれる。意外にも今回はそれくらい歓迎されざる2人が争う構図となった。クリントン氏が弁護士の道を歩み堅実な政治家経験を積み、初の女性大統領に挑戦しようとする脚光を浴びる立場にいるのに華がない。これに対して、トランプ氏は頓挫しながらも経済人として実績を積み重ねてきた。だが、アメリカ建国の礎となった移民を徹底的にやっつけて民族間に対立を煽っている。この2人がそれぞれ好感度が極めて低いというのは、最近のアメリカ社会の問題点を浮かび上がらせているのではないだろうか。
さて、都知事選真っ最中の鳥越俊太郎候補が東横線自由が丘駅前で街頭演説をすると昨日鳥越事務所が言ってきたので、駅前へ出かけて1時間ばかり話を聞いて来た。主たる応援弁士の保坂展人・世田谷区長と蓮舫・民進党代表代行に続いてマイクを握った鳥越氏の今日の主張「3つの0」はこういうことだった。「待機保育児童0」、「高齢者の特別養護老人ホーム入居待ち0」、「原発0」だった。ちょっとお行儀の好い街頭演説だった。しかし、駅前で聴いている人には、午後5時半という時間のせいもあるのか若者がほとんどおらず、中年以上が多かったことがちょっと気になった。夜になって高校時代の友人・大塚武夫さんから電話があり知事選の話題になった。ちょっと政策論争が足りないということを言っていた。今やテレビや新聞よりSNSでPRする方が、効果的で手っ取り早くなったのではないかという点で時代も進んでいると感じた次第である。
3362.2016年7月27日(水) 意外な実験に目を白黒
昨日テレビを観るともなく観ていた時、珍しい学校教育現場の実験ストーリーが興味深く気になった。その学校とは千葉市内にある県立の生浜高校といい、普通課程の他に、午前、午後、夜間の三部定時制というユニークな過程を導入していて注目されているようだ。この高校のホームページによれば、件の実験というのは、4年前に千葉県知事賞を獲得した同高生物部の鶏と卵の実験成果である。
それが何と世界では初めて実験に成功したというから驚く。にも拘わらずメディアではこの殊勲功の実験結果をあまり報道していないように思う。ストーリーは鶏の卵の殻を取り除き、黄身と白身をビニール状の袋に入れ替えて温度を保ちながらずっと監視してそのままひよこに還るまでの様子を観察し報告したのである。その結果として雛が孵り殻無しのひよこ、そしてそれが育って成鳥の鶏になるという学術的で非現実的な実験となった。こんな非現実的な実験を行った生物部の顧問教師と生徒たちの努力もさることながら、他にも世の中にはこれに似た非現実的な事象を現実化する努力が見落とされているのではないかとも考えてしまう。
それにしても「瓢箪から駒」ならぬ「ビニール袋からひよこ」とは、世知辛い現代社会に高校生が課した思いがけないパスカルの「考える葦」ではないか。
さて、今日は妹マリ子の二男坊、甥・江上友彦くんのささやかな結婚祝い会が鵠沼海岸の三笠会館で開かれた。妻と車で出かけ新婚さんのお祝いに出席した。甥は学生時代から音楽活動に精を出し、今日一応楽器演奏、作曲活動などで何とかやっているようだ。甥は一昨年ハイアット・リージェンシー東京で行った拙著「南太平洋の剛腕投手」出版記念会に仲間3人とバンドを組んで生演奏をしてくれ、その場を盛り上げてくれた恩人でもある。今日もまた3時間の間に、司会進行からピアノ独奏、伴奏、ベース伴奏等々八面六臂の活躍ぶりで、場を盛り上げてくれていた。末弟がショパンのノクターンをピアノ演奏し、私もスピーチをしつつ拙著を紹介して出席者に贈呈した。
夏の結婚式に暑さを覚悟していたが、それほど暑くはなく、友彦くんの仕切りとそれをフォローする新婦真希さんと友彦くんの兄正彦くん、妹かざみさんのバックアップぶりに感心し、すっかり若者の熱とエネルギーに圧倒された。やはり結婚式というのは、若者の門出であるだけに晴れやかでウキウキするものである。
友彦くんは40歳でやや晩婚のきらいがあるが、若く見える花嫁も同じ40歳というから昨今の晩婚傾向を裏付けているようだ。中々好印象のカップルに幸多かれと祈る。
3361.2016年7月26日(火) 戦後最大、最悪の殺人事件発生
日本でもこんな残虐で猟奇的な事件が起きるものか、戦慄とともに知った。今夜半神奈川県相模原市の県営障害者施設で元職員が忍び込み、入所者19人を殺害し、26人にけがを負わせた。戦後最悪の殺人事件である。元職員であるこの男は、勝手知ったる施設内で無抵抗の入所者を次から次へと残虐にもナイフで殺害していった。この施設には知的障害者ら約150人が長期入所していた。その後犯人は、地元警察署に自首して逮捕されたが、事件の動機は今一つ分かり難い。
銃乱射事件が頻発しているアメリカ国内でもこのニュースは即座に伝えられ、銃所有が認められていない日本で、ナイフによりこれだけ一度に大量の殺人事件が発生したことに大きな関心が寄せられている。
これだけ多くの犠牲者を生んだ最大の理由は、犠牲者のほとんどが介護「6」の重症患者で自分の力で立ち歩き出来ず、入浴・トイレも介護の手を必要とした人々だったことから暴力に対してまったく無抵抗・無防備だったことが大きい。更に犯人は内部事情に通じ、犠牲者の熟睡中に行動を起こしたことがこれだけの大事件に発展した。
正職員であった犯人は障害者を蔑視する対応から解雇されたことが事件の遠因だとしても、周辺情報から犯人の異常な行動も見えてくる。神奈川県警の取り調べに対して「障害者なんていなくなればいい」と凡そ施設の職員らしからぬ言葉を吐いたり、事件前に衆議院議長に殺人をほのめかすような手紙を届けようとしたり、危険な重度障害者の大量殺人を職員に示唆したり、それらが原因で強制的に一時入院させられたこともあった。その際大麻使用の陽性反応が見られたというから、この辺りに事件の伏線はあったように思う。犯人について、理解を示す人もいるが、裸のままオートバイに乗っていたり、奇妙な行動も多くの人に見られている。日頃の勤務、生活態度から周囲に手ぬかりはなかったのだろうか。
ある評論家が、重度の障害者はこの世から排除した方が家族は助かるとの発言に対して、障害者の家族の気持ちをまったく理解できない人間の言うことであると怒りを露わにしていた。
この事件はレア・ケースではあろうが、こんな残忍な事件が日常生活の間で平然と行われることは異常であるし、とても容認されるようなことではない。
銃社会のアメリカで凶悪な銃乱射事件をどうやったらなくすことができるかとの問いには、銃を絶対的に規制すれば事件はなくなると考えているが、その一方で銃所有が許されないわが国で、このような大量殺人事件はどうやったら防ぐことができるだろうか。答はすぐには出せない。
3360.2016年7月25日(月) ロシア欠場で日本陸上男子1600mリレーチームが五輪へ
憩室炎の後遺症だろうか、まだそれが完治していないせいか、ここ数日風邪気味で昨日もかかりつけの森内科で診てもらい服用薬をもらってきたところである。症状は鼻がつまり喉が痛く、最近では珍しいくらい尾を引いている。気分的にもあまりパッとしない。今までは普段の元気印を過信し過ぎていたかも知れない。年齢的なマイナス面を考えないといけないと自戒している。
このために一昨日から始まった淑徳大学講座に保岡孝顕講師から誘われ「バチカンと世界」5回講座に参加を申し込んだが、生憎体調不良で初回から欠席する羽目になってしまった。あと4回残されているが、その内1回はキューバ旅行中に当たり欠席せざるを得ない。
ついては、そのキューバではカソリック教徒が多いと聞いている。昨年9月には、ローマ教皇フランシスコ法王がキューバを訪れている。それがキューバとアメリカの国交復興のきっかけになったと言われている。アルゼンチン人である法王は、同じスペイン語を話すことから歴代ローマ教皇の中でも最も人気が高いと言われる。法王が出席した革命広場で行われたミサには、フィデル・カストロ前革命評議会議長や、アルゼンチン大統領も出席し、20万人ものキューバの人々が参加したという。この革命広場のビルの壁にチェ・ゲバラの大きな絵が描かれている。もちろん私は革命広場を訪れる予定であるが、そこでミサの雰息を聞いてみたいと思っている。
さて、昨日開かれた国際オリンピック委員会(IOC)は、電話会談による緊急理事会を開いた結果、国家がらみのドーピング工作・隠蔽問題を行ったロシアに対して2週間先のリオ・オリンピックでは全面的に排除せず、各競技団体に判断を委ねるとの結論を出した。すでに陸上競技ではロシア選手の不出場が確定しており、他には重量挙げでも出場できない。
世界反ドーピング機関(WADA)は、ロシアの国家ぐるみのドーピングを明らかにし、IOCにロシアの全面的締め出しを勧告したことで、IOCの対応が注目されていた。ドーピング検査で陽性反応を示していない選手から、出場の権利をはく奪することの是非が問われていた。敢えて言えば、IOCはその厳しい結論を下すことを回避して、傘下団体が個別に判断することを促した。最終的には自ら結論を出すことから逃げてしまったように思える。ロシアのメダル候補種目である水泳(特にシンクロナイズド・スウィミング)、柔道、レスリング、体操連盟などはホッとしていることだろう。当事者ロシアのスポーツ省は直ちに感謝の気持ちを表したが、スポーツ界らしからぬ結論だったように思える。
ひとつ日本にとって瓢箪から駒のケースがある。陸上男子1600mリレーでは、日本チームは世界ランク17位で、16位までしか出場が認められず出場資格はなかった。それが今日ロシアの欠場により急遽日本は繰り上げられて棚ボタ式に出場できることになったのである。
3359.2016年7月24日(日) 連鎖するテロ事件
このところ世界中でテロ騒動が勃発している。南仏ニースで多数の死者を出して以来、これまで移民の受け入れに寛容だったドイツで、18日アフガニスタン系の若者が走行中の列車内でナイフを振り回して乗客を傷つけ警察に射殺された。これに続いて昨日同じドイツのミュンヘン市内のショッピングセンターで凶悪なテロ事件が起きた。イランとドイツ2カ国の国籍を有する18歳の若者が銃を乱射して9人を殺害し、その後犯人は自殺した。殺された9人の内8人が20歳以下の少年だったという。まだ犯人がISと直接的な関係を示す証拠は見つかっていないようだが、犯人の部屋から銃に関する本が見つかったり、2011年にノルウェーで77人が銃乱射で犠牲になった事件の犯人に強い影響を受けていたというから、今後の捜査次第ではイスラム過激派と何らかの関係や影響が分かるかも知れない。
そして昨日今度は集団テロ発生の本家ともいうべきタリバーンの巣窟であるアフガニスタンの首都カブールで自爆テロが起き、80人が死亡した。直ちにタリバーンは関与を否定し、同時にこのテロを非難する声明を出した。
今年になってから中東、ヨーロッパ内におけるテロが目につくようになってきたが、遂に安全地帯と言われていたヨーロッパのドイツ、アジアのバングラデッシュ、アフガニスタンにまでテロの矛先が向けられるようになってきた。
リオ・オリンピック開催をまじかに控えてブラジルでもオリンピック開催中にテロ計画を準備していたとして公安当局は10名のテロ予備軍を逮捕した。こうなると大きなイベントが開催される都市では、治安の確保に気を許すことができないし、今後この種のビッグイベント開催を忌避する動きが現れてこないとも限らない。4年後の東京オリンピックを控えてわが治安当局も、じっくりテロ防止対策を講じているようだが、心配の種は尽きない。実際嫌な世の中になってきたものである。
さて、喜ばしいニュースもあった。昨日プロ野球・広島カープの黒田博樹投手が投手として日米通算200勝の金字塔を打ち樹てたのである。日本球界では25人目の偉業である。黒田は昨年アメリカ・大リーグの再契約を敢えて断って古巣広島へ戻り、最後の野球人生を広島で全うする決意を固めた。黒田の200勝利の中には大リーグで勝った79勝が含まれているが、日本野球界では実力が上回る大リーグの成績をそのまま通算記録として受け入れ認めている。
今話題になっているのは、大リーグで活躍中のイチロー選手の記録である。彼の場合は、日本よりアメリカの在籍年数が長くなり、アメリカでの実績を日本で偉大な記録として評価しているが、一方で野球の聖地アメリカでは日本の記録を高校野球程度にしか評価せず、日米通算記録はアメリカでは意味をなさない。その最たるものは、イチローの日米通算安打数が、アメリカ球界で最多安打4256本を放ったピート・ローズ選手の記録を上回っても、ピート・ローズ自身はもちろん、大リーグ機構もそれを認めるわけではない。特に記録を破られたローズ選手の反応は冷たかった。それでもイチローは、冷静に受け止め、今では大リーグ通算3000本安打を目標に一歩一歩近づいている。数日内にクリアするに違いない。これならすべて大リーグで達成した記録であり、アメリカでも称賛されようとも見下されるようなことはあるまい。
イチローは黒田200勝達成を知り、早速「日米合算なんて俺は認めない! おめでとう」と冗談めかした洒落た表現で祝福を贈った。八百長試合を組んで大リーグ機構や、野球殿堂から追放され、イチロー選手の記録を過小評価しているピート選手よりずっと味のあるパフォーマンスではないだろうか。
イチロー選手にしても1日でも早く3000本ヒットを打って、アメリカ人ファンにも「文句あっか?」と言ってみてはどうか。残りあと4本である。