充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
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3497.2016年12月9日(金) 朴槿恵大統領の弾劾可決される。
先月来激しくなっていた隣国・韓国における朴槿恵大統領退陣要求デモが最高潮に達した今日、国会において大統領弾劾訴追案が可決された。朴大統領は直ちに職務停止となり、その職を黄教安首相が代行する。この後憲法裁判所が180日以内に大統領の罷免が妥当か否かの審判を下すことになる。
国会議員300人のうち弾劾案に賛成した議員が234人だから、可決に必要な2/3の200人の賛成を得るには、野党と無所属で172人だからあと28人が必要と言われていた。それが与党セヌリ党議員128人の内、ほぼ半数の62人が弾劾案に賛成したということになる。1987年民主化以後不名誉な弾劾可決がなされたのは廬武鉉元大統領以来2度目である。廬武鉉氏の場合罷免の審判は下されず、弾劾による失職とはならなかった。だが、朴大統領の場合は、国民の批判も強く、支持率も4%という不人気ぶりなので、果たしてどんな審判が下るだろうか。
6年前に韓国を訪れた時、ガイドから歴代韓国大統領の中で最も人気が高く人望があったのは、朴槿恵大統領の父・朴正熙大統領だったと意外なことを聞いた。父親は軍人で強面だったが、私利私欲がなく資産はほとんどなかったという。キューバのカストロと同じだ。娘の大統領は両親が暗殺された不幸に加えて、父が国民から尊敬されていた朴槿恵大統領には、国民から同情と親愛の情が寄せられていた。そこを民間人女性を信用し過ぎてつけ込まれ、その女性のスキャンダルから朴槿恵大統領へ不信感が広がり、最高権力者の地位を任期途中で去らねばならない恐れがあることは屈辱であり、耐えがたいことだろう。
朴大統領は李下に冠を正すことができなかったようだ。両親を公衆の面前で殺害されながらも、その後常に政界の中枢に身を置き、心が休まることはなかったと思う。そんな寂しい心の隙間に立ち入ったのが、1人の民間人だった。例え1人になろうとも、例え寂しくとも、周囲からとやかく言われないよう身を処していかなければならない。それが国政を任された大統領の責任だと思う。そこに朴大統領の油断と弱みがあったと思う。
朴大統領が職務を停止されたことにより、近々東京で予定されていた日中韓首脳会談の行方が不透明になってきた。
3496.2016年12月8日(木) 太平洋戦争開戦から75年
今日はあの太平洋戦争が勃発した日である。今から75年前のことだ。つい最近安倍首相が、今月末にその発端となったハワイ真珠湾で戦没者にオバマ大統領とともに、慰霊することが話題になったばかりである。
開戦日が12月8日と日本では言われているが、現地ハワイでは時差のせいもあり7日だった。真珠湾攻撃を生き抜いた元アメリカ軍人も150人ほどが追悼式典に出席したようだが、日本のハワイ総領事も恒例でこれに出席した。その他に真珠湾攻撃を指揮した山本五十六・連合艦隊司令長官を輩出した新潟県長岡市の市長が出席されたようだが、こればかりはどういう意図があるのかよく分からない。ほとんどが90歳代という元アメリカ軍人には、日本は謝罪すべきであるとの考えが強いようだ。一旦戦争が始まると時が経過しても、当事者はもちろんその家族までが相手に対して恨みを抱くようになる。そして、それをいつまでも忘れられないのが問題である。一方で、おぞましい戦争をそれほど頓着しない人たちというのは、戦争を知らず、周囲に戦争で悲惨な目に遭った人がいない人たちだと思う。
戦争が後世に大きな禍根を残すことは、太平洋戦争でも今以って国家、国民に大きな物心両面で大きな負担負わせていることからもはっきりしている。在日米軍基地問題、北方領土問題、従軍慰安婦問題などは、いずれも戦後71年を経てもなお解決の見通しさえ立たない、太平洋戦争の呪わしい置き土産である。
今自民党政権の中で、幾分好戦的な考えを持っている保守系国会議員は、身内に戦没者がいない議員ではないか。安倍首相もそうだろうし、南スーダンへの駆けつけ警護を自衛隊に命じた稲田朋美・防衛大臣も同様だろうし、こういう人たちは今日のアリゾナ記念館の追悼式典をどう思っているだろうか。
さて、先週松本整形外科で受けた骨粗鬆症検査の骨密度測定結果について、今日松本先生から説明を受けた。3年前の結果から見ればやや劣化しているが、現在78歳という年齢からすれば骨自体が特に弱くなっているという話ではなく、ホットしたところだ。
「腰椎」は、32歳の若者の骨密度100%と比較しても116%で、80%以上なら心配ないということだった。同年代と比較した場合は、135%と判定された。また、「大腿骨」は、若者と比較して105%でこれは70%以上なら問題ないと言われ、同年代と比較した場合は、137%で心配は要らないとのご託宣であった。
ただ、これから徐々に体力が落ちるので、今後は毎年この検査をやった方が良いでしょうとのアドバイスをいただいた。やはり昔ラグビーをやっていたくらいだから、元来骨が丈夫なのでしょうとも言っていただいた。
骨粗鬆症の検査を受けてみて結果的に一安心というところだった。
3495.2016年12月7日(水) キューバの郵便事情
キューバらしいと言えば、キューバらしいのだが、今どきヘェーと驚くようなことがあった。他でもないが、旅行先のキューバから3カ月も前に投函した絵葉書が、遅れに遅れて漸く一昨日届いたと長男から知らせて来た。9月1日ハバナ出発の日に奈良の孫へ宛てた航空便が、3カ月後の12月5日にやっと届いたというのだから、江戸時代の飛脚顔負けのスロー・デリバリーである。1ヶ月ぐらいかかると言われていたが、とてもそんなものではなく、孫にも諦めて欲しいと伝えたばかりである。受け取った孫も驚いていた。友人2人にも同時に郵送したが、その内のひとり、日本では珍しい「教皇庁正義と平和評議会」顧問の保岡孝顕さんが、キューバからの絵葉書を楽しみに待っていてくれたが、待ち切れず9月下旬にヴァチカンへ向かった。ローマ法皇とお会いになって帰って来られた後に保岡さんに会って尋ねたところ、まだ絵葉書は届いていなかった。随分がっかりされて、キューバは通信が遅れていますねと話し合っていた。
今日その件で孫には届いたが、その後保岡さんに届いたかどうかメールで確認してみたところ、「近藤さん、CUBAからの絵ハガキ届きましたよ!ありがとうで~す」と興奮気味の返事をいただいた。
それにしても浮世離れしたようなキューバ~日本間の通信・郵便状況である。確かに今日のキューバは、いくら革命家のカストロやゲバラが全力投球したところで、全般的にまだ社会資本が思うように追いついていけず、まだ国の貧しい様子が分かる。それでも社会資本の整備を着実に進めて、今や社会主義の理想を踏襲する発展途上にある。まだキューバには為さなければならないことが山ほどあるが、郵便の現状を見る限り、その改善にもう少し意を注いでもらいたいと思う。
お陰でキューバに関するあまり知られていないエピソードがまた得られた。
3494.2016年12月6日(火) 安倍首相、真珠湾で戦没者を慰霊
安倍首相が今月26、27日にハワイ真珠湾攻撃による犠牲者を慰霊するため、オバマ大統領とともに戦艦アリゾナ記念館を訪れることが決まった。大東亜戦争開戦から今年は75年目を迎える。首相の訪問は今年5月オバマ大統領が広島を訪れ、原爆犠牲者に慰霊されたことに対するお返しのような形で、相手国の犠牲者を慰霊するため両国の代表者がお互いに訪れることが日米同盟の絆を深める意味でも効果的であると考えられた結果だと思う。
それでも広島、真珠湾のいずれの慰霊式典でも、相手国に対して謝罪の言葉を述べることはない。いかなる大きな被害を与えても、悪かったのは自分たちではなく相手国だとの思い込みが強いからである。
この点については、先月亡くなったキューバのフィデル・カストロ前国家評議会議長は、まったく異なる考えを持っていた。それは、開戦の口火となった真珠湾を電撃的に攻撃した日本に大きな反省すべき点があると述べていたが、その後広島を訪れ悲惨な原爆投下の実態を知るに及んで、敗戦目前の相手国に人間としてこれほどまでの残虐行為を行うのかと絶望的なショックを受け、以後カストロの反米感情もあるが、アメリカ政府は日本政府、並びに日本国民に対して謝罪すべきであると主張していた。オバマ大統領の広島訪問の折には、アメリカ政府を代表して謝罪しないのは許されないと述べていたほどである。
アメリカ国民の間には、原爆投下を擁護する声が根強くあり、謝罪すべきではないとの空気が受け入れられている。そんな状況下では当然安倍首相や日本政府としても真珠湾で謝罪の意図はない。その意味で、真珠湾にお参りするのが刺激的な開戦日12月8日でないことは、あらぬトラブルを避ける意味でも良いのではないかと思う。
この件については、真珠湾攻撃で戦没されたアメリカ人兵士の遺族の間では、まだ相当日本に対する恨みが残っているようだ。一方フィリピン・レイテ島で戦没された日本人の遺族にとっては、首相は真珠湾より靖国神社へお参りすべきだと言う声がある。罪もない市民を無差別に殺すような戦争に正義なんてないと思うが、遺族らにとってはいつまでも身近で暗く深刻に引きずっているのだと思う。
3493.2016年12月5日(月) 現代ビジネス・モデルのモラルは?
拙稿をプリンターで印刷したところ、どうもカラーの色具合があまりパッとしなかったところへ、同じ作業を繰り返していたらPC画面にメッセージが表れた。「インクの吸収パッドの吸収量が限界に近付いた」との表示である。この時期は年賀状のプリントや、他にもコピーを取る必要もあり、プリンターが使えなくなるのは困る。近くのヤマダ電機に修理に出しても時間がかかるので、一昨年夏日野市のエプソン修理センターに直接持ち込み、直してもらったことがあったので、早速電話をしてみた。そうしたらどうだろう。今どきのメーカーの対応、またビジネス・モデルというのだろうか、その修理センターは昨年閉鎖したので、今は長野で修理を受け付けると言われた。その挙句にわが型番のプリンター機種はもう製造していないので、修理もできないとダブルパンチを食わされた。消費者には手元にあるプリンターを諦めて新種のプリンターを買えと言わんばかりなのである。
ぐずぐずしているわけに行かず、新しいプリンターを買い求めることに決めたが、現代のメーカーというのは売るためには、消費者が余分な出費をしようとそんなことはまったく頓着しないのだから、日本人の伝統的なモラルに反すると思うし、困ったものだと些か腹も立つ。
さて、8月に慶応病院予防医療センターで人間ドック検査を受診して、概ね問題ないとしながらもいくつか小さな所見があった。そのひとつが、前立腺の信号である腫瘍マーカーのPSA数値だが、それが過去3年間5.54、6.60、7.72と毎年上がり続けている。基準は4以下なので、専門医に診てもらうようにとのアドバイスだった。それで昨年8月に6.60が示されたので、今年3月専門医で検査してもらったところ、「フリー/トータルPSA」は、26.7を示しており、これは基準(26.4より上なら可)をマークしているので大丈夫と言われたところだ。でも今年になって数値は更に上がり7.72を記録した。今日改めて血液検査をしたので、来週には結果が出るが、26.4を上回れば、PSAの基準値4以上であっても一安心できるようだ。年齢とか、身体のコンディションによって数値はアップ・ダウンするので、「4」を盲目的に信じることは、必ずしも正しくないとも専門医の飯ケ谷医師は言われた。
しかし、それにしても複合的に考えて安心できると言われても、通常言われている数字をクリアして数字的にも安心してゆっくり眠りたいものである。
ところで、昨日イタリアで行われた国民投票の結果、与党が敗北してレンツィ首相が辞任することになった。かつては度々首を挿げ替えていたイタリアの首相だが、このレンツィ首相は強いリーダーシップを発揮して政治改革を行ってきた。だが、レンツィ氏が憲法改正によって、上院の権限を大幅に縮小する実質1院制を提案したが、それが否認されたというわけだ。これが否認されれば辞任すると言っていたレンツィ首相は辞任を決断した。これによりイタリアの政治も流動化するだろうし、保守化も進むだろう。
一方、同日行われたオーストリアのやり直し大統領選では、前評判の高かった右翼のホファー氏を、リベラル派のファンダーベレン氏が僅差で破ってヨーロッパの右傾化の流れに、取り敢えず歯止めをかけた。全体的に世界の政治は保守化・右翼化の傾向を歩みそうである。翻ってわが安倍政権は黙って見ていられるだろうか。