ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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3591.2017年3月13日(月) サウジアラビア国王一行大挙来日

 昨日サウジアラビアからサルマン・ビン・アブドルアジーズ・アール・サウード国王と随行の王族一行が来日された。今どき珍しいほどの豪華旅行である。前日にすでに訪日した一行を併せると、その数実に1,500名で特別機、チャーター機も併せて40機に上がるというから驚くばかりである。

 今夕の朝日「素粒子」にこんな風に書かれている。「あのタラップの運送費はいかほどか、と下々は思う。千人のお付きを連れたサウジ国王。こんな王様がまだいた」。タラップとは特別機からの乗り降りに使用するエスカレーターをわざわざ国から運んだものである。

 国王の来日はすべてに桁外れで1ヶ月もかけてアジア諸国を回っているようだ。この間要人が揃って海外へ出かけて国内政治は果たして大丈夫なのか、他人事ながら気になる。日本を離れた後中国へ向かう予定である。都内のホテルもホテルオークラを中心に1,500室をキープしたとか、専用のハイヤーを400台抑えたが、それでも足りずに関西方面からも調達したとか腰を抜かすような話ばかりである。インドネシアを訪れた時には、パトカーを先導に一度に多くのハイヤーが続いたために行列の最後部が通り過ぎるまでかなりの時間を費やしたという。

 国王は今年81歳になられ、国王になってから初めての来日である。ファイサル国王の来日以来サウジアラビアの国王としては実に46年ぶりである。

 来日の目的は両国の友好、親善と言われているが、「日本・サウジ・ビジョン2030」という新たな経済協力プロジェクトについて話し合うことである。サウジにとっては脱石油について話し合うことと、経済特区の開設で、サウジ国内で工場や研究開発拠点を誘致する地域を特区に指定し外資規制の緩和、税制優遇、関税手続きの簡略化、インフラ整備、労働環境の改善などの日本とサウジとのビジョンを話し合うことだという。日本にとっては原油の安定的輸入は交渉の目玉だと思っていたが、原油安が長く続き、財政的に厳しくなったサウジが現状で経済政策を変えることで日本の知恵を借りるようだ。しかし、あのサウジが脱石油とは意外な話である。

 安倍首相主催晩餐会に続き、天皇陛下主催昼食会も予定されているようだが、イスラム国の国王でもあり、乾杯の際お酒はどうなされるのだろうか。5年前禁酒国のヨルダンでビールを飲む機会があったが、それはドライ・ステートらしくノン・アルコール・ビールだった。偶々そのことについて今エッセイを書いているが、果たして晩餐会や天皇主催の昼食会で乾杯はどうされるのか、興味がある。

 ところで、天皇陛下の退位をめぐり昨年8月以来専門家や有識者らが議論を重ねてきているようだが、結局皇室典範の改正までは踏み込まずに今上天皇に限り退位を認める特例法を整備する方向で落ち着きそうである。これには皇室典範改正を主張してきた民進党が、特例法は将来の退位を否定しているものではないとの政府与党の考えに歩み寄ったからである。天皇が退位のお気持ちを披歴されてから、あまりにも時間がかかり過ぎている。漸くまとまりそうであるが、民進党の軟化は、最近の党の空気を表している。

 昨日民進党として初めて開いた定期党大会で蓮舫代表は、原発ゼロ方針の「2030年ゼロ」を表明することを断念した。挫折の民進党の典型的な埋没アピールである。このように持論を抑制するような守りの姿勢では、党は非活性化し、蓮舫代表の求心力は低下し、野党民進党の存在も危うくなるのではないだろうか。

2017年3月13日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3590.2017年3月12日(日) 新横綱・稀勢の里、白星スタート

 パソコンの具合を見てもらうためにいつも世話になっているITコンサルタントの小糸武彦氏に自宅へ来てもらった。毎日長い時間に亘って使用するPCだが、やはりちょっと込み入った点になるとPCの本質が分かっていない我々には手に負えない面がある。その意味でいつも相談に乗ってもらえる専門家が身近にいることは精神安定剤でもある。

 さて、今日から大相撲春場所が大阪で始まった。今場所は日本人横綱・稀勢の里の登場で久しぶりに4人の横綱が勢ぞろいし人気が沸騰しているようだ。初日から当日売り入場券は長い行列が出来て整理券を配っていたが、それももらえない人がたくさんいた。数年前には八百長事件に対する自粛を込めて観客をひとりも館内に入れない異様な場所が開催されたが、今やそんなかつての悪評を払拭した感がある。フランスのシラク元大統領も熱心なファンだった大相撲が、益々繁栄発展することを期待したい。

 その新横綱稀勢の里は堂々と横綱相撲を取って、まずは幸先の良い白星スタートとなった。残るモンゴル出身の3横綱は優勝候補筆頭の白鵬と日馬富士が敗れ、4横綱の成績は2勝2敗だった。荒れる春場所と言われるように、初日から横綱が2人も負けるようではやはり荒れる春場所を予感させる。新横綱には、そんなジンクスに負けず新横綱で初場所に続く連覇を成し遂げてもらいたいと思う。

 大阪春場所と言えば、京都の中学卒業時に友人と2度も大阪府立体育会館へ観戦に出かけ、千秋楽には優勝した大関三根山と握手して優勝パレードを途中まで付き合ったことが懐かしい。中学生時代の印象深い思い出は、今から63年前のことだった。

2017年3月12日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3589.2017年3月11日(土) 3つの気になる話題

 昨日は国内外に気になる大きな話題が3つもあった。そのために東京大空襲と、マレーシアで起きた暗殺事件の被害者金正男の遺体が本人と断定されたこともあまり報道されず、かき消されてしまった。

 3つの話題とは、ひとつは朴槿恵・韓国大統領罷免であり、残りの2つは南スーダンからの自衛隊PKO派遣部隊の撤収と、大阪府豊中市の森友学園小学校設置認可申請の取り下げである。

 私はそれぞれに疑問があると考えている。まず、大統領罷免問題では韓国は自由主義国として著しい発展を続け、今日では生産品によっては日本製品を追い抜くほど成長しているが、朴大統領の友人への情報提供の過程でサムソンの実質的経営者が逮捕された。外貨の稼ぎ頭だった経営者を逮捕したり、初の女性大統領と持て囃しながら支持率4%台にまで落とした韓国人の感情起伏の激しさに驚いている。そこには韓国に異常な学歴社会と競争社会が強く影響しているらしい。それ故エリートがミスを犯すとそれを徹底的に追及し、いじめて非難する性向があるらしい。恵まれたエリートが隠れてつい賄賂に手を出すような環境の下地も作っているようだ。

 実際朴大統領の前任5人の大統領はいずれも、本人または親族の不正により退任後に逮捕、または自殺している。これなぞは国辱的なことだと思う。やはり国の制度や風習に何か欠陥があるせいではないかと考えるのは余計なお節介だろうか。そして気になるのは、これから慰安婦問題解決のために日韓両政府が合意した公約を解消するという、外交儀礼に悖る行為を国民ばかりでなく、次期大統領候補者までが公言していることである。

 次いで南スーダン派遣の自衛隊PKO部隊の撤収については、最初から問題があった。昨年7月に派遣予定地近くで政府軍と反政府軍との間で激しい戦闘があり、数百名が亡くなったと言われていた。戦闘行為があれば、憲法上現地派遣は考えられなかったが、稲田朋美防衛相は国会で野党の質問にしどろもどろで対応した末に、強引に戦闘ではないと言い切った。結果的に政府軍と反政府軍との内乱に新たな別の反政府軍が介入することにより、内戦は泥沼化しそうだ。

 今から半世紀前アラビア半島突端のアデンでは支配者イギリスからの独立を目指したアデン民族解放戦線がイギリス軍と血みどろの戦いの末、勝利が目に見えて来たころになってもうひとつの新しい民族解放戦線が生まれ、支配者イギリスを除外したアデン人民同士の内戦に発展した。2つの解放戦線が生まれ内戦に発展した過程に関心を抱いて、アデン独立当日の1968年1月11日にアデンに入った。実際には繰り上げで前年の11月30日に独立して、私のイギリス大使館で発行してもらったビザが無効となっていた。いろいろな事件に巻き込まれたが、内戦というのは、相手がはっきり分からないだけに複雑である。その点で複雑な様相を帯びて来た南スーダンにおける自衛隊の撤収は、派遣自体が問題だったが、取り敢えず撤収して良かったと思っている。

 残りの学校法人森友学園の小学校設置認可申請の取り下げには、何か政治家が関与した裏があるように思えて仕方がない。前日には学校の境界で理事長が多数のメディアを前に、滔々と持論を展開し、挙句に学校を何とか開校させて欲しいと執拗にお願いしていた様子から推すと不思議である。

 恐らく何らかの政治的な介入があり、この際一旦手を引いて開校の話を収めようとしているのではないか。国会を騒がせる大きな問題になっており、この際安倍首相夫妻を始め、斡旋仲介した政治家が表沙汰になることを恐れて事態を鎮静化し、収束させる対応をしようとしているのではないだろうか。それでなければ、校舎は完工に近づき、怪しい契約が表面に出されて、政治家の介入なしには考えられない事態が起きている。校舎建設に掛かった費用は、学校が負担するのではなく、ある筋の組織、人物がすべてを収めることで引き受けたのではないか。まったく闇の世界の話なので何とも言えないが、どうもそんな気がしてならない。

2017年3月11日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3588.2017年3月10日(金) 韓国憲法裁判所、朴槿恵大統領を罷免

 今日韓国の憲法裁判所は、職務停止中の朴槿恵大統領が知人の崔順実被告に政府高官人事などの機密文書を流したことについて、国民主権主義や法治主義に反し、違憲であるとして大統領職を罷免することを言い渡した。この結果60日以内に大統領選が行われることになった。

 朴大統領にはその他にも職権乱用、メディア弾圧、セウォル号転覆事故の際の国民に対する保護義務違反、収賄などの疑念があったと糾弾された。大統領は憲法により逮捕されない不逮捕特権が認められていたが、この憲法裁判所の判断により大統領を罷免されれば当然逮捕、起訴される可能性がある。

 現職大統領が弾劾され失職するのは韓国憲政史上初めてであり、当分韓国政界は漂流することになりそうだ。

 それにしても10月以降急速に激しい反朴大統領デモが韓国国内を覆い大統領を失職させるほど国民が過激に行動した騒ぎには、我々日本人には計り知れないほど韓国人には激情的性格が宿っていることを思い知らされた。大統領就任当初は、初の女性大統領として清新なイメージが期待され、加えて史上最も尊敬される大統領を父親に持ち、しかも両親ともに凶弾に倒れるという悲劇のヒロインで、安定長期政権の可能性を有しながら、国民から手の平を返すような仕打ちで大統領の椅子から引きずれ降ろされるとは、誰もが想像出来なかったのではないだろうか。

 退任後は、罷免のため大統領時の給与の95%、秘書官3人と運転手、大統領顕彰のための記念事業の支援、など各種の恩典を受けられる筈だったが、それも諦めねばならなくなったというから些か気の毒でもある。

 大統領が代わっても、いま膠着状態の日韓外交が好転する兆しは見られず、一昨年日韓の間で合意に至った慰安婦問題もきちんと実行されるのかあまり期待は持てそうもない。現在次期大統領候補者に挙がっている有力者は、いずれも合意を反故にすることを主張しているからである。日本の駐韓大使も日本に一時帰任してかなりの時間が経つが、いつ帰任するのか見通しは立っていない。

 中国との関係も高高度迎撃ミサイルシステム(THAAD)設置から悪化し、今や内憂外患で活路が開けない。対北朝鮮問題を抱えるわが国としてもお国の事情はともかく、真っ当な付き合いをしてもらわないと困る。一日も早く抱える問題を整理して、対等な外交関係を復活させるようにしてもらいたいものである。

 都内では号外も出たが、この他にも今日は大きな事案があった。

 ひとつは、南スーダンに派遣していた自衛隊PKO部隊を5月までに引き揚げることを決定したことである。過去5年間に亘り道路整備などの後方支援活動に当たってきたが、概ね任務を終えることが出来たという。この派遣には、稲田朋美防衛相の「戦闘」という言葉を巡る稚拙な対応により国会もスムーズな運営に支障を来してきた。政府軍と反政府軍が内戦状態に入っているうえに、もうひとつ別の反政府軍が戦闘に加わろうとしていて、現場は滅茶苦茶である。そんな中で昨年11月陸上自衛隊部隊350名を「かけつけ警護」の名目で派遣した。部隊撤収により取り敢えず憲法に触れるような問題が起きなくてとにかく良かったと思う。

 もう一件は、このところ連日大きな話題となっていた森友学園の国有地払い下げ問題は、森友学園が小学校設置の申請を取り下げ、混乱の責任を取って理事長自身は退任すると記者会見で発表した。昨日は、散々申請を認めて欲しいとメディアに言っていたが、一夜明ければこの通りである。国、大阪府、出入り業者、学校関係者らを手玉に取ったような籠池理事長の、教育者らしからぬ行動は厳しく批判されるべきだろう。

2017年3月10日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3587.2017年3月9日(木) アウシュビッツを訪れてみたい。

 今年はどうにかしてホロコーストで知られるアウシュビッツのユダヤ人収容所があったビルケナウ博物館へ出かけたいと思っている。収容所内の犠牲者の数は110万人と言われる。アウシュビッツ全体の面積は東京ドームの37倍もあり、だだっ広く周囲には建物がまったく見当たらない。今では博物館はポーランドの世界遺産にもなって、昨年は200万人の見学者が世界各地から訪れたという。

 偶々先月末にアウシュビッツを取材したドキュメントがNHKから放映された。「ただ涙を流すのではなく~分断する世界とアウシュビッツ~」と題して、ビルケナウ博物館公認のただひとりの日本人ガイド中谷剛さんの案内と考え方を通して、アウシュビッツの悲しい歴史を視聴者にも考えてもらおうという趣向である。今年50歳でガイド暦20年の中谷さんは、悲惨な歴史や収容所内の模型などについて説明しながらも自らの考え方を押し付けず、見学者自身に見て考えてもらうという点に拘り、自分の考えや意見を押し付けることはしない。それは師カジミェシュ・スモーレン氏から強い影響を受けたからである。現在のような分断的な世界の中でアウシュビッツの悲劇を考えるという点に重点を置き、見学者に情報を提供して収容所内の事物を説明しながら見学者が自分なりに考えてくれるようヒントを与えるようなガイドぶりというのは、ここならではの特異なガイドだと思う。現場に足を踏み入れれば、ここは恐らく現代社会とは異次元の世界へ身を置いたような気持に捉われるに違いない。ぜひとも現地を訪れ、出来れば中谷さんのガイドぶりに接してみたいものである。

 さて、明日は東京大空襲から72年目に当たる。その後終戦までに東京は度々米軍機の空襲に襲われた。3月10日の空襲では、死者10万人以上、罹災者は100万人を超える犠牲者を生んだ。偶々明後日が東日本大震災から6年になることもあって、東京大空襲と東日本大地震の報道が殊更多い。72年も経ち、大空襲は今や昔になってしまったが、その直後わが家は湘南の地から南房州の安房勝山町(現鋸南町)へ引っ越した。夜になると遥か東京方面の空が赤く焼けているように見えたものである。その後すぐ勝山国民学校初等科に入学して4カ月後の夏休み中に終戦となった。安房勝山町では大きな空襲はなかったが、空襲というとどうしても鋸山の方角の遥か遠方に見えた夜空に真っ赤な空が、子ども心に今でも強く印象に残っている。もう戦争は終わったと父親から聞いた時ホッとした覚えがある。今世界各地で保守主義から右翼思想が蔓延り出し、加えて北朝鮮のミサイル発射など戦争への道へ足を突っ込みそうなムードが高まりつつある。人間の知恵と自制心がどこまで戦争の暴発を抑えてくれるのか。あまり当てには出来ない一方で、密かに、しかも強く期待したいところだ。

2017年3月9日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com