充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
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3595.2017年3月17日(金) WBCで日本チーム準決勝進出
昨日 2017 World Baseball Classic (WBC)に出場している日本代表チームが、最後の決戦の地ロサンゼルスへ向かった。今大会はほとんどテレビ中継を観ていないが、先週のテレビ番組視聴率を見ると高視聴率上位5番組のうち3位までがWBC日本チームの試合だった。それほどWBCをテレビ観戦していた視聴者が多かったということになる。
世界から16チームが参加してそれぞれ4つのブロックに分かれて出場し、一次、二次予選リーグを勝ち抜いた4チームが22日からロスアンゼルスで開催される準決勝、決勝トーナメントに出場する資格がある。幸い日本チームは期待通り一次、二次リーグともに3戦3勝でアメリカへ乗り込んだ。あと2勝すれば世界一の栄冠を再び獲得することが出来るが、中々強豪国が揃っているので、日本チームとしても正念場を迎えたというところだ。
今年のWBCでこれまで印象的だったのは、考えてもみなかった中東のイスラエルの強さだった。今までイスラエル人が野球をやるなんて想像もしていなかった。それが、第一次予選で日本のライバルである韓国を破ったのに驚いていたところ、翌日には台湾にも完勝したことである。二次予選リーグで日本とも対戦し日本が勝ったが、意外なしぶとさに感心した。ほとんどの選手がアメリカのメジャー、及びマイナー・リーグの在籍、或いは経験者でむしろ今まで過小評価されてきたきらいがある。試合前の国家斉唱の折に何人かの選手が野球帽を取ったらユダヤ教徒らしく頭上にユダヤ教の民族衣装キッパを載せていたのが微笑ましかった。ほとんどの選手が両親のどちらかがアメリカに生まれ、実際にアメリカ国内に居住している選手が多いようで、パレスチナ近くで野球をやっているわけではないと思う。
これほど人気があるWBCの試合だが、どういうわけだかNHKが冷たい。実況中継は放映権を獲得出来なかったのだから放送しないのは分かるが、スポーツ・ニュースでもプロ野球オープン戦の試合は伝えるのに、ことWBCに限ってはほとんど放送しないのは、いかなる理由なのだろうか。
22日に準決勝、翌23日に決勝戦が行われる予定であるが、日本はチーム状態が良さそうなので、何とか世界チャンピオンの座を奪回して欲しいと思っている。
3594.2017年3月16日(木) 国内外に難しい問題波及
国内外にややこしい問題が起きている。国内ではこのところ毎日話題になっている学校法人森友学園・籠池泰典理事長の動静が一際注目を浴びている。昨日はわざわざ上京し、外国人特派員協会で記者会見を行う予定だったが、直前になって一方的にキャンセルするいつもながらの非礼な行動を取った。その代わりにノン・フィクション作家と称する菅野完氏が代理会見をして、理事長は子息ともども夜には大阪へとんぼ返りしてしまった。菅野氏の会見は真偽を取り交ぜ、秘密性を帯びた話の中味を窺わせる。これがまた新たな話題を呼んでもつれそうだ。
そして今日建設中の学園敷地前で聴き取り調査に訪れた与野党国会議員に、理事長が大きな声で説明していたが、テレビには会話を邪魔するような意図的で不快な妨害音声が流され、充分聴き取ることは出来なかった。それと同時に小池晃・共産党書記長、福島瑞穂・社民党元代表、森ゆう子・自民党議員ら大物与野党議員が理事長宅へやって来て理事長を交えて長い間会談していた。その結果昨日菅野氏が新たに学園設立に関係した閣僚がいると語りながらもその名前をぼかしていたが、今日安倍首相から学園建設資金として寄付金百万円を受領したと理事長サイドから暴露された。それがきっかけとなり、結局自民党はこれまで拒否していたが、民進党との間で籠池理事長の国会証人喚問を行うと決めた。この問題はこれから先どうなるか見当がつかない。
更に学園と関係ありと見られている稲田防衛相が責任を問われる問題が浮上した。防衛省内の自衛隊南スーダン部隊の日報について、一度は廃棄したと公表されたが、統合幕僚監部に残っていたことが分かった。だが、実は一度は廃棄したと防衛相が認めた日報が、自衛隊の手元にも残っていたという訂正発言があり、その隠蔽体質と大臣の監督責任が問われ出した。野党は大臣の資格なしとして稲田防衛相の辞任を求めている。これもこれから後へ引きそうだ。
海外では2つ大きな話題がある。ひとつは、トランプ大統領が署名した6カ国からの移民受け入れを一時禁止する大統領令が、ハワイ州連邦地裁が全米で執行を停止する決定をしたことである。これで移民、難民の入国に制限を課した大統領令は、7カ国から6カ国に変わったが、それも受け入れられず2度目の執行停止となった。トランプ大統領はこれを不服として最高裁まで争う考えを表明したようだが、トランプ政権にとっては厳しい道のりになったと言える。
もうひとつの話題は、オランダで保護主義に基づき移民、難民を含む異民族の受け入れを拒否しようとするウィルダース自由党党首らオポチュニストの勢いが、昨日の総選挙でひとまず頓挫することになったことである。一時は、世論調査で首位に立ってウィルダース自由党党首については、このところ連日テレビでそのアジテーションの様子が伝えられていた。今回の選挙は、オランダ国民のみならず、全欧州でも格別関心が高く、投票率も81%となった。結果は、現与党のルッテ首相率いる親EUの中道右派・自由民主党が40議席から32議席へ減らしたが、ひとまず第一党を維持することになった。
アメリカのトランプ大統領の「アメリカ・ファースト」や、移民締め出しの保護主義、イギリスのEU離脱などに勢いを得て、この後フランス大統領選挙やドイツの選挙に影響を与えると見られたオランダの結果が注目されたが、取り敢えず保護主義の勝利と発展を抑えた。
しかし、前途は内外ともに多事多難である。
3593.2017年3月15日(水) 文化功労者・中西準子さんの思い出
来る23日に母校湘南高校2年生時のクラス会が藤沢市内で開かれる。出席者はいつも10名少々であるが、毎年出席している。今年は以前から会いたいと思っていた中西準子さんが初めて出席するという情報を事前に得て、余計楽しみにしていた。ところが、今日送られて来たメールによると生憎急に出られなくなったと残念な連絡だった。月刊誌‘WEDGE’から取材が入ったそうだから、これもやむを得ないと思っている。聞きたいことが山ほどあったので、恨みつらみを交じえてメールで質問をしたところだ。
高校では毎年進級の度にクラス替えをしていたが、不思議なことに彼女とは3年間ずっと同じクラスだった。だが、理系の彼女とは進路も違っていたので、3年生時には授業で一緒になることはほとんどなかった。彼女は1年生時から成績優秀だったが、お父上が上海の東亜同文書院で学び、当時は日本共産党参議院議員だったせいもあり、あの頃からどこか左翼的な雰囲気を漂わせていた。1年生時に慣れない新人教師から男女一人ずつ歌を唄えと促され、恥ずかしながら教室で♪上海帰りのリル♪を唄った時、彼女は♪第一インターナショナル♪を唄ったくらい社会を捉える感度に私とは大きな差があった。
横浜国立大工学部から大学院は東大へ進み、都市工学・衛生工学の道を歩み、今ではわが国でも数少ない環境問題のスペシャリスト、工学博士となって、獅子奮迅の活躍をしている。現在独立行政法人・産業技術総合研究所フェローとして研究活動に勤しんでいる。その傍ら専門的な研究論文が「2004年毎日出版文化章」を受賞するほど多芸多彩な人である。
2010年には高校の先輩でノーベル化学賞を受賞された根岸英一博士や、同じく後輩のオーケストラ指揮者・大野和士氏とともに文化功労者に選ばれた。更に4年前には瑞宝重光章を受章して、クラスメートの中でも我々より遥か先を悠々歩いている。
中西さんへのプライバシーを含む質問に彼女が応えてくれるか分からないが、今では現役を去っている仲間が多い中で、彼女が相変わらず元気に活躍してくれていることは、我々同級生として大いに励みになり頼もしく思っている。それにしても会いたかったなぁ。
3592.2017年3月14日(火) 嘘つき防衛相のせいで政治は真っ暗闇
政治家の言葉の軽薄さと虚偽に関して今国会において稲田朋美防衛相の発言がもめているが、防衛相の終始一貫しない説明の底が割れて来たように思う。
問題になっている学校法人森友学園がかつて起こした民事訴訟で、原告側代理人弁護士として稲田防衛相はまったくタッチしていないと発言した。しかも、大阪府に提出した書類に顧問弁護士として名を連ねていたにも拘らず、関与しなくとも名前を載せることはあり得るとまで強弁していた。一方で森友学園・籠池泰典理事長はテレビ・インタビューで、明確に稲田防衛相と親しい関係にあり、何度も会っていると述べた。防衛相はこの真っ向から対立する発言まで否定していた。
ところが、民事訴訟の口頭弁論で原告側代理人弁護士として出廷したことを示す大阪地裁の記録があると分かった。これについて、自分は(弁護士の)夫の代わりに出廷したのではないかと推測しているとまるで他人事のような応え方をしている。明らかに嘘をついていたわけで、これに対して謝罪はしたが、自分の記憶に基づいた答弁だったと強気の応えで、これまでの発言は間違っていないとまったく反省の姿勢を示す気がないようだ。
こんな自己弁護的な言い分が一般社会で通用するとでも思っているのだろうか。常識的にもおかしい。野党は辞任を要求するようだが、与党は菅官房長官がまったく問題ないと応えるし、二階幹事長も辞任する必要はないという考えである。首相周辺ではすでに森友問題で首相自身に傷がつきかねず、ここで稲田防衛相の言動に疑念を抱かせるわけにはいかないのだろう。とにかくこのまま事態を収めたいというのが本音であろう。
稲田防衛相は、南スーダンへの自衛隊派遣についても現地の実情に精通しないことを暴露して、そのうえ野党の質問にも対応出来なかった。防衛相としても力不足を露呈したが、ひとりの政治家としても資質に欠けることが明らかになった。こういう人物を安倍首相以下政府がいつまで庇おうとしているのか不思議である。いずれにしても、政治家のレベルはあまりにも低い。いつもながら思うことだが、こういう政治家たちに大事な国政を委ねて大丈夫だろうか。日本の政治家は、官僚上がりと世襲政治家ばかりで自分で勉強し、自らの力で道を開拓した志の高い政治家はほとんどいない。嘆かわしいことである。いつになったら森友学園自体の問題と、森友に関連する安倍首相夫妻と稲田防衛相への疑念は氷解するのだろうか。
3591.2017年3月13日(月) サウジアラビア国王一行大挙来日
昨日サウジアラビアからサルマン・ビン・アブドルアジーズ・アール・サウード国王と随行の王族一行が来日された。今どき珍しいほどの豪華旅行である。前日にすでに訪日した一行を併せると、その数実に1,500名で特別機、チャーター機も併せて40機に上がるというから驚くばかりである。
今夕の朝日「素粒子」にこんな風に書かれている。「あのタラップの運送費はいかほどか、と下々は思う。千人のお付きを連れたサウジ国王。こんな王様がまだいた」。タラップとは特別機からの乗り降りに使用するエスカレーターをわざわざ国から運んだものである。
国王の来日はすべてに桁外れで1ヶ月もかけてアジア諸国を回っているようだ。この間要人が揃って海外へ出かけて国内政治は果たして大丈夫なのか、他人事ながら気になる。日本を離れた後中国へ向かう予定である。都内のホテルもホテルオークラを中心に1,500室をキープしたとか、専用のハイヤーを400台抑えたが、それでも足りずに関西方面からも調達したとか腰を抜かすような話ばかりである。インドネシアを訪れた時には、パトカーを先導に一度に多くのハイヤーが続いたために行列の最後部が通り過ぎるまでかなりの時間を費やしたという。
国王は今年81歳になられ、国王になってから初めての来日である。ファイサル国王の来日以来サウジアラビアの国王としては実に46年ぶりである。
来日の目的は両国の友好、親善と言われているが、「日本・サウジ・ビジョン2030」という新たな経済協力プロジェクトについて話し合うことである。サウジにとっては脱石油について話し合うことと、経済特区の開設で、サウジ国内で工場や研究開発拠点を誘致する地域を特区に指定し外資規制の緩和、税制優遇、関税手続きの簡略化、インフラ整備、労働環境の改善などの日本とサウジとのビジョンを話し合うことだという。日本にとっては原油の安定的輸入は交渉の目玉だと思っていたが、原油安が長く続き、財政的に厳しくなったサウジが現状で経済政策を変えることで日本の知恵を借りるようだ。しかし、あのサウジが脱石油とは意外な話である。
安倍首相主催晩餐会に続き、天皇陛下主催昼食会も予定されているようだが、イスラム国の国王でもあり、乾杯の際お酒はどうなされるのだろうか。5年前禁酒国のヨルダンでビールを飲む機会があったが、それはドライ・ステートらしくノン・アルコール・ビールだった。偶々そのことについて今エッセイを書いているが、果たして晩餐会や天皇主催の昼食会で乾杯はどうされるのか、興味がある。
ところで、天皇陛下の退位をめぐり昨年8月以来専門家や有識者らが議論を重ねてきているようだが、結局皇室典範の改正までは踏み込まずに今上天皇に限り退位を認める特例法を整備する方向で落ち着きそうである。これには皇室典範改正を主張してきた民進党が、特例法は将来の退位を否定しているものではないとの政府与党の考えに歩み寄ったからである。天皇が退位のお気持ちを披歴されてから、あまりにも時間がかかり過ぎている。漸くまとまりそうであるが、民進党の軟化は、最近の党の空気を表している。
昨日民進党として初めて開いた定期党大会で蓮舫代表は、原発ゼロ方針の「2030年ゼロ」を表明することを断念した。挫折の民進党の典型的な埋没アピールである。このように持論を抑制するような守りの姿勢では、党は非活性化し、蓮舫代表の求心力は低下し、野党民進党の存在も危うくなるのではないだろうか。