充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
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3615.2017年4月6日(木) 評論家大岡信・元日本ペンクラブ会長永眠
膝を痛めて登山を止めてから久しいが、山仲間との交流は今も続いている。今日小田急電鉄時代に所属していた小田急山岳部OB会が海老名社員クラブで開かれた。昨年に引き続き、かつての山仲間20人とともに思い出話や雑談と、食事に楽しいひと時を過ごした。最年長の福さんは齢90歳になろうとしているが、お元気で頼もしい。やや耳が遠くなったようだが、それは私とて同じことである。中には、仙田さんのように秩父で広域的に登山を続けている人もいる。長年登山を嗜んできた人たちは、基本的に身体ががっしりとして健康である。加えてとにかく皆笑顔がいい。私自身膝を痛めてから登山は諦めているが、自分で登らなくとも乗り物で山に登り空気に触れるだけでも心をフレッシュにしてくれるものだ。まだまだ登山とは縁が切れそうもない。
昨年は私の方が喜寿のお祝いをしてもらったが、今年はお祝いの言葉を言う立場になり、乾杯の発声をしながら喜寿を迎えた3人の山仲間に、僭越ながらそれぞれ拙著を差し上げた。
さて、昨日詩人の大岡信さんが86歳で永眠された。大岡さんの著作をじっくり読んだことはないが、朝日新聞朝刊のコラム「折々のうた」をしばしば読んでいた。なるほどと頷きながらいつも文章の上手さと、その視点に感心していたものだ。評論活動で詩歌に目を向けられ実績を挙げられた。日本ペンクラブ会長も2期に亘って務められ、文化勲章も受賞されている。一番の驚きは、「折々のうた」が時折休載を挟みながらも、実に6762回も続いて掲載されていたことである。私のこのブログも間もなく10年になるが、大岡さんに比べればまだ半分を超えたばかりで、もちろん筆力はとても真似のできるようなものではないが、掲載回数においてもまだとても足元にも及ばない。大岡さんはまさに「継続は力なり」を実践しておられた。すこしでもあやかりたいものである。
3614.2017年4月5日(水) 北朝鮮の傍若無人な独り相撲
また北朝鮮がやってくれた。ある程度予測はしていたが、今朝弾道ミサイルを発射した。今年に入って3度目である。いつまで経っても懲りない国だと呆れるばかりである。明日、明後日に予想されるアメリカのトランプ大統領と中国の習近平国家主席の首脳会談を牽制する狙いがあって打ち上げたことは明らかである。明日の会談でトランプ大統領はどの程度習近平主席に北朝鮮への圧力をかけることを期待出来るだろうか。
相変わらず、テロ事件や殺害事件が頻発している。サンクト・ペテルスブルグで起きた地下鉄爆破事件に続いて、シリアで空爆があった。シリア政府軍の空爆に化学兵器が使用された疑いが強まっている。反体制派勢力の支配地域が空爆され、死者が100人を超えたと言われている。この空爆を巡り国連では緊急安保理事会を開く見通しだが、禁止されている猛毒の化学兵器使用については、シリア政府軍は否定している。だが、人権監視団は化学兵器による症状が見られると指摘している。毎度のことながらやった、やらないのいたちごっこの感がある。シリア内戦に関しては現状ではほぼ解決の見込みがない。
今日はある会合の時間待ちのため、靖国神社で一人でお花見をすることになった。地下鉄九段下駅を出ると靖国までの通りは人が溢れている。田安門から皇居内にも入ったが、千鳥ヶ淵の桜は見事なものである。外国人の姿も数多く見られた。警備の人に尋ねて初めて知ったことだが、靖国神社へ向かって九段方面から第一鳥居、大村益次郎像、第二鳥居、神門、中門、昇殿という具合に目につく建造物が一直線にある。正確には大鳥居と言う名称はないと聞いた。満開で優雅な桜を満喫することが出来た。
3613.2017年4月4日(火) 懐かしい茨城弁
昨朝からNHKのドラマ「ひょっこ」が始まった。会社勤めの頃は、朝ドラは時間的にほとんど観ることはなかったが、時間的にフリーとなった最近では、先ず朝ドラと大河ドラマは観ている。「ひょっこ」は茨城県が舞台になっているので、茨城弁が話題になって昨晩の「鶴瓶の家族に乾杯」でも歩いたのは水戸市内と大洗海岸だった。今夜の歌謡番組でも「ひょっこ」の主演女優が出演して茨城弁を披露していた。
振り返ってみると、茨城県については沢山の思い出がある。かつて10年以上に亘って文部省主催の茨城県教職員海外派遣団のお世話をしていた当時、私自身茨城県派遣団のお供だけでも6度も北米やヨーロッパの学校など教育施設を訪れたものである。その事前研修でも、外国の訪問先でも茨城県の先生方が話されるアクセントと言葉が、特徴のあるユーモラスな茨城弁だったことがほのかなメモリーとなって思い出されてくる。茨城弁は同じ関東地方でも他県の言葉とは大分異なる言語で、愛嬌のある方言だと思っている。これから「ひょっこ」で茨城弁を聞くたびに、茨城の派遣団で一緒に旅した先生方や、訪れた視察先を思い出すのではないかと思っている。
さて、昨朝ロシアのサンクト・ペテルスブルグの地下鉄内で爆破があり、14名が亡くなり約50人が負傷した。テロと断定されたが、これまでロシア国内ではほとんどテロらしき事件はなかった。それが、モスクワに次ぐ第2の都市で、しかもプーチン大統領の出身地で、大統領がベラルーシ大統領と会談中にテロは起きたと言われている。容疑者はキルギス出身のイスラム過激派の青年と見られている。
ロシアの地下鉄と言えば、その駅の建物が立派で構内はまるで美術館のようだ。私自身にはモスクワの地下鉄の印象しかないが、駅構内が立派だったということと、地下鉄車輛の自動ドアがあまりにも速く閉まるので、怖いくらいだったことが思い出される。
ロシアにもISのテロが発生するとなると、同じように北西部にイスラム系少数民族が住む中国もよほど慎重に備えをしないと彼らに狙われる心配がある。
今やどこにも安全なところはなくなったのだろうか。
3612.2017年4月3日(月) 北朝鮮に対してアメリカは独自行動を取るか?
午前中元朝日の轡田隆史氏からお電話をいただき、日本ペンクラブ理事に選出されたお祝いと激励の言葉をいただいた。そして、来る26日にキューバについて講師を務める知研セミナーを聴講に来られると伺った。逆の立場ならともかく大先生に話を聞いていただけるとは光栄の限りである。ペン2月例会の折の立ち話だったが、キューバの現状をお話した折、キューバについて随分興味を示されたので、本セミナーについてお話したところ都合がつけば是非聴講したいと仰っていたので、多少期待はしていた。前準備は着々と進めているが、重点的にキューバ社会主義国家の成り立ちと、実現された文句の言いようがない福利厚生の実態などについて自分なりの意見を開陳したいと思っている。
午後には八木哲郎知研会長とともに南青山の岡本太郎記念館を訪れた。高橋善雄・事務局長にお会いして、今から40余年前に知研セミナーで講演された岡本太郎さんの録音テープを「オトバンク」による製品化で知研が市販する許可をお願いした。ところが、知研会員の間で配布するのは問題ないが、商業ベースで市販することには否定的な回答だった。まあこればかりは、相手があることでもあり、その相手がノーと言っている以上、残念ながら引き下がらざるを得ない。
さて、北朝鮮情勢が目を離せない緊張状態になってきた。度重なる国連憲章違反の北朝鮮のミサイル発射に対してアメリカを始め、各国が北朝鮮に対して制裁を課しているにも拘わらず、北朝鮮はこれを意に介さず度々ミサイル発射を繰り返すことにトランプ大統領は痺れを切らしたようだ。6、7日に訪米して首脳会談を行う予定の習近平・中国国家主席に対して、北朝鮮へ更なる圧力をかけるよう要望するらしい。問題は、もし習主席が消極的な態度を示せば、アメリカが独自に北朝鮮に対して行動を取るとのニュアンスの発言をした。
アメリカは密かにピョンヤン情報や、金正恩・北朝鮮労働党委員長の動静をかなり把握しているようだ。2011年にアルカイーダのビン・ラディンを奇襲により殺害した手口まで一部に漏らした。ぞっとするような情報である。変なことにならなければ良いが・・・・。
3611.2017年4月2日(日) 韓国国民にとって対日観の本心は?
一昨日韓国で朴槿恵・前大統領が逮捕され収監された衝撃的な出来事から、過去同じように悲惨な晩年を送った歴代大統領の波乱万丈な人生を顧みて、韓国国民の間でも少し感じるところがあるようだ。そのひとつが現行憲法の改正である。わが国でも改憲論議が喧しいが、彼らの目指すところは日本の憲法改正とは大分趣が異なる。
彼らが改憲を検討しようと言い出したのは、あまりにも集中し過ぎている大統領の権限をもう少し分散した方が良いのではないかと考えたようだ。現地メディアでも近く実施される新大統領選候補者に、新しい政治システムについて具体的なビジョンを披歴・公表させて国民の審判を仰ぐべきだと主張している。
そもそも韓国憲法の前文は、驚くことに植民地支配からの脱出と日本への抵抗運動から書き起こされている。1919年3月1日に勃発した3.1反日事件を受け、抗日独立運動を進めていた活動家が同年4月に上海に結成した大韓民国臨時政府が、現韓国政府の前身と定めている。太平洋戦争終戦によって日本の支配から解放された1945年ではなく、1919年を臨時政府としたのは、北朝鮮に対して統一朝鮮国家の正統性をアピールする狙いがあるようだ。韓国憲法は制定後これまでに度々改定され、現在の憲法は1987年に第9次憲法として改正され、第6共和国憲法と言われている。改憲自体は国家にとって大改革であるが、日本の憲法改正のように再軍備を云々するような国論を二分するというほどの大論戦となるわけではないようだ。
憲法前文冒頭から反日的表記が盛られていることが、ある意味では国民に反日感情を煽り現在の反日行動、反日デモが度々起こる下地ともなっているとも言える。
だが、韓国人の対日観にも複雑な思いや情緒があるようで、そう単純にはいかないらしい。世論調査によれば、釜山の日本総領事館前に設置された従軍慰安婦像撤去については国民の8割がノーである。その一方で、昨年日本を訪れた韓国人旅行者は初めて500万人を超え、年々訪日客が増えている。韓国人が選ぶ最も魅力的な国民として、日本人はドイツ人に次ぐ2位だというから、最近の反日言動を考えると不思議な気がしてならない。日本人の魅力として挙げられるのは、「他人への配慮(配慮文化)」「順法精神」だというから、逆に言えば、韓国人には他人への配慮とか、順法精神が欠けているということにならないだろうか。そう言えば、一昨年12月に国家同士が締結した日韓合意を、国民はもちろん政権野党のほとんどの政治家らが、締結後に反対する行動は理解に苦しむ。
それでも次期大統領の最有力候補の文在寅氏は、「日本統治時代の『親日派』が国内の不正・腐敗の元凶との信念を持ち、『親日清算』を成し遂げずに臨時政府百周年を迎えるわけにはいかない」と頑なに自説を主張している。これでは日韓友好は、未だ道遠しと言わざるを得ない。憲法前文に反日を表記する韓国と、同前文に平和主義を表現した日本が、誤解と行き違いの過程で相も変わらず間違った配慮をして、国家間に刺々しい空気が漂っているのは、お互いにとって不幸と思う。だが、それがいつの世になったらお互いの立場を理解し、お互いの誤解が解けるのだろうか。