充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
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3635.2017年4月26日(水) キューバについて講義
NPO「知的生産の技術研究会」(知研)の代々木のセミナーで講師を務め、2月の吉祥寺に続き再び同じ「いまキューバが熱い!」のテーマで話をした。狭い会場ではあったが、中々アットホームな雰囲気だった。設備上人員に制約があったが、ぎりぎり一杯20名の聴講者が集まってくれた。ワインを差し入れてくれた知人もいて、珍しく講義の途中で一時ワインタイムを取る寛いだムードだった。昨日までに講義の準備は大方整えていたので、まず思い通りに講義を終えることが出来てホッとしている。
冒頭に大学4年時にキューバ危機にぶつかり、それ以来キューバへ行くことが長年の念願だったことと、行ってみてキューバのキューバらしい実態がよく理解出来て良かったことなどを話した。その他にはキューバについて考えていること、革命を成し遂げた革命家の行動力、カストロ、ゲバラの国民を想う気持ちや信念と行動力、世界で唯一無二の社会主義国家を成し遂げたこと、などを数字を交えてパワーポイントで存分に説明したつもりである。まずまず納得出来るレクチャーだったと思う。聴講者の感想を聞いてみると、やはりキューバについてはあまり紹介されることがなく、知らないことが多かったので、新しい情報を得られたと喜んでもらえたのは講師冥利に尽きる。終わって二次会で元朝日の轡田隆史さんから慰労の言葉をかけてもらった。知研の八木哲郎会長、久恒啓一理事長からも大変良かったと講評していただいた。高校の友人、ゼミ仲間、駒沢大学公開講座同期生らも参加してくれ、杯を傾け大いに交流を深めることが出来た。
さて、安倍内閣にお粗末なドラマがあった。閣僚のうち、今村雅弘・復興原発事故再生担当相が辞任することになった。昨夕再び大震災被災者を傷つける軽薄な発言をしてから僅か3時間後のことである。この大臣には、被災者の気持ちを慮る気持ちがまったくなかったうえに、記者会見でも取材する記者を頭ごなしに怒鳴りつける傲慢さで自民党内からもとかくの噂があった人物である。
いま安倍内閣は問題児の大臣や幹部を抱えてその尻ぬぐいに追われている。首相は挿げ替えようにもそれをやると内閣の不安定さと、任命責任を問われかねないことから、敢えて大臣の更迭を差し控えていた。それが一強多弱の驕りから、益々自民党員の間に気の緩みやたるみが表れ、野党からも大臣辞職の要求を突きつけられていた。
今村大臣失言の二階派バーティ会場には、その後タイミング良く安倍首相も駆けつけ、直ちに挨拶の中で大臣の失言を陳謝したのだ。
今国会ですでに辞めた政務官が2人もいるが、そのうち女性スキャンダルを追及された元政務官のひとり、中川俊直氏は所属する委員会にも、国会本会議にも顔を見せず、雲隠れしたままである。与えられた職務を放棄したばかりでなく、国会議員としてのけじめや責任をまったく果たしていない。
さらに学芸員を愚弄する失言を犯した山本幸三・地方創生・行政改革担当相とともに、沖縄県民の気持ちを蔑ろにするような発言をした鶴保庸介・沖縄北方問題担当相もまな板の鯉である。
どうしてこれほど人の気持ちを理解出来ない愚かな人物が国家の要職に就くことができるのだろうか。そのうえ能力もないのに、要職を引き受けていながら職務について学ぼうとせず遊んでばかりいるのだろうか。その奥には、任命権者である安倍首相が人事権行使によって貸し借り勘定を考える不純さと安易さがあることも一因である。今村大臣の失言の僅か30分後に安倍首相は更迭を決断した。何とまあ安っぽい大臣だろうか。
3634.2017年4月25日(火) 緊張感を増幅させる北朝鮮の動き
今日の朝鮮人民軍創建85周年記念日に合わせて北朝鮮が何か事件を起こしそうな観測が頻りに伝えられ、各テレビ局がありとあらゆる情報を流している。危機感はいや増す一方であるが、北朝鮮もこの瀬戸際に来て敢えて危険な領域に踏み込むことはせず、恫喝的で誇大妄想的言動を繰り返すばかりである。一旦行動を起こせば、悲惨な戦争状態に陥る可能性があるだけに、にらみ合い状態が続いている中で、今日北朝鮮は東部元山海岸で金正恩・朝鮮労働党委員長立ち合いの下に、過去最大級の軍事演習を実施した映像が流された。朝鮮労働党機関紙は「アメリカが望むいかなる戦争に対応する意思も力も持っている。アメリカは政治的降伏か、軍事的降伏のひとつを選択する宿命しかない」と主張した。あくまで強気の仮面は脱ぎ取ろうとしない。
北朝鮮が踏み絵であるミサイルか、核実験のボタンを押す一歩手前で、踏み留まっているうちはまだ好い。だが、それとていつまでその緊張状態を維持していられるだろうか。中国も北朝鮮に制裁を課すようになって、果たして北朝鮮が耐えて行くことが出来ようか。加えてトマホークを積んだ米潜水艦「ミシガン」も釜山沖にやって来た。このうえアメリカ原子力空母「カール・ビンソン」打撃群が近づきプレッシャーをかけたら、北朝鮮もついふらふらとボークをやってしまいそうな気がする。その時朝鮮半島や日本本土にどんな恐るべき事態が招来するだろうか。考えるだに空恐ろしいことである。
この臨海状態を収めるためには、各国が一致団結して北朝鮮に対して徹底的に経済封鎖をして音を上げさせることしか考えられない。2月以降中国は北朝鮮に対して重油の供給を止めると宣言したが、その効果が表れたのだろうか、ピョンヤン市内のガソリン代金が徐々に値上げされ、この半年間にほぼ2倍に上がり、市民は入手出来ない状態だそうだ。現状ではまだまだ北朝鮮と中国、及びロシア、他の北朝鮮友好国との間にか細いパイプが通じていて北朝鮮にとって必要な物資が送られているように思える。
幸い今日のところはミサイル発射も6回目の核実験も行われなかった。何とか静かに収まって欲しいものである。
さて、日頃から若干取り引きしている証券会社のセールスマン氏が訪問されて、妻ともども久しぶりに話を聞く機会があった。初めて知ったことだが、今や旧財閥を主に証券会社と銀行、生保が系列化されているグループ企業が多くなって同じ系列にいると一緒にセールスしたり、情報交換したり、顧客を紹介し合ったりするという。セールスマン氏の同僚も銀行に出向したり、銀行から証券会社へ来られた人もいるという話に、長い時間が経つと随分仕事環境やセールスのやり方が変わるものだと今更ながら感じた。確かにそれは取り扱い商品が異なるので、相乗効果もありお互いにメリットがあると思う。なるほどと納得したように感じた次第である。
3633.2017年4月24日(月) フランス大統領選挙は決選投票へ
北朝鮮が、朝鮮人民軍創建85周年に当たる明日の建軍節に合せてミサイル発射、或いは核実験を行うのではないかと懸念され、その可能性と危険性がいろいろな視点から論評されている。特に、北朝鮮の高官は先制攻撃が始まれば、日本が最初にその火の粉を被り、アメリカ本土へも着弾するとの発言がいやがうえにも日本国内で危機感を煽っている。内閣府のホームページにミサイル着弾の場合の防護項目へのアクセス数が急に増えたとも伝えられる。
果たして北朝鮮からミサイルは発射されるのだろうか。アメリカ原子力空母「カール・ビンソン」打撃群が、フィリピン沖合を北上中で近い内に海上自衛隊のイージス艦「あしがら」、護衛艦「さみだれ」と合同訓練を行って日本海へ達するとの情報が伝えられている。これまでにない緊張感が日本中を漂っている。かつての臨界状態は、その直前で停められたし、アメリカのイラク攻撃時のようにイラクに反撃する機会や反撃手段はなかったが、今度ばかりは北朝鮮に米軍から攻撃されれば反撃の機会があるということが、必要以上に不安を煽り、危機感を高めている。
強気一辺倒の北朝鮮には、どこまで戦争に勝てる確信があるのか、本気でアメリカ連合軍を粉砕出来ると考えているのだろうか。国家滅亡と国民に莫大な犠牲を強いる強気の対応、そしてそれらの情報を国民にまったく伝えず、かつての大日本帝国陸軍同様の「討ちてし止まん」の気持ちだけを、国際社会にぶつけているように思えてならない。北朝鮮は、哀れにも血迷った滅亡的指導者・金正恩一派の我利我欲と愚かな国家戦略により国家・国民を破滅に導こうとしている。
流石に中国もこの期に及んでアメリカに対して極力自重することを促している。出来れば、こんなことは夢か幻であって欲しい。1962年のキューバ危機以来の世界を震撼させるような危機が到来するかも知れない。
さて、昨日行われたフランス大統領選挙の結果は、11名が立候補したが、予想通り過半数を得た候補者が表れず、来月7日に獲得投票1位のマニュエル・マクロン氏と第2位のマリーヌ・ルペン氏の決戦投票が行われることになった。与党で左派の社会党、最大野党で中道右派の共和党からはどの候補者も決戦に勝ち残れなかった。マクロン氏は親EU派で前経済相であるが、まだ39歳にも拘わらず23.86%の支持を獲得した。
フランスの大統領最有力候補に39歳の若手がのし上がってきたことに、文化大革命当時中国共産党大会で颯爽と躍り出て来た四人組のひとり、38歳の王洪文を思い出す。年齢的にもあまり変わらない若手の出現に驚いたものである(王は私より2歳年長であるが、当初私と同年齢と報道された)。あの共産国家中国にして若手の登用は刺激的ニュースだった。いずれ中国は発展するだろうと思った。不幸にして彼は間もなく反党集団の一員として捕らえられ刑に服し失脚した。それ以降中国で新進気鋭の若手が檜舞台に登場することはなくなった。
他方第2位のルペン氏は父親が創立した極右政党・国民党首の地位を父から奪い虎視眈々と飛躍のチャンスを狙っていた。今ではEU離脱と移民排斥を訴えフランス第一主義を提唱している。彼女は21.43%を獲得したが、決選投票では他の候補者がマクロン氏支持に回るものと見られやや劣勢である。すでに決選投票の予想ではマクロン氏62%、ルペン氏38%という数字が発表され、圧倒的な差がついている。
それでもマクロン氏の首位はヨーロッパ経済に希望を持たせたのか、各国株式市場には期待感が盛り込まれ、フランスでは4%、ドイツでも3%も株価が上昇した。日本でも対先週末で日経平均株価が255円も値上がりした。
朝鮮半島がやや不気味な空気を漂わせている中で、あれほど大騒ぎして朴槿恵大統領を追い詰め辞めさせて、新大統領選出に大きな期待が持たれている韓国大統領選も今ではすっかり影が薄くなった。フランス大統領選決選投票の2日後に行われる韓国大統領選は、現在世界からあまり注目されていない。
ところでいやぁ驚いた。中学3年生でプロ棋士の藤井総太4段が、羽生善治三冠に勝ち13連勝を飾った。これほどの天才的資質を持っている少年は、他の分野にも見当たらないと思う。将棋はやらないので、その凄さの度合いはよく分からないが、これまで歴戦練磨の棋士に勝ってきた点でも、天才の域を超えているのではないだろうか。
とにかく将棋界にドえらい天才少年が現れたものである。
3632.2017年4月23日(日) フランス大統領選挙の結果はいかに?
26日に代々木で「知的生産の技術研究会」(略称:知研)セミナーで、2月の吉祥寺のセミナー講演と同じテーマ「いまキューバが熱い!」で講師を務める。準備期間に余裕があったので、じっくり構想を練り、一般的な観光というよりキューバ革命、キューバ社会主義、革命家カストロとゲバラ、アメリカ及び日本との外交関係などについて、自分自身の見聞録と併せて話してみたいと考えている。今日一応パワーポイント用のスライドとレジュメを仕上げたので、当日を待つのみとなった。
ただ、迂闊だったのは予備としてパワーポイント用プロジェクターを持参する積りで試してみたが、どうも不具合があるのか投射出来ない。原因は昨年買い換えたノート・パソコンにはプロジェクターに接続する差込口が装備されていないことが分かった。もう間に合わないので、急遽知研の担当者に連絡したところだ。まぁ事前に分かってホッとしてはいる。
キューバについては、意外にも知っている人が周囲にあまりいない。日本にもキューバは深く紹介されていない。それは日本外交が対米従属で歩んできたせいでもある。貿易額も一時に比べて2%余りにまで落ち込んでいる。カストロやゲバラが訪日しても、日本政府は国賓でもてなすことはおろか、広島を訪れることにも好い顔をしなかった。この辺りのさわりについても話してみるつもりだ。2カ月ぶりの講師だが、楽しみにしている。
さて、今日フランスでは大統領選挙が行われている。アメリカ・トランプ政権の「アメリカ・ファースト」の保守主義、イギリスのEU離脱、そして一昨日のパリ市内のテロ騒ぎなどを考えると、過去の常識的な投票とはかけ離れた結果となりそうだ。実際予想は難しく、4人の候補者は拮抗している。不思議なのは、反EUを主張する2人が両極にいて、右翼のルペン国民戦線党首と左翼のメランション欧州議会議員が対立しているくらい混沌としている。いずれにせよ、決選投票に持ち込まれるだろうが、フランスもイギリス同様EU離脱へ向かうことになるのか。結果に興味がある。
3631.2017年4月22日(土) 自民党世襲議員の世間知らずと思い上がり
このところ自民党国会議員の失言や、プライベートな脱線行為が目につく。これには自民党の一強多弱のなせる気の緩みとたるみのせいもあるだろう。2012年の総選挙で自民党が圧勝し政権奪還を成し遂げたが、その際大勢の若手議員が当選した。彼らがあまり苦労もなく与党という風よけに守られぬくぬくとしているうちに、危機感もなく議員風を吹かせて、知らず知らず不見識や非常識を曝け出すようになったのだろう。
経産省政務官だった中川俊直氏も2012年組で二世議員であるが、派手な女性スキャンダルが週刊誌に暴露され、政務官を辞めたばかりでなく、自民党も離党せざるを得なくなった。国会議員の資質も資格もまるで見られない。どうして、これほど自分の立場と役割が分からない人物が、国会議員になり要職を占めるようになるのだろうか。あまりにも情けない。
本人が一番悪いが、実力政治家だった父親、所属する自民党ら周囲が過度に甘やかすからではないだろうか。
いま2期目の衆議院議員の中には、とりわけお坊ちゃん二世議員が多く、彼らは世間を知らな過ぎるようだ。
他方、昨日失言した山本幸三・地方創生兼行政改革担当大臣は二世議員ではなく、東大から大蔵省入省のエリートであるが、「一番のがんは文化学芸員と言われる人たちだ。観光マインドがまったくない。一掃しなければ駄目だ」と博物館などの学芸員を軽蔑するようなことまで述べて、全国の学芸員からばかりでなく、今朝の朝日の読者投稿欄にはがん患者からも悪者扱いされたと厳しく指摘されている。世襲議員と同じように世間の実態を知らず、エリートかぶれの浅知恵で、言いたい放題言い放つ嫌味がふんぷんと感じられる。これに似たケースで山本大臣と同じ7回当選の失言大臣に今村雅弘・復興兼事故再生担当相がいる。記者会見で激高して顰蹙をかったが、訂正とお詫び会見をした直後に再び記者に怒号で応える傲慢さである。今村大臣もオツムが好い筈の東大OBである。更に沖縄県民の神経を逆なでする発言で物議を醸した鶴保庸介・沖縄担当大臣も東大出身である。こうして見ると現内閣の20人の閣僚のうち、東大出身者は7名を占め、そのうち3名がごく最近傲慢な発言と失言で批判を浴びている。周りが愚かに見えて思い上がり物事はこうやるものだとついエリート意識が露骨に表れてしまうのだろうか。
一方評判の芳しくない自民党世襲議員の数は、現在の国会議員の中で桁外れに多く、第2次安倍内閣発足時に閣僚候補と党幹部候補には、全自民党議員の92%もの世襲議員がいたというウソのような話が伝えられている。彼らが仲間内でお互いを忖度して国政を動かしているとしたら、将来とんでもないことになり、いずれ世襲議員によって国が滅びる恐れさえ否定出来ない。