充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
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3840.2017年11月17日(金) あれ?受動喫煙防止を緩和する厚労省案
受動喫煙による健康被害を防止する喫煙対策を強化する健康増進法の改正に取り組んでいた厚生労働省が、主旨を大幅に後退させ飲食店の喫煙を緩和する案を検討していることが分かった。2020年東京オリンピック開催に当り、IOCからもレストランなどにおける喫煙について注文がつき、それを受けて厚労省は対策を検討していたと思った。それが、自民党内の葉タバコ農家を中心とする農業従事者や、JT(日本たばこ産業)関係者らタバコ販売が減少することを懸念した業者らの支援を受けた自民党議員らが反対して当初案があっさり後退してしまった。
これまで厳しい受動喫煙対策を考えていた塩崎恭久厚労相が、8月第3次安倍内閣改造により閣外に去ったことが大きく響いた。改正は、床面積30㎡以下のバーやスナックのみ喫煙を認める当初案から、同150㎡以下の飲食店の喫煙を認める案に大きく後退してしまった。新規店舗や大手資本の店は喫煙を認めないというのも言い訳のような気がする。塩崎前大臣のようなこう硬骨漢がいないと、こういう利害関係が絡む事案は政府が意図する方向に引き摺られてしまう。小池都知事は、東京都は30㎡以下のバーなどを除いて飲食店は原則禁止とする独自の条例案を検討するという。全国がん患者団体連合会理事長と日本禁煙学会理事長は、この案では受動喫煙を防げないとがっかりしている。政治家らの利己的な考えからこういう本質的な問題を誤魔化し、喫煙による悪影響を倍加させている。情けないことである。
さて、今朝の朝日新聞の隅っこに「千畝氏妻の遺言『有効』確定」との記事が掲載されていた。今執筆中の9月のアウシュヴィッツ収容所訪問記に関連して、その中で「命のビザ」を発給した杉原千畝・元リトアニア・カウナス領事代理についても触れている。記事は私が書いた内容にも関連するもので、先ごろ杉原の遺品について妻の遺言が有効かどうかが争われていた件である。週刊新潮16.12.1付では地裁で妻の遺言が無効とされたと書かれていたが、この記事では上告審で有効と判断され、一応の決着がついた。それにしても杉原千畝の功績を考えると家族内で骨肉の争いのようなドロドロした話は杉原のレガシーに傷をつけるように感じて、あまり後味が良くない。これで一件落着にでもしないと、リトアニアで敬愛され、顕彰碑まである杉原千畝の功績を汚すようなことにならないか心配である。
3839.2017年11月16日(木) ジンバブエで軍事クーデターか?
世界でも最高齢の支配者と言われている93歳のジンバブエのムガベ大統領が、実質的な軍部クーデターにより自宅軟禁の状態にある。年齢から考えても肉体的には大分弱っているように見えるが、長年権力を握っているとおいそれとは他人にその権力を手渡したくないようだ。
1980年イギリスから独立して以来、首相、大統領と権力を独り占めにして国を支配してきた。良かれと思って実施した農民のための農地改革は、白人農場主から農地を強引に接収したやり方がまずかったようで、これに猛反発した欧米諸国が経済制裁を実施して主産業の農業が一気に崩壊した。テレビを観ていて驚いたのは、天文学的なインフレにより一時200億%の上昇率でインフレが昂進し、国民が大きな札束をいくつも持っている姿を目にしたことである。これからこの貧しい国はどうなるのだろう。立派なジンバブエ国大使館がわが家の目と鼻の先にあるので親しみがある国であるし、25年前に南アフリカのヴィクトリアの滝を訪れた時にも国境の橋を歩いてジンバブエへ渡ったことを想い出す。そんな素朴な国が1人の独裁者の権力欲により、国を惑わせてしまったようだ。当分気になるニュースである。
さて、10日の本欄に取り上げた新税「出国税」について、政府・与党は2019年1月か4月の導入を本格的に検討しているらしい。その名称も「観光促進税」と呼ぶそうだが、何を以ってこういうふざけた名称にするのか首を傾げたくなる。普通の感覚では、新たに税を課せられれば拒絶反応が表れ、身を引くものだ。つまり促進にはならないと思う。それが、政府役人どもには分からないのだから、どこまで本気になって国民の気持ちを「忖度」したのか疑問である。
取れるところから取る。こんな安直な考えで課税するのなら旅行者にとっては堪ったものではない。納税者の気持ちがまったく分かっていない。昔から旅行業や観光業は、良いにつけ悪しきにつけ役人に苛められ狙われていた。観光は生活になくてはならないものではないから国家経済にとっては斟酌するには当たらないというのがこれまでの本音である。まだ、国家財政が酷かったころ、海外旅行は財政的に無駄との考えで、引き締めばかり注力し、海外旅行者は国家財政の無駄遣いをしていると公言していた。外貨持ち出しにしても極力多額を持ち出さないようブレーキをかけていた。それがどうだろう。訪日外国人観光客が増え外貨が入るようになるに従い、旅行業並びに観光業は国家にとって重要事業と言い出し、それにも拘わらず、それまで地道にインバウンド業の拡充に努力していた旅行業界の頭上で何事も決めている状態である。自分たちが路線を敷いたから旅行業が軌道に乗ったと言わんばかりの傲慢さである。
日本人のみならず、すべての日本出国者から1人当たり千円を巻き上げようとの謀略により、年間ほぼ400億円を手に入れる腹積もりのようだが、トランプ大統領の娘イヴァンカさんの活動にポンと50億円を投資するような感覚で新税で得た収入をドブに捨てるような消費はやらないでほしいものである。
いずれにせよ役人のずる賢いアイディアを簡単に引き受け、法案を成立させる政府には、分かりましたなんて素直に納得出来るわけがない。
3838.2017年11月15日(水) 疑念の加計学園獣医学部、来年4月開学
やっぱりそうかというのが、国民のほとんどの受け止め方であろう。長々と世間を賑わせていた愛媛県今治市に建設中の加計学園・岡山理科大学獣医学部開学認可の件である。これまでも加計孝太郎理事長と安倍首相との親密な友人関係から、国家戦略特区構想の一環として甘い審査基準の下に開学が認められるだろうと予想はされていた。官邸周辺や文科省役人の首相への忖度によりことは現実となった。疑念はあちこちから噴出している。来年4月に開学のようだが、教えるべき教員は賄えるのか。教育水準は維持出来るのか。全国の大学獣医学部の中でも最も学生数が多くなりそうだが、教えるべき教員は定年を迎えた教員を全国からかき集めているという噂である。最も懸念しているのが、内部の加計学園職員だというから本当に大丈夫だろうかと不安ばかりが先立つ。
これだけ世間を騒がせていながら、安倍首相は自分は加計学園獣医学部新設にまったく関与していないと白を切るし、本来なら国会の証人喚問に呼ばれても当然と思える加計理事長が、公の場に一切顔を出さないというのもおかしな話である。
こうして霧と闇の中を加計学園「忖度」獣医学部は来年4月開学される。果たして入学しようという学生はどれほどいるのだろうか。
さて、今日は本年度駒沢大学公開講座の最終日で、いつも通り2時限の講座を聴講した。先週「体験的ジャーナリズム論」の山田克講師から、ロシア革命の新聞コピーをいただき、随分参考にさせてもらったが、今日もまた盧溝橋事件、日中戦争、南京入城、大東亜戦争開戦、同終戦の他に、終戦の年1945年4月に脳溢血で亡くなったルーズヴェルト大統領の死亡記事が興味深かった。
敗戦間近の日本が戦局で追い詰められていたこともあり、各新聞の見出しや著名人のコメントには冷静さが欠けているように思える。鈴木貫太郎首相が同盟通信を通して発表した談話は「米国民の損失、深甚なる哀悼の意」と礼を失しないものだったが、朝日は「世界動乱の最大責任者」、毎日は「米帝の権化に天誅」とまるで帝国軍事新聞の書きようである。朝日記事には「国民は何かしら小気味よさを感じる」とあり、野村吉三郎大将の如きは、「ホワイト・ハウスに行ってルーズヴェルトの部屋に入ったら棺桶が据えてあった。副官のいうにはルーズヴェルトがこの中に入っているといった。これは夢が的中したわけだ」と数日前に見た夢が現実になったと子どものように得意になっている。
戦時中の日本のお偉方がこの程度の知性だったとは情けなくなってくる。ルーズヴェルト大統領は在職中亡くなられたわけだが、1932年から亡くなった45年まで実に4期に亘って大統領の職に就いていたとは初めて知った。
古紙にいろいろ教えてもらった。
3837.2017年11月14日(火) 小池百合子都知事、「希望の党」代表を辞任
新党「希望の党」を起ち上げて代表の座に収まっていた小池百合子・東京都知事が代表を辞任した。結党、代表就任からまだ2カ月も経っていない。都知事選、都議会選と圧倒的な勝利を収めて、いずれ日本初の女性首相の座を狙っているのではないかと噂されるほどムードは高まっていた。それについ溺らされたのか、突然の新党創設と新進党との合流に際して、強気な言動を弄したことから一部で顰蹙を買い、先の衆議院議員選挙では、新党は票数を伸ばせず、熱気はすっかり萎んでしまった。昨日行われた都内葛飾区議選でも、小池知事の母体である「都民ファーストの会」から5名立候補したが、僅か1名しか当選しなかった。
落ち目になった小池知事は、希望の党の代表を辞めて都政に専念すると語った。自ら新党を起ち上げていながら、評価が下がり始めるや簡単に放り出す。無責任も甚だしい。世間を舐めている。これからはあまりあちこち色目を使わず、目の前にある懸案事項、特に豊洲市場移転問題や、3年後の東京オリンピックの準備に本腰を入れてもらいたいと思う。
さて、昨日午後韓国と北朝鮮の境界である板門店で、ひとりの北朝鮮兵士が突如脱走し韓国側へ亡命した。直後に北側から銃撃され負傷して、ソウル市内の病院で手当てを受けているが意識不明の状態だという。国境線を超えて亡命を求めてきた北朝鮮兵士や、住民はこれまでにもいるが、韓国兵と北朝鮮兵が特別警戒する国境の中央部を正面突破するとは驚いた。いろいろな憶測が囁かれているが、将来に失望した北朝鮮兵がついに逃げ出した経緯から考えて、何か北朝鮮側に悲劇的な事態を予想させることが起きている可能性もある。脱走兵が回復したらはっきりしたことが判明するだろう。それにしても朝鮮半島は穏やかではない。
今日大相撲九州場所は3日目を迎えたが、昨日まで2連敗だった横綱日馬富士が休場した。先場所逆転優勝した余勢を駆って今場所も行けるかと思っていたところ、とんでもないスキャンダルで休場させられたというのが真相のようだ。
横綱は場所前の先月鳥取県で巡業中に、同じモンゴル出身の幕内力士・貴ノ岩に暴行して負傷させ貴ノ岩は初日から休んでいる。警察に被害届を出しているというからこのままでは収まらないだろう。かつて現役活躍中だった同じモンゴル出身の横綱朝青龍も暴力事件で相撲界を去ったが、下手をすると日馬富士も同じ運命を辿ることになる。どうも相撲は強くても傷害事件を起こすようなことでは困る。相撲協会のお裁きはどうなるだろうか。
同じスポーツでも海外でも大きな話題があった。強豪イタリアのサッカー代表チームが、スウェーデン戦に2試合合計で敗れ来年のロシア・ワールドカップに出場出来ないことが分かった。過去に4回優勝、14大会連続出場の強豪国が、日本も出場する最高の大会に出られないとは少々気の毒でもある。イタリアのサッカーは日本でも人気が高く、選手も憧れてイタリア・チームに加入出来ることを楽しみにプレイしている。サッカー界の今年最大の番狂わせだろう。
こういう番狂わせが起きることがスポーツの楽しみでもある。はてさて次の番狂わせは何だろうか。
3836.2017年11月13日(月) 古代史上の時代区分に「チバニアン」
今日びっくりするようなニュースがあった。千葉県市原市の養老渓谷を中心に地質調査の結果、その存在を確認したとするラテン語で「千葉時代」を意味する「チバニアン」という世界史の時代区分を組み込む答申を国際地質科学連合へ提出し、うまくすれば来年認められて、歴史上77万年~12.6万年前を「チバニアン」時代と呼ぶことが決定される。そうなると世界中すべての年表、教科書に「チバニアン」の名称が掲載されることになる。「チバ」が評価され名が上がることに森田健作・県知事を始め地元民は大喜びである。
その他にも地球の南北の地磁気が時を経ると逆転するということにも驚いた。過去360万年で11回も南北が入れ替わっているという。自然にはまだまだ未知で不思議な事象がたくさんあるようだ。
養老渓谷は高校時代に幕張小学校のクラスメートとともに、訪れたことがある。渓谷の両岸の岩が粘土質のように感じたので珍しいと思ったが、そういう場所がこんな世界的な事象に結びつくとは驚きである。あの時誘われて熟慮の末行って良かったと思っている
さて、昨日から大相撲九州場所が始まったが、スポーツの秋到来というところだろうか、プロ野球はオフ・シーズン入りしたが、各種の国際大会、国内大会も花盛りである。
このところ目を見張るような活躍をしているのが、スピード・スケート女子である。オランダのヘーレンフェインで開催されているスピード・スケート世界選手権種目別レースの500m、1000m、1500mの他に団体パシュートに続き、平昌大会から正式種目になるマススタートでも金メダルを獲得した。大したものである。男子があまりパッとしない中でそれを補うように女子がこれほどの活躍をするのは、頼もしい限りである。元来スケートは北欧諸国の独壇場だったが、近年中国や韓国のアジア選手が活躍するようになった。冬のスポーツとしては、女子スキー・ジャンプの高梨沙羅選手が目立っているうえに、男子ジャンプのソチ五輪で銅メダルを獲得した葛西紀明選手が連続8回目のオリンピック出場を目指している。だが、比較的水準の高かったフィギュア・スケートが、少々心配になって来た。ソチ五輪で金メダルに輝いた男子の羽生弓弦選手が、先日練習中に負傷して開催まで残り90日を切った平昌五輪までに立ち直れるか気になるところである。女子は浅田真央選手が引退して、日本人選手は最近の国際大会ではあまり芳しい成績を上げていない。
その他にもワールドツアー・ドイツオープン女子卓球のダブルスで17歳コンビが初優勝を遂げたり、ブルガリアで行われているトランポリン世界選手権で日本女子選手として史上初めてメダル(銀)を獲得した。
これから冬のスポーツは来年2月の平昌五輪目指して総仕上げに入ることだろう。国民を勇気づけてくれるスポーツ選手の活躍を期待したいと思う。