充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
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3865.2017年12月12日(火) 今年を表す1文字漢字は「北」
毎年発表されるその年の世相を1文字で表す漢字は、今年も例年通り京都清水寺貫主が筆で書いた。それは「北」に決まった。これは日本漢字能力検定協会が広く募集した応募15万余案の中から最大得票の漢字の中から決められるという。それ故に今年世間を騒がせた北朝鮮のミサイル発射と何かと騒がしい北朝鮮情勢から「北」に決まったのではないかと思っている。九州「北」部豪雨もあるらしい。貫主はそれ以外にも「北」という文字は、右と左の作りがそれぞれ背を向けていることから、必ずしも北朝鮮ばかりでなく、左右に分かれている現在の世界の情勢を表していると話してもいた。
因みに昨年はリオ・オリンピックで日本が金メダル12個を獲得したことから「金」に決まり、2015年は、安保関連法案が通過したことから「安」となったらしい。しかし、個人的な見方を言わせてもらえば、この一昨年の「安」は1強多弱を背に勝手気ままな手法で「森友」「加計学園」問題をあやふやにして我が道を往く傲慢政治を行っている安倍首相の「安」を指しているのではないだろうか。
さて、タレントとして何かとその言動が世間を騒がせ物議を醸していた元プロ野球界の三冠王で、監督としも実績を残した野村克也氏の妻‘サッチー’こと沙知代さんが、8日突然虚血性心不全で亡くなった。朝食を食べて午後口を利かなくなったのでおかしいと救急車で病院へ運んだがそのまま亡くなったという。まるで突然死のように周りに迷惑をかけない死だった。その言動はあまりにも派手で、随分叩かれてもいた。特に、女剣劇の浅香光代やデヴィ夫人との罵り合いが凄まじかった。
突然の訃報にちょっと驚いていたところへ、北朝鮮拉致被害者の曽我ひとみさんの夫ジェンキンス氏が昨夜自宅玄関前で倒れているのが見つかり、病院に運ばれたが今朝そのまま亡くなった。まさか「北」のせいではあるまい。死因は致死性不整脈である。77歳だった。
不思議なつながりと言えば、ジェンキンスさんの死に合せるかのように同じ北朝鮮拉致被害者の増元るみ子さんの母親も今朝亡くなった。「北」の不誠実な対応のため娘に一目会いたいと願いながら逝った。享年90歳だった。
拉致問題は一向に解決の見通しが立たず、政府は誠意努力するとは言うものの、手強い相手の北朝鮮が、一方的に拉致問題は解決済みと宣言しているだけに問題解決は至難である。況して日本がアメリカとともに核開発とミサイル発射問題で北朝鮮に経済制裁を課し、北朝鮮を追い詰めているので、益々解決は困難となっている。現状のまま時間が経過するのをただ待つだけなのか。アメリカの圧力一点張りの強気政策も行き詰っている。そろそろ対話を検討することも考えてみてはどうだろうか。
3864.2017年12月11日(月) 日本人の新たな世界的活躍のイメージ
今年のノーベル賞は日本と関係のある人物や組織が受賞したことで、例年とは少し変わった印象を受ける。昨日オスロで行われたノーベル平和賞授賞式では核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)が受賞した。101カ国の468団体が参加している組織だが、授賞式では日系カナダ人のサーロー節子氏が受賞講演を行ったり、広島と長崎の被爆者らが出席した。また、ストックホルムで行われた文学賞授賞式には日系イギリス人のカズオ・イシグロ氏が出席したが、イシグロ氏は長崎生まれである。
近年は日本人の受賞者が多くなったが、例え日本人が受賞しなくても日本と関係の深い外国人が受賞する現象が目立っているのは別の意味で心強い。
さて、このところスピード・スケートのワールドカップで日本人女子選手の活躍が目立っている。アメリカのソルトレーク・シティで行われた第4戦の今日、1000mで小平奈緒選手が世界新記録で優勝した。2位も日本の高木美帆選手である。前日はパシュートで女子3人のチームがやはり世界新で優勝した。この種目で日本チームの世界新記録優勝は3回連続である。小平選手は500mでも優勝したし、1500mではパシュートの優勝メンバーのひとり、高木美帆選手が優勝した。大したものだと思う。こうなると2月の平昌オリンピックが楽しみだ。あとはまだ調子の上がらない昨年まで常勝を誇っていたスキー・ジャンパーの高梨沙羅さんの復調に期待したいところである。
ところで今日こんなことがあった。今朝自由が丘駅まで車で家内を送る途中、目黒区立宮前小学校前の上り勾配の直線道を走行中、突然T字路の横路からタクシーが飛び出して右折し私の前を通り過ぎて行った。一旦停止を怠った明らかな交通違反である。咄嗟にブレーキを踏み、クラクションを鳴らしたのだが、次の信号停止でも運転手は知らん顔である。帰ってからタクシー会社の名前をネットで調べて、プレート№、場所と時間を書いてメールで危険だと注意したところ、30分ほどしてタクシー会社から謝罪の電話があった。運転手もこの件は承知していたということから、記録されているドライブレコーダーを使って今後安全教育をしていきますと恐縮していた。その後しばらくしてお詫びとお礼のメールもあった。苦情解決は直ちに行動することが大切だ。その点でこのタクシー会社の対応は素早く納得が行った。
それに引き換え、これまでの経験上メディアの意見、苦情に対する対応は不誠実で話にならない。返事すら寄こさないことが多い。これまでの経験上朝日新聞社、日経新聞社、テレビ東京はまったくお話にならない。NHKは訂正の約束はするが、その約束を守ろうとしない。
今日のタクシーのルール違反の件は一瞬ハッとしたが、その後の丁寧な対応に救われ悪印象は失せた。やはり客商売というのは、敏感である。
3863.2017年12月10日(日) ノーベル平和賞受賞に際し日本政府へ厳しい声
師走も半ばになりこのところ寒い日が続く。当分この寒さが続くようだ。昨日セルビアのヴァイオリニスト豊嶋めぐみさんから頂いたメールによれば、現地では霙から雪に変わるという。
そんな寒い中で今日オスロではノーベル平和賞授賞式が行われた。平和賞以外の授賞式は、アルフレッド・ノーベルの生誕地スウェーデンのストックホルムで行われるが、平和賞だけはノーベル自身の意向によりオスロで行われ、今年は国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)が受賞の対象となった。
ICANは国連で圧倒的多数の賛成を得て成立した核兵器禁止条約を結実させることに貢献したことが高く評価され受賞することになった。ところが、被爆国である日本政府はこの条約に冷たい対応を取り、原爆被爆者ら関係者から非難の声が聞かれている。一歩譲って、核兵器を所有する国と所有せず廃棄を求める国との間に隔たりがあることは理解出来ないこともない。しかし、核兵器を無くしたいという国際世論を考えれば、唯一の被爆国である日本が核兵器を禁止する条約に賛成しないということはどう考えても不合理で理解出来ないし、この条約に賛成した国々から不信感を持って見られて当然である。
一旦ことがこじれて世界戦争になれば、核兵器が使用されることは間違いない。これは人類の滅亡を意味している。現在核保有国が保有する核弾道の数は、1980年代に比べれば1/4近くに減少している。しかし、依然として現在世界9カ国の中ではロシアの7,000発を筆頭にアメリカ6,800発、フランス300、中国270、イギリス215、パキスタン130~140、インド120~130、イスラエル80、北朝鮮10~20発と推定されている。このうち1発でも使用されれば、反撃して拡大使用され破滅への道を辿ることは明白である。恐ろしい人間抹殺兵器である。
どうして日本はこの核兵器禁止条約に賛成出来ないのかと言えば、同盟国である核保有国アメリカの核の傘の下にいるので、アメリカに盾突くことが出来ないからである。河野太郎外相は次のように言っている。①政府には国民の平和と安全を守らなければならないという責務がある。②アプローチは違っても核廃絶というゴールは共有している。③北朝鮮の核の脅威が現実となる中、日本は「非核三原則」を堅持しているので、核抑止はアメリカに頼るしかない。外相のコメントは詭弁に過ぎない。問題の本質から逃げているとしか思えない。外務大臣が国家、国民のことを考えていないと言っても好い。かつては自民党内でも比較的リベラル派と見られていた河野外相も、大臣の椅子が近づくに連れて保守化傾向を強めている。その挙句がこのコメントである。
これに対して平和賞授賞式で被爆者の日系カナダ人サーロー節子氏は、授賞式前に、核兵器禁止条約について日本や、アメリカ、カナダ政府などは見下した態度を取っていると手厳しい。特に母国日本に対しては、日本政府が国連に核兵器廃絶決議案を提出しているが、言葉だけではないか、ふりをしているだけだと強く批判していた。そして今日の授賞式では被爆体験から「がれきの中で聞いた言葉を今皆さんに繰り返します。『あきらめるな、押し続けろ、光の方にはっていくんだ』」と訴えた。
また、フィンICAN事務局長も「核兵器を終わらせるか、私たち人類が終わるかの選択をしなければならない」と述べ、すべての国が核兵器禁止条約に参加すべきだと訴えた。
彼らの日本政府への厳しい言葉を政府、河野外相はどう受け止めるのだろうか。
サーロー氏はこうも言っている。「日本政府が核保有国との橋渡しをするなら、自分たちに反対している相手の問題がどこにあるかを知る必要がある。ICANと語り合わず、核兵器禁止条約の交渉会議にも出席せず、なんで橋渡しができますか」と。
3862.2017年12月9日(土) アメリカ、国連安保理事会で孤立
案の定アメリカは完全に孤立してしまった。今朝未明に開かれた国連安全保障理事会の緊急理事会で、エルサレムをイスラエルの首都として承認するとのトランプ大統領の発言が各国から厳しい批判を浴びた。これまでアメリカに同調する国は当事者のイスラエル以外に見当たらない。アメリカは完全にその孤立ぶりが浮き彫りになった。このままでは問題は解決しない。一番手っ取り早いのは、難しいとは思うが、アメリカが大統領の発言を撤回することだ。ここはアメリカ人の良識を期待するより術はないと思う。大統領を差し置いて連邦議会が発言を承認しないことである。
どこまで本当か分からないが、つい最近トランプ大統領の話しぶりがろれつが回らない点があると一部メディアで伝えられた。本当ならすぐ次の手を打たなければいけない。後継者によって大統領の発言を取り消してもらうことだ。だが、こんな他人の不幸を期待するようではお終いである。事の真偽はともかく、こういう緊急時に妙な噂話が出て来ること自体アメリカに病巣があるということではないだろうか。
さて、このところ日本海沿岸に北朝鮮籍の旧式の木造船がやたらと漂着して沿岸市町村の住民に不安を与えている。先月から急に漂着船が増えて、中には死体も数多くある。
そこへ昨日北海道松前町の無人島へ一時避難していた木造船が、地元警察が任意取り調べ中につないでいたロープを切断して逃走し、海上保安庁監視船が追いかけ捕まえるという寸劇があった。無人島では、漁業者用の避難小屋から何の目的か、1千万円近い電気製品を盗み出し、窃盗罪で逮捕される事態になった。
どうしてこうも北朝鮮籍の船が日本にやって来るのか。先月1カ月間だけで28件が確認されたという。北朝鮮では生活が苦しく慢性的な食料不足に加え、国が「冬季漁獲戦闘」と称して漁を戦闘、漁師を戦士と呼んで漁獲高にノルマを課して荒波の日本領海へ駆り立てているというからすごい。普通の常識では考えられないような国家が最前線の労働者を危険に追い込む施策を堂々とやっている。
仮に朝鮮半島有事なら、北朝鮮から多くの難民が日本に押し寄せて来るだろうとまことしやかな噂がいよいよ現実味を帯びて来た。
他にまるで次元は異なるが、東京都内の由緒ある神社で実際に起きた訳の分からない凄惨な殺人事件にびっくりした。当事者たちが日本刀で殺害したり自殺して運転手を除く3人が亡くなった。その舞台が江戸時代から伝わる江戸3大祭のひとつ、深川八幡祭が行われる富岡八幡宮だというからびっくり仰天である。伝統ある富岡八幡宮は創建が寛永4年(1627年)で、江戸勧進相撲発祥の由緒ある神社である。境内には「横綱力士碑」があり、今年6月には横綱に昇進した稀勢の里関が手数入りを行った。また、5年前にはお祭りに天皇・皇后両陛下が臨席なされた。ところが、この名門神社で血なまぐさい尊属殺人事件が起きた。大分以前から宮司の地位を巡って姉弟の間で諍いが絶えず、宮司だった父親の後にそれぞれが宮司となってこの10年以上の間2人のトラブルは近所でも有名だったというから舞台が神社であるが故に恥ずかしい話である。
賤しくも氏子にお説教をするような崇められる宮司が、日本刀を振り回して尊属殺人を行うとはただ絶句するばかりである。富岡神社は神社本庁から除籍処分を受けて、空席だった宮司の座に現在の姉が自分たちだけの判断で踏襲したというから神社本庁も早や手に負えなくなったのではないだろうか。
時代が変わって我々が想像出来ない事件が、起きるようになった。この先日本はどうなってしまうのだろうか。
非常識という点では、北朝鮮も富岡八幡宮も似たようなものか。
3861.2017年12月8日(金) トランプ大統領の「首都エルサレム」案に非難轟々
今から37年前の今日ビートルズのジョン・レノンが暗殺された。ビッグニュースだった。偶々その時旧文部省の教員海外派遣団にお供してフランスのマルセイユに滞在していた。テレビで事件を知り驚いたが、現地では号外が出てホテルのボーイさんまで噂話をしていた。実はその前日の7日、明日は太平洋戦争開戦記念日になると先生方と話し合っていたところだった。翌年以降ニューヨークを訪れる度に暗殺現場でもあり、ジョンとオノ・ヨーコが住んでいたダコタハウスの前を通る都度ビートルズのことを想ったものだった。
そして戦争に因縁めく開戦記念日の今日は、アメリカのトランプ大統領の愚かでノーテンキな発言が世界中を揺るがせている。「エルサレムをイスラエルの首都と正式に認める」と突然宣言し、同時に現在首都テルアビブにあるアメリカ大使館をエルサレムに移転するよう国務省に指示したとの発言である。エルサレムの扱いは、当事国であるイスラエル政府とパレスチナ自治区政府との間の和平交渉の場で決めるとの約束だったし、国連もそう確約している。それを部外者であるアメリカが無視し、僭越にも他国の首都を決めようというのだから、あまりにも無謀で不遜であると言わざるを得ない。案の定世界中からアメリカに対して非難の声が挙がっている。我が意を得たりというのは、当事国のイスラエル一国のみである。同盟国のイギリス、フランス、ドイツの他に、ロシアや中國、当然ながらイスラム諸国から厳しい非難が浴びせられている。国連のグテーレス事務総長もイスラエルとパレスチナの和平の可能性を危うくし、この一方的な措置に対して強く反対している。
アメリカ議会はこれまでクリントン大統領時代の1995年、エルサレムの首都承認と大使館移転を法制化した。ところが、歴代大統領は緊迫した状況を考えその実施を延期してきた。大統領の取り巻きも一様に慎重だった。それにも拘わらずトランプ大統領は強引にパンドラの箱をこじ開けてしまったのである。トランプ大統領は今のままでは事態は解決出来ないので、イスラエルとパレスチナ間の争いに新しいアプローチを始めると得意げだったという。現状把握がまるで出来ていない。
気になるのは、日本政府の対応である。世界中が猛烈に非難しているこの首都移転という失態に対して、アメリカとの緊密な同盟関係の故にアメリカ政府に対してはっきり‘NO’と言えず、忠告や、再考を促すようなこともなく、ひたすらあいまいなまま日本の立場を表明していない。アメリカの出過ぎた行動に忖度して、まったく動こうとはしないのだ。
過日も国連で採否を問われた核兵器禁止条約が圧倒的多数で承認された中で核所有国は悉く反対した。これに対して被爆国である日本はアメリカの核の傘の下にいる立場から棄権を選択して、条約賛成国から厳しい対応を迫られている有様である。これもアメリカに対する忖度が過ぎることが原因である。
また、在日米軍基地における様々の不祥事の対応についても言える。対応を自治体に任せてアメリカ政府に対して国としてきちんと改善を申し入れることをしない。これでは国としての責務を回避してはいることにならないだろうか。いつか長崎原爆被爆者代表が安倍首相に対して面と向かってあなたはどこの国の首相ですか、と詰ったことでも推し量れる。現状は、情けないことに日本はアメリカに対して何も言えないロジックに嵌まっているということである。果たしてこれで日本は主権国家と呼べるのだろうか。
トランプ大統領とアメリカも酷いが、日本の行動だって無責任で恥ずかしい。