充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
ブログ一覧
3895.2018年1月11日(木) 50年前の今日、危ういハプニング
ちょうど半世紀前の今日、1968年1月11日、エチオピアの首都アジスアベバからジブチと呼ばれていた仏領アファル・イッサ(現ジブチ共和国)経由でアデンへ入った。日本出発前には駐日イギリス大使館からアデンのビザを取得していたが、この日対イギリス独立闘争と2つの民族解放戦線同士による内戦も漸く終了して、新国家「南アラビア連邦人民共和国」としてイギリスから独立する記念となる1日だった。ところが、その40日前の11月30日突如アデンは独立宣言を行った。独立について何も知らないままアデンへ入国した1月11日は、すでに新国家となっていた。当時は搭乗日前に航空会社に座席のRECONFIRMをしないと搭乗出来ない恐れもあったので、この難しい環境下でもあり、直接係員から実情を知りたく前日アジスアベバのAIR JIBOUTTI支店へ出向いた。そこでアデンの独立を初めて知った。係員の説明では、私が取得したイギリス政府発行の入国ビザでは入国出来るかどうかは保証出来ないと言われた。ただ、フライト搭乗は可能であるというので、ここまできたらイチかバチかでアデンへ行くより選択肢はないと覚悟を決めてフライトの確認を取り付けた。
ジブチも灼熱砂漠の中の都市で、蒸し暑かったが面白そうなところだなぁというのが率直な感想である。小さなプロペラ機で紅海上空を飛行してアデンへ着いた時、ヨシズ張りの建物の入管で恐れていたことが現実となった。このビザはわが国のビザではないので入国出来ないと言われたのである。これからどうすべきか、はたと考えこんでしまった。しかし、自分で解決する以外にない。入管事務所前を行ったり来たりしている間に、私の動作が目についたのか、ひとりの入管係員が近づいて来て何をしたいのだと聞かれたので、入国出来ず困っていると打ち明けたところ、もう戦争は終わったので、アデンではなくわが新独立国家南アラビアのビザを取得すれば良いではないかとごく当然のアドバイスだった。そこで直ちに新国家のビザを申告し、新規発給のビザで入国することが出来た。何と日本人として初めての南アラビア共和国への入国者となったのである。
思えば、今日はその当時海外武者修行中だった私にとっては記念すべき1日だったのである。アデン市内まで税関職員のお世話で小型トラックの荷台に乗せてもらい涼しい風を浴びながら、これも斡旋してもらったホテルへ辿り着いた。あれから早や半世紀が経った。感慨を憶えずにはいられない。
さて、今朝の新聞を見て驚いた。昨日小泉純一郎、細川護熙両元首相らが国会内で記者会見を開き、国内すべての原発を直ちに停止する「原発ゼロ・自然エネルギー基本法案」を発表したばかりだったからである。法案は原発を即時に停止し、再稼働や新増設を禁止することや、2050年までに電力を再生可能エネルギーで賄うことが柱である。2人の元首相が実行しようとすることは、筋が通り分かり易い。日本にとって原発は必要ではないということを分かり易く説明している。
そんな時に新聞一面に日本政府がイギリスの原発2基の総事業費用約3兆円に対して、日立が請け負う事業に政府保証をつけるなどして2.2兆円も融資しようという大盤振る舞いの話である。他国の原発建設にそれほどの資金援助をする必要があるのだろうか。
日本国内の原発環境が否定的になっている中で、日本市場に今後あまり期待が出来ず、海外の原発事業に目を向けたものと言える。アメリカで東芝の原発事業が失敗した二の舞を日立も演じかねない。そうなった場合国民にそのしわ寄せが押し寄せる。国家財政から巨額の資金を捻出するのではないにせよ、借入金の担保保証をすることは、事業が失敗すれば国の大借金になる。国民にはそれを納得出来るように説明して欲しい。この辺りは政府としてきちんと国民に説明する義務があるのではないだろうか。1強に浮かれて何にでも手を出す安倍政権の行動をメディアももっと丁寧に伝えるべきではないだろうか。
3894.2018年1月10日(水) 日韓合意に関する文在寅大統領の説明
昨日北朝鮮と韓国の閣僚級協議が行われ、今日文在寅大統領は新年の記者会見で元従軍慰安婦問題日韓合意について苦しい弁解を述べた。
両国が公式に合意をした事実は否定出来ないとして、昨年の大統領選で公約した「合意について再交渉する」との言葉を撤回し、日本に配慮する姿勢を見せた。そのうえで、「完全な解決」のためには日本による被害者への心を尽くした謝罪が必要との認識を示し、日本の行動を促した。再交渉はしないとは言ったが、その裏には朴槿恵前政権が慰安婦に対する配慮が足りないことに日本は承知しながら便乗しているとの考えが見られる。そこで再交渉を要求することで解決するわけではないと言いながら、間違った結び目は解かなければならないと語り、日本が真実を認め、被害者の女性たちに心を尽くして謝罪するべきであると語っている。この言質には、韓国政府特有だが、国民の気持ちを常識とかルールよりも採り入れようとする姿勢が見える。韓国国内だけの問題ならそれでも済むと思う。しかし、国民を説得し納得させるにしても毅然として公的ルールを守るのが、国家の立場、役割ではないだろうか。この状態では、この問題の本質的な解決がいつまで待たされることになるか見通せない。
今回の発表には、撤去するとの約束だったソウル市内の日本大使館、釜山総領事館前に建立された従軍慰安少女像については何のコメントもなかった。合意はほとんど実施されてはいないのだ。
この一連の言動に韓国各紙の報道は意外に冷めていて、国民に忖度しようとする政府の対応に同情的であるわけではない。日本が拠出した10億円について返還することを日本政府が受け入れる筈がないとコメントしている。
保守系の中央日報は、「間違った合意を改正するという大義名分と韓日関係を台無しに出来ないという現実論が入り交じった、辻褄の合わないその場しのぎだった」と分析している。同じ保守系の朝鮮日報は、文政権の慰安婦合意の検証は、朴槿恵前政権を批判するためだったと論じて、「外交上の裏合意を公開したり、合意を覆そうとしたり、周辺国との信頼関係が崩れた」と厳しい指摘である。一方で、左派系のハンギョレ新聞は、「一部元慰安婦らの返還要求もあるが、両国関係の未来を考慮した避けられない決定だった」と支持した。
概してメディアは左右ともに、文政権は韓国民の意向の酌み過ぎと日本側の反する要望の前に難しい選択を問われたが、現状ではこの辺りを落としどころに日韓関係にも留意すべきだと主張しているように思える。
いつもながら韓国政権は国民の気持ち、本音を過度に斟酌するあまり、政府のなすべきことが実行出来ず、問題の解決も出来ない。これでよくぞ国家のマネジメントが出来るものである。このような対応ではこれからもしっかりした国家の運営は出来ないのではないだろうか。
3893.2018年1月9日(火) 厳しい日韓関係改善
昨日まで寒かったが、今日は激変して東京都内の最高気温は16℃で沖縄の15.4℃を抜き17.4℃の埼玉県熊谷市に次いで全国2番目の暖かさだった。20日は大寒だが、明日からまた厳しい寒さになるそうである。
さて、世界中の注目を集めている北朝鮮と韓国の閣僚級会談が板門店でほぼ2年ぶりに開かれた。駆け引きばかりが先行して、主要議題はどうなっているのかはっきり分からないまま今日に至った。予想されるのは、北朝鮮が来月開かれる平昌冬季五輪に参加するのかどうかということと、北朝鮮が核開発を中止するのかどうか、ということについて一定の結論が出されるかが気になるところだ。
これと歩調を合わせるように、日本にとって難題の元従軍慰安婦問題日韓合意についても中間的な報告がなされた。康京和・韓国外相は2015年12月締結された日韓合意について分かり難い説明をした。韓国政府は日本政府が元従軍慰安婦らに対して名誉、尊厳の回復へ向けた努力の継続を期待すると述べた。日本政府は一貫して合意事項を履行するよう言い続けている。だが、韓国政府は日本が支払った10億円をどうするかについては元従軍慰安婦に対する支払い予定分の残額を凍結すると公表した。韓国の担当省によれば、昨年末現在元従軍慰安婦のうち199人が亡くなり、生存者は47人となった。これまで生存者のうち34人に1人当たり約1千万円、58人の遺族にそれぞれ約2百万円を支給する予定だという。
これまで財団運営費を含む総使用額は4億7千万円で、残額5億3千万円だという。関係筋によれば、現在の生存者は、日本政府の損害賠償を望むと言って受け取りを拒否しているという。現状ではこれ以上先へ進まないので、現在日本が供出した資金は凍結しているという。その代わり韓国政府が10億円を支出するというのだから、どうもその思考回路がよく分からない。凍結された残額は金融機関に預託して、日本に返す予定はないというから日本が支出した10億円の行方はどうなるのかまったく見当もつかない。
これが韓国流なのだろうか。国同士の交渉は、国際的なルールに基づいて行われるのが道理であるが、日韓合意ほど他国人にとって理解し難い協定もないと思う。
まあ日韓合意より世界が注目しているのは、北朝鮮と韓国の協議であるが、日本人にとってはいずれも素直に理解し難い国柄であるので、この先合意事項が生まれても果たして日本人がすんなり理解、納得出来るものかどうかは何とも言えない。
とにかく日本政府は、韓国政府の身勝手な対応に振り回されている。このままでは日韓関係が好転する見通しはまったく立たないようだ。
3892.2018年1月8日(月) 星野仙一氏死去と立行司式守伊之助の醜聞
プロ野球楽天イーグルスの副会長・星野仙一氏が亡くなった。訃報は一昨日朝日夕刊の第1面に写真付きで8段扱いだった。更に昨7日の同じ朝日朝刊の同じ場所に6段扱いで同種の記事がまたもや掲載された。いかにニュース・ヴァリューがあるにせよ、この過剰報道はちょっとやり過ぎではないかと思う。他に記事になるような事件やニュースはないのだろうか。星野氏は投手としても、また監督としても実績を上げ、熱血人物として存在感のある人だった。それにしてもすごい取扱いである。今日もエンタメ番組では、星野氏を知る人物がいろいろ好意的なコメントを紹介していた。スポーツ人の死亡に関連した報道としては稀に見るほどの扱いである。
ところで今日は成人の日であるが、そんな若者を祝う祝日より星野氏関連記事でメディアは右往左往している。明日韓国と北朝鮮の閣僚級会議が板門店で開かれるが、他国の忠告には一切耳を傾けない北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長がどういう風の吹き回しか、前向きだというから北朝鮮核・ミサイル発射問題も少しは良い方向へ動き出すだろうか。しかし、明日にならなければ大きな記事にならない事象ではメディアにはあまり関心がないのだろうか。そう言えば、あまり話題にもならないが、今日は何度目かはっきりしない金正恩の誕生日である。
さて、このところ騒ぎを起こしている大相撲である。15日に初場所を迎える大相撲についてメディアの報道がどうなされるか。日馬富士暴行事件が幾分収まってはいるが、こともあろうにこのほど58歳の立行司・式守伊之助の若手行司に対するセクハラ問題が明るみになった。最高位の立行司・木村庄之助が引退して今では式守伊之助がただひとりの立行司であるが、その当人が恥ずかしいセクハラ事件を起こしていたというから穏やかではない。初場所に出場禁止になったら立行司がいない本場所となる。元々伊之助の酒癖の悪さは相撲界では定評があり、誰も止められなかったというが、こんな非常識なところも相撲界が他の世界から遅れた特異な体質であることを暴露している。事前に脱線する人物がいると分かって誰も止めさせることが出来ないとはどういうことか。特殊な日本相撲協会の管理の甘いところではないだろうか。近々式守伊之助には処分が下されるそうだが、何度処分を下し、反省の言葉を繰り返しても再び顰蹙を買う事態が起きるのがこれまでの相撲協会である。年間売上高120億円に対して収める税金がたったの15万円だというから、左団扇の気楽な稼業には違いない。国技としてあまりにも国の保護に胡坐を掻いているのではないだろうか。協会組織をこのままにしておいて大丈夫なのだろうか。国として公益財団法人資格を返上させるくらいの厳しい処分をする時に来ているのではないだろうか。協会が後進的な自らの体質にどうメスを入れるか、これから協会の改革を注視したい。
3891.2018年1月7日(日) 江戸城天守閣再建のための活動
12年前発足時に誘われて会員となった「NPO法人・江戸城天守を再建する会」が、あまり積極的に参加しない間に内部で抜き差しならぬもめ事があったことを知った。我々通常会員が知らない間にNPOから分離した新しい別の財団が発足していたのである。NPO事務所の近くに「一般財団法人・江戸城天守再建・歴史文化街づくりルネッサンスの会」という長たらしい名前の新組織が設立されたのである。そして同じような活動を始めたようだ。どうもその間の経緯がはっきり分からなかったので、一度手紙を出して返事をいただいたが、依然として実態がはっきり分からず、そのまま放置しておいた。
すると昨年末になって後者の財団からNPOとの現段階における関係について、隙間風が吹いているような関係を匂わせる説明書を送ってきた。はっきり言えば、双方の理事同士間の考え方の違いと、旧体制が的確に事業を進めなかったことから計画が遅れたとの批判があったようで、お互いを非難し合っているように受け取れた。私をNPOに誘ってくれた理事長は新たな財団の代表理事になった。
当NPO会員になったのは、偶々父方曾祖父が徳川幕府の御家人だった事情もあり、入会を誘われたタイミングで会員になった。だが、最も好ましくない内部の対立により、ヴィジョンが具体化する前に組織が割れ袂を分かったということに失望している。不明朗な組織に愕然として、このまま首を突っ込んでいるのも不本意なので、いずれこの組織から脱会しようかと考えているところだ。
当初このNPOには、先は読めないが天守閣再建という大きな夢と希望があった。全国各地のお城が再建されたり、お色直しをしたり、お城は観光地の目玉として脚光を浴びている。これまではオリジナルな建築様式を無視して数多くのコンクリート製のお城が作られたが、最近ではオリジナル通りに木材建築の昔の姿を残すことが考えられるようになった。この江戸城再建計画は最初から木材を使って建築する基本計画があり、その図面も残っていた。最大の難問は天守閣の土台が皇居内にあり、宮内庁の許可を得るのが難しいとの不安である。しかし、再建されれば東京の大きな観光スポットになり、外国人観光客を呼び寄せる大きな観光資源とも考えられ、政治家を動員して国民運動を起こせば不可能ではないとの考えがあった。それが計画も固まらないうちに些細なことで挫折してしまう恐れが生じてしまった。会員であるかないかは別にしても、こういう史実に基づいた建物を再建することは重要なことであると思う。会員でなくなるにせよ、このまま計画が進み、新しい江戸城が再建されることを願って止まない。武士だった曾祖父は天界でこの騒ぎをどう思っているだろうか。