ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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3940.2018年2月25日(日) 平昌冬季オリンピック閉会

 9日に開幕したオリンピックは今日閉会式を迎えた。毎日朝から晩まで各テレビ局も中継していたが、それも今日が最後だ。悲喜こもごもだったが、日本は予想以上に良い成績を挙げたのではないかと思う。金4、銀5、銅4、合計13個のメダルを獲得したのは冬季大会では過去最高である。日本チームとしては上出来だったと思う。トップのノルウェイは金14個を含む計39個のメダルを獲得したのは流石だと思うが、いつもメダル争いに参加する次期開催国の中国が金メダル1個というのは意外だった。

 今回特に印象的だったのは、選手を応援する家族や出身地の人々、関係者などへの密着取材が、ほのぼのとする空気を写し出していたことである。特に女子スピード・スケート500mで金メダルを獲得した小平奈緒選手と、銀メダルに終わった過去2連覇の韓国のイ・サンファ選手との温かい友情シーンが微笑ましかった。

 若干気になったのは、最近の大会で採用されるようになった新競技種目の中には、少し危険ではないかと思うような際どい曲芸のようなプレイを要求していることである。実際ハーフパイプとか、エアリアルなどで多くの選手がケガをした。スポーツ精神の観点から考えて少々疑問に感じた。北朝鮮の政治がらみの参加も主旨とは違いちょっと釈然としなかった。

 ともあれ大会は華々しい閉会式とともに成功裏に終わった。この後来月9日から10日間パラリンピックが開催される。オリンピック同様に盛り上がって欲しいものである。

 一方で、オリンピックにすっかり話題をさらわれてしまったが、今日東京マラソンが行われ、2位で日本人トップの設楽悠太選手が、2時間6分11秒の日本新記録をマークした。実に16年ぶりに高岡壽成選手の記録を5秒更新した。おまけに報奨金制度により1億円のボーナスを手にすることが出来る。立派なものだと賞賛してあげたい。

 さて、2008年に文芸社から「新・現代海外武者修行のすすめ」を上梓して以来、ちょうど10年を経過した。先日同社から契約により全国書店への販売依頼を取り止めるが、ついては在庫を処分するのでどうしたいかと照会があった。まだ230冊在庫があるようなので、書斎の空きスペースを考えて150冊ばかりいただくことにした。その内50冊を小田急トラベルに贈呈することで小田急の佐々木社長と話し合いがついた。私が同社在職中に手がけた、ビルマ旅行業界夜明け前のビルマへの旅行企画の苦労話なども書かれているので、同社の若い社員に多少参考になるのではないかという思いから、佐々木社長と了解したものである。残りの100冊の内、50冊は次回の高校ラグビー祭の折にでも現役ラグビー部員に寄贈しようかと考えている。

 この書物には、特別思い入れが強い。2004年新風舎が私の処女出版書として「現代海外武者修行のすすめ」を出版して再販を重ねていたが、同社経営が行き詰まり倒産して困惑していたところ、タイミング良くその経営権を継承した自費出版の大手・文芸社が拙著名を一部変え、文章も若干修正して再発行してくれたものである。

 これには、始めの頃夢中だった海外武者修行で危なかった事件に遭遇してショックを受けた体験や、親切な人たちとの交流など思い出深い話についても触れている。今年第16回を迎える「開高健ノンフィクション賞」の第1回の最終審査で、残念ながら選に漏れたが、自分でも珍しくも面白いノンフィクションだと自画自賛している。

 現在「海外武者修行男の言い分」(仮題)を書いているが、その中には「現代海外武者修行のすすめ」からアイディアを転用した個所もある。今年中に上梓しようと考えている新著も「現代海外武者修行のすすめ」のように重版となるよう心を籠めて仕上げたいと考えている。

2018年2月25日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3939.2018年2月24日(土) 日本新種目で金、カーリングで銅メダル

 生憎その瞬間をテレビで観ずに後になってニュースで知ったのだが、明日閉会となる平昌オリンピックの土壇場で今大会から採用されたスピード・スケートのマス・スタートという新種目で、ほんの4日前に女子団体パシュートで優勝した日本チームのメンバーのひとり・高木菜那選手が金メダルを獲得し、初代女王となった。日本が獲得した金メダルはこれで4個となった。

 また、女子カーリング3位決定戦で日本はイギリスを破り、銅メダルを獲得した。正に有終の美を飾ったと言えると思う。

 さて、昨日、今日と大分気候が緩んできて、わが庭の梅花も大分綻んで来た。近々ウグイスがやって来てくれるだろうと楽しみにしている。ところが異常気象の今年は北陸地方に大雪を降らせ、今日は北海道・幌加内町で一晩に313㎝の積雪により道路は雪で埋まっている状態だ。実に48年ぶりの豪雪だそうである。明日も大雪の予報が出ており、雪国の人たちのご苦労が思いやられる。

 午後幾分暖かいので、今年になって初めて駒沢公園へウォーキングに出かけた。公園はいつもと変わらず、家族連れや、ジョガーが多い。以前と同じようにもっと歩くことを習慣づけなければいけないと思ったのは、歩き出してしばらくしたら両足のふくらはぎ部分が痛み出したからだ。45分ほどして帰って来たが、痛みはほとんどなくなったので、出来るだけウォーキングは毎日というほどではないにせよ、以前のように回数を増やす必要がありそうだ。

 さて、問題児のトランプ大統領が昨日ホワイト・ハウス内の高校生の前で銃乱射から守るために教職員に銃を持たせれば抑止力になると発言し、あまつさえ銃を所持した教職員にはボーナス支給を考えていると馬鹿げたことを述べた。これに対して全米教員連盟が激しく反発している。事件が起きた日、銃を持った警官が校内にいたにも拘わらず、対処出来なかったことから、こうした対策の限界も露呈した。トランプ大統領は、銃所有をこのままにしておく積りなのか。もう少し国民の生命を守ることを真剣に考えたらどうか。

 そしてトランプ大統領は、今日になってまた節操のないことを言い出した。もう少し条件が良くなればTPPに戻っても好いなどと無責任な発言をしたのである。自分から勝手にTPPを出て行きながら、新たな貿易協定を提携出来ず、反って貿易環境が悪化したことから覆水を盆に返そうとしたのだろうが、そうは問屋が卸さないだろう。

 そのトランプ大統領は、昨日平昌オリンピック閉会式に出席させるため、娘のイヴァンカ大統領補佐官を韓国へ派遣した。どうも身内への贔屓ぶりが目に余る。ある評論家に言わせると、娘に拍付けしていずれアメリカ初代女性大統領に仕向ける腹ではないかと述べていたが、さもありなむと思う。日本の政治家も今やほとんどその中心人物は世襲議員になったが、民主主義国家の牙城であるアメリカでさえ、世襲政治を思わせるような親族優先人事を行うとは、アメリカも堕落したものだと思う。

 もうひとつ今日アメリカが世界中を驚かせたのは、昨年12月に発表したイスラエルのアメリカ大使館を首都テルアビブからエルサレムへ移転させる計画を前倒しして、来年中から今年5月に繰り上げるそうだ。イスラエル建国70周年記念日が今年5月で、この日に大使館移転を合せるという。これでパレスチナ自治区側の抵抗が一段と厳しいものになるだろう。

 錠規制に後ろ向きなのは、大スポンサーである全米ライフル協会へのポーズであり、大使館移設は同じく強力な資金サポーターである在米ユダヤ人への忖度である。こういう身勝手で独断的行動が、ゆくゆくはアメリカが世界中の信頼を失うことになるのだが、トランプ大統領を始めアメリカ人には分からないのだろうか。

2018年2月24日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3938.2018年2月23日(金) 鹿児島から文化の発信を続ける夫妻

 先日NPO知的生産の技術研究会・八木哲郎会長から素晴らしい地方の文化発信者のセミナーがあるので、ぜひにとお薦めいただき、今日セミナーに出席した。

 その文化発信者とは、鹿児島市内にNPOかごしま文化研究所を創立され、「月の舟自由大学」を主宰している三嶽公子・豊ご夫妻で、すでに24年間に亘って文学を中心にセミナーを主催して活動されている。趣味でもあり、ビジネスでもあるようだが、やはり採算の点でご苦労が絶えないようだ。鹿児島から関係者の方々も同行されたが、東京ではNPOが事務所を借りて定期的に「源氏物語」解説のような文化活動を続け、生活を賄うのは中々至難の技だと思う。それをやってのけられるのは、ご夫妻の前向きな意欲と、素晴らしい着想、文化を地方都市から発信しようという足場作りが明確で、信念がしっかりしているからだと思う。

 こういう行き方もあるのかと意義深い示唆を与えていただいた。

 さて、つい最近アメリカ・フロリダ州のハイ・スクールで同校中退生が銃乱射事件を起こして17名の生徒が死亡した。アメリカにおける銃乱射事件は毎度のことながら、今回ばかりは一般の高校生の間から銃規制を求める動きが沸き上がり、それは全米に広がりつつある。それに呼応したのか、昨日トランプ大統領は事件被害者の関係者らをホワイト・ハウスに招き意見交換を行った。

 犠牲者の家族らが銃規制を要望すると、大統領は教職員に銃を持たせて対応させる考えを語り、その場で唐突にそれに賛成か、反対かを尋ねる有様である。それにしてもその場の被害者の中に賛成者が3割ほどもいたことには驚いた。結局いくら銃規制を訴えても、現状では大統領が自衛措置として銃で身を守らせると言うのだから銃の野放し状態は解決しない。その後に大統領は銃を持った教員にはボーナスを与えると発言したのだから、銃規制なんてまるで眼中にはないのだ。こうして、毎年アメリカ人が理不尽な銃発砲事件により尊い命を落としていくことになる。こんな杜撰で危険な銃砲管理の下に銃所持を憲法が認めているからと言って、事件防止へ一歩も踏み出さないとは呆れるばかりである。

 アメリカの民主主義は、これまでその時代のアメリカ社会にうまく機能してきたと思う。憲法に保障されているように、誰もが自由に意見を述べ、それを差し止めることは出来ない。日本でも段々揺らぎつつある「言論の自由」と「表現に自由」であるが、アメリカにはその礎がある。その意味ではトランプ大統領の発言は、憲法によって守られているとは思う。だが、他所の国に自分の考えを押し付け、気に入らないと恫喝まがいの発言をしたり、自衛手段として銃砲規制より銃砲所持の方が効果的だと考えるのはどうかと思う。自分の身は自分で守る自衛権のため銃所有を認めるという点は、明らかに行き過ぎだと思う。自主防衛は結構だが、そのために所持する銃砲が、自分の身を守るために使われるより他人を殺戮する目的のために所有されるとするなら、銃所持は危険極まりない。また、銃所持を一切認めないことこそ、市民同士の虐殺事件を無くすための唯一無二の手段として理解されるというのがアメリカ憲法の精神ではないかと考えている。

 共和党は、来年の中間選挙で勝ちたいがため、今では強力な支援者、全米ライフル協会の意向を無視出来なくなっているのである。どうして常識的判断が出来ないトランプ氏のような非常識で無責任な人物をアメリカ人は世界のトップ・リーダーであるアメリカ大統領に選んでしまったのだろう。

2018年2月23日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3937.2018年2月22日(木) プロ野球界が「野球くじ」を検討

 プロ野球界が「スポーツ振興くじ」(TOTO)の一環として「野球くじ」の導入を検討しているという。近年野球賭博を「特区」構想の下に公営化して競馬、競輪、パチンコなどと同じようにギャンブルとして公的に認めさせようという動きが進められている。「サッカーくじ」と同様公的資金集めのためと言われているが、あまりにも安易で軽薄な発想である。それでも当事者には少しは後ろめたい気持ちがあるようで、いくつか制約を設けて実施しようとの気持ちがある。だが、所詮「野球くじ」はギャンブルであり、ギャンブルは賭博である。倫理的にも教育的にも周囲に与える影響は好ましいものではない。これまで夢を与えるスポーツとして青少年に胸を張って来たプロ野球界が、甘い囁きにいとも簡単に落ちたのかと思うと、これまでのように健全なスポーツのイメージが剥がされる。

 これまでプロ野球コミッショナーには、裁判官経験者が多かった。昨年7月野村證券副社長、東京証券取引所社長、日本取引所グループCEOなどを歴任した株式業界に精通した斎藤惇氏が就任した。株式売買だって賭博性が強い。その賭博性が身体に沁み込んだ斎藤氏の指導の下に、プロ野球界は賭博街道を歩むことになった。過去においてプロ野球界は八百長に絡む黒い霧事件で賭け事には懲りている筈である。これまで何度となく「野球くじ」への誘いはあったが、その都度断っていた。それが、今度は斎藤コミッショナーの下で防止策を講じたうえで甘い話に乗るようだが、これでは高校野球のイメージも暗くなるのではないだろうか。プロ野球界としては、安易に濡れ手に粟で資金をもらい、球場などの整備費に充てるようだが、そんなことより今サッカーに押されて人気が下がり気味の現状を押し上げる改革を考えた方が良いのではないか。

 あのギャンブル好きで、競走馬も所有している浅田次郎・日本ペンクラブ前会長が、最近読んだ「ペンの力」(集英社新書)の中で吉岡忍現会長と対話しているが、カジノ法案に批判的である。「カジノをそこら中につくってどうすんのよ。ギャンブル好きの僕ですら、疑問を持つよ」と語っている。

 このカジノ法案だって元々は地元選挙区民の声を取り上げた政治家のごり押しによって作られた。その声を受けた代行者が賭博的人生を送って来た斎藤惇コミッショナーで、その口車に乗ったのがプロ球団のオーナーたちである。そこには、暴力団の介入の心配とか、教育的配慮は一切見られない。

 プロ野球の魅力がまたひとつ消えた。

2018年2月22日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

3936.2018年2月21日(水) 明暗/女子団体金と俳人・金子兜太さん死去

 平昌オリンピックも後半に入り、残り競技も少なくなった。最も優勝の可能性の高い女子団体パシュートが行われた。3人が先頭位置を交代しながら一周400mのリンクを6周する女子パシュート決勝レースで、日本は強豪オランダと抜きつ抜かれつの接戦の末これを破り、今大会3つ目の金メダルを獲得した。メダル獲得数も長野大会の10個を凌駕して過去最高の11個となった。

 さて、今朝新聞フロント・ページを見てびっくりした。「金子兜太さん死去」の記事が掲載されていたからである。金子さんは昨20日に亡くなられた。享年98歳だった。

 なぜ驚いたかと言うと、一昨19日に時事通信社が金子さんの死亡記事を配信し、お粗末にもその僅か1時間後に誤報であったと記事全文を取り消し謝罪するハプニングがあったからである。あまりにも拙速だったと思っていたところ、1日経って今度は本当にその金子さんが亡くなられたのである。面食らう話である。時事通信社の誤報は早とちりだったが、笑うに笑えないエピソードになってしまった。

 金子さんは戦後日本を代表する俳人だったが、東大卒後に日本銀行に就職した経済人だった。戦時中海軍主計中尉としてトラック島に赴任し、同地で終戦を迎えた。実は4年前に拙著「南太平洋の剛腕投手」の執筆中にトラック島へ取材で出かけた折、金子さんが戦後トラック島で抑留されたことを知った。話題として採り上げようと考えたこともあったが、本題主人公トラック島の大酋長とは接点がなかったので、取り止めたことを想い出す。金子兜太さんは私にとっても忘れられない人だった。トラック島で15カ月の捕虜生活を終えて帰国船上で詠んだ句「水脈(ミオ)の果て 炎天の墓碑を 置きて去る」は金子さんの代表句として知られ、戦死した部下の魂をトラック島に残したまま島を去る金子さんの辛く悲しい気持ちをよく表した鎮魂の俳句であると思う。それが、悲惨な戦争の体験者として不戦を訴え続ける気持ちとなり、晩年まで政治や国際情勢に関心を抱き、社会の行く末を案じていた行動力の原点になったと思う。安全保障関連法案への反対が強かった2015年には、「アベ政治を許さない」と揮毫したことでも知られる。

 1962年に同人誌「海程」を創刊し、その後主宰となったが、高齢と健康を理由に今年9月での廃刊を決めていた。しかし、一足お先に冥界へ行かれてしまった。心よりご冥福をお祈り致したい。    合掌

2018年2月21日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com