充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
ブログ一覧
3970.2018年3月27日(火) 国会証人喚問で新たな事実は?
今日メディアでは、朝から今物議を醸している森友学園問題に関する佐川宣壽・前財務省理財局長の国会証人喚問で持ち切りである。午前は参議院、午後は衆議院議員の質問に応えている様子を観ていると、いくら政治家が詰問してもガードの固いエリート官僚はボロを出さない。公文書改ざんについて安倍首相以下政治家から指示されたことはないのかと聞かれた時のみはっきり否定していたが、あとは「刑事訴追を受けるおそれがある」と逃げて何と50回も質問には応じなかった。結局これという野党側が期待するような言質を引き出すことは出来なかった。
午後1時から麹町でNPO法人JAPAN NOW観光情報協会理事会が開かれたので、それに出席し、帰宅してみてもまだ証人喚問が続けられていた。この問題にばかり関わっているわけには行かないだろう。これを観た評論家諸氏はどういう反応を示すだろうか。
国会周辺は騒がしいが、本来私立学園が国有地を購入したという単純な話で国を揺るがすような問題ではない。にも拘らず、長い間政治家、役所を巻き込んで恰も国政上蔑ろに出来ない大問題にまで発展したのは、安倍首相夫妻や政治家の関与があったからであると見られている。それを政官ともにひたすら否定するから大問題に発展するのである。明日以降の安倍首相以下政治家と財務省関係者の対応が注目される。
しかし、いつまでもこの問題に関わっているわけにはいかないだろう。
平和な日本を演出している間に、米中貿易戦争が始まったが、それほど悲壮感がなくアメリカ株式が急反発した。それに影響されたのか、或いは今日の証人喚問が評価されたのかは分からないが、今日の日経平均株価終値は対前日比550円高だった。
経済面ばかりでなく政治的にもアメリカは、突然ロシア外交官60人を国外追放の挙に出た。先日イギリスのメイ首相がイギリス国内で元ロシア人スパイ父娘が暗殺されかけたことに対して、ロシア外交官23人の国外退去を求めたばかりである。アメリカの対応はこれに呼応したもので、他のEU諸国や豪州など24カ国も同調してロシア外交官140人を追放するという。これに対して当然ロシア政府は報復措置をとると表明した。この問題の行き着くところは?である。
さて昨日の話の続きである。文章は長過ぎてはいけないと昨日の朝日連載小説「玉宝」の長文について書いたが、今朝の「玉宝」1回分はたったの5文節からなっていた。267+206+158+112+94=837文字から成る文章が、5文節で構成されていた。1文節が平均167文字で、これではいかにも長すぎる。やはり1文節が長すぎて読むのに息が切れ疲れる。こういう小説のスタイルが良いのだろうか。
3969.2018年3月26日(月) 文章(文節)は長過ぎてはいけない。
「しかしこの身内にしか見せない陽気さがなかなか世間に伝わりませんので、良くも悪くもその印象が喜久雄を取っつきにくい男に見せているのですが、さすがに同じ釜の飯を食う役者や関係者には、日々の付き合いのなかでその陽気さが伝わりますので、そんな世間の評判に対しまして首を傾げる者も多かったのですが、俊介が亡くなったあとくらいからでございましょうか、昔、徳次がいたころのような笑い声が、喜久雄の楽屋から聞こえてくることもなくなりまして、その代わり、俊介亡きあとの歌舞伎界をなんとか盛り返そうと、人一倍奮闘する喜久雄は少し空回り気味で、ふと気がつけば、以前のように後輩役者たちが気軽に喜久雄の楽屋へ顔を見せ、
『三代目の小父さん、飲みに連れてってくださいよ』
などと甘えられることもなくなっていたのでございます。」
唐突だが、これは今朝の朝日新聞連載小説、吉田修一著「玉宝(こくほう)」の後半1/3ほどの文章である。何と息が切れる長い文章だろうか。とても一気には読めない。関西歌舞伎の主役の気持ちを描写した一部であるが、いくら吉田氏が名を知られている作家であるにせよ、文章としてはこの一文節は少々長すぎるのではないだろうか。
文章の長さについて作文に関する著作からだと思うが、大分前に文章は長くならないように、一文節は精々150文字まで、長くても最大限200文字以内に収めるべきだと書いてあったように記憶している。爾来肝に銘じているつもりだが、この吉田氏の一文はあまりにも長いのではないかと思う。約350文字もある。何年か前に吉田氏は「悪人」という作品を日経夕刊に連載したことがあったが、ストーリーが分かり難く面白くもなく途中で読むのを止めてしまったことがある。それが単行本として発行され結構売れたと知り、そんなものかと思ったことがある。
この作品は読み続けているが、それほど興味深いわけではない。ただ、歌舞伎界を舞台にした登場人物の設営が面白く何とか読んでいるが、これも間もなく最終回を迎えるようだ。
以前加賀乙彦氏からタイトルは短い方が良いと直接アドバイス頂いたことがあるが、文章だって同じことだと思う。それにしても冒頭の文章は何度読んでも息が切れる。
さて、昨日八が岳の阿弥陀岳を登攀中の関西の男女7人グループが全員滑落し、3人が死亡し4人が重軽傷を負った。全員がザイルで身体を結びお互いに安全を確保していた筈であるが、先頭を歩いていた人が滑落したのに伴い、全員が墜落したようだ。1人滑落しても他の仲間が助けるのがザイルを使用する目的だが、あっという間に引きずられて300m墜落したようだ。
八が岳には、学生時代から阿弥陀岳、赤岳、権現岳を始めとして何度も登っているが、3月は北八が岳の高見石でぶらぶらした程度だ。日本アルプスとは異なり独立峰のような存在だが、上りやすい山で、ある程度登山に親しんだ人はほとんど挑戦したのではないだろうか。ちょっと残念な遭難事故である。
3968.2018年3月25日(日) 「ビルマの竪琴」を懐かしく鑑賞
先日映画「ビルマの竪琴」がテレビで放映されたので、録画して今日ゆっくり鑑賞した。竹山道雄著「ビルマの竪琴」は、元々子供向きに書かれた作品だが、市川昆監督、和田夏十脚本のコンビで2度も映画化されたほど大人の胸をも打つ傑作である。第2次世界大戦末期から終戦直後のビルマ・ムドンの日本人捕虜収容所を舞台にして、ビルマの僧侶になった日本人兵・水島上等兵と井上隊長以下の兵隊仲間との交流と友情を描いた心温まる作品である。終戦後間もない昭和24年に発表された時代制もあり、意外にも旧制一高教授だった竹山はビルマを訪れることもなく、ビルマ人僧侶やビルマに関する格別な知識もなしにペンを執ったので、肝心な点で見落としや間違いが見られる。
僧侶には竪琴のような楽器を奏でて楽しむことは、敬虔な仏教徒の国ビルマではとても考えられず、私自身この点をビルマで現地の人から指摘されたこともあるくらいである。1956年に制作された最初の作品は映画館で観た。安井昌二が「水島上等兵」を演じてラングーンのシュエタゴン・パゴダ境内で軍靴を履いて走っていたが、どこのパゴダも土足は禁じられていて一度でも訪れた人には分かることである。
今日観たのは、1985年版で水島上等兵は中井貴一、井上隊長は石坂浩二が演じていた。いずれも全編を通して♪埴生の宿♪が度々聞かれてほのぼのとした心境になる。ただ、作者が同じで、映画自体も監督、脚本とも同一人物であるにも拘らず、ストーリーの重点的な取り上げ方と水島と他の日本人軍人への力点の置き方が少々異なる。尤もそれ故に同じ作品を同じ人が2度までも作ったということだろう。
私にはビルマに対して格別な思い出と同時にノスタルジアがあるので、ビルマについては他の旅行番組でも好んで鑑賞するようにしている。映像に写る山川の景色や、パゴダ、ビルマ人の笑顔、人々の生活模様がとても印象深く、興味が尽きない。
今ビルマは、第2次世界大戦中イギリスが強制移住させたイスラム系ロヒンギャの難民問題で、問題を起こした仕掛け人のイギリスが何らのお仕置きも受けずに理不尽にも彼らを受け入れさせられたビルマが国際社会から非難され、国家顧問のアウンサン・スーチーさんも苦しい立場に追い込まれている。そのスーチーさんの側近だったティン・チョー大統領が健康上の理由で辞任した。スーチーさんにとっては痛手だと思う。
イギリスも、国際社会もビルマを責めることばかりで一向に救いの手を差し伸べようとしない現状では、ビルマの近未来もあまり明るいものとは言えないのが、ビルマ・シンパとしては悲しいことである。
今日大相撲春場所が千秋楽を迎え、横綱鶴竜が13勝2敗で8場所ぶり4度目の優勝を飾った。京都市立中学卒業の1954年の今日、中学の同級生と春場所千秋楽を観戦に大阪府立体育館へ行ったことを思い出す。大関三根山が12勝3敗で初優勝を果たし、その後に優勝パレードの追っかけをやって三根山と握手したことを懐かしく思い出す。その直後に京都から藤沢市へ引っ越して、ここで高校へ入学した。今から64年も前のことであるが、つい懐かしく思い出してしまった。
3967.2018年3月24日(土) 難しくなった同盟国との外交
昨日のトランプ大統領の対中関税制裁措置発表により、中国が報復措置を取ると公表したことでいよいよ貿易戦争の火ぶたが切られそうだ。カナダ、メキシコ、EU、韓国などが対象国から除外された一方で、今まで親密な同盟国としてアメリカに従ってきた日本は、制裁対象国と見做され、重い関税を課せられることになった。
梯子を外されたとか、袖にされたとか、恨み節が聞かれるようだが、外務大臣を始め外務省、及び経産省などの対米交渉の当事者がしっかりアメリカと話し合っていなかったというしかない。日本はアメリカを信頼し過ぎて裏切られたということを肝に銘じて、これからはアメリカに対して言うべきことはどんどん言い、聞けない話にはノーと言える毅然とした論理と姿勢が大事なのではないだろうか。それでなければ、また同じような煮え湯を飲まされることになる。
アメリカの裏切りには、許せないものがあるが、今後はふんどしを締め直し、甘い顔をしないで本当の意味の日米対等の同盟関係を改めて構築すべきである。
それにしてもお坊ちゃん安倍首相は、あの裏切り者のトランプの口車に乗せられ、好い気になって一緒にゴルフをプレイして悦に入っていたが、やはり一枚上手のしたたか者・トランプ大統領に出し抜かれたのだ。
さて、お隣の韓国では、李明博・元大統領が大統領在任中の収賄、職権乱用などの疑いで逮捕された。昨年3月には朴槿恵・前大統領が逮捕されたばかりである。同じように逮捕された元・前大統領はこれで4人目であり、そのうち私よりも10歳も若かった盧武鉉氏は自らの命まで絶っている。どうして一国の最高権力者だった人物がこうも次々と逮捕、収監されるような惨めな事態になるのだろうか。韓国の世論調査によれば、法による厳正な処罰を求めるとして、「汚職と不正腐敗にまみれた過去9年が明らかに幕を下ろした」と歓迎の報道をしているようだが、彼らを選んだのは韓国国民であり、彼ら自身にも大きな責任があるのではないか。移ろいやすい国民の気持ちが、果たしていつも正しいとは必ずしも言えないが、後追いのように正義が前面に出されて、その一方では常に国民世論が最大に評価されるというのは如何なものかと思う。
それは今日の日韓関係でも取沙汰されているように、日韓政府の合意を国内世論に押されて韓国政府が踏みにじるが如き振舞いは、外交場面では国際的に通用しない。日韓両国間の相互協定を反故にして自説をゴリ押しする行動によく表れている。中国、ロシア、北朝鮮に劣らず、隣国韓国との付き合いも難しくなってきた。
3966.2018年3月23日(金) 中西準子さんと高校卒業以来初めて会う。
毎年今日3月23日は高校23組(2年3組)クラス会の日である。今日は以前から一度会いたいと思って昨年メールでお誘いをしていた中西準子さんが出席してくれた。卒業後初めて会ったが、実に61年ぶりである。高校時代女子生徒数が少なく、その中で彼女は成績優秀で元気も良く目立っていた。今日は同級生50人中13人が出席したが、彼女の隣席で久しぶりにいろいろ話をする機会を得られた。茨城県つくば市にある国立研究開発法人・産業技術総合研究所名誉フェローで、同時に横浜国立大学名誉教授で工学博士でもある。我々クラスメートに比較して彼女が卓越しているのは、彼女が高校の同窓生であるノーベル賞受賞者・根岸英一博士や、指揮者・大野和士氏とともに国の文化功労者に選ばれたことである。この3月で大分忙しさから解放されると言っていた。
お父上が上海の東亜同文書院を出られた社会運動の闘士であり、戦後長らく日本共産党参議院議員として活動されていた。最近になってかつて上海市内の魯迅公園の近くに居住していた頃の住居が分かったので、近いうちに個人的に訪れたいと言っていた。彼女は英語の成績が優秀だったので、つい文系と思っていたが、理系に進んだ。今日話の中で自分自身も文系だと思っていたが、ある時から理系に進むようになったようなことを言っていた。父上のご経歴から推測しても、文系路線を進むものとばかり思っていたが、今日図らずもご本人からその経緯を聴いて納得した次第である。
ただ、キューバの社会主義については随分懐疑的なことを言っていたので、一応知っている限りキューバが最も社会主義国家らしいと話し、一度キューバを訪れて自分の目で観察することを勧めた。幸いミャンマーのロヒンギャ難民については、同じ意見だった。そもそもロヒンギャ問題は、イギリス植民地時代にイギリスが、旧インド領(現バングラディッシュ領)からミャンマー山中のラカイン州へ強制移動させたことが問題の発端であり、メディアがもっとイギリスの惨い植民地政策について糾弾する報道をすべきだとの見解では一致した。
長い間お会いしたいと思っていたので、その望みが叶えられ気軽に話し合い楽しいひとときを過ごすことが出来た。中西さんの今後益々のご活躍をお祈りしている。中西さん、ありがとう。
さて、今日アメリカで2つの大きなニュースがあった。ひとつは、すでに米紙でスクープされていたが、現実に外交と安全保障を取り仕切っていたマクマスター大統領補佐官を解任し、後任に元国連大使ボルトン氏の起用を発表したことである。トランプ政権の迷走ぶりを象徴するような人事には首を傾げるが、後任に指名されたアメリカ第一主義と強硬派のボルトン氏がまた悩みの深いところである。トランプ政権発足後、この補佐官職はこれで3人目である。トランプ氏という大統領は、いつも感情が抑えられない激情タイプで、気持ちが変わり易いひとである。
もう一つのニュースは、気持ちの変わり易い大統領が、知的財産の侵害に関する通商法題301条に基づき、中国に対して関税などの制裁措置をかける大統領令に署名したことである。ざっと約6.3兆円の輸入品に関税をかける。これに対して中国政府は、アメリカ製品に報復関税をかけると応答した。米中貿易戦争の懸念が高まっている。実際中国が大量購入するボーイング社の航空機をヨーロッパのエアバス社へ変更したり、アメリカ産大豆購入を止めてこれもブラジルやアルゼンチンから買ったら、アメリカ経済も苦しい立場に追い込まれる。この措置は、日本に対しても例外ではなく、アメリカが緊密な日米同盟なんて思っていやしないことが分かる。アメリカ追従外交の結果が、トランプ大統領の「安倍首相は素晴らしい友人だが、これまでアメリカを利用してきた。そんな日は終わった」との本音に表れている。対米外交もそろそろ考え直すべき時ではないか。
トランプ声明を受けてニューヨーク株式市場を始め、世界中に株価下落の影響が表れている。日経平均株価も一時1,000円超を下げたが、対前日比終値は974円の大幅な下落だった。これから各国はいかなる対応をしてこの経済危機を切り抜けるのだろうか。