充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
ブログ一覧
4114.2018年8月18日(土) 昔の軍隊と今の官公庁の同質性
今朝の毎日新聞は一面トップに「ゾルゲ事件報道統制文書」を採り上げ、戦時中司法省が報道を厳しく規制した内部文書が見つかったことを特集風に扱っている。リヒャルト・ゾルゲがソ連のスパイとして検挙され、ソ連のスパイ網が国家の中枢にまで深く入り込んでいたことが判明し衝撃を受けた当時の政府が、不都合な表現を削除して、事件の重大性の矮小化を図るなどのメディア戦略を行っていたことが明らかにされた。この事実を知ると昨今公になった財務省の公文書改ざん事件や、文科省モリカケ問題、農水省の障害者雇用職員水増し、厚労省の文書改ざんや宮内庁の公文書紛失事件の根源へたどり着いて、日本の官公庁の根源的な隠蔽体質は、昔も今も変わっていないことをつくづく思い知らされる。
ゾルゲ事件では記事をトップ扱いや特殊扱いとしてはならないとか、4段組以下の扱いに納めることや写真掲載を止めること、などあまりにも姑息な指示には呆れる。例えば、「重要機密事項」の「重要」や、西園寺公一の肩書「外務省嘱託」の削除を要求し、新聞社はそれに従って原稿を書いている。このころから権力とメディアの結びつきが強くなったのではないか。セルビアの山崎洋さんの父ブランコ・ド・ブケリッチ氏に関する記事は書かれていないが、脚色された文書があるかも知れない。取り敢えず記事のコピーをセルビアの山崎さんにメール送信した。
そう言えば、8月は終戦記念日があったこともあり、このところ戦争関連のテレビ番組が多かった。その中でもNHKが数日前にノモンハン事件に関するドキュメントが、現地取材で撮影した当時の掩体壕などのビデオ映像を映し出してくれたので、当時の事件現場の状態や、実態がよく分かった。また陸軍参謀本部と関東軍の対立、及び組織内の上司の責任回避体質、つまり軍部の本質が改めて浮き彫りにされたドキュメントであり、中々秀逸であると思った。いかに上司が責任を取らず部下に罪を被せるか。これはどこの部隊でも行われていたことだろう。つまるところ、官公庁内のスキャンダルも根っ子は、軍隊と同じ体質ということになるのではないだろうか。
4113.2018年8月17日(金) 東京五輪ではサマータイムを採用するのか。
台風が5日間毎日発生するという珍しい現象で、日本各地には局地的に集中豪雨が襲う一方で、暑さが少々和らいできた。今日北海道大雪山系の旭岳に初雪が降った。このところ都内は猛暑日がなくなった。それでも今夏の猛暑には皆苦戦しているようだ。
2020年東京オリンピックがこの暑い盛りの7,8月に開催されることに多くの人から心配の声が聞かれる。先日森喜朗・2020年東京オリンピック組織委員会会長が安倍首相を訪ね、オリンピック開催時にサマータイムの採用を検討するよう要望し、首相は自民党に検討を指示した。森会長が希望しているサマータイムは、出来れば2時間繰り上げということであるが、そうなると体調へ与える影響が大きいと思われるので、せいぜい1時間の繰り上げが好いところだと思う。加えて要望によるサマータイムは、どのくらいの期間採用するのか現時点では分からない。仮にオリンピック開催中だけなら、むしろオリンピック大会をそれに見合った手段、例えばマラソンや競歩などの競技開始時間を繰り上げることの方が、マイナス面が少ないと思う。
そんな折も折、今日ヨーロッパからの情報によるとEUではサマータイムを今後採用すべきかどうか検討することになったという。サマータイムにはメリットがあるが、デメリットも大きいようだ。また、それに先駆けて日照時間の少ないフィンランドでは、サマータイムを中止することを決めた。
今となっては出来るだけサマータイムの採否を早く決めなければならない。いつまでも検討ばかりせずに1日も早く採否を決断して、ダメなら競技開始時間を繰り上げることを考えるべきであろう。
さて、アメリカ国内で2つの問題がスポットライトを浴びている。
ひとつは、物議を醸す発言の多いトランプ大統領の最近の言動から、メディアの間でちょっとした騒ぎが持ち上がっているのだ。トランプ大統領の報道機関に対するいやがらせに対して、メディアが反発する社説を一斉に掲げた。大統領が自分の気に入らない真実の報道に対してメディアを「国民の敵」と呼び、それらはフェイクニュースだと主張したことに、メディアが揃って民主主義への脅威と反論したものである。
また、ペンシルベニア州では、カトリック教会で起きた神父による少年少女への性的虐待が、大きな問題を投げかけている。卑しくも聖なる教会のトップが犯した大罪である。同州の最高裁が300人以上の神父の行為により1000人以上の被害者がいることが分かったと公表した。カトリックの総本山バチカンは、恥であり悲しいとの声明を発表したが、きれいごとを言って教えを説いてきたカトリックも、人並み以下の本性を現したと言うべきだろうか。
以上2件について今アメリカでは大騒ぎになっている。
最後に今日甲子園で行われた高校野球3回戦で声援を送ってきた龍谷大平安高は、日大三高に4-3で敗れベスト8はならなかった。慶応高校も敗れ、私にとって今年の高校野球はこれで終わり。
4112.2018年8月16日(木) 78歳の高齢者が行方不明児を発見
山口県周防大島町で2歳の男児が行方不明になって世間を騒がせ心配されていたが、昨朝26時間ぶりに発見され保護された。テレビでも速報で伝えて日本中をホッとさせた。この発見は、尾畠春夫さんと仰る今年78歳になるボランティア男性の絶対見つけるとの強い気持ちと勘によるものだった。
この男性の心意気が素晴らしい。65歳まで鮮魚商を営んでいたが、誕生日を期に仕事を止めて第2の人生を社会のために尽くすと言って、ボランティア活動に賭けた。
2004年中越地震、11年東日本大震災、16年熊本地震、17年北九州豪雨、今年の西日本豪雨の他にも16年に宮崎県佐伯市で起きた2歳幼児の行方不明捜索事件など著名な災害や事件には必ず加わったが、「自己完結するのが真のボランティア」との信念で、すべて自分で装備をして必要な生活用具を揃えてボランティア活動に参加して来られた。この男性のすごいところは、自分なりの経験と勘で歩くことで、昨日も山の上方面を目指して歩き始めてから約30分で幼児を発見し、抱いて母親に自らの手で引き渡した。母親の実家で家に上がることや、風呂に入るよう言われても固辞して一切お返しを受け取らなかったことである。何よりも母親と約束したことだからと言って、幼児発見後に幼児を警察に引き渡さずに抱いて母親へ直接引き渡して、大事に育ててやって欲しいとメッセージまで伝えていた。夕方には小型車を運転して故郷大分まで帰っていった。
今日のインタビューでも自らの行為をひけらかすことは何一つなく、接触した警察官の優しさを褒めていたほどである。
これまでのボランティアでも作業衣を身に着け、泥を片付けたり献身的に行動していた。こういう謙虚で周囲に甘えることなく結果的に実を上げるというのは、凡人には中々出来ることではない。とても爽やかなボランティア活動の実態を知った。こういう人は政官界には少ないが、民間にはいることを知り嬉しい気持ちになった。
同じ78歳で自己顕示欲が強く、退任を求められていながら背後で院政を敷こうとしている山根明・前日本ボクシング連盟会長とは随分人間性が違うものだと思う。
また、先の国会で嘘八百を並べていた安倍首相にこの男性の爪のあかを煎じてたっぷり飲ませてやりたいものである。
4111.2018年8月15日(水) 太平洋戦争終戦後73年が経過
太平洋戦争終戦から73年を迎えた。今日武道館では、天皇・皇后両陛下ご臨席の下に全国戦没者追悼式が行われた。天皇は来年4月に退位され平成が幕を閉じるため今日が最後の追悼式への出席となる。最年長出席者は102歳で夫を亡くされた方で、車いすで出席された。歳月もほぼ3/4世紀を経過したので、武道館に来られた遺族も天皇が即位された平成元年に比べて様変わりしている。かつては、夫が戦死した妻の出席者は48%だったが、今日は僅か13人で0.2%にしか過ぎなかった。この30年間に彼女らも夫の後を追うように旅立たれ、最近では子・孫世代の出席者の割合が増している。
あの太平洋戦争終戦の日のことははっきり覚えていない。当時国民学校1年生だった私に両親も特別に話をしてくれなかった。その後うすうす戦争が終わったらしいことは分かってきた。近所に金田くんという朝鮮人の同級生が住んでいて、母が「金田くんは朝鮮に帰れるので嬉しそうね」と言ったので、夏休み中に何かあったのだろうくらいにしか思わなかった。その後戦争が終わったことを知った。夏休みが終わり2学期の最初の登校日に金田くんは登校して来なかった。それきり音沙汰がなく、どうも朝鮮へ帰ったのではないかとうわさ話が聞かれた。金田くんについて先生が何か話したのかもはっきり覚えていない。
3年8カ月の歳月を費やし、310万人の尊い命を犠牲にした無駄な戦争については、その後戦友会の戦跡慰霊団や、旧厚生省主宰戦没者遺骨収集事業に関わることになり、一般の方々に比べてより身近に戦争を意識するようになった。特に中部太平洋諸島や、ビルマでは現地の人たちとまだ交流を続けている。
細川首相以降、歴代首相が追悼式の式辞でアジア諸国への加害責任に触れ、深い反省と哀悼の意を表してきたが、安倍首相は第2次内閣成立以来6年間連続で言及しなかった。それでいながら憲法第9条の改正についてはご執心である。こういう人が首相であることは、2度と戦争を起こさないというほとんどの国民の誓いと気持ちに反することにならないだろうか。
さて、今日甲子園では、中学時代に在籍したことのある平安中学の付属校・龍谷大平安高が八戸学院光星高を14-1で破り、甲子園通算101勝を挙げるとともに、15年ぶりにベスト16へ進出した。試合開始から午後7時過ぎの試合終了までまた見続けてしまった。偶然というべきだろうか、実況中継を担当したNHKアナが高校ラグビー部の後輩で、3年前のラグビー・ワールドカップで優勝候補南アフリカを破った試合を実況した豊原謙二郎アナだった。ゲームセット後、グランド内に流れる平安高校歌をまた口ずさんだ。
♪紫匂う 雲のかなた 希望の星の輝くところ~♪ プチ幸せである。
4110.2018年8月14日(火) 沖縄知事選に佐喜真淳・宜野湾市長が出馬
大学ゼミ先輩の奥様が音大出の妹さんと姪御さんとともに横浜の「かなっくホール」でコンサートを開いた。長年コーラスに熱中している妻と出かけたが、ゼミ関係者は8名が鑑賞にやって来た。姪御さんはクラリネットをソロで、或いは伴奏をしたが、姉妹がともにソプラノで声高らかに美声を聴かせてくれた。童謡以外はあまり知っている曲はなかったが、中々見事な舞台で皆感銘を受けたようだった。
さて、先日翁長雄志・沖縄県知事が急逝されたため、後任を決める知事選が9月30日に行われることになったが、今日佐喜真淳・宜野湾市長が出馬を表明した。普天間米軍基地を抱える現職市長として米軍に早期返還を求めてきたが、自民党県連の政調会長を務めてきた経緯もあり、自民党の支援を受けて知事選を戦うとするなら全沖縄県民を相手にする気構えがないと苦戦は免れないだろう。尤も翁長前知事も立候補時は自民党県連幹事長を務めていたが、基地反対の県民の気持ちを巧みに掴み、保守・革新をまとめてオール沖縄の空気を作り上げて保守・革新から支援を得て仲井真弘多・現職知事を破った。知事就任後は翁長氏は、自民党と対立しながらも県民の気持ちを掴んで県民のバックアップは絶対的だった。それは心から県民のために奉仕しようとする翁長氏の気持ちが県民から理解されたからである。昨日行われた翁長前知事の葬儀には、4500名の弔問者が別れを惜しんだという。
まだ、翁長氏を継承する「オール沖縄」の立候補者は決まっていないが、果たして佐喜真氏は、沖縄県民の気持ちを汲み取ることが出来るだろうか。