充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
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4249.2018年12月31日(月) 2018年と平成30年よ、さようなら
年々早く感じるようになった時の流れであるが、今年もとうとう最後の1日となった。大晦日、古風に言えば、「大つごもり」ということになる。寒さは身に沁むように厳しい。明日から2019年、平成31年となる。そして、平成31年は4月30日に今上天皇退位と共に終わり、5月1日新天皇即位と同時に新元号となる。
今年もNHK紅白歌合戦が話題を呼んでいるが、出演歌手が若手中心になり、我々年寄には親しみが薄れて、番組自体をあまり観る気がしない。それにしても年々つまらなくなる。どうしてだろうか? あまりにも若者向きの歌手の歌合戦になってしまったからである。そのうえ演出にあまりにも奇をてらっているからである。本道から外れて脇道を歩き出した印象である。歌手の平均年齢は発表されないが、恐らくどんどん低年齢化していると思う。それが歌詞にも表れ、意味のない言葉に英語を交えて声張り上げて喚き散らすような歌が多い。曲もメロディーを差し置いてダンスを入れてリズムばかり力を入れているからではないか。かつては重鎮ともいえるようなベテラン歌手が何人か出演したものだが、それも若手に取って代わられてしまった。これでは年配者が楽しみに年末最後の娯楽を楽しめなくなってしまったと言える。同じ時間帯にテレビ東京で「大晦日に本当に聞きたい100曲」と副題をつけた「第51回年忘れにっぽんの歌」という、NHK関係者を当てこするようなタイトルの紅白歌合戦を放映していた。恐らくNHKの視聴者の気持ちとしては、この番組の方が観てみたいと思う。懐かしい歌手も次から次へ登場した。NHKのディレクターの間では、この辺りのセンスがやや弱いと思った次第である。
さて、今年の掉尾を飾るびっくりニュースは、トランプのアメリカが国連組織のひとつ、ユネスコから脱退するということのようである。これだけの話題を各テレビ局があまり伝えないが、2011年にユネスコがパレスチナを一国家の扱いとして受け入れたことに反対を唱えてユネスコへの分担金の拠出を取り止めて以来、イスラエルに同調したアメリカがイスラエルともどもユネスコから脱退するという、これまた自国第一主義を露骨に打ち出した。すでにアメリカは、首都テルアビブにある大使館をエルサレムに移転すると発表している。2011年にパレスチナを独立国家並みの扱いをすると決めたユネスコに強く異を唱えたアメリカは、その後パレスチナにあるキリスト生誕教会がイスラエルの世界遺産として認められずにパレスチナ自治区の世界遺産と認められたことに不満を述べていた。12年に同教会を見学した際、ガイドは収まるべくして収まったと述べていたが、そういう一般論はアメリカも、イスラエルもお気に召さないらしい。アメリカのユネスコ脱退は、来年の新たな問題となるであろう。
4248.2018年12月30日(日) 世界最速で人口減を続ける日本
少子高齢化が言われて久しいが、大分深刻なことになっているらしい。年々日本の人口は減り続け、世界でも最速スピードで進行し、今年だけで赤ちゃんの誕生を上回る数の日本人が来世へ旅立たれた。実に日本人のうち45万もの人たちが少なくなったが、それは長崎市の人口にほぼ匹敵する。国立社会保障・人口問題研究所の調査によるとそれぞれの組織には「社会の歳」というのがあるそうで、1970年の日本人のそれは、29.1歳だった。若々しくバイタリティ溢れる年代である。それが、若者の数が減り、高齢者が増えるとともに社会も老人化して1980年には40歳目前の39.7歳となり、2015年には46.7歳となった。このまま子どもの数が増えなければ日本は老け込むばかりで、2050年には54.7歳となり、2.7人にひとりが高齢者になる。
これほど急速に日本が高齢化するとは想像を絶するが、それが現実だから仕方がない。ただ、この現象は日本が突出しているというから困ったことである。これでは若者が高齢者から影響を受ける度合いも強まるばかりで、それが、現代若者が一般的に元気がなく年寄染みていると言われる所以かも知れない。しかし、もし若者がお年寄りの影響を受けるなら、もう少しプラス面があっても良いのではないだろうか。残念ながら今どき高齢者のプラス面はあまり若者に受け入れられていないようだ。
さて、今夕テレビ東京の「たけしX古代エジプト‘新・世界七不思議’」という番組で、エジプトのギザのピラミッドとメキシコのチチェン・イッツァ他のピラミッドについて比較紹介していたが、これまで前者は国王の墓、後者は太陽神を崇める施設と理解していた。実際現地でもそのような説明を受けたが、今日の番組ではどちらも王墓ではないと解説していた。つまりギザのピラミッドが王墓ではないという事実は、私には晴天に霹靂である。半世紀前に階段を昇って内部に入った時、空間の端に安置されていたお棺を指して、ガイドはそこにクフ王の遺体が安置されていたと説明していた。ところが今日ギザのピラミッドもチチェン・イッツァと同じように太陽神に敬意を払う施設だということが、テレビ番組で公表されたのだ。エジプト考古学の権威・吉村作治氏がこれにお墨付きを与えるように、クフ王の墓はピラミッドの西側にあることを2年前ご自分が発見したと話していた。しかし、これほど重要な史実が一般にはあまり伝えられていないように思う。これについて国際的な歴史学会などでも何のコメントも発表していないと思う。一体真実はどちらだと問いたい。
4247.2018年12月29日(土) 長く交流していたブラジルの友人を想う。
年末になるといつもながらテレビで普通のニュース番組が少ないような気がする。賑やかなエンタメ番組が多く、それもこの時期特有だと思うからある程度やむを得ないが、外国ばかりでなく日本を取り巻く重大ニュースもたくさんあるのにもう少し報道機関としての使命を理解して欲しいものだと思う。
いま日本で最も注目されている外交問題は、韓国海軍艇が日本の経済水域内で航空自衛隊P1哨戒機に向けて特殊なレーザー光線を照射したことであり、まかり間違えれば大きな事故に繋がりかねないし、軍事衝突の危険もはらむ恐れがある。問題をややこしくしているのは、韓国国防省が照射を最初から否定していることであり、防衛省は記録した証拠があると昨日テレビでその現場動画を公開した。しかし、韓国側は未だにこの事実を認めず、北朝鮮の漁船を追跡していたとか、自衛隊機の警告は雑音で聞き取れなかったとか、日本の主張を頑として否定している。日韓両国の間には、近年従軍慰安婦問題の蒸し返し、戦時中の徴用工賠償、そしてこの海軍艇照射問題が持ち上がり外交関係も穏やかではない。この他に国内には株価低迷もある。海外でもアメリカのメキシコ国境閉鎖問題、イギリスのEC離脱、米軍のシリアからの撤退、フランスの反マクロン・デモなど目白押しである。
身近なところでは、昨日辺りから寒波襲来により各地とも積雪に悩まされている。交通機関も、特に航空機に欠航が増えているが、年末恒例の海外へ出かける旅行客は、今日だけで8万人というから景気が良いのか悪いのか分からない。
少ないニュースの中でちょっと気になったのは、カイロ郊外で観光バスが道路に仕掛けられた爆弾爆破によって死者4名が出た事件で、ふっとブラジルの親しい友人を想い出した。観光客らは、ピラミッド脇で毎夜行われる光と音の素晴らしいイベント・ショー「SOUND & LIGHT」を鑑賞に向かう途次だった。実は、半世紀近く昔このオプショナル・ツアーに参加して堪能したが、その時知り合ったのがブラジルから来ていたアーリンド・フルタードさんというお医者さんだった。それ以来アミーゴが来日した際には、富士山、箱根、日光、我が家へ案内し、逆にブラジルに行った時は彼の自宅を訪ねたり、リオ市内も案内してくれた。半世紀近くに亘って文通を続けていたが、昨年からX’mas card送付を断腸の思いで取り止めた。あれほどまめだった彼からこの数年手紙が送られて来なくなったからである。音信不通状態になってしまったのである。彼はひとり暮らしでもある。偶々2年前にブラジルへ出かけた友人に彼のマンションを訪ねてもらったところ、体調が悪そうでインターフォンで話しただけで会えなかったと言っていた。年齢的にも90歳近くで、勝手な想像ではあるが、すでに亡くなられたのではないかと悲しい判断をせざるを得なかった。
これも少ないニュースの中から「SOUND & LIGHT」に想いが至り、偶々辿り着いた外国人友人の消息である。寂しい気がしている。それにしても今日はいつもよりニュース番組を観ることはなかったが、嫌な事件がなければ好いと思う。
4246.2018年12月28日(金) 手紙を書こうという気持ち
今朝の「天声人語」にはちょっと驚いた。このところ年々手紙やはがきを書く人が少なくなり、それは正月恒例の年賀状にして然りである。「天声人語」氏は小学生の例を挙げて嘆いている。親や周囲が葉書の書き方を教えないから、葉書の受取人、差出人の住所、名前をどこに書いたら好いのか分からない。郵便番号欄に電話番号を書いたり、出席番号を書く子がいるという。葉書代がいくらか、また全国同一料金であることも知らない子が多いらしい。その犯人像として、やはりイの一番にスマホがやり玉に挙がる。意外に感じたのは、子どもたちが手紙を書かなくなった原因には、相手の住所が分からないということがある。これも不思議である。これは個人情報保護法のせいで、クラス名簿を作ることが難しくなって住所を知ることが難しくなったからだという。それより手軽にメルアドを聞いてスマホを容易に使うことがあるということである。
時代が変われば文化も変わるということは分かるが、それにしても作文、手紙を書こうという気持ちが一番大事だと思うし、それを周囲の親や先生が手を貸してあげていない現実が問われるべきであろう。
元旦に母校の湘南ラグビー祭で1、2年生部員に拙著「新・現代海外武者修行のすすめ」を贈り、2つばかりアドバイスすることを考えている。そのひとつが、文章を書く習慣をつけることであり、そのためには毎日習慣的に日記を書くことと手紙を書くクセをつけることである。もうひとつは、拙著名の通り、若い時にひとりで海外へ出かけることである。果たして彼らがどういうリアクションをして、心に留めてもらえるかは分からないが、いずれも若者にとっては最も大事なことだと確信している。
それにしても文章を書かなくなったというのは、ペンクラブ内でも一般的にも感じることである。コツコツ仕上げることや地道に作業を行うことを避けて、簡単に手をかけずに事を進めようとする時代の風潮だろうか。
手紙についていえば、先日まとめて投函した年賀はがきのうち1通が戻ってきた。「あて所に尋ねあたりません」ということだが、数年前にも同じことがあった。転居先の連絡することもなく引越しと同時に姿を隠してしまうような感じでちょっと寂しい気がしている。年賀状というのは、気持ちが通い合ってお互いを慮って現状を1年に1度確認するということが、大きな目的だと思うが、そういうことも面倒だと思うようになったのだろう。寂しいことである。
さて、ほとんどの会社が今日御用納めのようだが、東京証券取引場も今年の取引を終えて大納会となった。第2次安倍政権は今年7年目に入ったところだが、過去6年は毎年日経平均株価は対前年で上昇していたが、今年は対前年2,750円(-12%)の大幅ダウンの20,014円で終わった。10月には、実に26年11カ月ぶりに24,270円まで上昇したが、年末が近づくにつれ下落する一方で、さしも強気だったアベノミクスも終焉に近づいている前兆ではないだろうか。
4245.2018年12月27日(木) 日本、国際捕鯨委員会から脱退
このところ世界的に株価が下がっているが、日経平均もご多分に漏れず下がりっぱなしだった。昨日まで5日間も下げ続いた反動から今日漸く持ち直し、日経平均株価は750円も値上げして20,077円となり、何とか20,000円台に戻った。
こんな経済的に混乱している時に日本政府は、国際捕鯨委員会(IWC)から来年6月を期して脱退することを発表した。これにより7月より日本の排他的経済水域(EEZ)内で約30年ぶりに商業捕鯨を再開することになる。ここに至る経緯について、多くの疑問が呈されている。鯨の保護のために窮屈な行動をさせられては来たが、ここで一転して捕鯨産業の秩序ある発展を目的とするというIWCから脱退し、日本独自の南極海における調査捕鯨を止めることまで行って大丈夫なのかとの疑問と不審感が湧いてくる。
国際協調主義を掲げる日本が、主張が認められないからとの理由で国際機関から脱退するのは、極めて異例である。反捕鯨国のオーストラリアを始め各国から反発を浴び、今後厳しい目で見られ、来年6月大阪で予定されているG20サミットや、2020年東京オリンピックへの影響も懸念されている。
この裏には、鯨の街と言われる、和歌山県太地町に近い自民党二階俊博幹事長出身の御坊市や、安倍首相の選挙区に近い捕鯨業の地元・下関からIWCへの反発が強いと言われていた。まさかとは思うが、政府の決断がこの辺りを忖度するようなことはないと信じたい。日本が30年間も調査捕鯨などで我慢していた態度を豹変させた背景の割には、国会でろくに議論もされず、国民への説明も乏しく、大事なことを決めるには些か先を急ぎ過ぎているように思う。日本人の鯨離れはこの30年間にどんどん進んでいる。こんな時世に拙速な結論で折角築いてきた日本の国際的信頼が大きく揺らぐことになっては、国際社会における地位が弱くなるのではないかと心配する。
さて、もうひとつ日本にとって厄介な問題がある。日本原子力研究開発機構は、昨日高速増殖原型炉「もんじゅ」など原子力関連の79施設の廃止費用が、1兆9千億円に上るとの試算を発表した。これに施設の維持費や核物質の処理費は含まれておらず、実際には数千億円規模で費用が膨らむとの見通しである。現在廃止が検討されている施設は、60~70年かけて順次廃止していくわけだが、今後更に費用がかさむことが考えられる。浮世ばなれしているのは、機構の年間予算は国からの交付金などで総額1800億円だという。これで一体どうやって関連施設を廃止していくのだろうか。
今に始まったことではないが、毎度のことながら政治家の無思慮、浅薄さと無責任にはがっかりである。