ブログ・ご意見番の意見

 充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。

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4259.2019年1月10日(木) 「兼高かおる世界の旅」の兼高さん亡くなる。

 今月5日に日本旅行作家協会名誉会長の兼高かおるさんが亡くなられた。8日に通夜、昨日告別式が親族とごく一部の関係者だけで営まれたと協会事務局長から連絡があった。すでに亡くなった5日に協会から連絡をもらっていたが、葬儀一切が済むまで㊙にとの断り書きが付いていた。漸く葬儀が終わり昨晩訃報を公に出来ると知らせてもらった。今朝の新聞や、テレビでも比較的大きく扱われている。

 それはそうだと思う。兼高さんは海外旅行がまだ自由化されていない時代に、世界旅行の先駆けとなられ世界中を旅された人で、随分羨ましく思ったものである。1958年世界一周早回り企画にスカンジナビア航空機に搭乗して挑戦し、73時間強の当時の世界記録でこれを成し遂げた。1959年から毎週日曜日になるとTBS系テレビで31年も続けて放映された「兼高かおる世界の旅」に出演したが、中々楽しく興味深く視聴率も高い番組だった。本来なら高い評価を得たこの番組はずっと続く予定だったが、番組で個性的な聞き役をされた芥川隆行氏が亡くなったことで番組は終止符を打たれてしまった。兼高さんご自身もまだ続けたかったようだった。止むを得ない事情ではあったが、残念な終わり方だったと思う

 兼高さんとは2011年5月会長を退かれ、名誉会長に就任された日本旅行作家協会総会の場で初めてお会いして親しくお話を承った。行動的でスポーツウーマンだった兼高さんは、中部太平洋の島々でもよくスキューバ・ダイビングをされた。マーシャル諸島共和国では島の啓蒙活動に力を尽くした功績により無人島を贈られ、その島には兼高さんの名が付けられている。その後拙著「南太平洋の剛腕投手」の執筆中に、兼高さんもよくご存じだったトラック島のアイザワ大酋長の軽い虚言壁について真偽のほどを尋ねたことがある。兼高さんは嘘をつくことはあの島の島民性とも言えるので、あまり深刻に受け取る必要はないのではないかと容認されておられた。愉快だったのは、兼高さんは2月29日生まれ(1928年)で誕生日が4年に1度しか巡ってこないので、まだ20何歳だと誇らしげに話しておられたことである。亡くなられてしまったが、さしづめ享年22歳ということになるのだろうか。

 兼高さんには長い間テレビを通して知的で楽し時間を与えていただいた。父親がインド人貿易商で彼女は神戸で生まれたが、彼女の兄と慶応で同期だった会社の元上司から兼高兄妹についてエピソードを伺ったことがある。あのような行動的で、しかも上品な女性はあまりおられないと思う。「麗珠院薔薇清薫大姉」(レイシュインソウビセイクンタイシ)と戒名を授けられたそうだが、「珠」は母親の名から、「薔薇」は彼女の本名・兼高ローズから取られたそうである。

 心よりご冥福をお祈り致したいと思う。

2019年1月10日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4258.2019年1月9日(水) 「にっぽん丸」、グアムで接触事故

 昨日ネット「にっぽん丸」に関する衝撃的な記事を見た。そして、それが今朝の朝日新聞に掲載された。「大型客船が事故 船長飲酒か」との見出しである。何とクリスマスに乗船したばかりの商船三井客船の「にっぽん丸」が、30日午後9時過ぎにグアム島からサイパン島へ出発してまもなく、船尾アメリカ海軍の桟橋に接触して船体の右舷を損傷した。その場で航行を取り止めたという衝撃的な事態である。新年を外洋航海で迎える予定だった乗船客はさぞ落胆したことだろう。にっぽん丸は、26日横浜埠頭に到着してわれわれろしてから、整備を終えてその日の夜グアムへ向けて出港した。そして4日後の30日朝グアムへ着いた。そのサイパンへ向け出港した直後に事故を起こしたらしい。我々が下船してから僅か日後の事故だというから驚くではないか。

 神戸から横浜までのクルージング満足感いっぱい、商船三井乗船記を書くと約束していたので、クルージングの楽しさを満喫したと同時に大満足したとの印象を認めた原稿を書き上げた。その原稿を昨夜掲載予定紙へ送付したばかりである。船は右舷に大きな穴が開いたようだが、乗客、乗員624にケガ人がいなかったことが何よりである。乗客はクルージングを止めすでに航空機で帰国したようだが、新聞記事に書かれたように船長に飲酒した疑いがあるそうだ。

 自動車事故の原因にしばしばドライバーの飲酒が挙げられるが、車ばかりでなく、最近は航空機のパイロットにアルコールが検出されて安全運航面とモラル面で大きな問題になっている。実際本記事の隣欄に「飲酒の時間 虚偽報告~全日空、機長の処分検討~」との記事が載っており、唖然とするばかりである。自分の仕事を何と思っているのか理解出来ず、モラル面でも話にならない。今度の接触事故で船長に飲酒の疑いが生まれたとは、あまりにも軽薄で無責任で、大勢の人の生命を預かっている責任ある立場の人の神経とはとても思えない。

 クルージングを終えた翌日、招待していただいたお礼に言葉に添えて拙著8冊を関係者及び「にっぽん丸」図書室などに贈ったところだが、いずれ近日関係者と話をする機会があると思う。聞けるなら、さらりと本音の一端を聞いてみたいと思う。

2019年1月9日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4257.2019年1月8日(火) 51年前の今日自殺したマラソンの円谷選手を想う。

 長らく歯科医院歯を治療してもらっていたが、今日で何とか終えることになった。昨年7月から随分長い時間をかけて治療してもらっていたが、今回の治療はひとまず終了ということになった。やれやれである。やはり入れ歯の具合が悪くなると、治療に手間と時間がかかる。これでしばらく歯の不具合から解放される。

 その歯科医院には、もう半世紀以上も通っているが、かつて勤務していた会社の近くにあり、1964年東京オリンピックのマラソン・コースである甲州街道に近い。オリンピックの際、その甲州街道脇で優勝したアベベ選手が先頭で走って英姿を目の当たりに見た。縁は異なもので、その4年後、メキシコ・オリンピックが開催された1968年の今日、偶然にもアベベ選手の甥ウォルデ・マルタム・ケベデくんにエチオピアの首都アジスアベバのハイレ・セラシュ病院で会っていたのだ。いわハプニングと言っても好い。更に運命的だったのは、帰国後に知ったことだが、その日東京オリンピックのマラソンで銅メダルを獲得した円谷幸吉選手が、その後体調不良だったこともあり、ぱっとした成績を残せず、メキシコ大会の重すぎる精神的負担に耐えられず自殺する悲劇があった。そして、今夕NHK「NEWS WATCH 9」で円谷選手の自殺前後の話を自衛隊体育学校時代の後輩と、メキシコ大会銀メダリストの君原健二さんの思い出話を交えて、円谷さんを偲んでいた。

 偶々歯科へ行ったことが、アベベ選手と甥御さん、そして円谷選手を想い出すきっかけになったとは、随分運命的であると感じる。

 さて、今日は国内外に注目すべきニュースがあった。まず、国内で昨年11月から金融商品取引法違反と特別背任容疑で逮捕され身柄を拘留されている元日産会長カルロス・ゴーン氏の拘留理由を開示する手続きが行われた。ゴーン氏は特別背任事件について日産に損害を与えていないことと、金融商品取引法違反については、役員報酬を有価証券報告書に過少報告したことについて日産復活のために努力してきたと主張を述べ、東京地検の嫌疑を強く否定した。

 一方海外では、今日誕生日を迎えた北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長が中国を訪問した。対米交渉を前に中国政府との強い絆をアメリカ、及び世界へアピールした。更にもうひとつ世間を騒がせているニュースが、韓国海軍艇自衛隊哨戒機に対して火器管制レーダーを照射したとされる事件で、韓国国防省はその事実を否定して、日本側の証拠画像に反論する事態に発展している。日本の防衛省は照射されたと言い、一方の韓国がその事実はないと否定している。どちらが正しいのか、お互いに自己主張しているばかりではっきりしない。こういうことが今後も起きると一大事である。アメリカの支援を受けてでも好いので、何とか早めに黒白をつけて欲しいものである。

2019年1月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4256.2019年1月7日(月) 30年前の今日、昭和天皇崩御される。

 30年前の今日、昭和天皇が崩御され即日今上天皇が即位されて翌8日平成時代がスタートした。あの日行われる予定だった全国高校ラグビー決勝戦も中止となり、対戦予定だった大阪工大高と茨城代表の茗渓学園の両校同時優勝となったことをよく覚えている。中山競馬場のレースも中止され、繁華街のネオンも自粛され国内には暗いムードが立ち込めた。今日天皇は昭和天皇の御陵にお参りされた。早いものであれからもう30年が過ぎ去った。その平成も来る4月30日に天皇が退位され、平成時代も終わる。翌5月1日には次の元号がスタートする。新元号は4月1日に発表される。皇太子が天皇に即位され、その後大嘗祭を始め、皇室絡みの行事が種々行われる。皇室にとっては慌ただしい1年になる。

 さて、今日から新たな税金「国際観光旅客税」1,000円が、国籍に関係なく日本から海外への出国者ひとりひとりに課税される。これの年間収納額は、総額で500億円と予想されている。これまでもなんやかんやと屁理屈をつけては、懐豊かな海外旅行者に目をつけて徴税することになったが、これはれっきとした国税である。取れるところから取るという安易なやり方は止めるべきだと思う。徴収することばかり考えず、政治家と財務省は基本的に徴収した税金を無駄遣いしないようもっと知恵とモラルを働かせるべきではないかと思う。毎年積み重なる国の借金は累積で1,062兆円にまでなった。日本人ひとり当たりにして837万円である。これだけ多額な借金を返せる人はそうはいない。国はもっと真剣にこの現実を捉えるべきである。残念ながらこの重要な問題に対して現時点で政府も財務省も何らの行動も起こしていない。例えば、昨年世間を騒がせた森友学園問題でも、財務省は森友学園に対して無節操にも国有地を8億円も値引きして提供しその明確な理由も国民に説明しようともしない。メディアも追跡に手を抜いている。誰も彼も国民のことをまったく考えていない。こんな好い加減な状態を放っておいて国の財政が破綻しても良いのか。

2019年1月7日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com

4255.2019年1月6日(日) 社会主義国家建設に失敗したソ連と中国

 1949年10月1日中国共産党の毛沢東党主席が中華人民共和国建国宣言をしてから、今年10月に満70年を迎えることになる。一昨年はロシア革命成って100年の節目の年だった。建国時代まだ貧しかったソ連、中国の両国が、その後アメリカと並ぶ米ソ時代から、体制崩壊に陥りソ連が社会主義国家の看板を下ろした。だが、近年中国の発展は目覚ましく今では米中両国が世界の大国として君臨しつつある。

 しかし、かつてのソ連は、国内に多くの矛盾を抱えて自壊作用を起こし、社会主義と決別することになった。一方、中国は今もって社会主義国家の看板を掲げたまま経済面で長足の発展を遂げ、今や国民総生産(GNP)ではアメリカに次ぐ大国となった。ただ、これはほんの表面的な一面であり、実態はそんなに楽観出来るものではない。

 今朝の朝日新聞によれば、意外なことに現時点でロシアの世論は旧ソ連の崩壊を惜しいと思っている人がかなり多くいるようで、それが年々増え今では国民の66%が旧ソ連を懐かしがっているという。当時社会主義国家で国民が平等に恩恵を受けられるという誤った期待から、近年ロシアにおける年金受給開始年齢の引き上げなどに反発する声が多く、待遇への不満が持ち上がっているようだ。これはソ連時代の社会の実態を知らない人たちが、幻想となったかつての社会主義を夢見ているだけに過ぎない。当時のソ連が果たして社会的に平等な生活を供与していただろうか。歴史を振り返ってみれば分かりそうなことである。

 現在の中国にしても、社会主義の看板はそのままであるが、とても社会主義と呼べるような社会体制ではなく、社会の格差が広がり資本主義経済のマイナス面ばかりが目につく。中国は共産党の権力の一極集中によって権力基盤を固め、言論の自由弾圧など資本主義の悪弊を通り越して、現状は独裁的な覇権国家に陥っている。加えて貧富の差が拡大して、支配者層の政治的不正も増え、むしろ窮屈で非倫理的な社会になっている。

 その中国では、4日に中央軍事委員会で習近平国家主席が、中国は発展のチャンスを迎えているが、同時にリスクも増えており軍事闘争の準備を進めなければならないと社会主義なんか忘れ去り、軍国主義的志向発言を行って世界に衝撃を与えた。翌5日には台湾の蔡英文総統が、中台統一を目指す中国が1国2制度を考えていることに反発し。当分中台間の外交関係はスムーズとは行かないだろう。

 果たして今日の中国人は、この現状をどう思っているのだろうか。

 結果としてマルクスが目指したような社会主義社会は実現しなかった。僅かにキューバの社会主義体制のみが国民の間に根付いて国家と国民が手を携えて、歩みは鈍いが、一歩一歩と前進しているように感じた。マルクスの唱えた社会主義は、経済面だけなら国民に幸せをもたらしたと思う。社会主義国家が政治面で権力を揮い出したことが、マルクスの考えとは大きく隔たったものになったのではないか。

 今ごろになってかつて失敗した社会主義を偲び、懐かしがるとは、ロシア人の頭は相も変わらず思考錯誤を重ねていると思う。

2019年1月6日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com