充実したホームページに仕上げていこうと、毎日目を凝らしながら取り組んでおります。淡々と書き続けてきただけで、10年2月に初めて4桁の大台1000回を、そして奇しくも74歳の誕生日に当たる2012年「文化の日」に連続2000回を、15年7月31日に3000回、18年4月26日に4000回、21年1月19日に5000回を数えました。ここでは、出来るだけポジティブな意見や、気軽な独言、時には戯言や想い出を書き込んで、自分自身の気持ちを素直に表わしながら楽しく読んでいただけるよう心がけたいと思っております。意見の主張というより、感じたままを日記風に書き綴って参ります。身勝手な意見や、独断的な表現も見られると存じますが、どうぞご理解下さいますようお願い致します。皆さまの忌憚のないご意見をお寄せいただければ有難く存じます。
ブログ・ご意見番の意見
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4284.2019年2月4日(月) ODA援助のケニア・モンバサ港が担保に?
今日の朝日朝刊を読んでケニアの中国からの融資に関する記事にびっくりしている。近年中国の発展途上国への融資が拡大し、それを返済できずに担保を中国に取られている情報をしばしば耳にする。中国の表向き「援助」と言われる融資がかなり高利とされ、返済出来なくなった例が大分あるようだ。中でもスリランカ政府が中国政府との返済でもめた南部ハンバントタ港整備工事のかたに同港の運営権を99年間中国政府に譲渡した屈辱的な事例がある。ケニアで問題になっているのは、中国が首都ナイロビとモンバサ間の鉄道施設を建設したとして中国がケニアに対して貸与した金額の返済に遅滞が生じたため、日本がODAで拡張工事を行っているモンバサ港の運営権を中国政府に譲渡するとのまことしやかな噂が現地で囁かれているということである。
もう一点疑問を感じたのは、ナイロビとモンバサ間の鉄道建設と言われているが、そこにはすでに鉄道が敷かれていて1968年に私自身夜行1等寝台でナイロビからモンバサへ向かったことがあることである。決して古びた施設ではなく、モンバサ到着時間もほぼ定時だったと思う。サービス、乗り心地も良かった。それをわざわざ中国の巨額の「援助」を仰いで建設するほどのこともないと思える。
記事によると見出しには「日本整備の港・・・中国の担保に?」とか、「不透明な契約『債務のわな』懸念する声」と現地でも疑心暗鬼のようだ。
モンバサではキリマンジャロを眺望すべく同地でタンザニア入国ビザを申請したが、一旦発給されたビザが私の旅券上の渡航先国欄にタンザニアが記入されていなかったため、その直後に取り消され、雪のキリマンジャロを見損なった苦い経験がある。その折モンバサで訪れたフォート・ジーザズがその後世界遺産に登録されたという愉快な思い出もある。
今日ドイツのメルケル首相が来日し、安倍首相と経済協力について話合ったようだ。メルケル首相の最大の目的は、中国の知的財産権の侵害によって市場を荒らされたドイツとして日本とともに中国への対応を話し合うことのようである。ドイツは中国との貿易量がアメリカを抜いてトップにまでなったが、最近知的財産を犯されるような事件が多発したこともあり、対中貿易を再検討したいと考えている。中国に関する問題はつくづく難しいと思う。ドイツも日本もお互いに知恵を出し合い、中国にグーの音も出させないよう真っ当な言い分を主張してもらいたいものだ。
4283.2019年2月3日(日) のどかな節分気分に水を差す米ロのINF離脱
今日は節分である。成田山新勝寺で有名人が豆まきを行うのは年中行事になっているが、来年第13代市川団十郎を襲名する成田屋・市川海老蔵一家を主に、横綱白鵬、NHK大河ドラマ出演者らが内揃って舞台から豆まきを行っていた。まだ会社勤めのころは毎年正月明けに新勝寺にお参りしていたものだった。それにしても今日は日曜日と重なったので、随分大勢の参拝客が訪れていた。華やかな正月から春にかけて平和そのものののどかな風情が落ち着いた日本の文化を表しているのではないかと思う。
ところが、世界では米中対立が懸念される中で、大国同士の対立が露わになってきた。アメリカのトランプ大統領が中距離核戦力(INF)全廃条約から離脱を表明するや、ロシアのプーチン大統領もこれを受けて立つ感じで条約の履行停止をし、新型ミサイルを開発する対抗手段を宣言した。アメリカはアジアでも中距離ミサイルを配備する計画のようだが、こうなると日本も軍事大国のミサイル軍拡競争に巻き込まれかねない。仮にアメリカが陸上配備型中距離ミサイルのアジア太平洋地域への前方展開に踏み切れば、日本の安全保障環境への影響は避けられない。トランプ氏のINF条約からの離脱宣言はTPP、パリ協定離脱と同様に、まったく他国と協議する姿勢が見られず、気に食わないから止めるとまるで駄々っ子のようである。
このまま核開発戦争がエスカレートした場合、現在の沖縄米軍基地が同じく核開発を進めている中国の射程距離に入ることによって、トランプ氏は日本にも核抑止力を備えた防衛体制を国内の自衛隊基地に設置することを望むであろうし、それを安倍内閣が容認するのではないかと推察される。日本国内も一触即発の核防衛システムを整備するようなことになり、「専守防衛」なんて絵に描いた餅になる。アメリカと中国、ロシアとの対立が日本にも大きな圧力を加えることになる。
それにしても長い冷戦を経て、1987年漸くレーガン大統領とゴルバチョフ書記長が調印したINFをいとも簡単に離脱しようとする軽薄さには失望するばかりである。トランプ大統領が離脱宣言をした背景には、米ロを差し置いて中国が核開発を進めている事情もある。しかし、トランプ大統領には失望させられることばかりである。こんな世界の指導者にはさっさと退場して欲しいものであるが、弾劾の可能性は薄く、来年の大統領選で敗北を期待するより他に術はないか。
4282.2019年2月2日(土) 県民投票に沖縄全市町村が参加、しかし?
今月24日に沖縄で普天間から辺野古へ米軍基地移設を問う県民投票が行われる。いくら知事以下県民が反対を唱えても政府が一向に聞く耳を持たないことに対して、沖縄県として県民の生の声をそのまま政府に突き付けて移設、というより辺野古埋め立て工事を思い止まらせようとの考えである。ところが5人の保守市長が県民投票を行わないと言い出した。仮に5つの市で県民投票を実施しなかった場合、有権者の約3割が県民投票に参加出来ず、全沖縄の声をアピールするには力強さがないということから玉城知事以下移設に反対する県民にとっては頭の痛いところだった。結果がどう転ぼうと保守派が県民の真意を捻じ曲げられる恐れがある。そこで何とか県民投票を実施したいと知事が市長へお願いしていたが、けんもほろろだった。そこで知事派は一計を案じた。「賛成」「反対」の二者択一の選択ではなく、主体性のない「どちらでもない」という中途半端な選択肢を加える、つまり3つの選択肢「賛成」「反対」「どちらでもない」の中からひとつを選ぶことになった。この曖昧な声を加えることによって、保守的な市長は県民投票を受け入れることに同意した。しかし、この選択肢は賛成、反対のどちらとも受け取れ、この立場を明確に打ち出さない票が多数現れたらどう始末をつけるのか、問題を複雑にするような気がしてならない。つまりこの「どちらでもない」が為政者に都合よく解釈される恐れがあるということである。自分の有利なように話を納めるのが得意の安倍首相以下政府関係者に利用されないよう、国民はもとよりメディアがしっかり監視する必要がありそうだ。
かつて大分県佐伯市、千葉県白井市、埼玉県狭山市で市町村合併に関する住民投票で、これと似た「どちらでもよい」が導入されたことがある。最大だった佐伯市の場合約12%が「どちらでもよい」だったらしいが、ひょっとすると沖縄のケースはもっと増える可能性もある。米軍基地移設に関わる問題は沖縄だけではなく、日本各地の米軍基地問題でも考えられる問題であり、決して「どうでもよい」わけではない。それが賛成派、反対派に都合よく利用されることが心配である。それだけに5人の市長の同意を取り付けたうえで、「賛成」「反対」の二者択一を採用した方がよほどすっきりすると思っている。何とか説得出来ないものだろうか。
4281.2019年2月1日(金) 書籍の販売高がピーク時の半分
昨年8月の人間ドック検査の結果前立腺と白内障の兆候が表れていると診断され、その直後に泌尿器科と眼科で診てもらった。前者はセーフ、後者は半年後にもう一度検査しましょうということだったので、今日半年ぶりに眼科で診てもらった。幸いなことに白内障に侵されているが特別悪くなってはおらず、このまま経過措置ということで、半年後に改めて診断しましょうということだった。大きく悪化していなかったことにホッとした。
最近書籍が売れず、出版社や書店が四苦八苦していることは仄聞しているが、これは学生を主に若い人たちが本を読まないことが大きく影響している。最近は1年に1冊も本を読まないという大学生がいるというから、何のために大学へ入ったのかよく分からない。我々の学生時代とは随分変わったものになったようだ。
実際2018年の出版販売額は対前年5.7%も減少して、1996年のピーク時の半分以下に落ち込んでいることが分かった。ピーク時の売り上げが2兆6千億円強だったのに、2018年には1兆3千億円弱にまで落ち込んでしまった。しかも14年連続で前年割れという惨状である。実は、私の知る出版経営者も今年いただいた年賀状によると今年中に会社をたたむという。5年前拙著「南太平洋の剛腕投手」について小中陽太郎氏が書いた書評を取り上げてくれた。良心的な出版関係の旬刊雑誌を地道に発行し続けていたのに惜しいことである。単行本の売り上げ以上に定期刊行雑誌の売り上げが落ち込んでいるらしい。僅かに電子出版市場の売り上げだけが伸びている程度である。
根本的には若者が本を読まなくなったことが一番効いていると思う。電車内でも高齢者以外乗客の7割ほどはスマホに夢中である。我々高齢者が目の前に立っていても若者がシルバーシートに座り続けてスマホに夢中の現状は、少しおかしいとかねがね思っていたが、現実に書籍の販売が伸びないというのはスマホに人気を奪われてしまったということに他ならない。
文化の一端が崩壊したとも言えるのではないかと思う。その点では私自身も近年読書量が減って情けなく思っている次第である。スマホはやらないので、昔ほどでないにせよもう少し読書量を増やす努力を傾けないといけないと考えている。
4280.2019年1月31日(木) 自分自身のためだけにしか活動しない政治家
近年の天気予報はよく当たる。予報通り夕方に小雨が降って来た。これで庭木に放水する必要もなくなった。明日は雪が降る可能性もあるとの予報である。
さて、今朝のニュースでグアムで接触事故を起こした「にっぽん丸」船長について、事故当時飲酒の疑いが伝えられたが、その他にも昨年7月から船内における船長のおかしな行動について、船内自室から出てこないとか、電話で呼んでも応答しないという話が報道された。会社はこの件について一切コメントを発表していないが、事実とすればリーダーとして少々首を傾げざるを得ない行動だと思う。幸い我々が乗船していた時の久保滋弘船長は横浜港で下船したと思うので、当の船長は久保船長と入れ違いに乗船されたと思うが、船長名は今も明かされていない。航空機のパイロットの飲酒が大分話題になっているが、旅客の生命を預かっている立場でありながら、その意識に欠けるところがあるのではないだろうか。最近話題になったように航空会社のパイロット管理も抜け穴だらけで問題がある。監督官庁の指導にしても徹底して航空会社へ乗員管理の厳格化を要求すべきだと思う。
ついては、一昨日唐突に旧民主党時代幹事長や環境大臣など要職を務め、現在無所属の細野豪志氏が自民党二階派入りをすると報道され、まさかと思っていたところ今日二階派派閥集会で正式に二階派入りが決まった。いずれ自民党入りを考えているとの惚けたニュースも入った。細野氏の言い分が奮っている。与党内にいないとやりたいことが出来ないと我儘で理不尽なことを言っている。何を甘えているのだろうか。野党であろうと国民のために自ら目標を掲げてやり抜くことを考えるべきではないのか。旧民主党内でも前原誠司元外相と並んで身勝手なパフォーマンスで周囲の目を眩ませていたが、近ごろよほど暇になったのか、みっともない形で表舞台に再びしゃしゃり出て来た。
細野氏の言動は節操がないことおびただしく、他人に迷惑をかけることを厭わない。2年ほど前に静岡県知事選立候補を言い出したが、誰からも相手にされず取り止めた。2017年4月発売の「中央公論」誌上に憲法改正私案を発表した時は、党内から猛烈な批判を浴びた。二階派入りを知った地元静岡県の人は、あまりの変わり身の早さに呆れ、とても信頼出来ないと述べていた。政権交代により下野するや為すべきことが見つからず、一昨年漸く小池百合子東京都知事と希望の党を設立したが、国政選挙で惨敗して新党を解散した。とにかく派手な舞台で目立ちたいだけの人物で、こういう軽薄な国会議員がいるから政治家全体のイメージが低下する。このような無節操な政治家がいるうちは、政界には疑心暗鬼が渦巻き真っ当な政治は出来ないだろう。